日別アーカイブ: 2015年3月18日(水曜日)

アレルギーの可能性

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

2015年になって早3か月が経ちました。気候も徐々に暖かくなり、春が近づいていますね。しかし、春と言えば花粉症…。
毎年花粉症に悩まされている方も多いかと思います。鼻水が止まらない、目がかゆいなど、辛い花粉症ですが、もしかするとその症状は花粉症では無く、アレルギーの可能性もあります。

アレルギーとは、私たちの体に入ってきた異物を除去しようとする「免疫」という機能が時に過剰に働き、かえって体に害を与えてしまうことです。アレルギーが起こってしまっている原因の例としては、ネコやイヌなどの動物、ガやゴキブリなどの昆虫、スギ、ヒノキなどの樹木、卵、牛乳、小麦、果物、魚など、あらゆるものがあります。アレルギーを起こしやすい体質は遺伝する傾向があり、ご家族にアレルギーの方がおられるとお子様にもアレルギーが起こる可能性が少し高くなります。

まずはあなたのアレルギー度をチェックしてみましょう。

□決まった季節に目のかゆみ、充血、くしゃみ、鼻水がでる
□掃除、衣替えをうると目のかゆみ、くしゃみ、鼻水がでる
□肌が乾燥しやすく、湿疹が出やすい、荒れやすい
□ちょっとした刺激で肌が赤くなりやすい
□ひじやひざの裏など屈曲部に湿疹ができる
□食べ物を食べた後、お腹が痛くなることがある、じんましんが出る
□果物や野菜を食べると口のなかやのどがピリピリ、イガイガする
□嫌いなものではないが、食べられないものがある
□息苦しいときがある(ゼイゼイ、ヒューヒュー)
□席が8週間以上続くことがある
□家族にアレルギーの人がいる

この11項目のうち、1つでも心当たりがある方は、もしかするとアレルギーかもしれません。
この機会にアレルギー検査を受けてみることをおすすめします。アレルギー検査はとても簡単で、少量の採血を行うだけで、アレルギーの原因となっている物質を探し出すことができます。人によってはアレルギーの原因となる物質は1つではなく、複数ある方もおられます。

アレルギーで起こる病気にはどんなものがあるかというと、呼吸がしにくくなるぜんそくや、かゆみを繰り返すアトピー性皮膚炎、くしゃみ・鼻水が止まらないアレルギー性鼻炎、目のかゆみ・充血を起こすアレルギー性結膜炎、食べ物によって症状が起こる食物アレルギー、果物や野菜を食べることで口の中がピリピリ・イガイガイしてしまう口腔アレルギー症候群などがあります。
特に口腔アレルギーは、お子様の場合だとただの好き嫌いだと思い、気が付きにくいことがあります。

まずは原因を知ることがアレルギー治療の第一歩です。
早く原因を特定し、治療すれば、今あなたを苦しめている辛い症状を無くすことができ、生活への負担も軽減されるかもしれません。
治療せずに放置していると、アレルギー症状が慢性化し、治療が困難になりますので、早めの治療が必要です。また、自分ではアレルギーではないと思っていても、実は隠れたアレルギーが見つかることがあります。まずは検査を行い、医師による正確な診断を受けてみましょう。
臨床検査部 M.T

第4回日本医療経営機構ケース研究会が開催されました

カテゴリー: 秘書・広報課, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

3月14日(土)、倉敷在宅総合ケアセンターにて、全国各地から約20名が参加し「第4階日本医療経営機構ケース研究会」が開催されました。
kenkyukai最初に、日本医療経営機構ケース研究会会長(那覇市立病院副院長)島袋洋先生から開会のご挨拶を頂き、当院、高尾聡一郎理事長が「社会医療法人全仁会のこれまでの取り組みと今後の展開」と題して特別講演を行いました。
ご参加の方々は、それぞれの病院の経営をされている方、また経営幹部の方々で、質問も病院が運営するサ高住についてや事業計画の達成方法について等真剣な意見交換がなされました。
研究会では、今後の医療経営人に求められる力とは等の基調発言がなされた後、住宅型有料老人ホームローズガーデン倉敷とサービス付高齢者住宅グランドガーデン南町の施設見学がなされました。
参加者からは、住宅型有料老人ホームの住みやすさについてやサ高住における医療・介護サービスとの連携等が素晴らしいとの感想を頂きました。
※日本医療経営機構のホームページはこちら

秘書広報室