このたび、9月25、26、27日に神戸国際会議場にて開催された「第5回日本認知症予防学会学術集会」にて、当院認知症疾患医療センター涌谷センター長が発表された『倉敷平成病院病棟における「認知症・せん妄サポートチーム」の取り組みについて』が、「浦上賞」を受賞しましたので、ここに報告致します。
また、あわせて涌谷先生のコメントを紹介します。
『発表して、とてもたくさんの質問を頂き、驚くと共にたくさんの病院の方々が同じ問題で日々頑張っていらっしゃることを感じました。 また、このたび学会長である浦上克哉先生の名前を冠した「浦上賞」もいただくことができました。 これも認知症・せん妄サポートチーム 委員の皆様また師長さんがた病棟スタッフの皆様の日々の仕事の重要な成果だと思います。本当にありがとうございます。 日々、一人一人の患者さんにきちんと向き合っていくのが何よりも大切ですね。 私自身皆さんのお役に立ちたいと思います。また、将来的には皆さんのがんばりがきちんと評価されて、NSTやICDの様に診療報酬上の加算にもつながるといいと思います。』
涌谷先生ならびにご関係の皆さん、おめでとうございます。
秘書・広報室
「敬老の日」に寄せて
平成27年9月21日、月曜日。この日は「敬老の日」。
デイサービスドリームに来所された皆様に「敬老の日おめでとうございます!」と職員より口々にお祝いの言葉をおかけし、胸には職員手作りのリボンをつけさせていただきました。
「まあ、うれしい、ありがとう!このリボンいただけるの?似合う?」「えっ、何事?今日は敬老の日じゃったん?」皆様驚かれながらも、にっこりと素敵な笑顔、笑顔(^^)
お昼にはお赤飯と天ぷら、小さなお饅頭付きのお祝い御膳をいただき、「ありがたいねえ、おいしいね!こんな平和な時代が来るなんて・・・」皆様、お腹いっぱいのご馳走を頂き、ますます幸せそうな笑顔です。
いえいえ、本当に楽しいのはここからです。午後の行事は「ドリームミニ敬老会」と銘打ってドリーム職員による出し物です。
多目的ホールにはデイサービスご利用の皆様だけでなく、ケアハウスご入居の皆様にもお集まりいただき、にぎやかな催しが始まりました!
タネ明かし見え見えのマジックショー、落としまくりの銭太鼓、仮装大会かとおぼしきカラオケなど、ホールはにぎやかな笑いに包まれました。
そして大トリは管理者Sによる舞踊“花街の母”
「幼い娘を妹と偽り、芸者生活で身を立てながら健気に生き抜く母の姿を舞い上げます!
さあ皆様ハンカチのご用意はよろしいですか?」
司会の紹介のあと、そそと踊り出て来た管理者。
実は体格が抜群にいい男性のため、踊る前からピンクの着物の裾ははだけ、かつらはちょこんと頭に乗っているだけ。そのごつい腕には苦労して職員の作り上げた小さな赤ちゃん人形が抱かれています。その姿だけで拍手喝采、大ウケなのに「だけど、背で泣く乳飲み子の~・」歌詞に合わせ、舞台の真ん中でがばとお乳を飲ませるしぐさに、場内からは悲鳴に近い笑い声が上がり、おかしすぎて涙をぬぐう方の姿も・・・
こうしてドタバタのミニ敬老会は大成功!!
