初秋の季節となりました。コロナ禍も少しずつ落ち着き、面会が再開した中、少しでもご入所者の方に喜んで頂けるように、9月に敬老会を開催しました。
倉敷老健では、今年の記念品として、ご入所者の方皆さまにチェック柄の膝掛けをプレゼントさせていただきました。「これからの時期に使えそう」「暖かい」ととても喜んでおられました。
来年の敬老の日もご入所者の方がお元気で、笑顔いっぱいで楽しんで過ごせますように、心より皆さまのご健康とお幸せをお祈りしています。
倉敷老健 Y.O
初秋の季節となりました。コロナ禍も少しずつ落ち着き、面会が再開した中、少しでもご入所者の方に喜んで頂けるように、9月に敬老会を開催しました。
倉敷老健では、今年の記念品として、ご入所者の方皆さまにチェック柄の膝掛けをプレゼントさせていただきました。「これからの時期に使えそう」「暖かい」ととても喜んでおられました。
来年の敬老の日もご入所者の方がお元気で、笑顔いっぱいで楽しんで過ごせますように、心より皆さまのご健康とお幸せをお祈りしています。
倉敷老健 Y.O
このたび、老松・中洲高齢者支援センターでは「認知症サポーター養成講座」を、11月28日(火)に、会場に「玉島信用金庫倉敷支店」をお借りして開催することとなりました。
現在、ご参加者を募集しております。
今までは公民館等の公的な施設をお借りして開催することが多かったのですが、このたび、玉島信用金庫さんのご厚意で会場をお借りすることができました。
日時:11月28日(火)10時~11時30分
場所:玉島信用金庫 倉敷支店
「認知症サポーターとは」認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族を温かく見守る地域の応援者です。
「認知症サポーター養成講座」を受講した方が認知症サポーターとなります。
【講座の内容】
●時 間:90分程度
●内 容:「認知症ってなあに?」「どう接したらいいの?」など認知症の理解や基本的な対応方法について学びます。
受講は無料・定員は30名程度を予定しています。
お申込みは お電話086-427-1191 老松・中洲高齢者支援センター 岡本・平松・坂井田 まで
どうぞよろしくお願い申し上げます。
老松・中洲高齢者支援センター 平松
老松中洲高齢者支援センター 認知症サポーター養成講座チラシPDF
※おかげさまで定員に達しました。また改めて開催報告をさせていただきます。
酷暑続きの夏がようやく終わりを告げ、待ち遠しかった秋の足音が聞こえてくるようになりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
とりわけ朝の空気はとても気持ちが良く、出勤時の道のりも、これまでと違いゆっくりと楽しみながら歩けるようになりました。駐車場から事務所まで、ほんの5分程度の道のりですが、道端の草花や樹々の枝葉が季節の移り変わりとともに変化する姿を眺めるのは、とても楽しいものだと改めて気付かされる今日この頃です。
そんな毎朝の楽しみに、いつしか小さな生き物が仲間に加わりました。雀です。はじめは気がつかなかったのですが、この雀たち、私が近づいても慌てて飛び立つ様子がありません。それどころか、こちらの様子をじっと伺っているようにも見えるのです。ずいぶん人に慣れている雀だなあ、もしかしたら私のことを覚えて待ってくれているのかなあ・・・そんなふうに思うと小さな雀がいっそうかわいく思えてきます。ですが、そんなはずはありません。何日も何日も不思議な気持ちで雀を眺める日が続きました。そしてある朝、謎が解けたのです。
ある日、高齢の女性が手押し車を押しながら私の前を歩いておられました。その方の左手からはお米がポロポロとこぼれ落ちています。よくみると左手にはお米が入ったビニール袋を握りしめておられるではありませんか。雀はこの方を待っていたのでした。ああ、そうだったのかと思いつつ、女性の後ろ姿とお米をついばむ雀たちを交互に眺めながら、とても愉しく心温まる思いでいっぱいになりました。この方は餌をやりながら心の中で雀に何を語り掛けておられるのでしょう。小さな生き物との交流は癒しであったり元気の源であったりするに違いありません。どうかこれからもお元気で、こんなふうに雀たちとの交流を楽しんでいかれますように、と思った秋の朝でした。
