カテゴリー別アーカイブ: 糖尿病療養指導士

「インスリン治療」糖尿病が悪くなったの?

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皆さんはインスリン治療に対するイメージはどんなものでしょうか?
○インスリンを打つってことは症状が悪くなったのかな…
○始めたら一生打ち続けるのだろうか…
○注射は怖いし痛い…
など悲観的・否定的に捉えている方がいるかもしれません。今回は“インスリン注射”という治療法の正しい知識について、注意点を交えてご紹介しますinsulin_woman

インスリン治療はもともとヒトが生理的にもっているインスリンを補うため、最も自然で、確実に血糖値を下げる治療法です。インスリン治療が必要と考えられるのは、1型糖尿病や妊娠糖尿病の患者さんで、他にも2型糖尿病の患者さんではすい臓を休める目的で早期にインスリン療法を開始することがあります。インスリンを体外から補充することで、疲れたすい臓を一時的に休めることができます。すい臓の機能が低下する前にできるだけ早くインスリン治療を開始して、よりよい血糖コントロールを目指すのです。すい臓の機能が十分回復し、血糖値が下がれば、インスリン治療をストップできたり、内服薬だけの治療が可能になることもあります。
また、インスリン注射で使う専用の注射針は細くて短く、採血で使う注射針の3分の1くらいの細さで、痛みが少なくなるようデザインされています。注射する場所はおなかが一般的ですが上腕部、太ももなども可能です。ただし注射部位によって吸収速度が異なるので注意が必要です。

インスリン治療がしっかり継続されれば、すい臓の機能回復に加えて、血糖コントロールもよくなり、合併症予防やその進展を遅らせることができます。医師の指導の下、正しい理解を身に付けて、きちんと治療を続けていくことが大切です。
わからないことや不安な事があればいつでも主治医の先生へ相談してください。

糖尿病療養指導士 薬剤師 なか

第80回糖尿病料理教室開催報告

料理教室110月3日(土)、倉敷生活習慣病センターにおいて『第80回糖尿病料理教室』を開催しました。今回のテーマは『素敵な朝ごはん♪』。ついつい簡単に済ませてしまいがちな朝ごはんのバランスを整えるため、最近流行りのスティックオープンサンドや花束サラダに挑戦。乗せたり巻いたり、楽しく華やかに仕上げることができました。夏の猛暑で疲れた体をいたわって、少し丁寧な食事をしてみるのもいいですね。デザートのヨナナスメーカーで作ったパフェも珍しくて好評でした。料理教室2
次回は12月に、おせち料理に活かせるような和食をテーマに開催予定です。

◎デザートタイム◎
冷凍した果物をヨナナスメーカーでスカッシュ(押し出す)すると、果物がまったりとジェラートのように変身!バナナとブルーベリーを混ぜて濃厚おいしいデザートができました。カロリーコントロールアイスと合わせても80kcal以下なんてヘルシー♪

◎本日のメニュー◎
●スティックオープンサンド
・きゅうり+かにディップ:かに缶と水切ヨーグルトを混ぜたディップが簡単で美味しい。
・プチトマト+水切ヨーグルト:2色のトマトを使ってカラフルに。オリーブオイルでいただきます。
・ゆで卵+アボカド+えび:カロリーハーフのマヨネーズを塗って順序良く並べて。
・プルーン+水切ヨーグルト+くるみ:プルーンは1晩紅茶に漬けることで柔らかく食べやすく。
●ビーフシチュー:具を一口大に切って食べ応え抜群に。ルウも赤ワインとデミグラスソースで手作りしました。
●和風ピンチョス:型抜きした野菜をつまようじで刺せばかわいいピンチョスの完成!柚子胡椒を入れたドレッシングで少し和風に。
●花束サラダ:油や水に強いワックスペーパーで、サーモン、卵、きゅうりでできた花を包めば見た目もかわいい花束サラダに変身。
●ヨナナスパフェ:冷凍した果物で作ったヨナナスとカロリーコントロールアイスを使ったパフェならヘルシーで美味しいデザートに。

