リハビリステーションピース新聞第21号発行しました
訪問介護での充実感
介護系は施設系と在宅系に分かれますが、今日は私が感じる在宅系での「訪問介護」の充実感についてお伝えしたいと思います。
施設ではチームスタッフと一緒に一日のスケジュールに沿って行動しますが、訪問介護では基本的にヘルパー一人でのサービスになります。お一人お一人掃除のやり方等は異なり、また大切にされている思いにも寄り添いながら、ケアプランに沿ったサービス内容を提供しています。
施設と訪問介護で大きく違うところは「時間」と「関わり」です。施設では一人のご利用の方に関わることができる時間は限られゆっくりとお話をすることが難しいこともあり、もどかしさを感じることもありました。訪問介護は基本的に1対1のケアで様々なお話ができ、より密接に関わることができるためヘルパーとして充実感があります。
その会話の中で普段との変化はないのか、環境面での問題はないのか等も観察をしながらヘルパーはケアを行い、随時ケアマネジャーに報告をしています。
会話をすることで笑顔が生まれ、生活の刺激となり、「ヘルパーさんが来てくれて良かった、楽しかった」と言っていただけると私達もとても嬉しく感じます。
誠実に明るく、そして丁寧なケアを提供できる様にこれからも頑張ります。
有限会社ヘイセイ訪問介護 H
認知症予防の日
夏前の少しむしばむくらいの暑さを感じる今日この頃。どのようにお過ごしですか?2023年5月から新型コロナウイルス感染症が第5類になり、マスクを外したり、人に会ったりできるようになりましたね。どこかへお出かけになりましたか?私自身実家の愛知県に帰省しました。
(今旬の「岡崎城」がある岡崎出身です※名物は五平餅^^)
皆さん6月は「認知症予防の日」があるのをご存じですか?アルツハイマー病を発見したアルツハイマー博士の誕生日で、認知症予防の大切さを広げるために制定されました。診察についていると、患者様とその家族様の認知症予防に対する意識の高さを日々感じます。
食事、運動、脳活性、今持っている病気の悪化予防・・・など。たくさんの情報を取り入れご自身やご家族のために活用されています。
今日は、一つ提案をさせてきただきたいと思います。それは「自分のことを自分以外の誰かに話してみませんか?」という提案です。自分のこれまでの人生を振り返って話してみてください。
★ 私はこんな子供だったよ・・・
★ 私はこんな青春時代を過ごしたよ・・・
★ 好きだったこと。今でも大切にしていること・・・
★ 人生で譲りたくないこと・・・やり残したこと・・・
★ 心配なこと・・・
日々のちょっとした会話の中で、自分のことを話してみてください。あのとき話したあの小さな情報が、万が一病気や介護が必要になったときにその手助けになることがあります 書いてみるのもいいですよ。
では、雨冷えや脱水など体調に気をつけながら楽しくお過ごしください。
認知症疾患医療センター W
イラスト:いらすとや
【2024年3月卒PT・OT学生対象】就職説明会開催!
2023年7月~10月で PT・OT学生を対象とした就職説明会を開催します!
この機会に少しでも当院のことを知っていただけますと幸いです。
【 日時 】
2023年7月21日(金)
2023年7月28日(金)
2023年8月4日(金)
2023年8月18日(金)
2023年8月25日(金)
2023年9月1日(金)
2023年9月15日(金)
2023年9月29日(金)
2023年10月6日(金)
2023年10月13日(金)
2023年10月20日(金)
※いずれも10時~12時の開催予定
<内容>
・病院概要説明
・PT・OT科の業務内容や取り組みについての説明
・採用試験について ほか
※感染対策のため、リモート見学会に変更となる可能性があります。ご了承ください。
集合場所やその他詳細は、お申込みいただいた方に個別にご案内いたします。
【 申込について 】
見学会に参加ご希望の方は、必ず事前のお申込みをお願いします。
このホームページの「求人お問合せフォーム」、お電話、メールよりお申し込みいただけます。
電話番号:086-427-1111
メール:recruit@heisei.or.jp
申込期限:各日程の3日前まで
ぜひお気軽にお越しください!
採用担当:人事部 日笠(ひかさ)・米村(よねむら)
電話:086-427-1111 メール:recruit@heisei.or.jp
ちらしのPDFデータはこちら↓↓
私の理想の理学療法士
倉敷平成病院に入職して2ヶ月が経ちました。頼りになる先輩方や温かい同期の存在もあり、新しい環境にも少しずつ慣れました。技術や知識がまだまだ未熟なため、毎日目の前の患者様に何を行えば良いのかを考え、たくさんの先輩方に支えていただきながら日々の業務を行うことができています。
私は学生時代、倉敷平成病院に実習で来ていました。現在も様々な学校から実習生が来ており、懐かしく感じます。それと同時に国家試験を乗り越え、今こうして理学療法士として倉敷平成病院で働けていることに喜びを感じます。
学生時代からの私の理想の理学療法士とは患者様が笑顔になるようなリハビリを行い、患者様にとって良い結果の出るリハビリを提供できる理学療法士になることです。
患者様に合わせた個別性のあるリハビリを行うことができるよう日々苦戦中です。これからも入職したての初心を忘れずに日々専門性のある確かな知識や技術を学び続け、患者様にとってより良いリハビリを提供できるように成長したいです。
これから夏本番となり、より一層暑くなります。体調管理には気をつけ、元気に夏を乗り切りましょう。私も一生懸命頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします。
リハビリテーション部 理学療法士S
※画像:写真AC
それぞれに合わせた方法でしっかり水分補給を
皆さん!こんにちは!訪問リハビリです!