介護のことでお困りのことはありませんか。私たちケアマネジャーはご利用の皆様が住み慣れたご自宅で安心して生活できるようお手伝いさせて頂いています。12人のケアマネジャーがお待ちしていますので、いつでも気軽にご相談下さい。
ケアプラン室 TA
イラスト:イラストac
10月10日(火)より東出入口がご利用いただけるようになりました。
サエラ薬局・老松保育園・ピースガーデン倉敷などがある側、東駐輪場のそばの出入口です。
面前薬局に近い出入口のため、特に処方がある方には便利がよくなったと思います。
利用可能な時間は正面玄関・西玄関(老健側)と同様です。
夜間・祝日は引き続き夜間・救急出入口をご利用ください。
【開閉時間】
◇東出入口
月~金 7時45分~19時
土曜日 7時45分~14時
日・祝 閉め切り
◇夜間・救急出入口
月~金 17時15分~翌朝7時45分
土曜日 12時30分以降
日・祝 終日
やっと全ての出入口がご利用いただけるようになりました。
ご来院の皆様にとってさらに便利で頼っていただける病院になるよう、些細なことでも一つずつでも、変わっていきたいと思います。
広報課
第12回日本認知症予防学会学術集会「認知症予防のための多職種協働と地域連携」をテーマに、2023年9月15日16日17日の3日間にわたり、朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター(新潟市中央区)にて開催されました。
当院からは、5名が参加しました。
涌谷センター長は、「運転免許を返納するときの患者の心情に関する考察ー具体的事例を通してー」のタイトルでポスター発表と口演「認知症の診断1」での座長をされまいた。
菱川脳神経内科部長は、口演「認知症の診断1」で座長、また、第13回認知症予防専門医教育セミナーでの講師をつとめられました。
また3名のスタッフはそれぞれ口演発表をいたしました。
発表者からのコメントを紹介します。
■「記憶障害からBPSDが出現している入院患者へのアプローチ-メモリーノートを用いての統一的対応-」 森永 ゆりこ(ST・CP科 公認心理師)
CP(公認心理師)からは、心理師が関わっていた入院患者さんの事例について発表しました。落ち着いて入院生活を過ごせるよう、他職種と連携しながら対応にあたった事例でした。発表に関して、「認知症の分野で心理師が介入しているケースは、よくあることなのでしょうか?」との質問をいただきました。精神科や心療内科など精神医療の分野や、教育分野に比べると、認知症領域での心理師の活動というのは、まだまだ珍しい(新しい)方なのだと実感しました。様々な職種の方に心理師の活動を知っていただき、もっと現場で必要とされる存在になれるよう、これからも研鑽を積んでいきたいと思います。
■「病棟配置薬の整備による入院患者への睡眠薬適正使用の取り組み」 市川 大介 (薬剤部部長)
病棟配置薬の工夫による睡眠薬適正使用の取り組みについて学会発表しました。コロナ対策が緩和されて久しぶりの現地集合開催で、緊張感のある中で無事に発表を終えることができました。学会参加した方々と美味しい地酒も堪能しました。
■「認知症予防における頭痛患者へのアロマテラピー」 上野 節子 (秘書課副主任)
認知症予防における頭痛患者へのアロマテラピーについて発表しました。片頭痛(特に女性片頭痛)が認知症に与える影響があると報告されています。嗅覚の情報は、一早く記憶を司る海馬がある大脳辺縁系に届き、記憶を喚起する伝達経路となっています。ラベンダーとゼラニウムの精油を使用し、オープンラベル・クロスオーバー法を施行。急性期頭痛治療薬の使用率や仕事家事への影響を減らし、月経関連期間の平均頭痛日数、回数、程度の軽減、何よりも高いリラックス効果を認めました。平成病院のメンバーと新潟の地で発表内容は違いますがあらゆる方向から活動を発表できたことを嬉しく思います。
秘書課 U
10月は気候も良く過ごしやすいですが、夏の紫外線によるダメージや、気温、温度の低下で肌トラブルや悩みが多い季節です。