計576kcal
※メニューご希望の方は倉敷生活習慣病センター受付にてお訊ね下さい。

糖尿病療養指導士・管理栄養士 E.O

妊娠糖尿病について

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food_kurigohan すっかり我が家の子供たちの虫取りがカブトムシからスズムシに変わり秋を感じています。
妊娠中の私ですが、おいしいものがたくさんあるので食べ物も「なし・栗・カボチャ」とすっかり秋模様ですね。体重も3週間で2kg増加。止められない食欲です。

そこで今回は私も少し、心配している妊娠糖尿病についてお話しします。
妊娠糖尿病は妊娠するまで糖尿病ではなかった方が、妊娠中に初めて発見または発症した、糖尿病にいたっていない糖代謝異常です。これまでに糖尿病とは縁のなかった方の10%程度の方がなると言われています。
妊娠すると、妊婦さんの体調は変化します。妊婦さんのなかには食事の栄養バランスを気にしている方も多くいると思いますが「急に私が糖尿病なんて」と驚くと思います。
一番の原因は糖分の取り過ぎとも言われますが、ホルモンバランスの変化が原因なので、食事に気をつけていても妊娠糖尿病になることがあります。
food_yogurt 予防として
・偏った食事、ファーストフードや加工食品を避け栄養バランスの良い和食中心。
・お菓子や果物など糖分の取り過ぎに注意をしプレーンタイプのヨーグルトや小魚に変更。
・適度な運動を生活のなかに取り入れることも大切です。

涼しくなってきました。私も食べてばかりでなく、散歩をして紅葉を楽しみながら、バランスの良い食事を心がけていきます。
皆さんもいかがですか?

糖尿病療養指導士  仕事と子育て奮闘中、看護師

夏場のインスリンの保管

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蒸し暑い日が続きますね。ほとんどのインスリン製剤やGLP-1受容体作動薬は開封前には冷蔵庫内に2~8℃で保管し、開封後にも暗い所に室温で保管をする必要がありますが、適切に保管が出来ているでしょうか。
インスリンインスリン製剤やGLP-1受容体作動薬はバイオテクノロジーを用いて作られるたんぱく質由来のバイオ医薬品なので、高温にさらすと熱による変性(卵を焼くと白くて固くなるように、熱などの刺激によりたんぱく質の性質が変わってしまう現象)が起こり、期待される効果が得られなくなってしまうことがあります。
30℃~37℃までの常温なら変性は起こりにくいのですが、夏場は(1)自動車の中、(2)直射日光が当たる場所、(3)海水浴場、キャンプ場など高温になりやすいので注意が必要です。
特に駐車した自動車の中は50℃以上になることがあり、日の当たらない後部座席でも、夏には40℃以上になることがあるので放置しないよう注意して下さい。
やむを得ず、夏の旅行など炎天下で長時間持ち歩く時は、冷蔵庫で冷やした保冷剤を、製剤に直接ふれないようにタオルで包み、一緒に保冷バッグに入れるという方法もあります。
使う前によく降るタイプの混合型インスリン(ヒューマログミックスやノボラピッドミックス)の沈殿物が混ざらなくなったり薬液が半透明や透明になっている場合や、本来透明なタイプのインスリン製剤が白濁するなど、「薬液がいつもと違うな~」と感じる変化がみられた場合には使用せず、新しい製剤を使いましょう。
因みに血糖自己測定器の測定チップも高温には弱く、高温・低温の環境や、湿度の高い場所に置いて保存するとエラーの原因になるようです。30℃以内の室温で保管するよう気を付けて下さい。

糖尿病療養指導士 きむ

栄養成分表示、活用していますか? ~糖尿病療養指導士より~

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だんだん気温が上がり、今年も夏がやってきました。ついつい冷たいものに手が伸びる・・・なんて事もあります。そういえば、ほとんどの食品に原材料も、カロリーも書いてあるんですよね。アイスを食べながらぼんやり眺めていたりします。
皆さんの中にも、表示を見るようにされている方がいらっしゃるかと思います。

