カテゴリー別アーカイブ: 歯科

感染対策

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いよいよゴ-ルデンウィ-ク!と言いたいところですが、新型コロナウィルスの影響により普段通りの生活ができなくなっていると思います。皆様いかがお過ごしでしょうか?

私達歯科でも今までの状況とは全く異なり、新型コロナウィルス感染対策に最善を尽くし、エアロゾル感染予防には特に力を入れています。

歯科でのエアロゾルとは、唾液、血液、義歯などの切削片、タ-ビンなど回転器具の冷却水などを含む霧状の汚染水などです。特に虫歯などに使用するタ-ビンからの冷却水は広範囲に飛び散ると言われています。
そのため空気中に飛散し感染する可能性がある事から、当院でも口腔外バキュ-ムを使用し対応しています。常に診療室の窓も開け換気をよくし、診療中にこのエアゾルが拡散しないよう口腔外バキュ-ムで吸引し続けています。
また、その他できる限りの新型コロナウィルス感染対策に取り組み、今後も診療を行っていきます。

1日も早く今までの普通の生活に戻れますよう、先ずはゴ-ルデンウィ-クの外出自粛を徹底し、新型コロナウィルスの危機を一緒に乗り越えましょう!

                         歯科 かば子

イラスト出典:イラストAC

お口の中から健康管理を見直してみましょう!

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皆さん、こんにちは。ニュースでは連日、新型コロナウイルスの報道がされており、日々変わりゆく世界の状況に不安な気持ちを抱えている人も多いのではないでしょうか。
“見えない敵”に対してどう向き合うべきか悩んでしまうこともあると思いますが、このような時こそ、日常の健康管理を見直すことが大切だと思っています。

健康であるための歯科的なポイントは、
おいしくご飯を食べて、しっかり歯磨きをすること! です。

そんな当たり前のこと??と思われた方も多いのではないでしょうか。意外とこれは多くの方ができているわけではありません。

◆おいしくご飯を食べるということ
おいしくご飯を食べるためには、よく咬めるお口の環境が整っていないといけません。
むし歯や歯が抜けた部分を放置している方はいませんか?歯に痛みがあったり歯の数が少なくなったりすると、咬む力が落ちるため、食べ物が十分に咬み砕かれないまま胃に送り込まれてしまい、消化に負担をかけてしまいます。しっかりと咬めるお口の環境を作り、栄養を取ることは、免疫力のアップにもつながり、健康な体作りをサポートしてくれます。

 

◆しっかり歯磨きをするということ
しっかり歯磨きをするということは、お口の中の細菌を取り除いてあげるということです。お口の中にはむし歯や歯周病を引き起こす細菌がいることはよく知られていますが、肺炎の原因になる細菌もたくさんいます。食べ物や唾液が誤って気管に入り、その細菌が肺の中で広がることで、誤嚥性肺炎を引き起こしてしまいます。


今は、新型コロナウイルスを原因とした肺炎がニュースで取りざたされていますが、お口の中の細菌が原因で誤嚥性肺炎となり、重症化されている方はずっと昔から多くいらっしゃいます。お口の中の細菌を取り除くことは、ひとつの大切な肺炎予防であり、健康な体を維持することにつながります。

私たちも皆さんの健康な体作りをサポートさせていただきますので、皆さんにも日常の健康管理をもう一度見直していただけると嬉しいです。

 

歯科医師 F

旅立ちの春を迎え

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旅立ちの春を迎え、日に日に暖かさを感じています。
卒業の季節ですね。歯科衛生士専門学校を卒業後数十年がたち、いろんなことを経験してきました・・・私が歯科衛生士になりたての頃、患者さんから“看護師さん”と呼ばれたことが何度もありました。その時は少しビックリしつつ、ああ歯科衛生士という職業は、世間にはまだまだ知られていないんだと痛感したものでした。
看護師さんは、当時すでに社会的コンセンサスを得ており、日本全国、子どもからお年寄りにいたるまで、病気になった時いろいろ看護してくれる人だということを、みんな理解していました。ですから患者さんにとって、“歯医者さんで働いている女の子”にすぎなかった私を、治療のお手伝いをしている人であるという認識から“看護師さん”と呼んでくれたのだろうと今になって思います。たぶんほかに呼び方が思い浮かばなかったのに違いありません。
歯科衛生士学校の同期の友もまだまだ現役で活躍中、友と久しぶりに再会し語り合い、改めて、考えさせられました・・・
歯科衛生士ってどんな仕事?
歯科衛生士の仕事内容は、歯科疾患の予防や口腔衛生の向上の為、歯や口腔をはじめとした健康づくりをサポートする専門職です。
歯科衛生士は歯科診療の補助のほか、歯及び口腔疾患の予防や改善のため医療行為を行うことができます。つまり、患者さんの口腔内に触れる医療行為を行えます。また歯科衛生士になるには国家資格を取得しなければなりません。
歯科衛生士の活動の場としては、歯科診療所や病院歯科などがあげられます。
また最近では、歯や口腔全体通じた健康づくりが注目されはじめ、市町村の保健所、
教育機関、老人介護施設など、歯科衛生士の活動の場が広がっています。
歯科衛生士になるには
歯科衛生士は国家資格なので、資格を取得する為には国家試験に合格しなければなりません。
受験資格を得るためには高等学校を卒業後、歯科衛生士の養成校(専門学校、短期大学、大学等)に進学します。受験資格を得ることができます。国家試験に合格し、厚生労働省の認定を経て、晴れて歯科衛生士となれるのです。
ちなみに、1989年には歯科衛生士法が改正され、私達の資格が各都道府県知事から厚生大臣指定による国家資格にかわり、そしてこの年、3月1日に、初めての全国統一国家試験が行われました。
私の頃は、2年制の学校がほとんどでしたが、2005年4月1日~2010年4月1日までに、すべての歯科衛生士養成機関は3年制以上に変更されました。
男性も受験できる?
歯科衛生士といえば『女性の職業』というイメージがありませんか?
確かに歯科医院でも歯科医師以外のスタッフは、全て女性というところも多いでしょう。確かに歯科衛生士に関しての法律が制定された1948年には歯科衛生士は女性の職業とされていましたが。しかし時代も変われば2002年からニーズの変化とともに、厚生労働省や歯科医師会は男性歯科衛生士を認可するようになったのです。まだまだ少数ではありますが、男性歯科衛生士誕生し活躍しているそうです。

