倉敷平成病院売店(サービス棟1階)の令和3度年末年始営業のご案内です。
年末12月29日(水)17時まで通常営業。
12月30日~1月3日の間はお休みです。
1月4日(火)より通常営業いたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
秘書・広報課
倉敷平成病院売店(サービス棟1階)の令和3度年末年始営業のご案内です。
年末12月29日(水)17時まで通常営業。
12月30日~1月3日の間はお休みです。
1月4日(火)より通常営業いたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
秘書・広報課
朝晩の冷え込みも徐々に厳しくなり、冬がもうそこまでやって来ていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、2020年1月に初めて日本で新型コロナウイルスが確認されてから、もうすぐ2年が経とうとしています。この新型コロナの感染拡大は、地域の介護予防にも大きな影響を与えています。
感染拡大前は、多くの地域で「サロン」や「介護予防・健康教室」といった集いの場が開かれ、予防リハビリも微力ながら講師派遣という形でご協力をさせていただいていました。
これら集いの場は、単に運動をしてもらう、健康に関する知識を身につけてもらうといった目的だけでなく、人と人とが顔を合わせて繋がり合う大切な機会となっていました。私も数多くのサロンや健康教室にお邪魔しましたが、地域の皆さんが試行錯誤しながら地域住民同士の繋がりを深めようとされる姿に、多くのことを学ばせていただきました。
しかし、新型コロナ感染拡大に伴い、人が集うことが感染のリスクとなり、多くの集いの場が自粛を余儀なくされました。予防リハビリへの講師依頼もほとんど無くなり、開催を予定していた健康教室でも、間近に中止せざるを得ないケースがありました。これらの影響で、外出機会が減ってしまった方や、閉じこもりがちになってしまったという方も多くおられたということを伺いました。
介護予防においてはいかに日々の活動量を維持・増加できるかが非常に重要となります。ですから新型コロナは介護予防にとって天敵と言えます。
現在、感染者数減少に伴い、感染予防対策を徹底しながら集いの場が再開されてきています。11月は予防リハビリもいくつかのサロンや健康教室に講師派遣をさせていただく予定となっています。もちろん油断は禁物で、今後の感染再拡大にも注意が必要ですが、また皆さんとお会いできることを楽しみに、地域の方々の健康増進、介護予防の一助になれるよう日々精進していきたいと思っております。
これから寒さが厳しくなりますが、体調管理に気をつけて活気ある日々を過ごしていきましょう。
予防リハビリ 理学療法士 S
◎ お問合せ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(相談担当 大段) ※営業時間9:00 ~ 17:00
糖尿病の食事療法では、炭水化物、たんぱく質、脂質をバランスよくとることが大切ですが、それらの代謝や合併症予防に関わるビタミンも重要な役割を担っています。
その中でもビタミンB1は血液中のブドウ糖をエネルギーに変換する際に必要なビタミンであり、ビタミンB1が不足すると、ブドウ糖から十分にエネルギーを産生できなくなるため、血糖値が下がりにくくなります。
ビタミンB1はインスリンが不足することにより欠乏しやすいといわれており、欠乏すると食欲不振、疲労、だるさなどの症状が現れます。また、重症な場合は脚気やウェルニッケ・コルサコフ症候群を引き起こし、さらに重篤になると死亡することもあります。
多く含まれる食材として玄米や豚肉、豆類、種実類があげられます。主に玄米がビタミンB1の摂取源だった日本では、精白米を食べるようになって以降、脚気にかかる人が多くなり、江戸患いとも呼ばれていました。現代でも、インスタント食品などの利用の増加により、ビタミンB1が不足し、脚気にかかる人もいるといわれています。
普段の食事からビタミンを摂取することを意識すると、血糖コントロールにつながります。血糖コントロールが悪くなってから急にサプリメントなどでたくさん摂取すればよいということではありません。普段の食事から様々な食品をバランスよくとることを意識してみてくださいね。
