ハッピーバースデイ&ハッピークッキング

みなさんこんにちは。

9月とはいえ残暑が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて、倉敷在宅総合ケアセンター ショートステイでは、月に2回(第一水曜日、第三日曜日)クッキングを行っております。9月4日(水)にも誕生日会と兼ねてクッキングを行いました。この日、9月に誕生日を迎えられた方が2名おり、ささやかではございますが、皆さんで誕生日のお祝いをさせて頂きました。職員手作りの誕生日カードを贈呈し、皆さんで「ハッピーバースデイ」を歌い、お祝いさせて頂きました。喜んでくださる表情を見ることが出来、職員一同とても嬉しく思いました。

そして、皆さんお待ちかねのクッキング。この日のメニューは皆さんが大好きな「どら焼き」です。さすが主婦の大先輩方。生地を混ぜたり、あんこを丸めたりするのはお手の物です。いつもクッキングの日には、ホットプレートで焼くいい匂いがするのですが、この日も例のごとく、生地を焼き始めると、ショートステイ中にいい匂いが…!仕事をしていた職員たちも、手を止め、「あ~いい匂い~」と言わずにはいられませんでした。皆さんで手作りしたどら焼きはとても好評で、「やっぱり手作りのお菓子はおいしいなぁ」「半分にするつもりがおいしくて全部食べた~」など言っていただき、とても満足されていました。お腹いっぱいで夕食がいつもより食べられなくなった方もいらっしゃいましたが、たまにはいいですよね!今後も皆さんに喜んでいただける、クッキング、誕生日会、行事会を考えていきたいと思っています。当日参加してくださった方々、ありがとうございました!

ケアセンターショートステイ 介護福祉士 YK

【学会報告 日本医療秘書実務学会 第10回 記念大会】

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

2019年8月31日~9月1日、日本医療秘書実務学会第10回記念大会が、川崎医療福祉大学で開催されました。
私は、倉敷平成病院医療秘書科として「認知症疾患医療センターにおける医療秘書の活動実践報告」を発表しました。
今回は、脳神経内科領域の疾患(難病含む)の概要をまずは説明し、当センターの、患者実績数や今後の推移をスライドに示し、どのように当院医療秘書が外来時に対応しているかをお話ししました。次に、当センターの医療秘書のポジションを図式化し業務の流れを説明しました。そして、今回、タイムリーな話題でもありますが、運転免許外来についての取り組みとして、運転免許外来設立に医療秘書が参画し、外来患者受付~患者の受診終了までの、プロセス決定や、書類代行作成についての実践報告を、発表しました。
7月17日、厚生労働省が開催した「医師の働き改革を進める為のタスク・シフティングに関するヒアリング」にもありますように、医療秘書が医師の業務を更にタスク・シフトし、医師の負担軽減に努める業務を行っていく事が求められています。
また、学会では、川崎医科大学総合医療センター院長先生による基調講演や、シンポジウムもこれからの働き方改革やAI導入による医療秘書のあり方等最先端なご公演を拝聴しました。今後も学びを大切にしていきたいと思いました。

医療秘書科 副主任 U

献血にご協力下さい!

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

この度、下記の日程で、当院に献血バスがやって来ます!
今回は、400mlの献血のみでのお願いとなります。

職員だけでなく、近隣の方も大歓迎です!是非この機会に献血にご協力下さい!

●日時:R1年10月3日(木) 15:00 ~ 16:30
●場所:倉敷平成病院

秘書・広報課 R

食品を選ぶときは〈オサカナスキヤネ〉をキーワードに

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

糖尿病の食事療法では栄養バランスが大事です。理想的には1日に30品目をとるといいとされますが、現実にはなかなか困難です。食品を選ぶキーワードは「オサカナスキヤネ」。これは語呂合わせで、この8種類の食品を1日のうちどこかで食べるようにすれば色々な食品をとることができ、栄養バランスもよくなります。あれを食べてはいけない、これは気を付けた方がいいなど食品選びをしているとストレスになり、糖尿病には好ましくありません。食事というのは、作るにしても食べるにしても楽しむことが大切。食事療法ではなおさらその心がけが効果を高めます。