また、年齢を重ねることで、肌にハリがなくなったり、シワやたるみが気になってくる方も多いと思います。
老化の原因とされているのは、日頃体内に取り込んでいる酸素が活性酸素に変化し、過剰に発生することによる体の酸化、糖分の過剰摂取により急激に血糖値が上昇することで起こる体の糖化、加齢によるホルモンの減少が挙げられます。
トラブルが起きやすくなった肌に潤いを与えてお手入れをすることを「エイジングケア」と呼びます。
エイジングケアはスキンケアをイメージしますが、それ以外に食習慣の改善も効果的であると考えられています。
エイジングケアにつながる食習慣について紹介します。
・食事は腹八分目までにする…満腹になるまで食べるのではなく、腹八分目にすることでカロリーの過剰摂取による体の糖化を防ぐことができ、老化の抑制が期待できます。ただし、食事を減らすことで栄養が偏らないように気をつけましょう。
・食べる順番を意識する…血糖値を緩やかに上昇させるためには、最初に食物繊維を含んだ野菜、次に肉や魚のたんぱく質、最後にごはんや麺などの炭水化物の順番で食べるのが理想です。
・エイジングケアに効果的な食べ物を摂取する…たんぱく質や野菜は体の酸化を防ぐ抗酸化作用があり、豆腐や納豆など大豆イソフラボンを含んだ食品はホルモンの働きを補う効果があります。
生活習慣を整えることで体の内側からケアができるので、女性だけでなく男性にも効果的です。
食生活を見直し、冬の乾燥に負けない肌をつくりましょう。
管理栄養士 R.Y
※イラスト:イラストAC
9月27日(水)、日本臨床倫理学会副理事長の稲葉一人先生をお招きした倫理事例研修会が開催され、72名の職員が参加しました。昨年は新型コロナの影響でオンラインでの開催でしたが、今年は4年ぶりに対面で開催することができました。
日本臨床倫理学会副理事長 稲葉一人 先生
まず稲葉先生から「臨床倫理の基礎」についてのご講演をいただき、その後4階西病棟の「身体抑制緩和に苦慮した事例」、南町ケアプラン室の「本人の真の意向に寄り添う事の難しさを感じた事例」の2事例について、多職種で構成された8グループで検討会を行いました。
検討会ではどのグループも活発な意見交換ができ、多くの意見・提案が発表されました。苦慮したことへの共感や、違った視点からの意見が得られたようで、事例を提出した2部署の職員の晴れやかな表情が印象的でした。
臨床現場での悩みやモヤモヤした気持ちを共有して様々な視点からの意見を出し合うことで、現場での不安の解消や患者さんの思いに寄り添ったケアの提供につなげていくことができると実感できました。
今後も医療倫理コンサルテーションチームの一員として、日頃職員の皆さんが業務上直面する倫理的課題に対する不安やモヤモヤを解消する一助となれればと思います。
医療倫理コンサルテーションチーム
放射線部 F
ブログをご覧の皆さんやご家族の中に、歯が抜けたり抜歯処置を受けたあと、治療をしないままにしてしまっている方はいらっしゃいませんか?失った歯をそのままにしておくと、抜けた歯の近くの歯が倒れてきてかみ合わせのバランスが崩れたり、抜けた歯の反対側の歯が伸びてきたりします。また、抜けた歯のかむ力を補うため、残りの歯にも負担がかかり、最終的には歯全体の寿命を短くしてしまうことに繋がります。
歯を失った部分の治療の選択肢として、ブリッジ、入れ歯、インプラントによる治療があります。これらを欠損補綴(けっそんほてつ)といい、患者さんにはそれぞれのメリット・デメリットをご理解いただき、ご自身に合った治療法を選択していただきたいと思います。
【ブリッジ】
ブリッジとは、失った歯の周りの歯を土台にして作成する固定式の欠損補綴物です。
《メリット》
・違和感が少ない
・固定式のため取り外しの必要がない
・保険適応である(審美性を追求する場合、保険外となることがあります)
《デメリット》
・ブリッジの土台を作るため、土台になるの歯を大きく削る必要がある
・支えとなる歯に負担がかかる。
・本数や適応範囲に限界があり、欠損の状態によってはできないこともある
・歯肉とダミーの歯の間に食べかすがはさまりやすく、不衛生になりやすい
・保険治療の場合、第二小臼歯よりうしろは全部銀歯となる
