金魚とストレス!?

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

本格的に夏の暑さを感じる今日この頃、もうすぐ一年の半分が過ぎようとしています。ケアハウス 館内で過ごされる方も多く、ふと館内を見てみますと、ケアハウス正面玄関に小さな水槽があります。性別・出身不明。名前もない一匹の金魚ですが、もうかれこれ15年以上ケアハウスで生活をしています。当初は小さかった金魚だったようですが、環境も良く大きく育ち、悠々自適な生活を送っているようにも見受けられます。
職員が月に一度水槽の掃除や水の入れ替えを行い、毎日欠かさずご入居の方が餌を与えに来てくださり、様子など教えてくださります。来館される方も、その大きさにびっくりされる方も居ます。
金魚の平均寿命は一般的に10年〜15年と言われています。多くの金魚は生まれ持った特性と飼育環境に自ら適応し、水槽内で「ストレス」を感じないことが必要だと言われています。
現在の社会的状況の中で、目に見える「ストレス」と目には見えない「ストレス」があるように思えますが、「環境適応能力」を身につけたいと思いました。私自身もこの金魚のようにとはいきませんが、今までの生活を振り返りながら、考え方や、生き方を大きく見つめ直す「変革期」と捉えて、一歩前進できる様取り組んでいきたいと思います。

ケアハウスドリームガーデン倉敷 生活相談員 S

 

紙風鈴作ってみました!(よくなるデイ南町創作風景)

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

梅雨の晴れ間にのぞく青空に夏らしさを感じるこの頃です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

よくなるデイ南町では(コロナ禍において)日々換気しながらのプログラムを行っています。
そんな中、ご利用の方からの一言。「風鈴でもあったら風情があるのに・・・」
ではみんなで作りましょう!と企画したのが『紙風鈴~風でくるくる回ります~』。

まず、紙を細く切り、十文字にしたものを4つ作ります。更にそれを重ねてのり付けします。
指先をしっかり使い正確に貼ると、可愛らしいコロンとした風鈴部分が出来上がります。

脳トレを兼ね、風鈴の下の短冊には川柳や俳句、願い事等を考えていただきました。一句を捻り出す為に会話も増え、素敵な交流の場になりました。

風に揺られる風鈴に触れ、そして想いのこもった一句に触れ、デイサービスには優しい風が吹いていました。皆様もぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

ご利用の方のニーズに答えようと考えた創作でしたが、思わぬ発見も多く私自身勉強になりました。これからも皆様の『愉しい』に答えられるよう頑張ります!

グランドガーデン南町 介護福祉士 S

検温カメラでの体温測定実施中

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

当院では新型コロナウイルス感染防止の対応として、6月18日より検温カメラでの体温測定を実施しています。病院正面玄関口に設置しており、カメラの前をゆっくり歩いていただくと自動で体温が測定されるシステムです。

新型コロナウイルスの影響は私たちの身近な地域でも飲食業や施設の閉鎖、店舗の営業自粛など多方面で出ています。もしこのまま収束の方向に向かったとしても次に問題となるのが「再発」です。第2波、第3波、ポストコロナの恐れも囁かれております。ウイルス感染の主要症状とされる発熱者を検温カメラで検知することで病院内においての感染リスクを0に抑えるべく、発熱の疑いがある人を効率的に検知、高速かつ非接触のスクリーニングを実現します。
ご利用いただく全ての方の安全を最優先に、職員一同努めて参りますので今後も何卒ご理解、ご協力の程お願い申し上げます。

人事課 M

訪問入浴の熱中症対策

梅雨に入り、じめじめと蒸し暑い日が続いていますね。今年はコロナの感染防止もあり、この暑い時期でもマスク着用が欠かせません。訪問入浴でも、入浴作業中、外での作業でもマスク着用しています。この時期のマスク着用は初めての事です。マスク着用時は、より熱中症に注意が必要です。息が持つ熱を上手く発散できず、体内に熱をため込み体温が上がってしまうとの事です。
訪問入浴では、この上がった体温をどう下げているか…というと車内の冷房は勿論ですがクーラーボックスを購入してもらい、冷たいタオルを準備しいつでも使えるようにしています。首の後ろにあて溜まった熱を上手く発散しています。これだけで、私たち訪問入浴スタッフは毎年倒れる事なく、北へ~南へと入浴車を走らせています。

