栄養科通信vol.155「目指すはスッキリ!『完全排便』」

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便秘は若い頃は女性に多いイメージですが、60歳を超える頃からどんどん患者数が増え、70代後半で男女が逆転します。
これは加齢などで腸の動きが悪くなることが原因です。便秘に慣れてしまって、前回いつ出たのか分からなくなったり、自然な便意がなくなって薬の量がどんどん増えたりしている人はいませんか?便が出ないと食欲がなくなり、食べないので栄養不足になり、筋肉が少なくなったり骨ももろくなり元気もなくなります。たかが便秘、とほっておくわけにはいきません。

トイレで頑張って排便した後でふらっと眩暈がしたり、意識がなくなることがあります。若い人はトイレでいきんでも血圧に変化はありませんが、50歳を超えるといきむだけで血圧が30くらい上がるため、もともと血圧が高い方などは意識消失することがあります。トイレでいきむことにも注意が必要なのです。

そこで「完全排便」が大切になります。完全排便とは「短時間かつ1回で完全に排便すること」を言います。完全にとは体内に溜まった便を一回で出し切るということ、早いということはいきまないので心臓や体に負担をかけないということ。つまりバナナ状のいいウンチがスルっと出るのが「完全排便」ということになります。便が硬いといきんだり、残便感から何度もトイレに行くことになりますが、バナナ状の便ならいきまなくてもスッと出て残便感なくスッキリ。スッキリ排便できれば気分がいいですよね。

理想のバナナ状の便になるように、食事面では食物繊維や水分、乳酸菌、オリゴ糖などを積極的に摂りましょう。食事量が少ないと便が作られず溜まるまでに時間がかかり硬くなりやすいので、ダイエットなどしないでしっかり食べましょう。運動面ではこまめに歩いたり腹部のマッサージもいいでしょう。タイミングを逃さないことも大切です。毎朝食後に規則的にトイレに座る習慣をつけましょう。便秘の症状によっては内服薬の調整が有効なこともあります。気になることがあればお気軽にご相談ください。
以上のことに気を配り、「完全排便」で身も心もスッキリ!を目指しましょう!

 

栄養科 管理栄養士 A子

【倉敷平成病院での令和2年度倉敷ジュニアフィルハーモニーオーケストラ演奏会中止のお知らせ】

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

 毎年8月のお盆の頃に開催しております、倉敷平成病院での倉敷ジュニアフィルハーモニーオーケストラの演奏会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止することと致しました。
楽しみにしてくださった皆さまには大変申し訳ございませんが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
倉敷ジュニアフィルハーモニーオーケストラの皆さんの当院での演奏会は平成2年から継続して開催されており、夏の行事として定着しています。昨年は台風の為、急遽中止となりました。
倉敷ジュニアフィルの皆さんは、感染防止に配慮されつつ6月より少しずつ練習を再開されているそうです。
倉敷ジュニア・フィルさんが工夫されながら練習を頑張っておられるご様子がFBで紹介されています。私たちも応援しています。

秘書広報課

ある日のもの忘れ外来診察室から

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

Aさん:先生こんにちは.久しぶりじゃの
私:最近,元気ですか?
Aさん:(マスクを外しながら)元気なら病院には来んよ
ご家族:マスク外したらダメよ!
Aさん:そうかそうか.そんな言わんでもわかっとるが

私:なんか変なのはやっているらしいよ.知ってる?
Aさん:よく知らんけど,これしとけってうるさいんじゃ

私:インフルもそうだけど,はやり病にはマスクと手洗いっていうもんね.外から帰ったらまず手洗いだねえ.病院もとってもきれいかっていうと,そうでもないし.
Aさん:手ぐらい毎日洗っとるよ.うがいもすりゃええんじゃろ

私:素晴らしい.ところで食欲は?
Aさん:ええよ.なんでも食べるで

私:ご飯は自分で?
Aさん:(振り返りながら)出されたものをちゃんと食べとるよ

私:美味しいですか?
Aさん:そりゃ美味しいで.