参考:さかえ2020年12月号「食事療法に必要なビタミン」
糖尿病療養指導士、管理栄養士 AT
今年は10月に入っても夏のような暑さが続いたり、そうかと思えばいきなり冬の様な寒さになったりと、秋がどこかに忘れられた感じです。
秋と言えば、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、行楽の秋等々、本来ならば旅行や買い物、食事ツアーなど、2年前には当たり前のように毎年、毎月行っていた行事が中止となり、今やどこにも行けず我慢を強いられている入居者の皆様に少しでも旅行気分を味わっていただこうと、デイサービスドリームでは、10月15日映像で巡るビデオ旅行を計画しました。
今回の目的地は石川県金沢市。岡山駅からのぞみに乗って新大阪へ。特急サンダーバードに乗り換えて約4時間、世界で最も美しい14駅の1つとして日本で唯一選ばれた金沢駅に到着です。金沢の伝統工芸の一つである琴の音色の発車メロディーを聴きながら兼六園口にあるおもてなしドームに向かいます。鼓門をくぐり各名所を巡ります。昔の記憶を辿りながら映像を楽しまれている方もおられました。普段寡黙な男性が眼を輝かせて、行ったことがある場所を教えてくださいました。金沢と言えば、美味しい食べ物も楽しみの一つです。豊富な海の幸や金沢おでん、郷土料理の治部煮やべろべろなど見ただけでお腹がすいてきます。金箔ソフトは豪華絢爛。旅の終わりはお土産選び。五彩手という色鮮やかな上絵付けが特徴の久谷焼きはどれも素敵で迷ってしまいます。伝統工芸である加賀てまりや加賀ゆびぬきはカラフルで見ているだけで楽しく、「私ならこの色。私はこっちがいいわ。」と、特に女性は夢中になっておられました。
駆け足の旅行も終盤。倉敷&金沢コラボとして、児島の塩羊羹に本場金沢から取り寄せた金箔をのせ、ケアハウスで採れた柿と一緒におやつに食べて頂きました。皆さまにお喜び頂き、旅はお開きとなりました。また本当の旅行に行ける日が待ち遠しいです。
介護士N
11月に入り、急に気温が下がり寒くなってきましたね。
今回は、睡眠と生活習慣病との深い関係についてお話ししたいと思います。
私たちが生きていくうえで、睡眠はなくてはならないものですが現代人の生活は夜型化しており、日本人の平均睡眠時間は50年前に比べると約1時間も短くなっていると言われています。
最近の研究では、睡眠不足が生活習慣病を引き起こすこともわかってきました。
まず遅くまで起きている人や、眠りの浅い人などは、常に緊張状態である交感神経が優位となって血圧が高い状態が続くため、高血圧を招くと考えられています。
次に睡眠不足は血糖値をコントロールするインスリンというホルモンの働きを悪くするため、糖尿病の発症リスクを高めることがわかっています。
さらに、睡眠不足になると食欲を調整するホルモンに影響して食欲を増大させるため、肥満を招くと考えられています。
快眠を誘う生活習慣のポイントは
①1日3食の食事を規則正しくとる
②寝る時間と起きる時間を毎日一定にする
③朝、カーテンを開けて自然光を浴びる
④就寝3時間ぐらい前に適度な運動を習慣にする
⑤入浴は就寝する2~3時間前までに行う
⑥カフェインが含まれる飲食物を避ける
⑦就寝前にPCやスマートフォンなどの画面を長時間見ない
などを心がけるようにするといいそうです。
生活習慣病を防ぐためにも快眠を得るためにも、良い生活習慣を身につけましょう!“
参考文献
・眠りの質を高めよう! 全国健康保険協会
・快眠と生活習慣 e-ヘルスネット(厚生労働省)
臨床検査部 Y・K
以前から準備を進めておりました『第56回のぞみの会』の動画、第一弾が本日11月8日(月)9時から配信開始となりました。
第一弾では倉敷平成病院 理事長 高尾聡一郎 先生による「開会のご挨拶」と倉敷平成病院 内科部長 都築 昌之 先生による勉強会「便秘って病気なの?」を公開しております。
ぜひご覧ください。
動画は今年のテーマ「コロナに打ち勝つ体と脳と心~全仁会が支える新しい医療とケア~」に沿った内容で、毎週月曜日9時頃から随時配信予定です。お楽しみに!
