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平成27年度 倉敷平成病院リハビリテーション研修会開催報告

リハ勉強会1平成27年7月4、5日に当院リハビリテーションセンターにて上伊那生協病院の理学療法士でボバース上級講習会国際インストラクターの大槻利夫先生をお招きして講習会を開催しました。岡山県内だけでなく近隣県、また遠くは関東地方からも参加があり、総勢約50名の多くのセラピストに参加して頂きました。
今回のテーマは『脳卒中片麻痺患者に対する評価と治療~姿勢コントロールと課題分析~』というテーマで、ボバース概念に基づいた評価や治療方法について教えて頂きました。
私は昨年に引き続き参加させて頂きました。まず講義では、中枢神経疾患の患者様を評価・治療する上で姿勢コントロールの視点で捉えることの重要性を基礎的なことから最近の知見まで、幅広く教えて頂きました。その後実際に患者様の治療デモンストレーションを行い、患者様の身体や動作が変化していくところを感じることができました。リハ勉強会2
その後はグループに分かれて、実技練習とグループごとに課された課題動作を分析・評価し治療を考えるということを行いました。グループは経験年数ごとに同世代のセラピストが集まるように構成されており、私たちのグループで評価・考えた治療をその後、キャリアの多い方のグループにプレゼンテーションし、意見を交わし合い一緒に治療をしていきました。同じ動作を分析するにしても、やはり若手の私たちと違い経験年数を経た方々は、見る視点が幅広く且つ細かく、考える内容が深くとても勉強になりました。実技の練習もたくさんあった講習会であったため、これからの臨床場面で即取り入れていけるようなとても良い経験が出来た2日間になりました。
お忙しい所お越し下さいました大槻先生、本当にありがとうございました。

リハビリテーション部 T

第26回倉敷ジュニアフィル演奏会~倉敷平成病院開催のご案内

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

26ensoこのたび、第26回倉敷ジュニアフィルハーモニーオーケストラの演奏会が
平成27年8月23日(木)15時~16時 倉敷平成病院リハビリセンターにて開催されることとなりましたのでご案内いたします。

夏休みの時期を入院病室で過ごさなければならない患者さまの、元気の素に少しでもなればと始まったこの演奏会も平成2年から毎年開催され、今年で26回目になります。
入場は無料です。どうぞ ジュニアフィルの迫力ある演奏を体感しにいらしてください。

曲目は ハチャトゥリアン/バレエ組曲「ガイーヌ」より
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第2番ハ短調作品18 ピアノ 井上千裕
リムスキー=コルサコフ/シェヘラザード作品35

です。
指揮は 江島幹雄先生
ピアノ 井上千裕さん(くらしき作陽大学音楽部音楽科モスクワ音楽院特別演奏コース卒業)
ゲストコンサートミストレス 岸本萌乃加さん(東京藝術大学音楽学部4年生)

お問い合わせは 086-427-1111

倉敷平成病院 ジュニアフィル事務局までお気軽にどうぞ
秘書広報室

総社市広報誌「広報そうじゃ」2015年8月号に地域医療連携に関する協定について記事が掲載されました

カテゴリー: 秘書・広報課, メディア情報 | 投稿日: | 投稿者:

sojyakoho1508このたび、6月26日調印式が行われた「地域医療連携に関する協定」について、総社市広報誌「広報そうじゃ」2015年8月号に記事が掲載され、表紙にも当院の外観写真が掲載されました。

以下「広報そうじゃ」より抜粋(3ページ、4ページ)
 安心して暮らせる明日を守る~吉備医師会・倉敷中央病院・倉敷平成病院とタッグを組む~
 市は吉備医師会、倉敷中央病院、倉敷平成病院と「地域医療連携に関する協定」を締結しました。
 協定は、2025年までに団塊の世代が75歳以上になり、医療や介護を必要とする人が激増すると予想される「2025年問題」の解消などを目的としたもの。地域のかかりつけ医と、市内から多くの人が救急搬送される倉敷中央病院・倉敷平成病院が情報共有し、切れ目のない医療を目指します。今後、市内外の医療関係者と行政が、役割分担や地域医療連携のあり方などについて話し合いを進めていきます。koho2015sojya02
6月26日、市役所で協定締結式が行われ、吉備医師会の三宅周代表理事、倉敷中央病院の小笠原敬三院長、倉敷平成病院の高尾聡一郎理事長、市長が出席。協定書に署名しました。市長は、「市民に安心を与える協定だと思う。市民の命を守るため力を合わせていきたい」と述べました。
http://www.city.soja.okayama.jp/…/cnt/3/…/1/koho2015-8-2.pdf

当院としても、しっかり連携をして、地域医療に少しでも貢献していければと思います。
地域医療連携協定締結の報告記事はこちらです。

秘書・広報室

天領祭りに参加してきました!