後、数年後には男性歯科衛生士の方も多く活躍されているかもしれませんね。

歯科衛生士 Ⅿ

お口の乾燥対策

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今年は暖冬といわれていますが、寒さが厳しい日が続いています。

冬は乾燥の季節です。空気が乾燥すると、お口の中も乾燥してきます。
口がねばついたり、口臭が気になったり、食べ物が飲み込みにくいなど様々な症状が現れます。

お口の乾燥を改善するためには、よく噛んで食事をする。適度に水分を取る。そして、保湿剤を使用するという方法があります。

保湿剤にも色々と種類があります。大きく分けて3つのタイプがあります。
スプレータイプ  シュッとスプレーできるタイプで、持ち運びにも便利です。
ジェルタイプ  口内の粘膜に密着して、保湿の持続時間が長いのがジェルタイプです。
マウスウォッシュタイプ  口内を洗浄しながら、潤いも与えてくれるタイプです。

選び方は、使用シーンと乾燥レベルに合わせて選んでください。

当院でも保湿剤を取り扱っております。気になる方は歯科にご相談ください。

歯科衛生士 I

笑う門には福来たる

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新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

『笑う門には福来たる』ということわざがありますが、“いつも笑いが絶えない家庭には幸運が訪れる”という意味で、とても縁起の良いことわざです。
また、笑うことでNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化されて免疫力がアップするとも言われています。

アメリカの初代大統領のジョージ・ワシントンの顔を思い浮かべてみて下さい。皆さんの頭に浮かんだのは、しかめっ面の肖像画だと思います。実は、ワシントン大統領は総入れ歯で、当時の入れ歯は上下をバネでつなげた形状をしていたそうです。そのため、口を開けると入れ歯が飛び出すため、口を固く閉じていたそうです。

「歯が気になって人前で笑えない」「入れ歯がガタガタして大きな口を開けられない」などといったお悩みを抱えておられる方は、ぜひ歯科にご相談下さい。

令和2年も笑顔で素敵な1年となりますようお祈り申し上げます。

イラストについて

http://www.irasuton.com/2019/10/blog-post_9.html

歯科衛生士 まろ

唾液

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いよいよ今年も一ヶ月となりました。
寒さもいよいよ本格的になり冬の到来を感じます。

寒さが厳しくなると空気も乾燥し、体調も崩しやすく女性は肌荒れも気になると思います。
また、暖房などで口の中も乾いて水分を欲する事も多いと思いますが、そんなお口の中の唾液に種類がある事をご存じですか??

唾液は、耳下腺、顎下腺、舌下腺という3つの唾液腺から分泌されます。
唾液には、サラサラした唾液とネバネバした唾液の2種類があり、サラサラ唾液は「漿液性唾液」と言い、体がリラックスしている時に働く副交感神経によってコントロ-ルされ、リラックス状態の時に分泌されやすいのが特徴です。

一方、ネバネバ唾液は「粘液性唾液」と言い、緊張している時に働く交感神経によってコントロ-ルされているため、緊張している時やイライラしている時に分泌されるのが特徴です。

これから年末に向け、忙しくなる方で唾液がネバネバだと感じましたら、イライラやお疲れのサインかもしれません。
そんな時にはぜひ休養を!!