心ばかりの記念品を受け取り、デイサービスを後にされる皆様はどの方も満面の笑み。「今日は面白かったわあ。」「よう笑った!最高の敬老会ありがとうね。」職員の手をしっかりと握りしめ、口々に感謝の言葉を かけて下さいました。
皆様に喜んでいただけて、デイサービスの職員一同も大満足!私も心の底から大笑いでき、皆様の笑顔にさらに元気をいただけました!来年の敬老の日も、ここに集えた皆様が全員お元気で、又、笑顔いっぱいで楽しめますように・・・心より皆様のご健康とお幸せをお祈りしています\(^^)/
デイサービスドリーム 看護師兼機能訓練指導員 松田 ゆかり
根拠のある予防リハビリ
倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)は、地域に住む方々が健康で年を重ねていけるようにスタッフみんなでサポートしています。特に、地域に住む方々が、家族などの介護が必要となるケースには、関節疾患や高齢による衰弱、転倒・骨折によるものが上位3つを占めていて、これらはリハビリにより予防や進行予防を図ることができるものが多くあります。それらを食い止めるべく日々試行錯誤しているわけなんですが、身体や物忘れの予防に良いといわれているものを提供するだけではなく、本当に1人1人に効果がでているのか検証していくことが大切だと感じていました。
そこで、今年度より利用者さん全員に対して、詳細な身体機能や認知機能の検査を実施しています!身体機能検査では歩行スピードや筋力、バランス、歩行能力を計測し、認知機能検査では注意力、記憶力、空間認知、思考能力を定期的に計測しています。
この結果をもとに、日々のリハビリの効果判定を行ったり、1日のプログラムの構成を考え直し利用者さん1人1人にあったプログラムが提供できたらと思っています。また、計測することで、前の測定よりももっといい結果を出したいと、空いた時間で片脚立ちのバランスを練習していたり、脳トレをみなさんで集まって勉強したりと以前より結果を求めるように意欲的に取り組まれています。
介護予防に関する事、通所に関する事、リハビリテーションに関する事など、お困りのことがございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
お問い合わせ先
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院 通所リハビリテーション
支援相談員 寺中 亜耶
070-6690-2763
genki2reha@heisei.or.jp
文責 理学療法士 隠明時 容子
ホワイトニングのお話
ホワイトニング…興味はあるけど、歯を痛めると聞いたことがあるし、躊躇している方は多いと思います。
しかし、興味がある方でもおそらく衣類を洗うように漂白すると思われているのではありませんか?ホワイトニングは一般的な漂白とは違います。
ホワイトニングは歯の表面の色素を無色透明化、もしくは歯の表面構造を変化させることで白く見えるようにするものです。
ホワイトニング剤には主成分として過酸化水素や過酸化尿素が含まれているものがほとんどです。歯の表面のエナメル質を構成している成分はほとんどが無機質なのですが、わずかに有機質の部分があります。これらはその有機質の部分を白くするのです。
また、マスキング効果により、歯が本来の色よりも白く見えるようになります。身近なところでは、すりガラスをイメージしていただくと分かりやすいかと思います。
いくら歯磨きしても、歯科医院で掃除してもらっても思ったほど綺麗にならないと思われている方には、ホワイトニングはおすすめです。
歯科M.A
倉敷老健敬老会開催
さて今回は、9月16日に開催された『倉敷老健 敬老会』の様子をご紹介させていただきます。
まずは、大浜施設長から皆様への祝辞で開会されました。老健には最高齢103歳の方が居られますが、今回は代表して70歳(古希),77歳(喜寿),88歳(米寿),90歳(卒寿)の方をご紹介しました。
お祝いとして日頃の写真や職員からのメッセージでデコレーションされた色紙がプレゼントされました。中には涙ぐんでいる方もおられ、とても喜んで受け取っていただきました。
続いて、お祝いのコンサートの開催です。今回は、大浜施設長のご友人が生徒さんを連れて『クラリネット演奏』のボランティアに来てくださいました。クラシックだけでなく、馴染みのある童謡や歌謡曲も演奏してくださり、皆さん初めての音色に聞き入りながら、とても楽しいひと時を過ごせました。
今後も、『秋祭り』に『のぞみの会』とイベントが満載です。充実した秋を過ごしていただけるよう頑張ります。
倉敷老健 リハビリ職員 D
第50回のぞみの会だより―13―
皆様いかがお過ごしでしょうか。 9月も終わり、朝・夕は寒く昼間との温度差に 体調管理が崩れやすい時期ですので、皆様お気を付け下さい。 第50回のぞみの会開催まであと41日となりました。
記念すべき第50回ということで”つなげようのぞみの会で地域の絆”を 職員のスローガンとしてかかげ、皆様に楽しんで頂ける会となるよう のぞみの会実行員会が中心となり準備をすすめています。