私:いいですねえ.ごちそうさま言いますか?
Aさん:そりゃ言わんといけんが

私:ついでにありがとうもいいますか?
Aさん:口には出さんけど,心ではな

私:あら,最近は口に出した方がいいらしいよ
Aさん:先生,難しいこと言うなあ.恥ずかしいが

私:あら,前も言ったかもしれないけど,ある93歳のばあちゃんが「ありがとうはこの世でしか言えないからできるだけ沢山言うようにしてます」って言ってたよ.
Aさん:その人みたいにはできんなあ

私:まあ,頑張ってみましょう.ところで,コロナがはやってから閉じこもったりしてませんか?
Aさん:コロナってなんじゃ

私:例のインフルみたいなはやり病
Aさん:あ〜,あれな

私:閉じこもったりしてませんか?
Aさん:いつもと変わらんよ
ご家族:デイサービスちょっと休んでたんですけど,再開しました.
私:それは良かった.デイサービスのない日はどうしているの?
Aさん:いつもと変わらんよ.庭の草がよくはえるからぬかんといけんし
ご家族:暑いときはやめといてって言うんですけど,きかないんです.マスクもせずに散歩もするし
Aさん:別に立ち話もせんし,いいが
ご家族:よく立ち話をしてるじゃない!

私:多分それは大丈夫だと思います.閉じこもって足腰が弱ると,(頭を両手で指差して)ここにもよくないしね
Aさん:ほらみ〜

私:ところでAさん,「老いては」,なんて言うんだったっけ?
Aさん:「従え」じゃろ.わかっとるが

私:Aさん,最近は「老いたら子と仲良く」って言うらしいよ!
Aさん:そりゃ知らんかった.なるほどな.

私:(Aさんとご家族を交互に見ながら,手を合わせて)ぜひお願いしま〜〜す!
Aさん:先生に頼まれたらなあ.頑張ります.

私:(再度手を合わせて)ぜひ!!.ほんじゃまた今度の診察で.
Aさん:今日で元気になったから,もう来んで(笑)

私:まあそう言わずに.「老いたら子と仲良く」ができてるか確認します.
Aさん:それが医者の仕事かなあ.まあ,また来るは

私:(ふたたび手を合わせて)ぜひ!!.コロナも乗り切りましょう!!
Aさん:コロナってなんじゃ

私:例のインフルみたいなはやり病
Aさん:マスクと手洗いじゃな

私:素晴らしい! よろしくお願いしま〜す
Aさん:今日は先生に頼まれてばっかりじゃな.もうええかな?

私:はい,お疲れ様でした.さようなら〜.

認知症疾患医療センター 医師 W

 

 

 

 

 

1Q80(S55)

