心身の状態を良好に

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

新型コロナウイルスの感染が毎日報道され騒がれていますね。
他県ではクルーズ船の乗客や海外からの帰国者でもない人の感染、また不特定多数が利用する施設や閉鎖空間での集団感染がニュースとなり驚きや不安があるかと思います。
糖尿病は他の基礎疾患と同じく重症化のリスクの一つである可能性が指摘されています。
この時期は不要不急の外出や人混みを避けるなど、感染症対策は必要です。

それぞれの人が咳エチケット(マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って口や鼻をおさえる)を行い、アルコール含有の除菌剤や石鹸と流水による手洗いなどの感染対策を行うことが重要です。

自宅では簡単なストレッチやラジオ体操、普段しない創作活動や大掃除、ガーデニング、手の込んだ料理を作ってみるなど、どうでしょうか?

とはいえ、家に閉じこもっているばかりでもいけないと思います。
普段から血糖コントロールを良好に保つよう治療を行うことが重要であると言われているので、近所への買い物、人混みの少ない公園で運動したり、もうすぐ桜が咲く時期なので大人数でのお花見はできなくても散歩をしたりなど、軽い運動をうまく取り入れ、体を動かしながら気分転換をするのもいいかと思います。
(倉敷川沿いの河津桜が咲き始めて綺麗だったので散歩にオススメです)

心身の状態を良好に保つことがウイルスなどへの予防にもつながると思いますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

糖尿病療養指導士  3西病棟看護師 T

※写真はケアハウスドリームガーデン倉敷スタッフ撮影による倉敷川沿いの河津桜です。

 

 

舌痛症(ぜっつうしょう)の鍼灸治験

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

舌の痛み を訴えた50歳台の女性が来院されました。
1年前に喉のつまり感が現れ、舌の左側にピリピリと痛みが走るようになりました。症状が現れる頃から、環境が変わり常に気が張った状態で寝ても疲れが取れないなど慢性的な疲労感やストレスもあったそうです。既往歴で、10年前に左顔面麻痺を罹ったことがあり今も軽度の麻痺が残っています。また子供のころから胃が弱かったそうです。舌質は淡紅色で、舌体には白苔があり、脈は弱く、腹部は全体的にガス音が強いので、この患者さんの体質は「脾気虚」と「気滞」があると考えました。

漢方医学の理論では、体内の気血が滞りなく運行することで体の健康状態を維持していると考えます。舌は五臓六腑の栄養を受けており、とくに血絡が豊富で、血脈を主る「心」と気血生化の源である「脾胃」が密接に関係しているので、臓腑・気血の病変が舌に反映されます。また「心」は精神活動を担っている臓器でもあるので、過度なストレスが「心」に影響を与えることもあります。
この患者さんの場合は、脾胃が弱く気血の生成が不十分で、長期的なストレスにより気の運行が滞って舌を栄養できず、もともと麻痺が残っていた左側の気血循環の弱いところに症状が現れたと考えました。

これに対して、膻中、期門、中脘、天枢、気海、足三里、地機、豊隆、合谷、胃兪、脾兪、心兪などのツボで、脾胃の機能を改善し、気の巡りを促すようにしました。
施術を開始して数回ではあまり効果は現れませんでしたが、週1回の施術で1か月経つ頃には症状に変化が現れ、半年経つ頃には症状がない日も増えてきました。ただストレスを強く感じる時は違和感が現れることもありますが、現在も治療を続けてくれています

ヘイセイ鍼灸治療院 MK

ヘイセイ鍼灸治療院 電話:086-427-6688

インフルエンザに負けないぞ!!