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

7月には、まさかの台風11号直撃で、倉敷老健でも看板が落ちてしまう被害がありビックリしてしまいました。梅雨が明けてからもジメジメした日々が続き、少々バテ気味の方も多いでしょうか?今週は35℃以上になる晴天が続くようなので、屋外はもちろん屋内でもしっかり水分・ミネラル補給で熱中症対策をして楽しい夏を過ごしましょう!!
老健ブログ今回は7月25日に行われた、第45回天領祭りでの「OH!代官ばやし踊り」に初参加してきたので、レポート報告させて頂きます
倉敷老健からは新入職員5名が代表として参加しました。全仁会グループは6回目の出場で、今回は約170名の職員と40名程のお子さんの総勢200人超えの参加となりました。
6月から始まった合同練習に参加しながら何とか踊りを覚えたものの、あの大勢の観客の前でしっかりと踊れるだろうかと不安なまま当日がやって来ました。当日も勤務があり、最終の合同練習に参加することは出来ませんでしたが、半被に手を通しキュッと鉢巻をしたら気合が入ってきました。我々がローズガーデンに到着した時には、集合ホールは熱気むんむんで気合十分といった様子でした。夕方6時30分になって、いざ会場へ出発です。最初のチームが7時30分に駅前会場を出発して、平成病院チームは3番目のスタートでした。今回は新しく誕生した全仁会グループのマスコット「ぜっとくん」も初お披露目ということで、「暑いのに大変だなぁ~」と見守っていましたが、始まってしまえば気遣う余裕も姿を見る間もないまま、30分があっという間に過ぎてゆきました。上手く踊れたかどうか分かりませんが、一致団結した姿を評価して頂き『特別賞』に選ばれました。
IMG_1124緊張と暑さで非常に疲れましたが、達成感を得られた貴重な一日でした。来年も頑張るぞぉ~!!

倉敷老健 新入職員代表 K

ケアハウス代表講話 4年ぶりに開催されました!

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

ケアハウスブログ17月14日(火)、4年ぶりにケアハウス代表講話が開催されました。当日はケアハウスご入居の方や、デイサービス ドリームをご利用の皆さんが、会場である多目的ホールに集まり、あっという間に満席になりました。
社会福祉法人を含め施設数が多くなり、代表先生も多忙でなかなか直接お話を伺う機会がなくなっています。そこで、この講話の時間を通して、ご入居の方、ご利用の皆さんには代表先生の理念や思いをより感じて頂く場として、代表先生には、ご入居の方、ご利用の皆さんのことをより近く感じ、知って頂く場として開催していきたいと考えています。
開始の時間となり、代表先生がみなさんの拍手と共に登場。まず施設長から、代表講話再開の経緯について説明がありました。続いて、ここ最近の話題を取りまとめた『5大ニュース』。7月の内容は、『なでしこ準優勝』『明治産業革命 世界遺産に』『プロ野球 阪神対中日戦 七夕の夜空 マスカットスタジアムに球音と声援響く』『玉野・渋川海水浴場で海開き 家族連れら歓声、初泳ぎ満喫』『大相撲名古屋場所開幕 初日3横綱安泰』、それに加えて『第45回倉敷天領祭り 平成27年7月25日(土)参加 目指せ優勝!』で、代表先生ならではのユーモアな切り口で解説され、皆さんも大きく頷きながら耳を傾けておられました。
そして、そのまま代表先生の講話の時間に入りました。今回は、先生の医大生から若き医師時代へ、勤務医時代の病院本位の医療に憤慨して、患者本位の医療を行う病院を作るぞと、一大発起して、倉敷平成病院開院に至るまでのお話を拝聴しました。
ゲストコーナーでは、今年4月から就任された渡邊施設長をお迎えし、ドジョウ掬いの名人だった幼少の頃のお話から看護師を目指すきっかけとなったエピソードや、施設長就任してからのケアハウスの印象など、様々なお話を通じて、施設長の人となりを紐解くことが出来ました。もちろん、代表先生の施設長への印象なども伺うことができました。ケアハウスブログ2
続いて、『作品紹介』のコーナーです。皆で集まって作った七夕飾り。ご入居の皆様、デイサービスご利用の方の力作の手芸、書道に切り絵、俳句など…。素晴らしい作品の数々に、会場からも拍手喝采。代表先生も1つひとつ熱心に鑑賞されました。
楽しい時間もあっという間に過ぎ、閉会となりました。代表先生からも、「秀逸な作品に感心しました。良い時間でした」と総評を頂きました。
※ケアハウス・デイサービス ドリームの代表講話は毎月第3火曜日の13時30分より、ケアハウス1階 多目的ホールにて開催されます。次の会も、是非皆様のご参加をお待ちしています。