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

コロナ(Corona)はラテン語で「冠」を意味する言葉ですね。光冠や王冠とも訳され、美しく輝かしいイメージがあります。よって、形状(球状にスパイク蛋白)に由来する「コロナウィルス」のネーミングは個人的には受け入れ難いと思っています。 N95はご存知ですか?「N」は耐油性が無く(Not resistant to oil)、「95」は0.3µmの粒子を 95% 以上捕集可能なマスクの規格です。表題の「1Q80(S55)」はマスクの規格ではなく、1980年(昭和55年)です。コロナウィルス感染予防策の「3密を避ける」ことから始まり、今やライフスタイルの変容が求められている中、ふとこの頃の時代が蘇ってきました。 日本は今から40年前頃がアナログからデジタルへの過渡期だったと認識しています。高度経済成長が落ち着き、バブルへ向かっている時代です。携帯電話は一般庶民には手が届かなく(自動車電話が登場、因みに25年前頃にPHSは低価格で一世風靡)、PCのHDDはメガバイト程度で記憶媒体はフロッピーディスク、カメラはフィルム(色合いに味がある)、ビデオやビデオカメラはテープでした(VHSとβ方式が争っていた)。建物は徐々に気密性が高い造りへ向かうもののまだまだスキマ風が(何だか寒い)・・・。所謂都会では十分な高層ビルが林立していた(田舎者にはいつの世も憧れのもと?)。下水系衛生面では公衆も含めてトイレは水洗へ(まだ多くが和式水洗:衛生面では和式水洗が上?・ウォシュレットは見た記憶がない)。アパートに室内洗濯置場も記憶がありません(冬場は辛い)。キッチンには瞬間湯沸かし器が堂々と。公共交通機関は当然新幹線ありました(0系でも充分速かった:210Km/h)。外食産業の種類は現在と遜色なく、今昔、栄枯盛衰続くだけ(喫茶店のナポリタンが美味。食べ放題店が、ちらほら;まだグルメ経験少ないため味覚は未発達)。コンビニは流石に少なかったが、スーパーレジポリ袋は既にあった(買い物籠が懐かしい)。道路交通網は十分でかつ自動車の数は半分から3分の2程度ですから、目的地へはほぼ計算通りに到着。ハイブリッドで燃費を稼がなくても、貨幣価値を考慮してもガソリン代が今の半額位だから苦に感じたことがない(結局、ハイブリッドと比較して計算上燃費は変わらない)。自転車や原付自転車(ラッ・タッタってご存知?)は多かった。だから、CO2排出量は少なかった。出前や御用聞きもまだまだ盛ん(あまり利用はしていません)。物をもっと大切に使い、できれば自分で修理しようとする風習が十分残っていた(DIYのはしり、ホームセンターがお目見えする)。点滴容器はガラス製が多くて点滴用の注射針は長く太くて肘正中皮静脈(肘の内側)に留置するから拘束力は半端ない!注射筒もまだガラス製が残っていたが(シンメルブッシュ煮沸消毒器なるもので再利用、今では流石に恐ろしい)、遺伝子治療こそないけれど医療はそこそこに発展していた(一つ一つの精巧・精工さは劣っていたが、基盤はほぼ出来ていた)。個人的にはこの時代が一番良き時代だと懐かしく思い出します。「便利になってきたなー。でも、もう少しこうだったらなー。」という時代ですが、全くもって不自由のない生活を送ることができていました。この程度の文明発達で終わっていた方が!とアナログ大好き人間は思います。全国にちょっとした昭和時代のテーマパークが多々あって、この頃を懐かしむ世代が多いことは何を物語っているのでしょうか。昭和が長く、昭和生まれの人が多いからでしょうか?戦後に復興を成し遂げた想いを反芻しているのでしょうか?いずれは懐かしき平成時代館的なものが造られるのでしょうか? とは言え、一旦経験すると元には戻れない性(さが)があるのも事実、戻る必要性がないのも事実です。また、この度は様相が違います。その環境や利便性に満足するか否かではなく、行動制限が伴うことです。密を出来る限り避けるといった奇妙ともいえるライフスタイルの工夫が必要です。(むしろ3密がコミュニケーション最良法であるにも拘らず。特に高齢者には気を配る必要があります。会話や動作の機会が減少すると認知症や身体能力低下:フレイルが容易に進行します。)それでも、既にオンラインによる会談、会議、授業等が進行しています。順応すれば違和感なく当たり前になるかもしれません。もっとよいツールやデバイスが生まれてくるのでしょう。人々が集う巨大なホールや会議場、何が何でもオフィスや教室等はいらないのかもしれません。建造物密度が減って、ちょうど良いのかもしれません。気密性が高い公共の建物や高層ビルばかり建てずに窓を開けて、自然を感じられるくらいの方がいいのかも・・・(換気をするという習慣を忘れてはいけません。そして、太陽光を浴びなければ、殺菌されず骨も形成・代謝せず人間は長らく生存できません。)この位が、感染症対策やパンデミック後の感染防御ライフスタイルに良いのかも知れません。 ともあれ、コロナ禍が現代の生き方を大きく変換させるきっかけをつくり、これを契機に健康であることが一番大切であることを万人が再確認されたと思います。経済困苦に直面されている方が多く、憂いていますが健康が第一です。コロナの収束(終息)には約2年半が必要といわれています。ワクチンとコロナ治療薬が早期に開発されることを祈っています(ダチョウの卵が鍵を握る?)。歴史は変化しながら必ず繰り返します。変異ウィルスや未知のウィルス出現が必ずやってきます。天災に対する備えと同様にそのための準備と体制作りをしておくことが重要です。梅雨の時季には食中毒が待っています。コロナ感染予防対策を確実に継続していれば、食中毒の発症率低下に寄与するかもしれません。来る季節性インフルエンザも減少が期待されます。 私たちは過去の産物に現在の技術力というスパイスを振り掛けながら未来を模索して生活を送っていますが、そのピッチが余りにも早すぎるような気がします。何事も基本(伝承されてきた知恵)が大切です。そして、楽過ぎる生活を求め過ぎないことです。求めるが故に技術革新がめざましく短時間に生じ、そこに脆弱が連鎖する。ものごとに耐性を獲得するためには10年一昔と謳っていた時代位にもう少し長めの時間が必要だと思います。