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:
3月ともなりますと少し暖かくなり、倉敷川のほとりでは河津桜が綺麗な花を咲かせていますが、皆さんお体の調子はいかがでしょうか?
去年の年末あたりからインフルエンザAが日本中で猛威を振るっておりましたが、今年に入り新型コロナウイルスによる肺炎(CDVID19)が中国で流行し、日本でも拡がりつつあると毎日のようにニュースが流れています。我々予防リハビリも感染を防ぐために常に最新の情報を確認しながら対策を講じております。倉敷に住んでいるから安心というわけにいかず、実際どこにいても気を付けなければならない問題です。
※ 予防リハビリでの利用時の取り組み
■通所利用時は自宅から出る際、必ずマスクを着用。(鼻下マスクや顎下マスクはNG)
手洗い・うがい・手指消毒をこまめにする。
来所前・来所後は必ず体温測定をする。
1時間おきに窓を開け10分換気をする。
急な体調不良が起こったら我慢せず直ぐ職員へ知らせる。
水分をしっかり飲んで口の中がなるべく渇かないようにする。
昼食時は席の配置を変更し、お互い向き合わないようにする。
※ 自宅で気を付けてもらう取り組み
なるべく人込みには入らないようにする。
しっかり栄養を摂り免疫力を高める。
しっかり運動をして身体を動かす等。
基本的な感染予防対策ではありますが、大切なポイントです。
最初こそ窓開けは寒くて辛いと言われていた方々も、体操をして身体が暖かくなっている時間に窓開けをするようにすると、今では「換気のおかげでインフルエンザにかからん、慣れたら10分位あっという間で逆に気持ちが良いくらい」「換気の大切さを改めて確認できた」と言われる方も増えました。
そしてもう1つこの季節には、脳トレの時間に【インフルエンザ◯×クイズ】をしています。「知っとるようで知らんかった」と言われる方もいて楽しみながらインフルエンザ予防の知識を増やしてもらっています。
今のところ予防リハビリの方は、誰一人インフルエンザにかかることなく皆様元気に過ごされています。これからも引き続きインフルエンザに負けないように予防リハビリみんなで対抗していこうと思います。
予防リハビリ 介護福祉士 M
◎お問い合わせ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128     (相談員:大段、川原)

通所リハビリの共同作品「春」(令和2年3月)を飾りました

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

今月の作品のテーマは「春」です。
春と言えば【桜】ということで今回は枝垂桜を作成しました。
桜をたくさん作り、重ね合わせて立体的に仕上げています。その桜をかわいい毛糸で繋げて枝垂桜にしました。全体的に和風な印象ですね!!
最初は桜だけを重ねて作成していましたが、「もっと立体的にしたら可愛いかも」との意見をいただき、お花紙を丸めて土台にしました。
真ん中にある川は金色・水色・緑色の折り紙でちぎり絵をし、緩やかな流れを表現しています。

暖かな春のイメージが浮かぶ作品に仕上がりました!
これから暖かくなっていくと良いですね。

       通所リハビリテーション 介護福祉士 H

栄養科通信 vol.151 「ウイルスに負けない体作りのために」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

新型コロナウイルスが国内をはじめ全世界で流行していますが、インフルエンザやその他の感染症にもまだまだ注意が必要です。

感染症にかからないようにするためには、手洗いやマスクの着用などウイルスを体の中に入れないことはもちろんですが、免疫力が低くなると様々な病気にかかりやすくなってしまうため、免疫力を高めウイルスに負けない体を作ることも重要です。
そのために大切なのが腸内の環境を整えることです。腸内に約6割あるといわれている免疫細胞の働きを維持するためには、食生活が非常に大切です。免疫力を高める食材を、毎日少しずつでも摂取することが良いとされています。