そこで今回は健康な食生活を送る上で味方となってくれる栄養表示の見方をまとめておきましょう。

まず主要な栄養成分表示。
1) エネルギー20150714
2) たんぱく質
3) 脂質
4) 炭水化物
5) ナトリウム
この順番で表示されていますが、表示単位が100g、100ml、1食分、1袋など様々なので、食べる量で確認するようにします。似た食品を選ぶ際はカロリーを、糖尿病の患者様なら炭水化物(糖質)の少ないものを意識するのも良いです。

また、お弁当や加工食品を選ぶ際に気になる塩分を知る方法もここに!
ナトリウム(mg)×2.54÷1000≒食塩相当量(g)
この計算式に当てはめれば『市販のものは塩分が多いから』、『カップラーメンの汁は飲まないで』といった言葉に頷いてしまうかもしれません。

さらに栄養強調表示という内容もあります。
例を挙げると糖類0や低脂肪など。摂り過ぎが気になる栄養成分がどの程度含まれているか瞬時に判断できます。しかし規定の基準を満たしていれば表示できるので、完全なゼロではないため注意が必要です。(2013年10月7日の糖尿病療養指導士のブログにも取り上げられていますので詳細は割愛させていただきます。)
また、『うす塩味』、『甘さひかえめ』といった味覚に関する表示にはルールがありません。栄養成分表示で確認してくださいね。

このように食品のラベルには情報が沢山のっています。
栄養成分表示をうまく活用して健康に役立てていきましょう。

糖尿病療養指導士 管理栄養士 塩っぺ

糖尿病療養指導士に合格しました!

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糖尿病療養指導士合格1506-1今年、第15回日本糖尿病療養指導士認定試験を受験しました。青山先生をはじめ、糖尿病療養指導士の先輩方のサポートもあり、当院では看護師1名、管理栄養士1名、薬剤師3名の計5名が合格することができました。この場をお借りして、お礼を申し上げます。
振り返ると、長い道のりでした。6月~7月に受験申込、秋に2日間の講習会を受け、12月上旬に糖尿病療養指導士の自験例を10例提出し、3月に筆記試験に臨みました。
糖尿病療養指導の自験例の提出前には、青山先生や先輩方に添削して頂きながら、頭を悩ませ、筆記試験では国家試験以来の受験勉強に苦労した記憶があります。
しかし、この受験を通して、薬剤師以外の職種が糖尿病にどのように関わっているのかを知り、薬以外にも食事や運動についての知識を得ることができ、とても良かったと感じています。
当院の糖尿病療養指導士は計14名になりました。これからも糖尿病患者さんのお役に立てるアドバイスが出来るよう、学んだ知識を活かしながら頑張っていきたいと思います。

*糖尿病療養指導士に興味のある看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士の方!生活習慣病センターの療養指導室にて、毎月第1水曜日 17時30分~行われる勉強会に是非参加してみて下さい。

糖尿病療養指導士 薬剤師 りー

5月31日は『世界禁煙デー』

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kinen_iraira皆さんは「世界禁煙デー」をご存じですか?これはWHO(世界保健機関)が制定した禁煙を推進するための記念日です。今年のスローガンは『受動喫煙防止を!-タバコ製品の不正貿易を止めよう-(Stop illicit trade of tobacco products)』です。この日にちなんで、日本各地で様々なイベントなど取り組みが行われています。
倉敷平成病院は全敷地内禁煙となっており、禁煙外来も行っています。そして、生活習慣病センターでは6月1日から1か月間禁煙推進月間として、生活習慣病センターかかりつけの方に禁煙をおすすめすることにしています。今回は季刊紙“ニュースレター”でも禁煙を取り上げた内容を掲載しています。タバコを止められないのは自分の意志が弱いからと思っている方も多いと思いますが、意志が弱いからではなく、ニコチン依存症のためであることを理解していただき、禁煙外来による禁煙補助剤の治療をぜひおすすめします。