臨床検査部 光源頭

夏場も体調を崩さないために!

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

徐々に暑さが厳しくなる時期になってきましたが、体調などにお変わりはありませんか?
コロナウイルスの第2波の懸念もされており、まだまだ安心できない状況ですね。人の往来も緩和されている中、新しい生活様式を取り入れながら変化を求められています。
私たち予防リハビリでも、常に窓を開けて換気をする、手洗いやマスク着用の徹底、手すりや物品などの定期的な消毒などの対策を継続して実施しています。利用者さんのご協力のおかげで対策を講じることができています。
コロナウイルスの不安もありますが、これから夏場に向けて注意が必要になるのが熱中症や脱水です!今は感染予防としてマスクの着用が普及してきています。もちろん汗の量も増えますが、マスクによって乾燥が防がれ、より喉の渇きを感じにくくなり脱水を起こしやすくなります。私たちの想像以上に水分が足りず、気づかないうちに熱中症や脱水になってしまうことも少なくありません。今年はいつもの夏よりもこまめに、しっかりと水分補給を行ってみてください。
引き続き、コロナウイルスの感染対策に加えて、運動後やプログラムの合間に水分補給の定期的な声かけを行いながら、熱中症や脱水の注意喚起をしていければと思います。

感染拡大防止のため見学を一時休止していましたが、見学の受付を再開しています。興味をお持ちの方がいらっしゃいましたらお気軽にお問合せください。

◎お問合せ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(相談担当 大段)※営業時間9:00~17:00

予防リハビリ 理学療法士 F

介護系サービスとコロナについて

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

今年も気づけば半年が過ぎました。2020年が始まった時には考えもしなかった情勢になり、日々状況も変わっていますが、少しでも楽しく元気で穏やかに過ごしていきたいですね。

コロナ関係の話題になりますが…
6月に厚生労働省より『新型コロナウイルス感染症に係る介護サービス事業所の人員基準等の臨時的な取り扱いについて(第12報)』における介護報酬の特例的な取り扱いが発表されました。通所系サービス事業所と短期入所系サービス事業所については、利用者から事前の同意が得られた場合には、新型コロナウイルス感染拡大防止への対応を適切に評価する観点から、介護報酬を選定することが可能となります。

簡単に言うと、コロナ感染防止対策の為に通所系サービスと短期入所系サービスの費用が多少値上がりしますという内容です。
通所系事業所も短期入所系事業所も感染防止対策の為に様々な工夫をしながら日々対応されています。勿論、訪問系や入所系等他の事業所も。しかし、事業所だけではなく、我々職員を含め、一人ひとりが注意して過ごしていく事が大切です。暑い時期になり、コロナだけでなく熱中症や脱水、食中毒、等々注意しないといけない事が多く大変ですが、皆で乗り切っていきましょう!!

ケアプラン室 N

老健の夏

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

コロナの感染予防の為、不要不急の外出の自粛は解除されましたが、まだまだ予断は出来ず外出を控える日々が続いています。待ちに待った春の桜や菜の花など楽しむ時間もなく雨の季節となりました。雨・梅雨・六月・・・紫陽花。県内の名所も満開の時期を迎えています。

お出かけは出来ませんが、直ぐ近くに咲いているんですよ。

倉敷老健の正面玄関の横(小学校側)に数は多くありませんが、青色・紫色などの紫陽花が楽しめますよ!
只今、病院増築工事中ではありますが、警備の方もおられ安全確保されています。

現在、倉敷老健では屋外へのお散歩や面会禁止・行事会の中止など楽しみが少なくなっていますが、各フロアーでレクリエーションやリハビリも工夫して取り組んでいます。

これから、暑い暑い夏がやって来ます!睡眠・水分・栄養補給をしてこの夏とコロナを乗り切りましょう!!!