免疫力を高める主な栄養素、食材は以下の通りです。

①発酵食品:乳酸菌が善玉菌の活動を活発にして、菌が腸内に進入するのを防いだり悪玉菌の増殖を抑え、腸内環境を良くする。
食材:味噌、納豆、ぬか漬け、キムチ、ヨーグルト、チーズなど
②食物繊維:便秘を予防したり、善玉菌がすみやすい環境を整えたりする。
食材:野菜、きのこ、海藻類、大麦など
③ビタミンエース(ACE)
・ビタミンA(β-カロテン) :口や鼻、皮膚などの粘膜を菌やウイルスから守る。
食材:緑黄色野菜、豚や鶏のレバーなど
・ビタミンC:コラーゲンの生成に不可欠で、皮膚や粘膜、血管などの健康維持に役立つ。
食材:野菜や果物、芋類など
・ビタミンE:血流の流れを良くしたり、体の老化を防いで細胞を若々しく保つ。
食材:ナッツ類、アボカド、カボチャ、うなぎなど

これらの食品を食べれば必ずしも病気にかからないというわけではありませんが、免疫力を高める効果のある栄養素、食材を意識しながらバランスよく食べることが大切です。その他にも、適度な運動やストレスを溜めない、十分な休息や睡眠を取るということも大切です。
腸内環境が良い状態の時には、便秘が解消され便もバナナのような形状で黄褐色であったり、放屁(おなら)の臭いも気にならなくなります。腸内環境改善の目安にしてください。
ウイルスに負けない体作りを心がけ、感染症にかかることなく健康な生活を送っていきましょう!

参考:厚生労働省 e-ヘルスネット、公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット

管理栄養士MS

倉敷平成病院では、新型コロナウイルスの検査は実施できません

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

令和2年3月6日より、新型コロナウイルス感染の有無を調べる検査が保険適用となりましたが、当院は感染症指定医療機関では無いため、検査は実施していません。ご了承下さい。

新型コロナウイルス感染がご心配な方は、「帰国者・接触者相談センター」へご相談ください。
倉敷市の「帰国者・接触者相談センター」は、倉敷市保健所 ☎086-434-9819です。

※倉敷市の帰国者・接触者相談センターの電話番号が2020年4月17日より変更しています。☎086-434-9819 よろしくお願い申し上げます。

健康寿命をあげられる!?

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

まだまだ寒かったり、たまには温かいと感じる日があったりと季節の変わり目の時期となりました。体調管理が大切な時期ですね。
新型コロナウイルスが世間で注目されているため、体調管理に気を付けている方も多いと思います。今後も手洗い、うがい、アルコール消毒などして対策していきましょう。

さて、今回は健康維持について興味深い情報を聞いたのでそれを紹介したいと思います。
それは、ミトコンドリアを活性化させると身体や様々な臓器に良く、長寿にもつながるそうなのです。
ミトコンドリアとは身体に必要なエネルギー(ATP)を作るのに重要な器官です。

ミトコンドリアは身体のエネルギーが使われて、ミトコンドリアがエネルギーを作ろうと働きかけることによって活性化します。つまりエネルギーが必要と感じさせることです。ではミトコンドリアの活性化にはどうすればいいのでしょうか。

1つは運動をすることです。運動によって体の酸素が使われてエネルギーが必要状態になります。
もう1つは空腹状態の時間を作ることです。極端な食事制限は身体に悪いですが、1日1食控えるなど多少の食事制限は身体に良いらしいのです!ただ、個人的には食事制限は辛いですが、、、

運動によってサルコぺニア(筋量・筋力が低下し身体機能が低下すること)やカロリーコントロールを加えることで生活習慣病の予防にもつながるので、ぜひ試してみるのはいかがでしょうか!?

