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災害に備えましょう

カテゴリー: 糖尿病療養指導士, 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

災害はいつどこで起きるかわからないですね。急いで避難しなければいけない時に、あまり多くの20160815ものを持ち出す余裕はありません。そのような場合に備えて、日頃から避難をする時に持ち出すものを用意しておくと安心ですね。そこで、薬に関して準備してほしいものを紹介します。
まず、日頃から1~2日分の常用薬を携帯しましょう。また、災害医療チームの指導をスムーズに受けられるよう、「お薬手帳」や「糖尿病連携手帳」を持ち歩きましょう。携帯電話やスマートフォンをいつも持ち歩かれている方は、あらかじめ自分だけでなく家族の薬やお薬手帳のページを撮影しておくと、お薬手帳の代わりになるためお勧めです。
災害時は地域の医療機関が機能しない可能性があるうえ、交通機関の麻痺などで薬が届くのに時間がかかる場合もあります。防災バックに1~2週間分の常用薬を入れておくと安心です。
また、災害時はバランスの良い食事を規則正しく摂ることが難しいです。糖尿病患者さんでは血糖コントロールが乱れることがあるので、非常食と一緒にブドウ糖も準備しておきましょう。
薬には使用期限があるため定期的な確認も忘れずに行いましょう。

大きな災害に見舞われる可能性は誰にでもあります。きちんと備えておきましょう。

糖尿病療養指導士 薬剤師 なば

第30回(記念大会)岡山県病院協会主催病院職員バレーボール大会倉敷地区予選のご案内

カテゴリー: 部活動 | 投稿日: | 投稿者:

S__284672168月21日(日)午前9時~真備総合体育館(真備町箭田2208-1 玉島ICより約9キロ16分)にて岡山県病院協会バレーボール大会の倉敷予選が開催されます。

4チーム(倉敷紀念病院、松田病院、倉敷スイートホスピタル、倉敷平成病院)の中から上位2チームが県大会に出場できます。ちなみに倉敷地区では、倉敷成人病センター、倉敷第一病院、水島中央病院の3病院は昨年度成績優秀で今年の県大会出場が確定しています。 昨年は、思いがけず予選敗退となり、県大会に出場できませんでした。今年は絶対に負けられない試合と、選手一同心を一つに練習に励んでいます。皆さんの声援が励みになります!S__28467218

8月21日(日)、お時間ある方は、是非応援に足を運んでください
(写真は8月10日の職員全体集会でのバレー部壮行の様子です)
県大会は9月11日(日)川崎学園にて開催予定です。

倉敷平成病院 バレー部 M

ドリーム食堂そうめん流し

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

ブログ1猛暑というより、酷暑と思われる程の暑さが続いている毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?熱いと言えば、リオオリンピック。連日、日本人の活躍とメダルラッシュに、大いに盛り上がっています。
そんな中、夏と言えば『そうめん流し』。ここデイサービスドリームでは、8月11日にドリーム食堂で大好評のそうめん流しを開催し、大いに盛り上がりました。
多目的ホールの真ん中に、職員手作りの大きなそうめん流し用の竹を設置。前回は、タンクに多量に水を用意し、男性職員が脚立に乗り水を流すという、かなり重労働で大変な思いをした事もあり、今回は長いホースを購入し、中庭から水を引く方法での挑戦です。皆様の食欲に負けないよう、大量のそうめんも用意し、準備は万全。ブログ2
この日を楽しみにしていたご利用の方や、追加利用で参加された方も、自分の番がくるのが待ちきれないご様子です。職員の「流しますよー」の掛け声にお箸を持つ手にも力が入ります。ゆらゆらと流れてくるそうめんを、上手にすくい、ゆっくりと味わう方。次から次にそうめんをすくっては口に運び、「もう食べれんわ~」と満足される方。それぞれの楽しみ方で、思う存分夏の情緒を感じられるそうめん流しを楽しまれた様子でした。
最後は何やらコロコロと赤い物体が流れてくると、皆様必死に取ろうとするものの、むなしくザルの中にダイビング。今回も、管理者の自宅で採れたミニトマトが参戦。口に入れると、「甘くておいしい。もう1つちょうだい」との声。中には、「私、人生で初めてのそうめん流しよ!おいしいねー」と暑さで食欲の落ちるこの季節、笑顔で箸がすすんでいたようです。満腹になった後も、そうめん流しの余韻に浸りながら会話が弾み、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
これからも、ご利用の方に季節を感じて頂けるような催しを提供できるよう、職員一同頑張っていきたいと思います。

デイサービスドリーム 介護福祉士N

耳マーク知っていますか?