訪問入浴   Yちゃん

全仁会入職して3ヶ月を振り返って

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

皆さまこんにちは。梅雨の長雨が続く季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今年の4月に心理職として入職してから、早いもので3ヶ月が経とうとしています。
学生の頃は、いわゆる「カウンセリング」と呼ばれるものを中心に、心理査定や心理面接など心理臨床の分野について勉強してきました。医療分野における心理臨床というと、「うつ」や「不安」といった精神科領域に関連した事柄が多く、私自身も先に挙げたようなにように触れることがほとんどでした。このたびリハビリ部門の心理職として入職し、学生時代には経験しなかった事も多いなか、日々新鮮な気持ちで業務にあたっています。

さて、認定心理士や臨床心理士など様々な名称で呼ばれてきた心理職ですが、国家資格として公認心理師が誕生したことは、私たち心理職にとって記憶に新しい出来事です。公認心理師の法的義務のひとつとして、「他職種との連携」があります。仕事と受験勉強を並行するなかで、その重要性は日々実感するところです。たくさんのスタッフがひとりの患者様にかかわっており、スタッフ同士できちんとコミュニケーションを取ることがとても大切であると痛感しています。また連携するうえでは、リハビリで使われる用語や技術など、心理学の分野以外の、他専門職の視点も理解していく必要があるように思いました。

心理職は他の専門職と比して文系の職種であり、医療分野のなかではある意味「異質な」存在なのかもしれないと感じることは少なくありません。医療分野の、なかでも精神科領域でない部門における心理職のあり方を、私自身模索していきたいと考えています。心理の専門性が、患者様やそのご家族、あるいはスタッフにとって役に立つものなるように努めていきたいと思います。

リハビリ 公認心理師 M

こころの健康維持のこつ

緊急事態宣言が解除され、少しずつ元の生活に戻りつつありますね。新しい生活様式を取り入れながら、元の生活へ戻していく。簡単そうですが、様々な自粛行動に伴う精神ストレスの蓄積からの行動緩和は新たに体調不良を引き起こすとも言われています。
『時間差で押し寄せてくる緊張感やストレスによる疲労』です。

新年度が始まってすぐの、緊急事態宣言であったため、新年度による緊張と気候変化も伴っており、行動緩和は更なる生活変化をうみストレスがかかりやすいと言われています。
大人も子供も新しい生活様式の中、通常運転で取りくんでいくことに、自分を労りながらやっていきたいですね。
日本うつ病学会がホームページに記載する『こころの健康維持のこつ』によると、体内時計が正確に働くよう努めることでつらい気分を和らげる効果につながると言われています。日常生活を規則的に送るための自己管理術には
①日課を設定する
②同じ時間に起きる  ③日の光を浴びて心を落ち着かせる時間をもつ
④同じ時間帯に運動、食事をとる
⑤昼寝を避ける などが挙げられています。

少し意識しながら生活することで、気分を和らげながら生活できるのであれば、取り入れていきたいですね。

地域医療連携センターでは、社会福祉士が8名在籍しております。
入院中、通院中の不安や心配事など一緒に考え解決にむけてのお手伝いをさせていただけたらと思っております。お気軽にご相談ください。

地域医療連携センター お笑い怪獣

マイバッグご持参にご協力下さい

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

7月1日(水)より全国でプラスチック製買い物袋の有料化がスタート致します。これは、普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することでそれが本当に必要かを考え、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすることを目的として行われるものです。

医療機関はレジ袋有料化の対象外ですが、当院でも環境問題対策の一環としてレジ袋削減を目指しております。また、感染対策等の観点からも、ご来院の際はマイバッグをご持参いただくよう、ご協力よろしくお願い致します。