糖尿病療養指導士 K

性格タイプに合わせて

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20150414暖かい春の日差しが降り注ぐ新緑の季節になりました。先月になりますが3月1日(日)中四国糖尿病研修セミナーに参加してきました。毎年参加していますが、糖尿病診療・療養指導について最新の情報を糖尿病治療に携わる多くの職種に提供することで日々の診療における知識や技術の向上に寄与することを目的に、今回のテーマは、「チームで取り組む薬物療法とそのリスクマネジメント」をテーマにした講演・セミナー・シンポジウムでした。13演題あった中で、自分の療養指導の中に取り入れることができそうな「●患者さんを楽しくやる気にさせる糖尿病療養指導」について紹介したいと思います。講師は京都医療センター 臨床研究センター予防医学研究室 坂根直樹先生でした。以後、抜粋です。食生活やライフスタイルの近代化や高齢化に伴い、糖尿病患者が増えている。糖尿病は「血管の病気」であるとともに「自己管理の病気」と言われる。しかし、食事や運動など自己管理ができている患者は3割に過ぎない。患者に正しい医療情報を提供して行動変容を促そうとしても、TVやマスコミの情報に左右されている患者は多い。また、過去の不健康なライフスタイルを質すと「仕事で、夕食が遅くなる」「カロリー計算は面倒」などと言い訳する患者も多い。心理学ではこれは「抵抗」と呼んでいる。そういたった、なかなか行動変容しない患者に「このままの生活をしていると、将来大変なことになりますよ。誰が貴方の面倒をみるのですか!」といわゆる医学的おどしで、動機づけを図ろうとすると、「おやつを制限するとストレスがたまる」「仕事を辞めなければできない」などと抵抗が強くなることもしばしばである。また、高齢糖尿病患者は「もう年だから」と訴え、なかなかモチベーションもあがらない。これらの抵抗を減らすのがコーチング、動機づけ面接、生きがい連結法といったコミュニケーション技法である。患者の夢や生きがい、なりたい姿や望む状態は患者によってそれぞれ異なる。また、患者の性格タイプの強みや弱み、ストレスサインを知り、患者の性格タイプに合わせて、病態や検査結果の説明、目標設定、褒め方などを変えると療養指導が楽になるそうです。
1)患者さんとの間に協働関係を築く、2)患者さんの性格タイプ(赤色:外向・論理型。親分肌で目的に向かってどんどん進んでいく人。時に攻撃的になることもあるかも…。黄色:外向・感情型。明るく楽観的で、あまりくよくよしない。反面ルーズな面も。緑色:内向・感情型。穏やかで争いを好まない。いい人の反面、優柔不断な面も。青色:内向・倫理型。論理的で、計画的に物事を進める人。真面目な反面冷たい人と思われることも。)を見極める(ユングの性格類型参考)、3)患者さんの目指すゴールは何か?4)今回のテーマを選び、成功への作戦を一緒に考える、5)実行してもらい成功していたら大いに褒め、失敗していたら、そこから学ぶ、6)よい生活習慣法を習慣化する(自己管理)のが療養指導を成功させるステップの例である、とのことです。各々の色を意識した効果的なアプローチ法→赤色タイプ:ポイントや結論を先に提示する。決断力があるので自分で治療を選択してもらう。挑戦を好むので検査結果を短期目標にして競争させる。黄色タイプ:早いペースで指導する。おもしろい内容や教材を提供して飽きさせない。誰かと一緒に楽しくやってもらう。緑色タイプ:患者のペースに合わせてゆっくりと話を聞く。リラックスしてもらい患者さんの意見を聞き答える時間を十分に与える。思いやりや謙遜した態度をとる。青色タイプ:十分な情報を提供し体系的熟考してもらう。教科書的な内容を踏まえ現在のデータをきちんと説明する。ということだそうです。糖尿病患者さんが楽しくてためになる療養指導が提供できるように性格タイプを知り、それにあわせてアプローチすることが患者さんの満足度を上げ、行動変容につなげていくことがコツだと思いました。今回学んだことを活かしていきたいと思います。
糖尿病療養指導士 看護師 H・T

第77回糖尿病料理教室開催報告

IMG_11274月4日(土)、倉敷生活習慣病センターにおいて『第77回糖尿病料理教室』を開催しました。今回のテーマは、春の洋食ランチ。ホットプレートで作るパエリアは見た目も華やか!また、メインと色々な味を楽しめる前菜3種類をお洒落にワンプレートに盛り付けるなど、賑やかなランチが仕上がりました。
当日はあいにくの空模様でしたが、満開に咲いた桜に負けないランチョンマットを手作り!個性豊かな仕上がりとなりました。
次回は梅雨真っ只中、6月の開催となります。季節柄体が何となく重く感じられる方もおられるのではないでしょうか?バランス良く食べて元気に夏を迎えられる肉料理で皆さんのご参加をお待ちしています!