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

ブログ少し前になりますが、今年4月1日に施行された『障害者差別解消法』の話を聞く機会がありました。この法律では「不当な差別的取扱い」を禁止し、「合理的配慮の提供」を求めています。そのことによって、障害のある人もない人も共に暮らせる平等な社会を目指しています。その話の中で、聞こえが不自由なことを表すマークとして出てきたのが『耳マーク』です(『耳マーク』の掲載には著作権が発生するため割愛しています)。

『聴覚障害は、外見からは障害が分からず、また障害の程度も、必要とする援助も、人によって違います。手話による援助よりも筆談の方が分かったり、口元をはっきり見せて、ゆっくり話すほうが良い方もいます。そして聴覚障害者であることが分からない為に、病院の呼び出しなどで名前が呼ばれても聞こえず、後回しになってしまう恐れがあります。この為、簡単に周囲に自分が聴覚障害者であることを知らせる必要があると、この「耳マーク」』が考案されました。このマークの形は、耳に音が入ってくる様子を矢印で示し、聞き手が一心に聞き取ろうとする姿をイメージしています。耳マークだけでは、その人が受けたい援助は分からないため「耳が不自由です。お手数ですが筆記して下さい」といった、自分が受けたい援助を示したカードを合わせて利用することもあります。このほか耳マークは、自治体や銀行、病院などが、聴覚障害者に援助をしますよと呼びかけるマークとしても利用されています。このマークがあることで、聴覚障害者は援助の依頼がしやすくなります。』(全日本難聴者・中途失聴者団体連合会HPより引用 原文ママ)

つまり「耳マーク」は、聴覚障害者にやさしい施設であることの証なのです。実はこの話を聞いた時に、「耳マークは市役所や銀行ではよく見かけるけど、病院ではあまり見ない」という声も聞きました。「病院内で見たことあったかなぁ・・・?」と思ったので探してみました。当院では「耳の不自由な方は、筆談での対応可能です。」と記載し掲示してあったので安心しました。
ところで、「障害者差別解消法」が制定された背景には、平成18年に施行された「障害者自立支援法」ならびに平成25年に施行された「障害者総合支援法」があります。法令名からも判る通り、障害者に対して「社会的養護」から「自立支援」への国の方針転換があるのです。それまでの盲学校・聾学校・養護学校が特別支援学校に名称変更されたことからも伺えます。障害者に対し、国として一方的に養護(保護)するのではなく、障害者自身が健常者と同じように自立できるよう支援しますということです。
「耳マーク」のある施設では、聴覚障害というバリア(制限)が聴覚障害者の負担とならないように、介助やサポートなどの「合理的配慮」を通して、健常者と同じようにコミュニケーションをとれることが求められます。その際、配慮する側と配慮される側という図式に囚われることなく、聴覚障害者の立場を尊重するというスタンスが必要だと思います。
聴覚障害だけでなく他にも様々な障害があります。その様な障害のある方が安心して来院できるように、わかりやすいやさしい医療推進委員会を中心にこれからも取り組んでいかなければいけないと思います。

臨床検査部 TaMa

第27回倉敷ジュニアフィルハーモニーオーケストラ、倉敷平成病院演奏会開催のご案内

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

2016ensoukai夏の恒例行事となっています、倉敷ジュニアフィルハーモニーオーケストラの演奏会ですが、今年は、
日時:平成28年8月18日(木)15時~16時(開場 14時30分)
開場:倉敷平成病院 1階リハビリセンター

にて開催されます。今年は、倉敷ジュニアフィルハーモニーオーケストラ講座生の皆さんと倉敷アカデミーアンサンブルのコラボレーションでの演奏となっています。
演奏曲目は「ミッキーマウスマーチ、威風堂々、恋はみずいろ、シバの女王、涙のトッカータ、オリーブの首飾り、バラ色のメヌエット、愛のオルゴール、情熱大陸、アナザースカイ」と、聞きやすい曲となっています。
はつらつとした演奏が毎年楽しみなこの演奏会。今年も暑い夏、皆さん練習を頑張ってくださっています。入場無料です。是非ご来場ください。

 

