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端午の節句祭を開催しました。

5月の連休明けの9日(月)に5月の誕生日会と行事会を行いました。20160524-1
8日の晴天と打って変わり、当日はあいにくの雨…。どんよりした天気でしたが、
ショートステイでは御利用の皆さんの笑顔と笑い声で包まれていました。
まず、大きな緋鯉が職員によって運び込まれ、その大きさに大きな歓声があがりました。
当日は82歳~95歳の5名の誕生者様がおられ、ホールに集まった総勢23名の御利用の皆さん
や職員からお祝いの言葉や拍手を受けニコニコと少し照れた様な笑顔を見せ喜んでおられました。
誕生日会の後には、皆さん待ちに待った端午の節句会の開始です☆
20160524-2南・西チームに分かれて、ひもでつるした鯉や魚などを的として、
点数で競い合う的当てゲームを行いました。的となった鯉や魚には点数がついており、
マイナスの点数もあり、皆さんひやひやしながらゲームを楽しんでおられました。
ゲームの結果は、西680点、南675点という僅差で西チームの勝利となりました!
全員でバンザイをし、拍手をして終了となりました。
日頃うつむき加減で口数の少ない方や、手の動きが不自由な方も、
「的」という目標に向かって投げる動作は俊敏でした。職員もハラハラする程の場面が
ありましたが、参加して下さった皆さんの笑顔を見てほっとしました。
投げる球も握りやすく重さのあるお手玉を使用しました。
ゲーム終了後には、ショートステイの床に色とりどりのお手玉が散らばっており、
それらから皆さんのパワーがよく伝わってきました!!
当日参加して下さった御利用の皆さん本当にありがとうございました。
来月は誕生日会を予定しております。お楽しみに!!

ショートステイ I

暑い夏に向けて

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

新年度が始まり2ヶ月が経とうとしています。 今年は、気温の変化も激しく体調不良を訴える方が多い印象20160523があります。 初春は、当ステーションのスタッフも体調不良で急な休みがあったりと 毎日バタバタしていましたが、皆で協力して予定通り訪問することができました。 先週より急に日中の気温上昇がみられています。 こまめに水分補給をして、これからやってくる暑い夏に向けて体力をつけていきたいと 思います。

訪問看護 K

ヘルシー食事会in岡山プラザホテル

ヘルシー食事会4月17日(日)に倉敷生活習慣病センターに通院中の患者さんやそのご家族の方と岡山プラザホテルにて食事会を行いました。
本来ならば、『第15回おかやま歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリー』で運動した後に参加者の皆さんと一緒にランチを楽しむ予定だったのですが…あいにくの雨でウォークラリーが中止になったため、食事会のみの実施になりました。当院からは、倉敷生活習慣病センター 診療部長 青山雅医師、糖尿病専任看護師・外来主任 岩崎看護師をはじめ、スタッフ9名と患者さん6名の総勢17名で食事会を行いました。
メニューは事前にシェフと当院 管理栄養士で打ち合わせを重ね、献立内容や塩分量などの調整を行ったヘルシー献立を考えました。内容は、『たけのこ田楽』『小松菜のお浸し』『ママカリときゅうりの酢の物』『鯛のお造り』『手羽先の旨煮』『蒸し野菜』『スズキの西京焼き』『豆御飯』『味噌汁』『フルーツ』。素材の味を生かした味付けと彩り豊かな食材に箸がすすみ、おしゃべりにも花が咲いて、時間を忘れてしまうほど楽しい食事会になりました。
来年こそは!ウォークラリーが行えるように、テルテル坊主にお願いしたいと思います!興味のある方は是非、倉敷生活習慣病センタースタッフまでお声かけ下さい。

