初めまして!

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

7月に入ってから気温が上がり蒸し暑い日々が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

臨床検査技師として、この倉敷平成病院で働き始めて3ヶ月が経ちました。
入職当初は学生気分がなかなか抜けず、緊張と不安でいっぱいいっぱいでしたが、同期や先輩方に支えられながら日々の業務に励んでいます。

6月末には新入職員フォローアップ研修がありました。研修では同職種の人たちで現在の自分の状況報告や、ネットワーク作りゲーム、3ヶ月後の目標を立てたりしました。久しぶりに同期と顔を合わせ、楽しい雰囲気で研修が進み、気分転換にもなりました。そして現在の自分を改めて見直すことができ、これからの自分の目標も定まり有意義な時間となりました。

7月からは配属も決まり、ドキドキの当直業務もスタートしました。

まだまだですが、自分らしくコツコツと頑張り、スタッフからも患者さんからも信頼されるような臨床検査技師を目指していきたいです。

臨床検査部 N.K

 

 

デイサービスドリームより~共に七夕づくり~

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

日が経つのは早いもので、1年の前半が過ぎ、後半がスタートしました。7月に入って更に暑さが増し、暑気払いをしたくなる季節になってきました。水分や睡眠・食事をしっかりとって、暑い季節を乗り越えて行きたいですね。
7月といえば七夕ですね。沈みがちな気分を吹き飛ばすかのように今年も、デイサービスでは、提灯や、天の川・吹流し・鶴・スイカなどの飾りを作る時間を設けたところ、皆さんとても楽しく過ごされていました。ご利用の方同士が力を合わせて同じ物を作り上げることで更に仲良く、お互いの距離を縮められる良い機会になった様に思います。大袋一杯になるほどたくさんの飾りができました。最後に皆様おひとりおひとりの願い事を、したためて頂きました。
短冊の中に面白い願い事がありましたので、一部ご紹介しますと、『美しい女性に会えますように』『白馬の王子様が迎えに来るのを待っています』『かかあ天下になりたい』というものがありました。私は『ドリームご利用の皆様が笑顔で楽しく過ごせますように』と短冊にしたためました。
そちらをケアハウスとデイサービスと合同で、立派な笹3本に、飾りつけを行いました。
まずテーブルを3箇所準備して、その上に1本ずつ笹を横に寝かせて、テーブルごとに準備をしていた飾りを分け、飾る前の準備は完了です。
約30名の利用者様方が飾りつけに参加して下さいました。利用者様には思い思いのテーブルについてもらい、スタッフも各テーブルに別れ、飾り付けスタートです。
思い思いに飾り・短冊を飾っていきました。口々に何処がいいとか、何処が足らないとか伝え合い、終始笑い声も絶えず、1時間とかからないうちに楽しい飾りつけは終わりました。完成した笹を見ると、笹一杯になるほど飾られており、見違えるようになっていました。
七夕の当日は曇りがちで、天の川は見えず残念でしたが、皆様の願い事は天に届いたのではないかと思います。

デイサービスドリーム 介護職О

平成29年度第2回老松保育園絵本読み聞かせボランティア報告

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

 7月6日(木)、当通所リハビリを利用されている2名の方と老松保育園のばら・すみれ組さん(年少)約20名の園児を対象に絵本の読み聞かせボランティアに行ってきました。7月になり、保育園では水遊びがにぎやかにされていました。また、七夕飾りもされていて季節感がありました。
参加されたのはOさん(85歳)、Mさん(73歳)のお二人です。用意したのは、『たかいたかいらいおん』『じゅんびはいいかい』の2冊でした。
なかでも『どうぶついろいろかくれんぼ』は、ページをめくると共に、いろんな動物の鳴き声、色、形、名前が登場してくる仕掛け絵本となっています。園児たちは次、どんな動物が登場するのか分かると、元気な声で答えを言いながら、終始、キラキラした笑顔を見せてくれました。
読み聞かせ後には、園児たちが手作りした「ストローのネックレス」のプレゼントをいただき、通所リハビリに戻ってからも興奮冷めやらず、大感激のお二人でした。今回、初めて読み聞かせボランティアに参加されたKさんは「大勢の子供たちと関わることがないから、とても楽しかった」「また、子供たちに絵本を読みたい」と、笑顔で話して下さいました。
読み聞かせの後も手作りのストローネックレスをかけてもらい、みんなとハイタッチ。「また来てね」の元気いっぱいな声の中、見送ってもらいました。
MさんもOさんも「とてもいい体験をさせてもらった次回もご利用の方々、保育園の園児の皆さんにとって有意義な時間となるよう準備を進めていきたいと思います。