〈オサカナスキヤネ}の食品とその効用

オ=お茶 渋み成分のカテキンには血糖を下げる作用あり。抗菌作用で糖尿病の大敵、歯周病を予防してくれる。特に緑茶が良い。

サ=魚  青魚に含まれるn-3系の脂肪酸は、脂肪の燃焼を促進して、肥満を防ぐ。体脂肪量を低下させる効果もあり。

カ=海藻 糖の吸収を遅らせる食物繊維が豊富。低カロリーでミネラル類も豊富。

ナ=納豆 納豆に含まれるナットウキナーゼには、血液サラサラ・血栓予防の作用があり、糖尿病の合併症の腎症、網膜症、動脈硬化を予防。
(注:ワーファリン服用者は禁忌食品ですので、摂取しないで下さい。)

ス=酢 酸味のもとであるクエン酸は、ブドウ糖の燃焼を促進して、肥満を防ぐ。

キ=きのこ 食物繊維が豊富で血糖値を下げる作用のほか、血圧を下げ悪玉コレステロールを排除して動脈硬化を予防。免疫力を高め歯周病の予防にも役立つ。

ヤ=野菜 食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富。野菜によっては、抗酸化作用などを持ったポリフェノールが豊富なものも。低カロリーで、たくさん食べれば満腹感も。

ネ=ねぎ類 長ねぎ、玉ねぎ、にんにくなど。アリシンがビタミンB1の働きを促進させ、ブドウ
糖を燃焼させる。動脈硬化を防ぐ作用もあり。

食材選びに迷った時の参考にしてみて下さい。

※参考:ヘモグロビンA1cがぐんぐん下がる<糖尿病>強力&美味レシピ

糖尿病療養指導士 管理栄養士 N.K

 

注文をまちがえるかもしれないカフェ?!「のぞみカフェ」初開催報告

令和元年8月3日(土)13時30分~15時の1時間30分の限定で、「グループホームのぞみ」主催の「のぞみカフェ」がオープンしました。グループホームのぞみは、「ピースガーデン倉敷」にある18名の認知症の方々が暮らす施設ですが、会場を1階の「リハビリステーションピース」で、地域の方々やご家族をお招きし、交流することを目的に開催いたしました。

開催にあたっては、地域に案内を配布しました。初めての試みだったので、いったい何人来て下さるのかわからずとても不安でした。
メニューも皆で考え、フレンチトーストとセットドリンク(ドリンクはコーヒー、紅茶など全8種)、かき氷(いちご・レモンなど全4種)でご用意しました。受付、注文、調理、配膳、片付けなど、全てをご利用の方々に担当していただきます。当日は、地域から5組、ご家族5組の計10組のお客様にご来店いただきました。
この企画は、津山市で今年5月に岡山の津山市で「注文を間違えるかもしれないレストラン」が、開店したことをスタッフが知り、当施設でもやってみよう!と実施したものです。
私たち職員も戸惑いながら、手探りでの行事でしたが、皆さんの活き活きとした笑顔に、心からやってよかったと思いました。
今後定期的に開催できればと思っています。
またこの場をお借りしてご案内いたします。

ピースガーデン倉敷
グループホームのぞみ 介護福祉士 YT

※許可を得て画像を掲載しています

いつまでもお健やかに~令和元年度老松学区敬老会参加報告

令和元年9月8日(日)倉敷市は快晴で最高気温が30度を超す暑い日でした。
この日、全仁会グループの看護師1名、管理栄養士1名、ケアマネジャー1名、事務職員2名、理学療法士2名の計7名で、倉敷労働会館で開催された老松学区敬老会に参加しました。

朝早くから多くの地域の皆様が参加する盛大な会でした。そこで一部場所をお借りして、我々は健康チェックを実施いたしました。身長、体重、血圧、体脂肪を測定し、簡単な健康相談や介護相談に応じました。健康チェックには約30名の方にご参加いただきました。測定後は、病院のパンフレット等を配布し、11月に開催されるのぞみの会のご案内も行いました。

