骨粗鬆症の治療を開始し早くも3年が経ちました。内服薬のみに頼らず自身で行えることとして「カルシウムを効率的に取り入れる 3つのコツ」をご紹介します。
1:朝食を抜かない!
食事を抜く人は慢性的な栄養不足になりがちです。朝食にカルシウムを多く含むチーズ、納豆、野菜たっぷりお味噌汁などを食べる。
2:ウォーキングをする!
骨は負荷がかかるほど強くなります。ウォーキングなど軽くても骨に重力や適度な衝撃が加わる運動を続けることが効果的です。また、紫外線によりカルシウムに必要なビタミンDが生成されるため太陽の光を浴びながらのウォーキングがおすすめです。
3:カルシウムのサポート成分を摂る!
カルシウムはもちろん、骨作りのサポート役のビタミンK、マグネシウム、亜鉛、骨の質を高める葉酸、骨のしなやかさを担うたんぱく質など意識的に摂るように心がけましょう。
そして、内服薬の効果確認のための定期検査も欠かせません。また、骨密度が気になる方は当院脳ドックセンターでも「骨塩定量検査」を行っておりますので健診を受診の際にはオプションで追加検査されてはいかがでしょうか。
一度低下してしまった骨密度を上げることはなかなか難しいです。しかし「これ以上低下しないように」継続していくことが大切だと思います。
脳ドックセンター ももっこ
イラスト:いらすとAC