ケアハウス ドリームガーデン倉敷
介護副主任 K.M

舌診(ぜっしん)について

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

b8a2c410f4eac56d5792d57ca07aaef4厳しい暑さが続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。鍼灸院で働く私は、今年の夏も元気に過ごしていますが、汗かきなので辛いですね。多量の汗に耐えながら生活しています。さて、私の話はここまで、今回は「舌診(ぜっしん)」についてです。読んで字の如く「舌を診る」のですが、どうしてわざわざ、そんな物を診る必要があるのか、先日患者さんに聞かれたので、紹介したいと思います。

まず、我々鍼灸師は治療の際、患者さんに舌を見せて下さいとお願いをしています。突然舌を見せてくれと言われても、この先生は何を言っているのだと思ってしまうでしょう。しかし、舌はその人の状態を写す鏡で、体質や現在の病気を知る為の、重要な判断材料に用いることができ、さらにこれまで気づかなかった、発症していない病気が見つかることもあります。舌を見ただけで、そんな事が分かるの?何で分かるの?とても不思議ですよね。次はどこを見て、判断しているのか紹介しましょう。

いくつか見るポイントがあるのですが、舌の形や色、苔の状態など、普段生活をしていて、気にした事がないような所が、実は体の状態を表しています。例えば舌の大小、これだけでも体質判断の情報になります。舌の潤い加減や、動き方などからも判断でき、熱の症状か、冷えで起こった病気か、血液の循環はどうなのかなど、舌が教えてくれる事はたくさんあります。ですから、鍼灸師が舌を見ることは、患者さんの病気を知る上で非常に大切な行為になります。舌を見して下さい、と言われても恥ずかしがらず、快く見せていただけるようにお願いしますね。

簡単に舌診の事を紹介しましたが、まだまだ説明できてない事がたくさんあります。ただ、舌診をする意味を、理解していただけたら良いなと思い、今回紹介させていただきました。もし、自分の舌はどうだろう、気になる所や聞いてみたい事がありましたら、ヘイセイ鍼灸院でお待ちしています。

ヘイセイ鍼灸治療院 Shima

ヘイセイ鍼灸治療院 電話 086-427-6688
ヘイセイ鍼灸治療院のホームページはこちら

第50回のぞみの会だより―5―

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

nozoyakuzaiいよいよ夏本番!!
いつの間にやら、あの木でもこの木でもセミの大合唱!!少しでも油断するとパワーを奪われてしまいそうな暑い毎日ですが、みなさんはいかがお過ごしですか?
先日行われた倉敷天領祭りのOH!代官ばやしでは、本年度も我が平成病院が特別賞を頂きました。この勢いで11月ののぞみの会に向けて気合い十分で頑張ります。
さて、前回予告しました通り、院内に手作りポスターの掲示が始まりました。すっかりお馴染みになりましたピンクのあのポスターです!どの部署の作品も力作揃いでなかなか見応えがありますよ。ぜひ、お気に入りの1枚を見付けてみて下さいね。
また特に今年は「第50回」という記念すべき節目の年です。実行委員みんなでアイデアを出し合い、来場者の方々にとっても私たち職員にとっても心に残る会にしたいと力が入っております。ぜひ、みなさまの「のぞみの会」へご参加お待ちしております。

★★第50回のぞみの会 平成27年11月8日(日) 9時30分~14時★★
★ポスターは実行委員長賞受賞 薬剤部が作成したものです
☆過去ののぞみの会ブログはこちらからご覧ください。

第50回のぞみの会実行委員会 外来I

こんにちは!グループホームのぞみです!