歯科 こば子

避難生活時こそお口のケアを

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先日、台風19号が日本に上陸し、東日本に甚大な被害をもたらしました。
近年、大規模な自然災害が多発しており、昨年は「災害が少ない」と言われてきた岡山でも豪雨災害により大きな被害が出ました。
このような災害が発生したときには、多くの方が避難所などで集団生活を強いられることとなります。

実はそういうときこそ、お口のケアが重要となってきます。
「歯ブラシや水があるとも限らないし、そもそもそんな心の余裕がない。」
と思われるかもしれませんが、口腔ケアには、ただ口の中をさっぱりさせるという気分的なことだけではなく、重要な意味があるのです。

避難生活では、
・ストレスや栄養不足による体力低下
・ストレスによる唾液量の減少
・水不足による口腔ケアの不十分
などが起こりやすく、お口の中の細菌が繁殖することで、身体の健康に様々な影響を及ぼすことがわかっています。
特に高齢の方では、誤嚥性肺炎になるリスクが高くなります。

歯ブラシや水が十分に確保できなくても、歯ブラシがないときは歯ブラシがないなりの、水が少なければ水が少ないなりのお口のケアのやり方があります。
日本歯科医師会のホームページ(http://www.jda.or.jp/disaster/r01_typhoon.html)に詳しい内容が紹介されていますので、ぜひ一度ご覧になってください。

歯科O.S

食欲の秋に嚥下運動

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秋の訪れを感じ始める季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

秋といえば、食欲の秋と言われるくらい美味しい食材が多く、食欲が増す季節ですよね。

 

美味しく食べるためにもお口の健康は大切です!

1.よく噛んで栄養バランスのとれた食事をしましょう

2.間食は時間を決めて食べるようにしましょう。

3.毎食後、歯磨きをする習慣をつけましょう。

4.虫歯などのトラブルがある場合は早急に治療しましょう。

 

また主に、食べる前の準備体操として行う嚥下体操があります。

全身、肩甲骨、頸部など、嚥下筋のリラクゼーションおよび食べる事への意識の向上を促すことにもなります。

 

深呼吸
 鼻から息を吸い込み、ゆっくり吐く、息を吐く時に口をすぼめながらゆっくり吐くと、鼻咽腔、口唇、軟口蓋の連動が強化される。

首の運動
 左右にゆっくり回施、前後・左右に曲げ伸ばす。

肩運動
肩の挙上・回施、肩甲骨の引き寄せを行う。

口唇の運動
「あ~ん」「う~い」と声を出して、しっかり唇を動かす。

頬の運動
頬を膨らませる~すぼめる動作を行う。

舌の運動
舌を「べ~♪」と出し、前後・左右・上下運動を行う。

「パタカラ」体操
リズミカルに「パ」「タ」「カ」「ラ」の発声を行う。

などの運動がよいです。

お口の健康を保って食欲の秋を楽しみましょう。

 

※定期的な検診も大切です。

歯科衛生士 M

 

定期健診で歯周病予防

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9月に入り、朝夕日毎に涼しくなり過ごしやすくなりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

お口の定期検診受けていますか。

虫歯で歯を無くす年齢はだいたい30代までで、それ以降に歯を失う最大の理由が歯周病です。

歯周病の悲劇はまだ歯は丈夫なのに歯を支える組織がダメになって歯が抜けてしまう事です。

歯周病の犯人も歯垢です。歯と歯肉の間には溝があります。最初は1~2ミリでピタッとついていますが、ここに歯垢がつき、さらに歯石がつき始めると歯周病菌によって歯肉に炎症が起こります。

歯垢をきちんと落とすことで、虫歯や歯周病の予防になります。

最近は効率よく磨ける電動歯ブラシを使う方も増えています。他にも歯間ブラシなどの補助的清掃道具もあります。

歯ブラシを正しく選んだら磨き残しをつくらないために歯への当て方の工夫が必要です。

きれいに歯垢を落とすには磨き方も重要です。

 

定期検診で、虫歯や歯肉のチェックと磨き方のアドバイスを受けてみてください。

 

歯科 I

知覚過敏

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梅雨が明けたと同時に、暑い毎日が続いていますが、熱中症にはご注意下さい。
夏は冷蔵庫でキンキンに冷やした飲み物や、アイスクリームが欠かせないと思いますが、冷たい物をお口に含むと、「歯がしみる」と感じられる方は、少なくないのではないでしょうか?
歯の神経が生きている場合、極端に冷たい物がしみるのは生理現象の一種ではありますが、知覚過敏の可能性も考えられます。
知覚過敏の原因はいくつか挙げられますが、主に、歯肉がやせたり、歯のエナメル質が摩耗することにより、象牙質が露出することで起こるものです。
露出した象牙質をコーティングする薬剤を歯科医院で塗布してもらうことで、知覚過敏の症状を抑えることができます。
また、知覚過敏用の歯磨き剤を使用することも効果的です。

知覚過敏を予防するには、正しい歯磨きを行うのが一番です。ポイントは、力加減をコントロールすることです。一生懸命歯磨きをしていると、つい力が入ってしまいがちですが、力を抜いてやさしく歯と歯肉との境目を磨くよう心掛けていただくことが大切です。

お口のお悩み、お困り事がございましたら、お気軽にご相談下さい。

歯科衛生士 まろ