カテゴリー別アーカイブ: 放射線部

インフルエンザに注意!

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1月に入り寒さも一段と増していき、最近では倉敷でも雪がちらほらしてきました。

そんな中インフルエンザになる方も増えてきています。

去年よりも出てき始める時期は遅いですが、A型・B型の両方が既に出ています。

インフルエンザの潜伏期間は1~2日で、発症する1日前から発症後5~7日頃まで周囲の人にうつしてしまう可能性があります。特に発症日から3日間ほどが最も感染力が高いと考えられています。さらに、熱が下がってもインフルエンザの感染力は残っていて、他の人に感染させる可能性があります。

インフルエンザにならないためにも手洗いやうがい、外出の際にはマスクを着用するなどして予防する事が大切です。

また、空気が乾燥すると、喉の粘膜の防御機能が低くなるため、インフルエンザにかかりやすくなります。 乾燥しやすい冬場の室内では、加湿器などを使って50~60%の湿度に保つことも効果的です。

皆さんも風邪やインフルエンザにかからないようにして楽しく2018を過ごして下さい。

 

 

放射線部 MK

研修会

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先日、全仁会主任副主任研修会に参加してきました。

外部より講師を迎え、仕事に対する考え方や取り組み方に関して話を聞いた後、陶芸体験や懇親会等、普段病院内だけで仕事をしている私にとって一緒に仕事をする機会の少ない他部署の人達と交流する良い機会となりました。
陶芸体験で私はシンプルなお皿を作成しました。他の方の作品を見ていると種々様々で個性が出るなぁと感じました。

来月には作品が届くということなので出来上がりが楽しみです。

放射線部 くー

のぞみの会の放射線部コーナー

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紅葉の季節となり、日中と朝晩との気温差が大きくなってきましたが、皆さん風邪などひかれてないですか?

11月5日(日)に第52回のぞみの会が盛大に開催されました。

ふれあい広場の放射線部コーナーでは、4月1日に開設された「倉敷ニューロモジュレーションセンター」で行っている治療法についての画像紹介をさせていただきました。

パーキンソン病の方を対象にしたDBS(脳深部刺激療法)はふるえ(本態性振戦)に対する刺激療法で脳に電極を入れることで症状を改善・緩和することができます。

手術で目的の場所に電極を正確に入れるために、術前CT検査や術中撮影で確認しながら行っていきます。

術後には、もう一度CT検査やX線撮影などで電極がきちんと目的の場所に入っているか確認します。

この画像や紹介ビデオは放射線部のペンネームとんかつさんの力作です!

とてもわかりやすいビデオで、みなさんにとても好評でした。

短い時間でしたが、たくさんの方に来て頂き、私たち職員もみなさんといろんなお話ができ、楽しい時間を一緒に過ごす事ができました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

放射線部  Tomo

CT装置、画像再構成が早くなったぞ!

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去る8月にCT装置のプチ・機能アップがありました。
内容は、「高速演算キット」の導入です。
簡単に言うとCT画像が出るのが早くなりました。
そもそもCT画像は、昔みたいに輪切りの写真を1枚ずつ撮影するので無く、撮影部位を一気にらせん状に塊として撮影しそれを元に任意の厚み・断面・見たい条件(実質・肺・骨)で作成していきます。その、塊の画像は1検査で多いもので1万枚を超えます。検査が重なると作成待ちとしてどんどん蓄積していきます。
患者さんの待ち時間を考えると早く作成しパックスと呼ばれる画像を閲覧する装置に送らなければいけません。
CT検査は、基本予約制ですが救急などの飛び入り検査も受けるので、迅速な処理が必要不可欠となります。
当院はCT装置1台で運用しているので、多い時には何人分もの画像待ちとなります。
医師・患者としては、検査が終わったならすぐ画像が見たい、結果が知りたいものです。
そこで要望に応えるためにこの「高速演算キット」の導入となりました。

どのくらい早くなったかと言うと、20~50%程です。
雰囲気的には、「え、もう出たん!」という感じです。
私たちは、1日に何万枚もの画像を相手に奮闘しています。このキット導入で「結果待ち」からのストレスが幾分減りました。
CT装置は日々進歩し、診断能も向上しますが、それを扱う私たちの技術も向上させなければ無駄になると感じさせられる毎日です。