毎回ご好評いただいているお弁当…今回は!! ”絆ひろがる ひびきあう弁当” ”ゼットくんもおすすめ!ZEPPINココナッツカップケーキ”に決定したしました。 楽しみにしていて下さいね。 また現在全仁会各所にのぞみの会ポスターを掲示しています。 各部署が精魂込めて作成した力作が揃っていますので、ご覧いただければ幸いです。 それでは皆様にお会いできることを楽しみに、当日皆様のご参加をお待ちしています。
★第50回のぞみの会 平成27年11月8日(日) 9時30分~14時★
★ポスターは放射線部が作成したものです
☆過去ののぞみの会ブログはこちらからご覧ください。
第50回のぞみの会実行委員会 ピースガーデンY
平成27年度倉敷平成病院リハビリテーション勉強会のご案内 『膝運動機能障害に対する実践的評価と治療』
この度、下記の内容にて講習会を開催する運びとなりました。今回は「膝運動機能障害に対する実践的評価と治療」をテーマに亀尾先生をお招きし、お話して頂きます。この講習会では演習を多く取り入れて頂き、症例などを考えながら進め、最終的にクリニカルリーズニングのポイントなどをまとめるといった流れで講習会をお願いしています。大変お忙しい時期ではあると思いますが、興味のある方は奮ってご参加いただきたいと思います。
記
日 時:平成27年12月5日(土) 14時~18時(受付13:30~)
6日(日) 9時~16時
*1日目終了後に懇親会を予定しております
講 師:亀尾 徹先生(新潟医療福祉大学 医療技術学部 理学療法学科 准教授)
場 所:倉敷平成病院 リハビリテーションセンター
参加費:10000円
*懇親会に参加される方は別途4000円必要です
定 員:30名 (実技を予定していますので動きやすい服装でお願いします)
申込方法:倉敷平成病院のホームページ上にあるリハビリ勉強会申し込みフォーム内の講習会名「膝運動機能障害に対する実践的評価と治療」を選択し必要事項を記入の上、お申し込み下さい。
締め切り:平成27年11月20日までに勉強会申し込みフォームにてお申し込みください。
応募者が多数の場合はお断りする場合がありますのでご了承ください。
受構可否は応募締め切り後、1週間以内にE-mailにてご返信いたします。
事務局:〒710-0826 倉敷市老松町4-3-38
倉敷平成病院 リハビリテーション部 理学療法科 小畑 貴章
TEL:086-427-1111
E-mail:heiseikousyuukai@yahoo.co.jp
慢性の咳・痰の症状に対する鍼灸治療
先日、1か月前から咳・痰で悩まされている50歳台の男性の方が来院されました。
話を聞いていくと、ちょうどその頃に風邪を引いて、風邪症状は治まりましたが、それ以降、のどの症状が現れるようになりました。症状が現れるのは夜間の睡眠時のみで、のどの奥に痰が溜まり、切れにくいのでしばらく咳が続き苦しく、痰が切れてもその後はなかなか眠れません。もともと寝つきも良くないので睡眠の妨げにもなり、とても困っている様子でした。
痰は無色で、夜中寝ているうちに鼻から降りている感じもあり、右鼻はよくつまります。以前から鼻炎はあったかもしれないと教えてくれました。顔色は白っぽく、舌質は暗く、舌苔は白く厚い、腹部・手足は冷たい。脈は右緊脈、左弱脈。ここ数年、冬になると足指が霜焼けができるということでした。
以上の症状や舌・脈から「胃寒証」と「腎陽虚」という証を考えます。
胃腸の冷えで飲食の消化・吸収が悪くなって、痰が生じやすくなり、腎陽虚により腹部と手足の冷えが現れ、さらに脾胃の運化機能に影響して痰を形成しやすくなるので、今回のような症状が長引いていると考えました。
治療は胃経の足三里・豊隆、大腸経の曲池・合谷などのツボで胃腸機能を改善し、腎経の照海というツボで腎を補い、風池、天突などのツボを使い咽喉部周囲の循環を促し、腹部の中脘、気海というツボに温灸を行い、胃腸の冷えを取り除くことにしました。
1回目の治療直後は鼻づまりが軽減しましたが、夜間の症状に変化はありませんでした。2回目の治療後に症状の改善が見られ、夜間の咳は時にはありますが、ほとんど気にならない程度で目が覚めてもすぐに再入眠できるようになりました。まだ鼻づまりは時々感じ、手足の冷えもあるので、継続治療をしていく予定です。
ヘイセイ鍼灸治療院 MK
第55回院内コンサート開催報告
ピースガーデン倉敷だより「秋祭り」
こんにちは!
今月は残暑もなく過ごしやすい日が続いていますね。
この秋、ピースガーデン倉敷ではご利用者様やご入居者様に楽しく過ごして頂くためのイベントを数多く計画しています。
リハビリステーションピースでは敬老会
特別養護老人ホームピースガーデンでは運動会
ショートステイピースガーデン倉敷では敬老会
グループホームのぞみではお月見会
上記以外に紅葉狩り・家族交流会・・・等々いろいろ企画をしております。
中でも一番のイベントは「ピースガーデン倉敷 秋祭り」です。
10月29日木曜日 午後よりピースガーデン倉敷1階にて開催します。
ボランティアの方々による出し物や模擬店、ゲーム等、皆様に楽しんで頂けるようにスタッフが知恵を絞りいろいろ企画しており、ピースガーデン倉敷の職員一同、力を合わせて頑張ります。
一般の方も参加歓迎致します。ぜひご参加ください。
ピースガーデン倉敷 S