栄養科 管理栄養士 S.H

日焼け止めについて

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

ブログ5月も終盤になり、日差しが益々強くなってきました。
そろそろ日傘や日焼け止めの出番ですね!!
そこで、今日は日焼け止めについてお話ししたいと思います。

一般的な日焼け止めには、紫外線を吸収させる物質を使った紫外線吸収剤と、紫外線を反射させる物質を使った紫外線散乱剤の二種類があります。

◆紫外線吸収剤

紫外線吸収剤とは、紫外線を吸収することで肌への紫外線を減らす成分です。
紫外線散乱剤に比べて、白浮きしにくく、サラサラしているものが多いです。
ジェルタイプや化粧水タイプの日焼け止めには、紫外線吸収剤が配合されていることが多いです。また、汗に強いこと、SPF50など高SPFを出せるのが特徴です。
紫外線吸収剤は化学合成された成分で、
・メトキシケイヒ酸オクチル
・ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル
・ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
・オクチルトリアゾン
・パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル などがあります。
紫外線を自分の中に取り込んで化学反応を起こさせます。この化学反応自体、そして化学反応で変化してしまった物質が肌に刺激になる場合もあります。
敏感肌の方が、強い日焼け止めを塗って肌があれてしまった…ということがあるのはこのせいかも知れません。

◆紫外線散乱剤
紫外線を反射・散乱させてお肌に浸透するのを防ぐ効果のある成分です。
紫外線散乱剤は、無機粉体からなる成分で、
・酸化チタン
・酸化亜鉛  などがあります。
紫外線吸収剤に比べて、肌にやさしいのですが、紫外線防止効果が低く、使用感も乾燥が気になったり白浮きしやすいなどあります。

このように、それぞれ特徴があるので、用途に合わせた使い分けがポイントになります!
日焼け止めを選ぶ時には、参考にしていただければと思います(^^)

薬剤師 ゆー

身近な人への恩返し

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

medical_rigaku_ryouhoushi皆さんこんにちは。  今年で入職して2年目となる理学療法士のN・Iです。
近日は額に汗をかく程温かくなり まだ5月なのにも関わらず勝手に初夏の訪れを感じています。  そして5月と言えば、先日大型連休のゴールデンウィークがありました。 私は3連休だったので半年ぶりに実家の山口県に帰省しました。 そして帰省中に祖母の家に行く機会がありました。

祖母は数年前から膝と腰を痛めており、私が理学療法士になったら 「膝と腰を見て貰うんじゃ」と前々から約束していました。obaasan
祖母は私に会ってすぐに「膝が悪いからちょっと見て」とニコニコと笑顔で 聞いてきました。 私はその時、祖母が約束を覚えていてくれたこと、頼ってくれたことが嬉しく、 またほっこりもしました。 そして治療を終え、無事痛みがなくなり祖母はすごく喜んでくれて良かったのですが、 私は内心、痛みがなくなってホッした気持ちの方が強かったです。 祖母には幼い頃から社会人になるまで沢山お世話になってきました。 今回のリハビリでその恩返しができたのかは分かりませんが、 今後も帰省したときは祖母の身体のメンテナンスに関われたらなと思います。

今回このエピソードを通して、今までお世話になった方々に理学療法士だからこそ、 私だからこそできる恩返しがあるのかもしれないと感じました。 まだまだ知識も技術も未熟ですが、患者さまだけでなく身近で支えてくださっている方 にも私だからできることとして少しでも恩返しができるよう2年目も駆け抜けたいと思います。

理学療法士 NI

「胃がん検診」について

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

medical_barium早いもので、もう5月も中旬を迎えました。
毎年、6月になると、倉敷市でも市民対象の市主催の検診が始まります。
当院の放射線部では「胸部レントゲン検診」、「胃がん検診」と「マンモグラフィ検診」の受診が可能となっています。
この中で、今回、「胃がん検診」(バリウム検査)の内容について少し詳しくお話させて頂きます。
胃の検査と言えば、「げっぷ」を我慢しながら、美味しくないバリウムを飲まされ、右から左からとグルグル回転させられる、しんどい検査というイメージを浮かべる方がほとんどだと思います。
胃の検査においては、この「げっぷを我慢する」ということが非常に重要です。
検査前日からの絶飲食のために、胃は小さく縮んでいます。ここにそのままバリウムを流し込んでも胃の状態を正確に検査することは出来ません。
バリウムを飲む前に発泡剤という粉薬を飲んで頂くことにより、胃の中で空気を作り出します。これにより胃が適度な大きさに膨らみ、胃内部の粘膜の表面にバリウムが絡まりやすい状態が出来ます。ところが、胃が膨らむとお腹が張った状態になってしまうので「げっぷ」を出してしまいたくなります。しかし、ここで出してしまうと、せっかく膨らませた胃が、また前の検査しにくい状態に戻ってしまいます。
これが「げっぷ」を我慢して頂く理由です。かなりしんどいですが、正確な検査を行うためにも出来るだけ我慢してください。
検査時間は検査室入室から検査終了まででおおよそ15分程度です。
胃の健康状態を確かめるためにも、検診受診用のハガキが送られてきた方は出来るだけ受診をおすすめします。