放射線部 トンカツ

マンモグラフィはリラックスが大切です

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マンモグラフィとは、乳がんの診断に欠かせないX線検査です。乳房を圧迫してできるだけうすく引きのばして撮影を行います。「乳房を圧迫してうすく引きのばす」というのは、乳腺の中の細かい病変を見つけるためにとても重要なことですが、この「圧迫」をすることで、どうしても痛いというイメージがついてしまっている検査でもあります。

痛みの感じ方は人それぞれで、多少の痛みはがんばってもらわないといけないかもしれません。ただ、痛いからと体に力が入ってしまうと、余計に痛みを強く感じたり、乳腺の引き出しが不十分な写真になったりしてしまいます。検査中は、力をぬいてリラックスしてもらうことで、痛みがやわらぎ、乳腺が広がった良い写真の撮影へとつながります。深呼吸をすると力がぬけやすくなります。ぜひ、圧迫する前に深呼吸をして全身の力を抜いてリラックスしてみてください。撮影技師のほうからも声をかけさせていただきます。

当院では、マンモグラフィ検査室で音楽を流すなどのリラックスできる環境作りも行っています。痛いから嫌だな…と思わずに、「リラックス」の気持ちで、できるだけ多くの方にマンモグラフィ検査を受けにきていただきたいと思います。

 

放射線技師 M.T

天領祭りに参加して

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7月22日土曜日に行われた、倉敷天領祭りに倉敷平成病院の一員として参加しました。

6月末から練習が少しずつはじまり、本番前の3日間は屋外での練習でした。
日差しも空気もすごく暑かったです。
なかなか決まらなかったアピールタイムの振りはリーダーが中心となって考えてくれました。
全体をとおして練習することができたのは本番前日。
不安が残るなか当日をむかえることになりました。

ついにきた本番はパラパラ雨が降るなか始まりました。
全身まっくろ服の上から、ピンクの半被を着て、
ピンクのはちまきとヒマワリの花を頭につけた140人。
練習とはがらっと雰囲気がかわり、 みんなの盛り上がりも最高潮でした。

練習は大変でしたが、 倉敷平成病院の一員として天領祭りに参加できたのはとてもいい思い出になりました。

放射線部 放射線技師 M

新入放射線技師

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7月になってから気温や湿度が上がる中、梅雨や台風などもあり体調管理が難しい季節となってきました。
私は新入職員として、この倉敷平成病院で働き始めて、はや3ヶ月が経ちました。
この3ヶ月間は新しく覚えることが多く、生活リズムも変わりましたが職場の雰囲気はすごく良く、同じ部署の先輩はもちろん他部署の先輩方からも優しく、かつ分かりやすい指導を受けることが出来て日々、自分自身が成長できていることを実感できています。

そんな私も入職当時は仕事内容が分からず、先輩方の業務の邪魔をしていないか、患者さんの対応をするのが自分でいいのか、など自信がなく思いつめた時期もありました。
また、何度も自分は放射線技師に向いていないのではないかと不安に思う時もありました。
しかし、そんな時に職場の先輩方や同期の新入職員の人たちと話すことで、この人たちと頑張っていきたい、この人たちと全仁会の一員として成長していきたい、こんな先輩のような人になりたい、そして何より患者さんのために一生懸命働きたいと現在は前向きに考えていけるようになりました。

最近は新入職員フォローアップ研修や倉敷天領祭りの練習もあり、同期と顔を合わせる機会も増えています。
同期に会えばプライベートや業務で不安なことも気兼ねなく話すことができ、仕事の疲れもリセットして頑張っていこうと気分転換ができています。
同期にも良い人が多く、とても恵まれた環境で仕事ができていると感じ毎日が充実しています。

今月からMRI業務が始まり、またさらに新しいことを覚えていきます。
これからの目標は早く当直業務ができるように、そして立派な放射線技師になれるように先輩方に様々なことを教えていただき成長していきたいと思います。
放射線部 スーパー

アジサイ

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近趣味で写真を撮ることにはまっています。 その中でも花の写真を撮ることが好きで、6月の花と言えば紫陽花だと思い紫陽花の花を撮ってみました。

