知っておこう「妊娠糖尿病」について

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

「妊娠糖尿病」を知っていますか?

子供のために、孫のために、友達のために、知っていて損はありません。

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、今回は妊娠糖尿病についてご紹介致します。

妊娠糖尿病とは、妊娠中に判明した、糖尿病には至らない軽度の慢性高血糖状態を指します。

ママになると、赤ちゃんに栄養を送るために血中にたくさんのブドウ糖を取り込もうとするので、 血糖値が高まりやすくなります。つまり、妊娠をすれば誰でも発症する可能性があります。(ちなみに、妊娠前に発症した糖尿病は糖尿病合併妊娠と言われます。)

妊娠糖尿病が重篤になると、出産に合わせてインスリン治療が必要になる他、産後に糖尿病を発症する確率が高まると言われています。

母体だけでなく、巨大児や形態異常、 時には流産など胎児に重大な影響を及ぼす恐れがあると言われています。そして、自覚症状がないのがホントに怖いです。

予防法としては、、、やっぱり規則正しい生活習慣。バランスの良い食事と適度な運動です。 そして、ストレス管理。私も昨年、4人目の子を出産しましたが、妊娠中は何度経験してもストレスは 溜めがち。ストレス発散の方法を身につけておくのも重要です。

 

糖尿病療養指導士 子育て奮闘中母ちゃん