また、冊子も11月2日(火)より外来に設置しております。ご希望の方は発送もいたしますので、申し込みフォームよりご連絡ください。
詳細・お申込みフォームはこちら
次回動画は11月15日(月)「教えちゃいます 私の健康法」を公開予定です。
第56回のぞみの会実行委員
コロナ禍で家にいることが増えて、スマートフォンやパソコンなどの使い過すぎで目を酷使していませんか。生活環境が一変するなか、目の不調を訴える人が増えています。主な症状は目のかすみ、痛み、充血などで、進行すると頭痛、めまい、肩こり、吐き気なども伴うこともあります。皆さんは、疲れ目やかすみ目を感じることはありませんか。そこでIT機器で酷使される現代人の目を守る栄養素や食材をいくつか紹介します。
①ビタミンA
角膜の細胞を作り換え、表面を保護する粘膜を健康に保つ働きがあります。不足すると、暗いところが見えにくくなり、角膜の透明度の低下などの症状が見られます。小松菜や人参、南瓜、レバーなどに含まれます。
②β-カロテン
体が必要とする量をビタミンAに変換し、残りは体内に蓄積されます。眼精疲労に効果があります。南瓜やモロヘイヤ、インゲン、人参などに含まれます。油が加わると吸収力がアップしますので炒めるか、サラダにしてドレッシングに和えると効果的です。
③ビタミンB群
ビタミンB1とB12には、視神経や筋肉の疲労を解消し、視力低下を防ぐ効果があります。ビタミンB1の不足から起こる疲れ目もあるので意識的に摂りましょう。ビタミンB1は、米や豚肉、豆類。ビタミンB12は、しじみやイクラ、牛レバーなどに含まれます。
④タウリン
視神経や筋肉の緊張をほぐす作用があるため、疲れ目の改善に効果的です。タウリンは、まぐろやサバなどの魚肉の血合いや貝類に含まれます。
目は重要な感覚器官であり、脳の情報の80%以上は視覚を通して集められるといわれています。疲労をためると、目の疲れや充血がみられます。目の健康を守るために、普段から目に良いとされるビタミン類を含む、バランスの良い食事を心がけていきましょう。目の休養やスマートフォンを見すぎないことなども大切です。
管理栄養士 MA
前回、令和2年3月7日(土)に開催を予定しておりました「第18回市民公開講座もの忘れフォーラム」は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、参加者の皆様の安全と感染拡大防止を考え、やむを得ず開催中止となりましたが、今年はWEB配信にて開催をさせていただくことになりました。
一度は開催中止となりましたが、再び、2人の先生を講師にお迎えし、認知症施策推進大網の両輪としても掲げられている「共生」と「予防」について学んでいきましょう。
開催方法としては、YouTubeにて令和3年11月20日(土)AM10時~令和3年12月31日(金)午後PM5時までの期間限定配信といたします。配信期間内であれば、何度でも視聴可能ですが、配信期間を過ぎてしまうと視聴はできませんのでご了承ください。
参加方法は
①インターネットにて『https://youtu.be/PxCo5RukXV8』へアクセス
②スマートフォン等でQRコードで読み取る
③倉敷平成病院のホームページから『http://www.heisei.or.jp/』のアクセス
となります。
事前の申込も不要となり、どなたでも視聴いただけます。
是非、多くの方々がご視聴され、学びを深めていただければと思います。
認知症疾患センター 精神保健福祉士 K
介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格は5年更新制となっており所定の研修を受けることが義務付けられています。先般、その研修を私も受けてきました。コロナ禍のなか開催されるかどうか心配でしたが、日程の延期や講義のオンライン化など感染状況を鑑みながら事務局が適切に対応して下さったおかげで無事に修了することができました。