敬老会では、災害対策の講演やダンス・劇などの演芸が催されました。演芸の時間に10分程お時間を頂き、理学療法士2名による健康講座を行わせて頂きました。
健康講座では、日本転倒予防学会が紹介している「ちょいトレ」の一部を紹介し、来場されていた皆様と一緒に「ちょいトレ」を実施しました。ご来場の皆様が熱心に取り組んで下さって大変ありがたかったです。

地域の皆様に貢献する機会を頂き、大変勉強になりました。

倉敷老健通所リハビリ PT K

 

老松学区敬老会には毎年、参加させていただいております。
平成30年度
平成29年度

「令和元年度 徳島県防災訓練」参加報告~AMDA災害派遣チームとして~ 2

カテゴリー: お知らせ, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

 9月1日に徳島県阿南市で徳島県総合防災訓練が行われました。 倉敷市はあいにくの雨模様でしたが阿南市は晴天に恵まれ猛暑の中、 開催された防災訓練に参加してまいりました。この訓練は、南海ト ラフ地震を想定し地域住民、県、自衛隊、消防、保健所、医療チー ムなどが参加するかなり大規模なものです。
その中で全仁会の職員 として私達は看護師2名と事務2名を派遣しAMDAの災害派遣チーム の一員としての役割を担いました。 派遣された先は阿南市にある小学校です。かなり大規模な訓練となっており、阿南市保健所を本部 として市内4箇所で同時に訓練を実施していました。私達の赴いた 小学校でも至る所で訓練が成されていました。
 特筆すべきは地域住 民の方々も役割を担い参加している点です。担架を使って救助 する役の人、けが人メイクを施したけが人役の人、また避難所で大 きな声で騒ぎ立てる役の人まで盛り込まれており、それら全てシナ リオ通りに進めていくのです。私達の会場ではそんな地域住民 の名演技に白い歯を見せ時折笑顔になりながら和やかな雰囲気での 訓練となりました。
別会場では迫真の演技と思われた地域住民の怒 声が、本当に怒っていたと言う報告もあがっており、それについて はどのように対応するのがよかったのかというのもきちんと検証さ れていました。そうした経験が実際の避難所運営にも役立ち、こう した訓練を実施する事で地域住民の災害に対する認識や防災に対す る知識、避難した際に起こりうる状況等を共有する事で、あっては ならないことですが実際に災害が起きた場合には対応に大きな差が 出てくるのだろうなと感じました。倉敷市に置き換えてみると、これほど大規模な訓練の実施はなかなか難しいと ころですが、まずは自分達の身近なところから始めていけたらと思いました。
総務課 主任 M

ストレスによる首こりの鍼灸治験

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

首周りのこり、頭重感を訴えて40歳代の男性が来院されました。
2週間前の夜から首や顎のあたりの筋肉が硬くなり、頭重感などが現れるようになりました。
話を聞いていくと、約1年前にストレスを強く感じることがあり、動悸や精神不安、腹痛、下痢などが起こりやすくなっていました。
今回の症状が現れる1週間前から食欲もなくなり、嘔吐もあり体重が4kgほど減っており、体力を維持できず今は療養のため休職しています。また、その頃からあくびをするだけで首の筋肉が引きつることも多くなっていたそうです。
この患者さんの既往歴で3年前に頚椎椎間板ヘルニアがあり、現在は治癒しています。

心療内科に通って安定剤などを服用していますが治らず、平成病院の脳ドック検診の際に鍼灸を受けていたのを思い出して、こちらの鍼灸院に来られました。

患者さんの腹部を触るとガス音が強く張っていて、舌診では舌質は大きく、歯痕があり、舌面には白い苔が厚くあり、脈は浮いているが左脈は弱い。
これらのことから、体質は肝脾不和、痰湿停滞と考えました。