【入れ歯(部分入れ歯・総入れ歯)】
入れ歯は、取り外し式の欠損補綴物です。失った歯の本数にあわせ、残っている歯に留め金をかけて安定させる部分入れ歯と、すべての歯がない人に対応する総入れ歯があります。
《メリット》
・取り外しが可能で清掃しやすい
・作成に当たり、残っている歯をほとんど削る必要がない
・失った歯の数に関わらず作成できる
・保険適応である(装着感や審美性を追求した場合、保険外となることがあります)
《デメリット》
・残りの歯に引っ掛ける留め金を作った場合、留め金による隣の歯への負担が大きい
・歯茎の粘膜に義歯が当たったり動いたりすることで傷ができたり違和感が出やすい
・異物感があるため、慣れるのに時間がかかる場合がある
・発音しにくくなることがある
・本来の歯があった状態よりかむ力が落ちるため、食事がかみ切りにくくなることがある
・毎日取り外しをして清掃、管理をする必要がある
・自身で取り外しや清掃ができない方は、入れっぱなしにすることで入れ歯そのものが細菌増殖の温床となることがある
【インプラント】
インプラントはあごの骨にチタン製の人工のネジを植え、その上にかぶせ物をして歯を再現する欠損補綴です。
《メリット》
・骨から固定されているので違和感がほとんどない
・かむ力が本来の状態に近いため、食事をしても違和感が出にくい
・周囲の歯を削る必要がない
・審美性の回復に優れており、見た目の違和感がほとんどない
《デメリット》
・保険適応外のため、高額な費用がかかる
・インプラント埋入後、骨とインプラントがつくまで数ヶ月かかるため、治療期間が長い。
・外科手術を伴うため、骨粗鬆症や糖尿病など一部の持病がある方は受けられない場合がある。
・支えとなる骨の量によって治療ができないこともある
・インプラント埋入後、インプラントの周囲に炎症が起きて感染源となった場合、簡単に取り出すことができない(周囲の顎の骨を含めて外科的に除去する必要がある)
失った歯の治療は、人生100年時代といわれるこれからの人生を豊かなものにするためにもとても大切です。治療に関して不明な点がありましたらお気軽に当院歯科までお問い合わせください。
イラスト:歯科素材.com より
歯科医師 F
10月に入り、少しずつ風の冷たさを感じるようになってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。寒暖差により体調を崩しやすい時期でもありますので、お体にはどうぞお気を付けてお過ごしください。
さて、のぞみの会まであと34日とあっという間に開催まで近づいてきましたね。
今回開催されるのぞみの会では、前回のブログにてご紹介させていただいた講演会以外にも様々な企画をご用意しております。
その中には、「教えちゃいます!私の健康法」というコーナーがあり、皆様から事前に募集させていただいた“普段健康に過ごせるようにどのような取り組みをしているのか”についてご紹介致します。
私自身も普段から健康に過ごすために意識的に取り組んでいないため、これを機に教えていただいたことにチャレンジしていきたいと思っている所存です。
是非、皆様にものぞみの会へ足を運んでいただき、“健康に過ごす“というきっかけになれれば幸いです。
現在も引き続き参加を募集しておりますので、どうぞお気軽に申し込みくださいませ。
第58回のぞみの会実行委員会 地域医療連携センター M
令和5年9月29日(金)に救急棟4階会議室にて、医療安全と感染対策の法令研修が同日開催されました。
今回は感染対策の観点から現場参加の人数を制限しての開催となり72名に参加してもらい実施しました。
増田先生から、「感染相互チェックの結果報告」と題し、相互チェックの報告を写真付きで分かりやすく説明がありました。
次に、加納副部長から「医療現場における5S活動への取り組み」と題し、5Sの定義を理解することで、医療・介護の安全や質の向上につながると発表がありました。
最後に重松先生から、「一度に全部を実施することは難しいので、ひとつひとつ実施していく心がけが大事。」と閉会の挨拶がありました。
医療安全、感染対策共に学んだことを日常業務にいかしていきたいと思います。
検査部 A