糖尿病療養指導講演会(2020.2.16)参考

臨床検査部 YM

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、営業訪問自粛のお願い

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

取引先担当者様各位

平素より当院の円滑な運営のため、多くのお取引先様に支えていただいておりますこと、深く感謝を申し上げます。
さて、現在日本では新型コロナウイルス感染拡大への対策として政府よりイベント開催自粛や全ての小・中・高校への休校要請など、様々な対策が講じられております。岡山県内では今のところ新型コロナウイルスへの感染例は報告されておりませんが、当院でも、新型コロナウイルス流行拡大防止のため、職員一丸となり感染予防の徹底を図っているところであります。
そこで、お取引先の企業・業者様におかれましては、以下にご留意くださいますよう、お願い申し上げます。

① 原則として、当院内での営業活動を目的とした面会、ご訪問を当面の間自粛されるようお願い申し上げます。期日は本日より、日本政府による終息宣言が出されるか、もしくは当院より改めて情報公開させていただくまでと致します。

② 講演会の開催や中止に関する案内などについては、メール・電話による手段をご検討ください。

③ 緊急の情報提供・ご用件については、当院の担当者まで電話にて内容をご説明いただき、必ず事前にアポイントをとったうえでご来院ください

④ 訪問される際には、手指消毒・マスク着用などの感染予防をお願い致します。
(マスクはご自身でご用意をお願いいたします)

※尚、訪問自粛の要請につきましては、全仁会グループ(社会医療法人 全仁会・社会福祉法人 全仁会・(有)医療福祉研究所ヘイセイ)全てにおいてのお願いとなります。

皆様のご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

令和2年3月2日

倉敷平成病院 院長 高尾 芳樹

新コロナウイルス感染症の拡大防止のため、訪問自粛についてのお願い

新しい貸出本を追加しました『家族のためのユマニチュード』

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは。今世界が、日本が、新型コロナウイルスの影響によって大変な状況になっていますね。まだまだ落ち着かないようですが、咳エチケットや手洗い等の基本的な予防をしっかりしつつ、冷静に対応しましょうね。

さて、この度認知症疾患医療センターにあります貸出本に新しい本が追加されました。
その中の一冊、『家族のためのユマニチュード』(著者イヴ・ジネスト ロゼット・マレスコッティ 本田美和子)をご紹介します。

“ユマニチュード”という言葉をご存じでしょうか?本の中では『「あなたのことを大切に思っています」その気持ちを伝える技術がユマニチュードです。』と記されています。ユマニチュードではケアをするときにはいつも4つの柱見る・話す・触れる・立つを用いて行います。これを聞いて「そんなんいつもしとるわ・・・」と思う方もおられると思いますが、それは自分がやりやすいようにしていないだろうか?意識的にしているだろうか?と考えてみると・・・いかがでしょうか。介護だけではなく、日常生活でも何かをする際に、ただやるだけではなく少し何かを意識しながらするといつもとは少し違う結果になることありませんかね。

また、本の中には『認知症の人の特徴とその対応』や実際の対応方法など優しいイラスト付きで記されています。気になる方はぜひ認知症疾患医療センターをお訪ねください。

本の最後に『愛情を表現することをためらわない』と記されています。なかなか、特に家族であると愛情表現だなんて恥ずかしい、と思われる方が多いと思います。
「ありがとう」の一言すらなかなか出てこないこともありますよね。家族がいつどんな状況になるか分かりません。毎日を大切に過ごしならが、少し意識をして「私にとってあなたは大切な存在」と言葉や行動で示してみるのはいかがでしょうか。

精神保健福祉士 P

老松中洲高齢者支援センターより「ひな祭りクッキング」開催報告

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

世の中は、新コロナウイルスのことで話題になっています。
そうなる前の2月18日に老松中洲高齢者支援センター主催の栄養改善教室として、楽しみながら季節を感じるメニューを倉敷平成病院の管理栄養士さんの協力でひな祭りクッキングを開催することが出来ました。
ワイワイガヤガヤと賑やかな会になりました。参加者57人
「楽しかった。」「おいしかった。」「簡単で、家で孫たちに作れる」と喜んで帰っていただきました。
参加者皆様の声で私達も元気をもらっています。
これから来年度に向かい教室検討中です。
楽しく学んでいただける教室を目指して頑張ります。

 

なお、昨今の現状を鑑み3月の教室を中止させて頂きます。

支援センター MOMO