放射線部  千

その低血糖の原因は?

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

低血糖とは血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が70mg/dL以下と異常に低くなっている状態で、以下のように精神的身体的に様々な症状を引き起こします。血糖値が低いほど重症になりますので軽いうちに対処する20160517必要があります。
中枢神経症状;意識の混乱、眠気、頭痛、痙攣など
自律神経症状;空腹、発汗、不安、動悸など

低血糖は糖尿病の治療をされている方に薬が効きすぎたり、食事量が低下したりして起こることが多いとされていますが、以下のような体質や食事の過剰摂取などでも起こることがあるそうです。
体質;胃下垂症、胃酸過多、貧血、アレルギー体質、自律神経失調症、甲状腺機能障害など。
その他;薬、アルコールやカフェイン含有清涼飲料水の過剰摂取、炭水化物や動物性タンパク質の過剰摂取、胃切除後のダンピング症候群、一部の腫瘍によるもの、インスリン自己免疫症候群、カルニチン欠乏症など。

ここで、薬による低血糖についてお話します。
低血糖を起こす薬ってインスリンや経口血糖降下剤などの糖尿病治療薬だけだと思っていませんか?
実は、医療機関から処方される抗不整脈薬、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(降圧剤の一種)、非定型抗精神病薬、ニューキノロン系・ST合剤・クラリスロマイシン・第三世代セフェム系などの抗生物質、セレギリン塩酸塩(パーキンソン病治療剤)などの薬にも副作用として低血糖が報告されています。これらの薬にもよりますが、高齢者や腎機能障害、糖尿病治療中、栄養状態不良などの複数の要因が組み合わさって低血糖を起こすことがあると言われています。
低血糖を起こしたとき、何が原因なのか突き詰めないと繰り返し低血糖を起こしてしまう危険があります。食事摂取量や処方された薬に変更がないか、上に挙げている薬を服用していないかなども確認しましょう。
また、全ての医療機関から処方されている薬の内容を1冊のお薬手帳に記録して、薬の飲み合わせで低血糖を助長しないよう注意したいものです。

糖尿病療養指導士&薬剤師 M

活躍する卒業生として当院リハビリスタッフが紹介されます

tibana1このたび、吉備国際大学理学療法学科を卒業し、当院で勤務している知花亜希子理学療法士が、活躍する卒業生として「リクナビ進学」というサイトの吉備国際大学のページに紹介されることになり、取材を受けました。tibana2
7月頃にサイトにアップされる予定とのことで、大変楽しみです。
http://shingakunet.com/…/SC0…/gakubugakka/00000000000134546/