※了承を得て写真掲載しています。

通所リハビリ 介護士 N

第52回のぞみの会だよりー2-

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

第52回のぞみの会
平成29年11月5日(日)9:30~14:00
『いつか 、やっぱり全仁会-未来が広がる最新治療-』

暑い日が続いていますが雨の日も多く、夜もだいぶ暑くなってきましたね。
みなさん夏はもうすぐです♪

さて、第52回のぞみの会に向け実行委員会では今年もたくさんの方に参加していただけるように、また、みなさんに楽しんでいただけるような会にするためにさまざまな企画を考えていく予定です。
それぞれの部署で担当コーナーがありますが、私たち医事課では今年も湯茶コーナーを予定しています。
何の湯茶にするかはまだ考え中です♪

実行委員会によるブログもこれから毎週更新していくので楽しみにしていてください!

★第52回のぞみの会 平成29年11月5日(日) 9時30分~14時★
★ポスターはピースデイが作成したものです

第52回のぞみの会実行委員 医事課 H

3)認知症疾患医療センターの役割について③

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

認知症疾患医療センターには5つの役割があります。

①各種検査データや事前相談など多くの情報を元に診断を行う
②診断にもとづく適切な治療方針を決定する
③内科的異常の早期発見・治療する
④かかりつけ病院との情報共有を行い、連携して治療にあたったり、地域や行政等の関連機関の部門とも連携し、よりよいケアの方法を患者様、ご家族の方々と共に考える
⑤認知症に関する教育・啓発機関として機能する
こういったことは患者様と患者様の援助に携る方々を総合的にフォローしていくために、とても重要な役割となります。

今回は役割③:内科的異常の早期発見・治療、についてご説明します。

③内科的異常の早期発見・治療

認知症を患う方は判断力や記憶力の低下のため、衣・食・住・病にかかわる自身の日常の体調管理・環境調整に支障をきたすことが多く、それに伴う内科的な異常の早期発見・早期治療が非常に重要です。例えば上記のような生活習慣のコントロールが、脳の機能維持のためにはきわめて重要になってきます。認知症の進行を遅らせることに寄与するだけでなく、認知症の危険増悪因子は妄想、幻覚、興奮、といった精神症状の併発にも強い関連があります、その症状を引き起こしている原因を注意深く観察し、環境を調整したり、薬剤を調整することによって症状を軽くする、または症状の発現を未然に防ぐことができます。この生活習慣の改善や維持をどのように行うのかといった点に関して、次にお話しする④関連機関との協調・連携によるサポートをおこなっていきます。

「もの忘れ」は早期発見・早期治療が重要です。ご家族や身近な方、またはご自身のもの忘れが気になるという方は、まずはご相談を!

認知症疾患医療センター相談室 直通電話番号:086-427-3535

(執筆者;CP阿部)

新入放射線技師

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

7月になってから気温や湿度が上がる中、梅雨や台風などもあり体調管理が難しい季節となってきました。
私は新入職員として、この倉敷平成病院で働き始めて、はや3ヶ月が経ちました。
この3ヶ月間は新しく覚えることが多く、生活リズムも変わりましたが職場の雰囲気はすごく良く、同じ部署の先輩はもちろん他部署の先輩方からも優しく、かつ分かりやすい指導を受けることが出来て日々、自分自身が成長できていることを実感できています。

そんな私も入職当時は仕事内容が分からず、先輩方の業務の邪魔をしていないか、患者さんの対応をするのが自分でいいのか、など自信がなく思いつめた時期もありました。
また、何度も自分は放射線技師に向いていないのではないかと不安に思う時もありました。
しかし、そんな時に職場の先輩方や同期の新入職員の人たちと話すことで、この人たちと頑張っていきたい、この人たちと全仁会の一員として成長していきたい、こんな先輩のような人になりたい、そして何より患者さんのために一生懸命働きたいと現在は前向きに考えていけるようになりました。