グループホームのぞみでは、7月6日、梅雨の真っ只中、台風も3つ近づいている・・・そんな中!片道1時間かけて、笠岡のベイファームまで10万本のひまわりを見に行ってきました!
雨が心配でしたが、うすーーい雲がかかっている程度で、ひまわりをゆっくり見ることができました。
片道1時間ということで、疲れている入居者の方も居られましたが、見渡す限り一面のひまわり畑を見た途端に「綺麗じゃなー!立派!」と岡山弁丸出しで喜ばれており、疲れも吹っ飛んだのではないかと…、そうであったらいいなーと思いました(笑)。
間近でひまわりをみたり、スタッフと手を繋いで少し歩いてみたりと、ひまわりも満開でしたが、入居者皆様の笑顔も満開でした!
帰る道中には、「また、見に来たいわー!よかったわー!」と言われ、台風などが近づいてはいましたが、外出をしたかいがあったなと思いました。

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今後も、皆様の笑顔の為にも、スタッフ一同知恵を出し合い、楽しいグループホームにして行きたいと思います!

介護福祉士 O・T

「こんにちは!訪問看護です」

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

梅雨があけて夏本番!!といった所でしょうか?暑さが日々強くなる毎日。訪問看護では正念場の季節です。
熱中症に注意しながら待ってて下さる利用者様のお宅へレッツゴー!!!
私の訪問担当の利用者様で認知症の独居の80歳代の方がおられます。私が訪問させてもらい始めて2年弱は過ぎたと思います。
週1回、30分訪問を続けています。年々ゆっくりではありますが、症状は進行しつつ も、年齢にしては失礼ですがとてもお元気な方で、ご自分のペースで日々過ごされています。自転車にも乗り、近くのスーパーに買い物へ行かれ、好きな物を料理されるそうです。
この利用者様の近くに親戚の方も住んでおられます。しかし、同じ家の中に誰もいないということは些細な事でも不安がつきものです。
「これでいいんだろうか?」確認がとれない不安・・・。今日は何日?今日の予定は?テレビがつかない?さて、どうしたら?
色々な思いが頭の中で浮かんでくることでしょう。ですが、それさえ時間の流れの中で忘れてしまっているんでしょうね?

roujin_ryouri_obaasan日々の生活のなかで起こりうる日常的な雑用、「一人だから大変なの・・・。自分がやらないと、誰もやってはくれないから・・・」
私は週1回訪問することで、この方の話に耳を傾けています。
訪問中も、同じ内容の話を繰り返し行うことも多いです。それを傾聴しくり返し同じように返事を行うようにしています。
私が帰った後も話の内容を忘れて同じ内容で不安となるかもしれませんが、次の1週間、この方が穏やかに過ごせるようにそして些細な事でも体調面の変化に気付けるようにこの方の訪問を続けています。
「あなたが来るのをお待ちしていました」と言い続けてくださるように。そして今の生活が維持できるように。

 

「こんにちは!訪問看護です」

 

訪問看護師  Y

光接触皮膚炎について

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

梅雨も明け、本格的な夏の暑さがやってくる季節になりました。
夏になると、気になるのは紫外線。この紫外線により薬の副作用が発現することがあります。今回は『光接触皮膚炎』についてお話したいと思います。
ブログ光接触皮膚炎は、皮膚に何らかの化学物質が触れ、アレルギー反応を起こした後に、紫外線を浴びる事で症状が現れます。皮膚が赤くなるだけではなく、発疹、腫れ、強いかゆみ、水疱などひどい日焼けのような症状が現れ、時には全身に広がることがあります。
通常の接触性皮膚炎とは異なり、紫外線にあたらなければ症状は起きず、大部分が紫外線量の多い5月~8月に発現しています。
この皮膚炎は、ケトプロフェンという成分を含む貼り薬や塗り薬が原因となることが多く、普段からよく耳にする『モーラステープ』もこれに含まれます。
予防の為には、貼付部(または薬を塗った部分)を紫外線にあてないことが重要です。使用時は以下のことに注意するようにしましょう。

◎貼付部を紫外線が通りにくい衣服(長袖、長ズボン)あるいはサポーター等で、紫外線にあてないよう覆う
◎屋外スポーツや野外活動を避け、紫外線にあたる機会を少なくする
◎剥がした後、少なくとも4週間は、引き続き貼付部を紫外線にあてないよう注意をはらう
◎他の人への譲り渡しや指示された部位以外への使用はしない

モーラステープについては、外袋の裏に注意書きが書かれていますので、使用前に一度確認してみて下さいね。

薬剤部 りー