♪デザートタイム♪
これから旬のフルーツをたっぷり使って、白ワインでマリネした少し大人のデザート。バニラの甘い香りがアクセントです。春だけではなく、夏はパイナップルやマンゴーなどトロピカルフルーツを使ったり、秋は柿や梨など、季節のフルーツを使ってバリエーションも可能!

◎本日のメニュー◎
○パエリア:ホットプレートで作るパエリアはこんにゃく入りで低カロリー。魚介の旨味がたっぷりです。
○鯛のポワレ:皮目をパリッと焼いた鯛に菜の花ソースで春の香りをプラス。
○アンチョビマリネ:野菜を焦げ目がつくよう香ばしく焼き、ゆず果汁入りのマリネ液につけてさっぱりした風味に。
○かぶのムース:真っ白なかぶのムースの上にキラキラな梅酒ジュレをのせて。ほんのり甘みのある1品です。
○カプレーゼ:チーズの代わりにヨーグルトを使う事でカロリーダウン。トマトとヨーグルトを交互に並べて色鮮やかに。
○春キャベツのスープ:今が旬の春キャベツをたっぷりスープに入れました。上に薄くスライスした桜の形の人参をのせて春らしく。
○春のフルーツ白ワイン風味:旬のフルーツをたっぷり使って、白ワインでさわやかに。

計500kcal ※メニューご希望の方は倉敷生活習慣病センター受付にておたずね下さい。

管理栄養士・糖尿病療養指導士 Y.S

ハンディキャップとは

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春らしさが日増しに感じられるようになりました。 平成病院の玄関にもチューリップが芽生え、一日一日おお20150314きくなっています。 出勤時、愛でながら「今日も頑張ろう!」の気持ちをスイッチ、ONです!

プロ囲碁棋士の木部夏生さん(1型糖尿病)が寄稿されていた文章を読んで感動 しました。(月刊糖尿病ライフさかえ2014Vol.54)

「小児期に1型糖尿病を発症した子どもに対して、“将来何にでもなれる”と伝えてしまっていいのか?」との問いから「1型糖尿病はハンディキャップになる、ならない?」の話に発展。

木部さんは「わたしは、今まで「1型糖尿病はハンディキャップだとは思わない」と言っていました。でも、ご飯の前や囲碁の対局中に血糖値を測ること、注射を打つこと、低血糖になり補食をとることは、やはり他の人よりもひと手間余計にかかります。注射を打つのも、血糖自己測定をするのも苦ではないというだけで、1型糖尿病はハンディキャップだと思います。そのハンディキャップが あるからこそ、「負けたくない!」と頑張れた部分は、とても多い気がします。 1型糖尿病にならなかったら、囲碁棋士のプロになることも諦めていたかもしれません。1型糖尿病になって得られたことは大きいことばかりで、私を成長させてくれました。「1型糖尿病でも、何にでもなれる。その代わり目標や夢をかなえるには、1型糖尿病であろうがなかろうが努力は必要で、1型糖尿病の場合は普通の努力では足りないかもしれない」と。

木部さんも諦めないで、大変な努力をされて夢を自分のものにされたのだと思います。感動し、そして敬服します。 その前向きな強い心を育み、支え、励まして一緒に歩んでこられたご両親や、医療者、お友達、仲間などのサポートもあったのでしょうか。

私自身、患者さんの人生に充実感や満足感など感じてもらえるサポートが出来るように知識・技術そして豊かな心を磨きたいとおもいました。

看護部 R.M