第51回のぞみの会だよりー6ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

nozoshin

立秋を前にしてまだ暑い日が続いておりますが、 いかがお過ごしでしょうか。 リオオリンピック盛り上がっていますね!現在のぞみの会では、病気・怪我をして 回復までの体験を発表してくださる方を募集しております。 体験発表は原稿を作って読む形式でも結構ですし、 インタビュー形式もお話しいただきやすいかもしれません。 まだまだ募集しておりますので、もしもご自分の体験をお話ししてもよいと思われる方がおられましたら、是非ご応募お待ちしております。

そして準備の方も着々と進んでいます。 毎年人気のスタンプラリーは今年もシールで行う予定です。 今年もたくさん集めてくださいね。
広報では、いよいよ院外にもポスター貼りを行っていきます。 スーパーやコンビニなどよく皆さんも市中でご覧いただけるかもしれません。 寝苦しい日が続きますが、夏風邪など引かないようお気を付け下さい。

★第51回のぞみの会 平成28年11月6日(日) 9時30分~14時★
★ポスターは鍼灸院が作成したものです

第51回のぞみの会実行委員 4東病棟看護師 M

認知症とは?⑥

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

前回は、アルツハイマー型認知症の人の記憶の成り立ちの特徴と、一般的な記憶の成り立ちの特徴の違いについてお話ししました。今回は、アルツハイマー型認知症の人の記憶の成り立ちの特徴と感情の結びつきによって、どのような心理状態を引き起こしやすいか、ということについてお話したいと思います。まずは前回の認知症の人の記憶の成り立ちについておさらいをしましょう。
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アルツハイマー型認知症の人では、最近の出来事の記憶(エピソード記憶)が忘却されやすくなります。それによって、現在の出来事を理解・判断・記憶するために、かなり以前の出来事の記憶や個人の常識・知恵・知識のみによって関連づけをせざるを得なくなります。そうなると、現在の出来事の記憶は通常よりも、周囲の人から見れば勘違いや取り違いと判断されるようなアンバランスを生じるようになります。さらに、本人にとってみれば、現在の出来事は突然に起こった思いがけない出来事として体験されやすくなります。急に起こった思いがけない出来事には、人は誰でもギョッとなったり冷汗をかいたり、迷ったり、といったこころの動きを生じるものではないでしょうか。
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よく、認知症の人には自覚が無い(病覚が無い)、という言葉を耳にします。はたして本当にそうなのでしょうか。現状の思いがけない出来事に直面し、「何かおかしい。(周りの人?環境?まさか自分自身?に今までとは違う変化が起きている)こんなはずじゃない・・」といった感覚を体験(自覚)した際のこころの動きとして、我々としても十分に理解でき得るものではないでしょうか。事実、周囲の人が「(本人が)怒りっぽくなった」と感じているケースも多くあります。
今回は、アルツハイマー型認知症の人の、エピソード記憶障害と心理状態の結びつきについてお話しました。次回は、エピソード記憶障害とそれに伴う心理状態の変化が、周囲の人とのかかわりにどのように影響を与えるか、ということについてお話したいと思います。
「もの忘れ」は早期発見・早期治療が重要であり、診断・治療のためには地域のかかりつけの医師との情報共有が非常に重要です。ご家族や身近な方、またはご自身のもの忘れが気になるという方は、まずはかかりつけの医師にご相談下さい。

認知症疾患医療センター相談室 直通電話番号:086-427-3535

認知症疾患医療センター CP 阿部

通所リハビリの作品を外来へ飾りました~是非ご覧ください~

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

1608082毎日暑い日が続きます。8月5日(金)に外来待合へ、通所リハをご利用の方々の共同創作作品を飾りました。夏の風物詩「花火」です。前回は、2015年に豆まきをモチーフにした作品を飾りました。通所リハビリのプログラム変更に伴い、しばらくの間、創作活動が行われていませんでしたが、新年度が始まり、久しぶりに皆さんで創作をされたそうです。

一つの花火を一人が担当されたそうです。麻痺の強い方は紙を丸めて花火に見立てました。手先が動く方は、正方形に切り取った折り紙を糊で貼り付けて形を作っていただきました。折り紙もご自身で少しカットしたり、いろみや並べ方など、それぞれの方がご自分でアレンジして作られており、よく見ると個性が光る共同作品となっています。1608081

8月いっぱい外来に掲示予定ですので、是非機会がある方はごらんください。

秘書広報室

 