倉敷老健 看護師 F

最後の応援お願いします「ゆるキャラグランプリ2020」!

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

ゆるキャラグランプリ、2020年の今年がついにファイナルイヤーとなりました。

獲得ポイント(投票数)および総エントリー数に目をつぶれば、初参加の2015年以降順調に順位を上げてきており、全国的なぜっとくんの人気に思わずにっこり。
今年はなんとしてでも歴代最高順位を記録したいものです。

倉敷平成病院を中心とする全仁会(ぜんじんかい)グループのロゴマークをモチーフに誕生したぜっとくん」。人と人、心と心を結ぶかけ橋として、見た目に似合ぬフットワークの軽さで、皆さんの健やかな生活のため日夜頑張っています。

下記の期間中は一日一回、一人何度でも投票が可能です。
この企画を通して、地域の方をはじめ、広く全国の方にも全仁会グループを知ってもらうことと、全仁会職員の結束強化を目指します。
皆様の応援よろしくお願いします!

【投票について】
投票期間:2020年7月1日(水)10時~9月25日(金)18時
投票方法:PC・タブレット・スマートフォン・携帯電話 からの投票

各端末ごとの詳しい投票方法、投票は、当院ホームページ上部のぜっとくんをクリック、またはQRコードを読み取るか、ゆるキャラグランプリのホームページからご確認ください。
ゆるキャラグランプリホームページ

 

【応援ありがとうございました】
2019年:企業・その他部門 185位(885pt)
2018年:企業・その他部門 228位(993pt)
2017年:企業・その他部門 269位(1018pt)
2016年:総合 274位、企業・その他部門 106位(8970pt)
2015年:総合 707位(2566pt)

今日から7月

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

今日から、7月になりました。梅雨明けまで、あと少し。夏が近づいてきています。

暑くなってくると、喉が渇いてきて水分が欲しくなります。スポーツをして汗をかいた後などは特に欲しくなるのではないでしょうか。
スポーツドリンクはスポーツをして汗をかいた後に水分を早く補ってくれますが、糖分の補給のためにブドウ糖なども、たくさん加えられています。そのうえpHが4ぐらいと低いため、虫歯をつくりやすいのです。(pH5.5以下で歯がとけはじめます)
だらだら飲むと虫歯のもとになります。
虫歯の予防は、やはりご自身で行うハミガキが重要です。そして、定期的に検診を受けることをお勧めします。

 

 

※pH(ペーハー)とは
水溶液にはそれぞれ性質があり、酸性や中性、アルカリ性といったものがあります。これらをわかりやすく数値で表したものがpH値とよばれるもので、1~14までの範囲で表されます。pH7が中性であり、それより数値が低いものが酸性、高いものがアルカリ性になっており、数値が中性より離れれば離れるほど強い性質であると言えます。一般的に酸性の水溶液は酸っぱさが感じられ、アルカリ性の水溶液はヌルヌル感や苦さを感じます。

歯科 I

エレベーターのボタンは第二関節で

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

この度、感染予防の取り組みとして、院内のエレベーターのボタンに第二関節で押していただく啓発メッセージをエレベータ各機でご案内しました。

こちらは近隣医療機関であるしげい病院の取り組みを参考に当院でも実施したものです。
しげい病院さん許諾いただきありがとうございました。

新型コロナウイルスの感染経路は、くしゃみや咳などと一緒に放出されたウイルスを吸い込む「飛沫感染」と、ウイルスが付いた場所を触るとウイルスが付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染する「接触感染」です。

不特定多数の人が触れるエレベーターのボタンは、感染リスクがあると言われている場所の1つです。ボタンを押す際、第二関節を使うことで指先が口に入る危険性をさげ感染予防につなげようという取り組みです。

感染予防の基本は ①ソーシャルディスタンスの確保 ②手洗い ③マスクの着用の3つです。感染拡大を防ぐためにも一人ひとりが「感染防止の3つ」を心がけましょう。

秘書・広報課