※売店は7月1日(水)からレジ袋有料化の対象となります。予めご了承ください。

秘書・広報課

「お見舞いメール」のご紹介

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

新型コロナウイルスが蔓延する中、母が倉敷平成病院へ入院しました。
約三ヶ月間の入院でしたが、そのうちの一ヶ月は「面会禁止」のため母に会うことができませんでした。
家族としては、新型コロナウイルス感染や圧迫骨折よりも「面会禁止」で認知症が悪化することが心配でした。
「面会禁止」になり病院にも色々なご意見の電話が入ったようですが、家族の立場になってみるとそれは複雑な思いです。
そのさなか母が楽しみにしていた院内散髪の予約がとれたので、どうにか母に伝えたいと思っていたところ、「お見舞いメール」があることに気づき試してみることにしました。
病院のホームページを開き、「お見舞いメール」から送りたい文面や情報を入力しました。
初めての利用でしたが、意外と簡単に送ることができました。
そしてそのメールがどのように母の元に届くかと思っていたら、可愛い台紙にメールの文面が打ち出され、病室まで届いていました。
今現在も入院や入所で「面会制限」が続きご家族に会えない方、ご本人の状態にもよりますが是非「お見舞いメール」もご活用頂いて、思いを伝えてみてはいかがでしょうか!

倉敷平成病院 お見舞いメールはこちら

脳ドックセンター Y,K

おおきくなぁれ!

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

月の行事も外出もままならない中、ご家族との面会も制限中で日々の生活に少なからずストレスを感じられているご入居の方の気晴らしになればと、特養の中庭でトマトとキュウリの栽培をはじめました。

3年程前まではこの時期になるとさやえんどうやキュウリなどの栽培を行っていましたが、介護度の重度化に伴いいつのまにか作らなくなってしまいました。
その間はお花好きの師長とご入居の方のご家族によって、季節の花がいつもきれいに植えられていたのですが、このコロナ禍により施設への立ち入りが制限されてしまい、私たちの手ではどうすることもできず・・・きれいに咲いていたパンジーたちも見ごろを終えてしまいました。
(どうにかしないといけないなぁ)と思い成長が楽しめ、さらに食べられるものがいいということで、空いたプランターでトマトとキュウリを栽培することにしました。

早速 ホームセンターで買ってきた苗を植えていただきました。
『初めてこんなことするわぁ』と90歳を前にして言われるご入居の方もおられ、楽しく植えることができました。

フロアから見える位置にプランターを設置し、居室からフロアに出て来られた時には、苗の成長を感じることができるようにしました。
席に座る前に苗のチェックを行い、『元気に育ちょおるなぁ』『もうちょっとしたら添え木をせんといけん』などと職員とのコミュニケーションも増えたように感じています。
また、朝の体操後に水やりをしていただくようにしました。『はよぉおっきくなるんょ』と笑顔でしっかりと水やりをしてくださっています。7月頃にはトマトは食べられるのではないかとご入居の方・職員ともに楽しみに待っています。

当施設では岡山県知事からの要請もあり、県外のご家族様においてはご来所いただけない状態が続いています。
県内のご家族様におかれましても、居室で会っていただくことは禁止しており、エレベーターホールでガラス越しの面会を継続しております。
声の届きにくさや触れることができない為さみしさもありますが、お互いのいつもと変わらない姿を見ることで、安心していただけるのではないかと思っています。
事前にご連絡いただければ、準備をしてご入居の方と一緒にお待ちしておりますので、ご利用いただければと思います。

   特養 ピースガーデン リハビリM

笑顔を運ぶ看護師に

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

皆様こんにちは。
6月も中旬に入り雨の日の多い季節となりましたね。
さて、私事ですが、40代半ばとなり子育てもひと段落しつつあるのを期に訪問看護師として入職して8か月が過ぎました。
訪問看護は、自宅、施設などに訪問し介護保険か医療保険に基づき、おおむね決められた時間の中での看護を提供していきます。
自宅へ訪問するということは、利用者様が普段生活されている「場」に入らせてもらい、安心して日常生活が過ごせるよう関わっていきます。

御自宅のものを使わせて頂くときは必要最小限の量で、配置もそれぞれなので使ったら元の位置へ返す、排便処置、洗髪や足浴などのケアで寝具等を汚染しないよう最大限の注意を払います。
今まで、病院での看護経験しかなかった私には、驚きと発見の連続でした。

どのような仕事にも人と人との出会いがあります。
この8か月で様々な出会いがありました。
利用者様、支える御家族の方々、皆様が一日一日を大切に過ごされています。
そのような方々の笑顔に触れると、嫌なことがあっても「ああ、私もがんばろう!」と元気をもらう事の方が多いです。
これからはヘイセイ訪問看護ステーションの一員として元気一杯!の笑顔を運ぶ看護師になりたいと思います。

訪問看護ステーション  M