中医学の理論では、肝の機能には気をのびやかに巡行させる働き(疏泄機能)や精神活動を安定させる働きなどがあります。
精神的なストレスを受けて、肝気が鬱滞し、気が滞ることで血液の循環が悪くなることがあります。また、肝の疏泄機能は脾胃の消化吸収機能を助けており、脾胃は気血の生成に関与しています。
この患者さんの場合、長期的なストレスで、肝の疏泄機能、さらに脾胃の機能を低下させ、精神不安や食欲不振、下痢などの症状が現れ、筋肉は血で養われるので血行不良や血の生成が不足することで養われず、今回のような首こりを起こしたと考えました。

これに対して、治療は気の循環を促し、脾胃の機能を向上させる方針で行いました。
肝経の太衝、期門、脾経の地機、三陰交、血海(けっかい)、胃経の足三里、衝陽(しょうよう)など、胃腸に関係する中脘、曲池、合谷、下廉(げれん)、首周りを巡る経絡の後谿(こうけい)、攅竹(さんちく)、風池などのツボを使って鍼灸を行いました。

1回目の治療した後から食欲が戻り、2回目の後には首のこりも軽減し、舌苔も少なくなっていました。4回目のころには首や胃腸の症状は気にならなくなり、仕事に復帰しますと教えてくれました。この患者さんはストレスは長く受けていましたが、しっかり休養もできたことに合わせて、鍼灸治療で非常に早くいい効果が得られたと思います。

鍼灸院 MK

「令和元年度 徳島県防災訓練」参加報告~AMDA災害派遣チームとして~ 1

カテゴリー: お知らせ, 看護部 | 投稿日: | 投稿者:

「防災の日」の9月1日に徳島県阿南市で中央構造線を震源とする直下型地震を想定した総合防災訓練が実施されました。 この訓練は、南海トラフ地震を想定し、地域住民、県、自衛隊、消防、保健所、 医療チームなどが参加する大規模なものでした。188機関から約900名が参加されたとのことです。

その中で私たちはAMDAの災害派遣チームの一員として、同じくAMDAより派遣さ れた医師とチームとなり避難所での応急処置対応を担う事となりました。そこ には負傷メイクを施された患者が運ばれ、トリアージ後、各エリア別で応急処 置を行い、重傷者を救急隊員に引き継ぐというシミュレーションを行いました が、その様子を住民の方向けに場面ごとに丁寧な解説をつけての訓練でした。

反省会の中では「災害医療」についてのレクチャーも行われ、「災害救急」と は違い、長いスパンでの活動が必要ということも学び、大変貴重な経験となり ました。


倉敷平成病院 病棟師長 I

RSウイルス感染症、知っていますか?

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは!9月に入りましたが、まだまだ暑さが残っていますね。

ところで、みなさんはRSウイルス感染症を知っていますか?
RSウイルス感染症とは、この時期に手足口病と同じく流行する感染症のひとつで、RSウイルスが伝播することによっておこる呼吸器感染症です。年齢を問わず感染し、2歳までにほとんどの小児がRSウイルスに初感染すると言われています。

主な症状は発熱や鼻水、咳、呼吸が苦しくなるなどです。小さいお子様では重症化することもあるので、以下の症状が見られた場合には速やかに病院受診をしてください。
*息がゼイゼイと呼吸が苦しそうである
*咳で夜中に何回も起きる
*咳込んで嘔吐してしまう
*熱が下がっても症状が改善されない

RSウイルスは咳やくしゃみによる飛沫感染とウイルスが付着しているものに触る接触感染によって広がっていきます。感染予防には手洗いやマスクの装着が有効です。
ご家庭に小さなお子様がおられる方や乳幼児の育児に携わる方はとくに注意が必要です。

さて、今年も倉敷平成病院の一大イベントであるのぞみの会【11月10日(日)】が近づいてきました!今年は会場を倉敷市民会館に移して行われます。参加された方には記念品のプレゼントもあるようなので、みなさんふるってご参加ください!!

参考:感染症・予防接種ナビ
臨床検査部 MU