最近は新入職員フォローアップ研修や倉敷天領祭りの練習もあり、同期と顔を合わせる機会も増えています。
同期に会えばプライベートや業務で不安なことも気兼ねなく話すことができ、仕事の疲れもリセットして頑張っていこうと気分転換ができています。
同期にも良い人が多く、とても恵まれた環境で仕事ができていると感じ毎日が充実しています。

今月からMRI業務が始まり、またさらに新しいことを覚えていきます。
これからの目標は早く当直業務ができるように、そして立派な放射線技師になれるように先輩方に様々なことを教えていただき成長していきたいと思います。
放射線部 スーパー

平成29年度 介護博覧会に参加して来ました

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

6月21日・22日にコンベックス岡山で開催された介護サービス博覧会おかやまマッチングプラザ2017」に社会医療法人・社会福祉法人・有限会社協同で参加してきました。今年の介護博覧会は、平成30年の介護保険改正に備えてか、例年に比べ出展施設や企業が多くやっとの思いで1ブースが確保できた状況でした。
博覧会当日は梅雨時期で土砂降りの中、2日間で1000人以上の方が来場されているとのことでした。今年はどのような方法で全仁会をアピールするか、話し合った結果、全仁会についてのアンケートをしてみることにしました。2日間合わせて全仁会ブースには480名ほどの方が足を運んでくださり、アンケートに答えて下さいました。
全仁会の就職試験を受けた学生や、受けてみたいといった看護学生も来てくださり、にぎやかな場面もみられました。アンケートの結果は「大きくて色々ある」「施設が充実している」「安心感がある」「ぜっとくんに興味がでた」「マンションを買う予定にしていたが、グランドガーデンやローズガーデンなど介護サービスがついているのは魅力的だ」など様々な意見がありました。しかし、中には「全仁会を知らない」という意見もいただき、今後もっと職員一丸となってアピールしていく必要があると感じました。
今年は通所系中心で行いましたが、次回は全仁会全体で一丸となって参加できたら嬉しく思います。

リハビリステーションピース 科長 Y

栄養科通信vol.119「よく噛んで食べましょう」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

みなさんは食事をする時に、よく噛んで食べることを意識していますか?ゆっくりとよく噛んで食べることは過食を抑え、肥満や2型糖尿病の対策として効果が期待できると言われています。厚生労働省の「歯科保健と食育の在り方に関する検討会」は1口30回以上噛むことを目標に「噛ミング30(カミングサンマル)」運動を提唱し、「よく噛んで、おいしく味わって食べることで、生涯を通じて、食で満足感やくつろぎを得ることができる」としています。

  • よく噛むことの効果

肥満の予防
早食いの人ほど肥満傾向にあることが、数々の調査で明らかになっています。よく噛むと満腹中枢が刺激されて満腹感を得られるので、食べすぎを防ぐことができます。肥満を予防することは、生活習慣病の予防にもつながります。

唾液の分泌を促す
唾液は口の中の細菌を洗い流し、虫歯や歯周病を予防します。また、唾液に含まれる酵素がでんぷんを分解して消化吸収を助け、食品中に含まれる発がん性物質を抑える効果があると言われています。

口の周りの筋肉が鍛えられる
口の周りの筋肉を使うことで滑舌が良くなります。また、表情筋が鍛えられて表情がイキイキとします。

脳の働きが活発に
脳の血流がアップし、脳の働きが活発になり、反射神経や記憶力、集中力、判断力などが高まります。

  • よく噛むためのコツ

歯ごたえのある食材を選ぶ
ご飯や肉、野菜など、それぞれ硬さによって咀嚼回数も変わってきます。食物繊維の豊富な食品(ごぼう、れんこん、たけのこなど)や、ナッツ類、こんにゃく、たこ、いかなど、歯ごたえのある食材を選び、よく噛むことを意識しながら食べましょう。