栄養科通信vol.108 「夏バテは痩せる?太る?」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

毎日暑い日が続いています。体調を崩されてはいませんか?20160805
最近の栄養相談のひとコマより、ちょうどこの時期向きのお話をしたいと思います。
「なんか夏バテ気味。食欲がなくて、あんまり食べていないし、暑くて外出もしていない。そんなだから痩せてるかも?と思ったら全然痩せてない!むしろ太ってるのはなんで??」

夏に体重が増えてしまう原因の多くは、
・意外と高カロリーな食べ物をちょこちょこ食べている
・代謝が低下している
・水を飲み過ぎている
などが考えられます。

暑くて食欲がないからと言って、さっぱりした麺類、アイス、ゼリー状の栄養補助食品などばかりを食べていると、糖質過多になりやすいです。あまり体を動かさなかったりして消費されず余ったブドウ糖は皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられることになります。
また、アイスやゼリーは小量な割にカロリーの高いものもあるので注意が必要です。同様に熱中症を避けるためにスポーツドリンクを飲むことがあるかと思いますが、糖分が多いので飲みすぎないよう注意しましょう。もともと夏場は気温と体温の差が小さく、基礎代謝量が少ない時期である上に冷たいものばかりとり続けると、胃腸を中心に内臓が冷えてさらに代謝が低下してしまい、より脂肪をため込みやすい体になる、という悪循環に陥ってしまいがちです。
また、汗をかいて塩分が不足するため味の濃いものを食べたくなる傾向があります。軽めの食事を簡単に済ませようとファストフードやインスタント食品に偏ると塩分が多くなることはお分かりですね。塩分摂取量が多いと、それを薄めようとして身体が水分を求め、喉が渇きます。喉が渇くからと水分をとり過ぎると、体がむくんでしまうこともあります。

心当たりのある人、「たいして食べてないのに最近太った?!」と思っている人は、もう夏太りの一歩手前かもしれません。夏の暑い時期でも、食生活の乱れない工夫をしましょう。
朝昼晩の3食を規則正しく食べる中で、ビタミンB1の摂取をおススメします。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きがあり、たんぱく質と一緒に摂ることで疲労回復、食欲増進に繋がります。豚肉やうなぎなどに多く含まれます。むくみ防止にカリウムを多く含む夏野菜も一緒に食べるようにしてください。
身体の冷え予防には、シャワーではなく湯船に浸かることをおススメします。じんわり汗をかく程度のお湯に浸かる習慣をつけていると、身体が熱い温度になれ、夏の暑さにも対応できるようになるとも言われています。入浴後の体温が下がるタイミングで、しっかり熟睡するのもポイントですよ。

まだまだ暑い日が続きます。今年の夏も元気にお過ごしください。
ちょっとしたことでも、栄養相談はいつでも受付中です。

栄養科 管理栄養士 A子

第26回看護セミナー開催報告

カテゴリー: お知らせ, 看護部, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

看護セミナー27月31日に『とどけたい、看護の力~認知症の方のケアを通して~』というテーマで、第26回看護セミナーが開催されました。外部参加者177名を含む計494名の参加があり、認知症における倫理についての関心の高さを実感しました。
まず、特別講演として倫理の分野で活躍されている、東京大学大学院医学系研究科医療倫理学分野客員研究員・箕岡医院院長・日本臨床倫理学会総務担当理事の箕岡真子先生に『認知症における日常ケアの倫理』という演目でご講演頂きました。内容は、日常ケアに潜む倫理的ジレンマに気づき、解決することの重要性についてや、実際に事例を用いて『医学的なこと』『本人の意向』『家族に関すること』『周囲の状況』の四つの視点で情報を整理する方法を演習させて下さりとても参考になりました。
また、しげい病院、倉敷老健、当院から計4つの事例紹介があり、その後は箕岡先生を交えて活発な意見交換ができました。現場でどのような問題があり、それに対してどのように解決するための努力がなされているのか、実際にどのような倫理的ジレンマを抱えているのかなどを共有することができました。
セミナー終了後には高尾芳樹副院長や涌谷センター長にも参加して頂き、箕岡先生を囲み懇親会が行われました。その中で箕岡先生がお話しされた「倫理について考え、話し合う場を持つことは、患者や家族のみならず、私たち職員も救うことになるのです」という言葉が特に印象に残っています。
倫理的視点を持ち、ケアを受ける人とケアを提供する人の為に、最善の方法を考え話し合える場があれば、それは実現すると思います。そのような場づくりが少しでも出来るように、私自身まずは倫理に関する知識を増やし、問題に目を向けることが出来るようになりたいと思います。

2階病棟 看護師長 N.O