介護支援専門員の研修は、通常、かなりの時間がグループワークに割かれます。グループはたいてい6人1組、朝から夕方まで延々と事例検討を行います。年齢も経験も考え方も異なる初対面同士のグループワークは毎回とても緊張しますが、次第に打ち解けて最終日には解散が名残惜しくなることも珍しくありません。ですが今回は感染防止のため対面での意見交換はほとんどなく、各自が記入した演習シートを前後左右の4人で回覧するといった異例のワークでした。いつもなら意見交換を通じて気付きや発見が得られグループそのものが深化していくのですが、今回はどちらかと言えば個人ワークに近いものでした。それでも他の人が書いたシートを読むと表現の仕方やまとめ方、言葉の選び方など勉強になることがとても多く、自分もこんな風に的確に表現できたら・・・と感じることが数多くありました。演習シートの交換を重ねるにつれ、比較的すんなり考えをまとめてスラスラ書かれたものか、なかなか考えがまとまらず苦労しながら書かれたものか、そんなことも読み取れるようになりました。
普段の業務では、ご利用者の方、ご家族の方、サービス事業所の方など、さまざまな方とお目にかかったり電話を通じて直接お話することが多いのですが、書面でのやり取りも決して少なくありません。書き言葉で伝えたことを受け取った相手がどのように感じるか、今一度振り返り、相手の立場に立って言葉を大切にしながら丁寧にお伝えしていくことを心がけたいと改めて感じました。
当ケアプラン室には現在12名の介護支援専門員が在籍しています。介護のことでお困りのことがありましたらお気軽にご相談下さい。
ケアプラン室 A
今年は秋の気配を感じる間もなく、急に冬が訪れたような冷え込みとなりました。日中との寒暖差が激しい日もありますが、体調は崩されていないでしょうか?今年はインフルエンザの流行予測も報道されていますので、ご用心ください!!
さて、倉敷老健では例年であればこの時期に、ご家族の皆様もご招待させて頂き「秋祭り」を開催するのですが、今年度もお祭りの開催は断念しました。しかし、岡山県での新型コロナ蔓延防止等重点措置も終了して「ステージⅠ」となりましたのでお祭りの代わりに何か入所者様に喜んでもらえる行事が出来ないかと検討して、10月27日にフロア毎でのお楽しみ会とおやつバイキングを開催しました。2階フロアでは「職員写真館」と題して、幼少期から成長に合わせて職員の写真を見てどの職員か当てるクイズや、国語の脳トレクイズを行いました。「職員写真館」では子供の頃の写真に「かわいいね~」と歓声があがり、「誰?誰?知ってる?」などと皆さん真剣に考えて積極的に回答して下さいました。3階と4階フロアでは、目の前のテーブルの上をスライドしていく的を狙った玉入れゲームをチーム戦で行いました。普段は控えめな入所者様も、一生懸命手を伸ばして玉を投げておられました。優勝チームには職員が手作りした金メダルを贈呈させて頂き、記念撮影を行いました。折り紙とリボンで作成したメダルですが、皆さんとても喜んで下さり素敵な笑顔を見ることができました。マスク着用や手指消毒などの感染対策を取りながら大きな声での声援もできない状況ではありましたが、久しぶりに日頃とは違う取り組みにより入所者様が楽しんでいる姿を見ることが出来て職員も本当に嬉しく感じました。
おやつバイキングでは、以前から要望の多かった果物3種類と栗のケーキや芋羊羹にアップルパイなど秋をイメージしたおやつ10種類を用意しました。写真入りのメニュー表から好きなおやつ選んで頂き、テーブル毎に専属の職員が各自の皿に取り分けて感染対策に努めました。ポスターを掲載した時から楽しみにして下さっていた方も多く、皆様熱心にメニューの写真を見ながら「これ食べたい」、「こっちがいい」と積極的な発言が聞かれていました。普段は介助が必要な方や食の細い方が自らスプーンを持って美味しそうに食べている姿もみられ、好きな物ならしっかり自分で食べる事ができるのだと再確認しました。また、委員の予想では和菓子が人気だと思って準備しましたが、ロールケーキ等の洋菓子の方が人気でびっくりしました。短い時間でしたが、入所者様に満足して頂ける1日になったのではないかと思います。
現在は、新型コロナ感染者も減っていますが、油断は出来ない状況です。感染対策に努めながらコロナ禍でも入所者様に楽しく過ごして頂けるように、今後も職員一同で工夫出来ることを探していきたいと思います。
倉敷老健 介護士 T・M