食材は大きく、厚めに切る
みじん切りや千切りよりも、乱切りなどのように大きめに切ったほうが、よく噛んで食べることに繋がります。

三角食べをする
日本食の伝統的な食べ方である「三角食べ」は咀嚼回数が増えやすい食べ方であると言われています。口の中でご飯とおかずを混ぜ合わせながら食べることで、時間をかけてしっかり噛むことに繋がります。

意識してよく噛む習慣をつけ、肥満や2型糖尿病の予防に繫げましょう。1口食べるごとに30回数えるのが大変な方は、上記のコツを参考に自然と噛む回数が増える食品を選んだり、切り方、食べ方を工夫してみましょう。

栄養科 A.T

脱水の見分け方

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

気温が上がり夏到来ですが、みなさま体調はどうでしょうか?
身体がだるいな、気分が乗らないな、集中できないな・・・などなどいろいろな症状が起きてきてはないでしょうか?

前回、脱水対策についてご紹介させてもらいましたが、今回は脱水になる前の見分け方についてお話させていただこうと思います。

夏の脱水症状サインとして、ポイントは4つ!

  • 首筋などがべたべたしてないか?
    ・・・夏の蒸し暑い日など、なんとなく皮膚がべたべたした感じはないですか?このような状態の時は、汗はかいていないように見えて、実際は知らない間に水分が失われていっています。
  • いつもと比べて元気はある?ない?
    ・・・なんとなく元気がない、食欲が減退していると感じられる時はないですか?そう感じ始めたら、すでに身体の水分が不足している可能性があります。
  • めまいや立ちくらみ、歩く時のふらつきはないか?
    ・・・症状を起こしています。嫌な汗をかき、なかなか汗が止まらなくなる時がないですか?立ち上がる時にふらついたり、歩く時にいつもよりふらふらしたりしてませんか?ほっておくと症状が進行してしまいます。
  • 足がつったり頭痛が現れてないか?
    ・・・症状が進行しています。自覚できる症状として、身体のさまざまな場所にこむら返りや、顔が熱っぽくなるなどの状態が起こります。

さらに、以下の「脱水症の早期診断方法」もチェックしてみて下さい!
項目のうち2つ以上当てはまる場合は脱水症状を疑います。

・爪を押した後、色が白色からピンク色に戻るまで3秒以上かかる
・手の甲をつまみあげたあとが戻らず「富士山」ができる
・口の中が乾燥している
・舌が白いものに覆われている
・舌の赤身が強い
・舌の表面に亀裂がある
・皮膚に張りがない
・手足が冷たくなっている
・血圧が低い
・体重が減っている
・脈拍が速い
・微熱が続いている

日頃、元気に働いている方や子供、高齢者など、今の時期はいつ・誰が脱水になるかはわかりません。脱水に関しての情報を少しでも知っておき早めに対処することで、自分はもちろんご家族など大事な方の身体を守ることができます。

元気で楽しい夏を過ごせるよう頑張っていきましょう!!

 

通所リハビリ OT Y.N

倫理事例検討会開催報告

カテゴリー: 事務部, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

 7月5日、未明から降り続いた雨も午後からは晴れ間が広がり青空のもと稲葉一人先生(中京大学法科大学院教授・弁護士(日本臨床倫理学会理事)をお迎えすることが出来、倉敷平成病院倫理委員会主催の倫理事例検討会を開催しました。
今回取り上げたのは「DNAR指示が共有されなかった事例」と「退院において、患者本人と家族との意向が異なった場合の支援」です。
DNARとは心肺蘇生を行わないこと(DNAR :Do Not Attempt Resuscitation )の略で、どちらも一般的にもよくある事例です。一般的な事例だからと言って、答えが決まっている訳ではなく、抱える問題については個人の解釈や考え方が色々ありそれこそ人それぞれの対応となります。
判断に迷う時や、自分の判断が誤っていたのではないかと不安な気持ちになってしまう時、もやもやしてしまう時、そうした時に指針があれば、スムーズに対応できます。
倫理指針は働く上でとても重要なもので、当院では現在策定中です。
 倫理事例検討会は、職種役職年齢の垣根を越えて皆で様々な意見を話し合うことが出来る機会となっています。医療・福祉の現場では、倫理は欠かせない問題です。一つ一つの事例を自分事として考え受け止めていくことが大切と考えて取り組んでいます。

倫理委員会(総務部)M