平成29年4月倉敷ニューロモデュレーションセンター開設決定

このたび、社会医療法人全仁会は平成29年4月1日に倉敷平成病院内に「倉敷ニューロモデュレーションセンター」を開設することとなりました。
◆ニューロモデュレーションとは、「神経調節療法」のことで、異常をきたした中枢および末梢の神経の機能に対して、微弱な電気刺激を行い、それらを調整、制御することで疾患や障害の改善を図る治療です。

センター長として、岡山大学脳神経外科より上利 崇 医師が着任いたします。
上利崇(あがり たかし)医師は、岡山大学医学部を卒業後、広島市民病院、独立行政法人国立病院機構静岡てんかん・神経医療センターを経て、岡山大学にて、この「ニューロモデュレーション療法」を専門に20年のキャリアをお持ちです。
(資格:医学博士、脳神経外科専門医、日本定位・機能神経外科学会機能的定位脳手術技能認定、日本てんかん専門医指導医)

領域としては、図に示す通り 脳・脊髄・末梢神経の幅広い疾患に対して適応となります。
そして、パーキンソン病・本態性振戦・ジストニア(書痙、痙性斜頸含む)・てんかん・後頭神経痛・脳卒中後疼痛・神経障害性疼痛・末梢循環不全・便尿失禁 が対象として挙げられます。

現在、当院では倉敷ニューロモデュレーションセンターの開設に向け、機器の整備、スタッフの配置等がすすめられています。
院内の説明会も開催されています。

3月9日にこのブログブログカテゴリ「倉敷ニューロモデュレーションセンター」を新設致しましたが、随時情報を掲載していく予定です。本サイト完成まで今しばらくお待ちください。(秘書・広報室)