早いもので、今年も折り返し地点の6月を迎えました。
これから夏本番になっていきますね!
皆さんはしっかり水分を取ることはできていますでしょうか。
「冷たくて美味しい飲み物が飲みたい!」そう思われる方も増えるのではないでしょうか。特に暑い日には炭酸が飲みたくなるという方はおられませんか?
加齢やご病気で飲み込みが難しくなった方、食事のときに咽せが増えた方、様々な事情で水分にトロミがないと上手く飲み込めないといった方、炭酸飲料を飲むことを諦めていませんか?
炭酸飲料にもトロミを付けることができるトロミ剤が近年販売されました。
当ステーションのご利用の方にも、実際に炭酸用のトロミ剤をご購入されている方もいらっしゃいます。市販の炭酸ゼリーのようにおいしく炭酸がいただけます♪
また、ストローで少しずつ飲んだり、姿勢調整をしたりすることで、水分にトロミをつけなくてもむせずに飲めるといった方もいらっしゃいます。
しっかりと水分をとり、早め早めに熱中症対策をしていきましょう!
「以前より食べ物が飲み込みにくくなった」、「むせるようになった」などの症状がある方、皆様の生活スタイルに合わせて一緒に対策を考えさせていただきます♪
訪問リハビリにぜひご相談ください!
訪問リハビリ A
園芸療法~収穫しました~
今年度からリハビリの一貫として、回復期病棟の患者さんと一緒にプランターを利用して野菜を育てています。
ついに先日の6月5日、立派なナスとミニトマトを初めて収穫しました!!
毎週の水やりをおこない、虫や鳥の被害を心配しながら、成長を見守ってきて、
患者さんたちも「こんなに大きくなったんだね」「すごいね」と感慨深く言葉をこぼされていました。
まだしばらく、収穫を楽しむことができそうです。
患者さんと私たちスタッフとが、同じ視線で野菜を見つめるその一時は、立場の垣根を越えて、心の交流を図っているような気がします。
病院の一角にある小さなプランターではありますが、私たちに与える影響はとても大きいものです。
引き続き、変化を楽しみながら、大切に育てていきたいと思っています。
リハビリテーション部 公認心理師 S
栄養科通信vol.188 「6月は食育月間」
毎年6月は「食育月間」です。食育の基本的理念を定めた「食育基本法」が2005年6月に制定されたこと、また新学期・新生活がはじまって身辺が落ち着き始め国をあげて取り組みやすい時期ということで6月が選ばれたそうです。また、毎月19日は「食育の日」です。食育の「育 (いく)」が「19」を連想させることに由来します。
食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。生涯にわたって「食べる力」=「生きる力」を育むことが重要と言われています。
食育で育てたい「食べる力」
①心と身体の健康を維持できる
②食事の重要性や楽しさを理解する
③食べ物の選択や食事づくりができる
④一緒に食べたい人がいる(社会性)
⑤日本の食文化を理解し伝えることができる
⑥食べ物やつくる人への感謝の心
日常生活の中での具体的な食育の取り組みとしては以下の12項目が挙げられます。子どもから大人まで誰にでもわかりやすく発信するため、ピクトグラムも作成されています。
食育月間の期間中は、全国規模の行事として食育推進全国大会(今年は富山県で開催)が開催されるほか、全国各地で食育をテーマとした多くの取組やイベントが実施されます。
食育と聞くと難しく聞こえますが、食に関して正しい知識を持ち、適切に選択する力を身につけることも食育の一つです。健全な食生活は、生きる喜びや楽しみ、健康で心豊かな暮らしにつながります。一人ひとりが食について意識を高めていくことで、自分にとって望ましい食生活を考え、実現できる力を身につけていきましょう。
「食育月間」や「食育の日」を機会に、日常生活の中での取り組みを参考に、出来ることから食育を始めてみませんか。
管理栄養士 MS
処方箋の有効期間について
私は、薬剤部で調剤補助の仕事をしています。自身としても、数か月に一度内科を受診しており、毎回薬を処方してもらっています。
病院で処方箋を受け取って、特に意識することもなく、受診後すぐに薬局に行き薬をもらっています。しかし、忙しいときはその日に薬局に行けないこともあります。そんなとき、「処方箋にも有効期限ってあるはず…」と素朴な疑問が思い浮かびました。やはり調べておかないと落ち着かないと思い、処方箋は何日間有効なのか調べてみました。
処方箋の有効期限は厚生労働省の「保険医療期間及び保険医療養担当規則」により定められており、発行日を含めて4日間です。この4日間の中には、土曜、日曜、祝日も含まれているので、週末が連休などというときには特に注意が必要です(長期の旅行、特殊の事情があると認められる場合は、この限りでない)。
個人的には「処方してもらった薬を4日も飲まずにいることはないな」と思いますが、定期的に飲んでいる薬を早めに処方してもらったときなどは、「週明けに処方箋を薬局に持って行けばいいか」などとうっかり4日を過ぎてしまう方も多いようです。有効期限を過ぎてしまった処方箋は使えないので、病院を受診して、もう一度処方箋を発行してもらう必要があります。
受診したその日に薬をもらえるように予定を確認しないといけないな、と再確認しました。
薬剤部 がんがん