rikunabikibikoku

認知症とは?②

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

前回は、認知症がありふれた疾患である、ということを疫学的視点から見てみました。今回は、脳の機能を通して、認知症とは一体どのような疾患なのか?といった話題に入っていきたいと思います。 20160516 脳は、上の図のように部位によって、ある程度まとまった様々な機能を司っています。上の図で、水色で示した部位は、前頭葉と呼ばれています。前頭葉は、やる気、判断、決断、喜怒哀楽、理性、話す、運動、などといった機能に関わっています。 黄色で示した部位を側頭葉といい、音や言葉の理解、聴覚などの機能に関わっています。また側頭葉の内側には扁桃体(情動)、海馬(最近の記憶)とよばれる領域があります。 緑色で示した部位を頭頂葉といい、手順、空間認知(位置感覚)、感覚(温、痛、触)の認識や統合処理に関わっています。 ピンク色で示した部位を後頭葉といい、おもに視覚に関わっています。 大ざっぱに脳の機能を部位ごとに説明しました。上記の様々な機能を総称して認知機能と呼びます。重要なことは、それぞれの部位が単独ではなく複雑に連携して働くことにより、私たちは外の環境を認識し、適応して生活しています。認知症とは認知機能が衰えることにより(図では特にオレンジ色でマークされたもの)、社会生活や家庭生活に支障を来たす状態を指します。部位ごとの衰えの強弱によって症状はさまざまであり、人によって症状の出かたには個人差があるわけです。次回は、認知症の中でも特に、アルツハイマー型認知症の特徴についてお話したいと思います。 「もの忘れ」は早期発見・早期治療が重要であり、診断・治療のためには地域のかかりつけの医師との情報共有が非常に重要です。ご家族や身近な方、またはご自身のもの忘れが気になるという方は、まずはかかりつけの医師にご相談下さい。 認知症疾患医療センター相談室 直通電話番号:086-427-3535 認知症疾患医療センター CP 阿部

平成28年度リハビリ研修会のご案内 『脳卒中患者に対する自動車運転&就労支援~明日からの臨床に役立てるために~』

倉敷平成病院リハビリテーション部 研修会のご案内
「脳卒中患者に対する自動車運転&就労支援」~明日からの臨床に役立てるために~

拝啓、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度、下記の内容にて研修会を開催する運びとなりましたので、ご案内致します。自動車運転、就労支援は対象者が地域で生活するために重要な分野です。し かし、何を評価すれば良いのか、どのように関わる事が適切なのか悩む事もあると思います。そこで今回は『脳卒中患者に対する自動車運転&就労支援』をテー マに、関わる上で必要な知識や支援の実際について、これらの分野でご活躍されている酒井英顕先生、土居義典先生をお迎えし、研修会を開催致します。自動車 運転・就労支援に関わる様々な職種を対象としておりますので、交流し繋がりもできればと思います。大変お忙しい時期ではあると思いますが、興味のある方は 奮ってご参加頂けますようお願い申し上げます。                                                                       敬具

‐記‐

日 時 : 平成28年7月17日(日) 10:00~16:40 (受付開始 9:30)
講 師 : 酒井 英顕 先生 ( 岡山リハビリテーション病院 作業療法士 )
土居 義典 先生 ( 株式会社リボン就労移行支援事業所 作業療法士 )
会 場 :倉敷在宅総合ケアセンター4階 多目的ホール(倉敷市老松町4-4-7)
対 象 : 医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士、福祉相談員、ケアマネジャー
自動車教習所関係者、自動車運転・就労支援に関わる方
参加費 : 2000円
※終了後、倉敷駅周囲で懇親会を予定しています。参加される方は別途4000円必要です。
この機会にぜひ交流しましょう!
定 員 : 70名 (申し込み多数の場合は先着順とさせて頂きます)
申込方法 : 倉敷平成病院のHP(http://www.heisei.or.jp)上にあるリハビリ勉強会申込フォーム内の講習会名『自動車運転&就労支援』を選択し、必要事項を記入の上、お申し込み下さい。
(リハビリ以外の職種の方は、自由記載欄に職種を記載して下さい)

申込みの際、自動車運転や就労について臨床で悩む事、疑問に思う事があれば自由記載欄にぜひコメントをお願いします!事前に講師の先生にお伝えし、研修会で皆様と共有できればと思います。

締め切り : 平成28年7月10日(日)
E‐mailにてご返信致しますので、下記アドレスからメールを受け取れる状態にしておいて下さい。

事務局 : 〒710‐0826 倉敷市老松町4‐3‐38
倉敷平成病院 リハビリテーション部 作業療法士 西悠太
TEL : (086)427‐1111
E‐mail : heiseikousyuukai@yahoo.co.jp