アジサイには様々な色がありますが、アジサイの花色は土の酸度によって決まるそうです。

ジサイの花色は、アントシアニン系色素がはたらいて、青色やピンク色が発色します。
青色は、土中のアルミニウムが吸収され色素と結合して発色し、アルミニウムが吸収されないと、ピンク色が発色するそうです。
また様々な色のアジサイを撮ってみたいと思いました。

この写真は平成病院の受付前のアジサイです。

病院に飾ってある花は毎月違う花を飾っています。病院に来院されたときは受付前の花を是非見てみてください。

 

 

放射線部 A.M

造影剤を使用する検査について

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今回は、造影剤を使用した検査についての注意点についてお話ししたいと思います。
皆さんの中にも受けたことのある方がいらっしゃると思いますが、造影剤とは、体の異常をわかりやすくするお薬で、おもに腕の静脈から注入します。病気の中には造影剤を使用しないと見つけることのできない病気がたくさんあります。
とはいえ、薬を使用する上でやはり心配な点がいくつかあると思います。
代表的な点についていくつかお答えします。
① 造影剤は体に害はない?
ほとんどの人は異常なく検査が終わりますが、稀に下記のような副作用が検査中もしくは検査後に生じる方がいます。
・軽い副作用
吐き気、嘔吐、頭痛、めまい、発疹、かゆみ、発熱、せき など
・重い副作用
重い不整脈、ショック、けいれん、腎不全、意識消失 など
・血管外漏出
稀に造影剤が血管外に漏れ、痛みや腫れが生じ検査ができない場合もあります。
② 遅発性副作用について
造影剤を用いた検査を受けられた方の中で、検査終了後1時間程度から数日後に、遅れて上記症状の造影剤副作用が見られる場合があります。もし造影剤検査を受けられ遅発性副作用と思われる症状がありましたら、病院までお問い合わせ下さい。
③ どんな人に副作用が起こりやすい?
次のような既往歴がある方は、造影剤副作用が比較的起こる頻度が高いので、必ず検査の前に担当者に申し出てください。
・今までに造影剤による副作用を起こしたことのある方
・喘息などアレルギー性疾患をお持ちの方(アレルギー体質の方)
・心臓の病気、腎臓の病気、糖尿病、甲状腺の病気をお持ちの方
④ 造影剤の副作用は防ぐことはできない?
造影剤による副作用発生をあらかじめ予知する事はできません。
ただ、検査前に水分を多めに摂ると副作用の発生頻度が少なくなると言われています(検査によっては水分を摂れない場合があります。担当者にご確認ください)。
※造影検査をお受けになる場合には、検査説明に納得された上で検査同意書の記入をお願いしています。
⑤ 糖尿病薬の休薬が必要
ヨード系造影剤(造影CT検査)使用前後の糖尿病薬の一部(ビグアナイド剤)に休薬が必要になります。 期間は造影検査前後3日間です。
但し、造影後の腎機能回復に不安がある場合には医師の判断で再開時期を検討致します
⑥ 検査前の食事について
造影剤を使った検査の場合、検査前の一食は摂らないようお願いします。検査部位によっては飲水も不可の場合がありますので、ご了承ください。
※ 検査により内容が異なりますので、詳しくは病院スタッフにおたずねください。
⑦ 検査後の注意事項
帰宅後は入浴や食事、運動などの日常生活は普段どおりでかまいませんが、以下の点に注意してください。
・検査終了後、造影剤を早く体から出すために、水分を多めに飲んで下さい。アルコール以外であれば何でもかまいません。
・帰宅後、皮膚のかゆみや発疹がでたり、気分が悪くなった場合には、夜間でもすぐに病院までご連絡又は来院してください。

上記のように気を付けて頂かなくてはならない点が多いため、若干煩わしくもあると思いますが、病気の発見率の上昇に繋がる検査法ですので、もし、造影検査を受ける機会がありましたら、ぜひご協力頂きたいと思います。
放射線検査、または造影検査について分からないことがありましたら遠慮無く当院放射線部スタッフにお尋ねください。

放射線部 千

BLS研修を行いました

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先月中旬頃、当院放射線部にてBLS研修が行われました。
BLSって何と思われる方もいらっしゃると思います。
BLSとはBasic Life Support(一次救命処置)の略称です。一次救命処置とは、急に倒れたり、窒息を起こした人に対してその場に居合わせた人が、救急隊や医師に引き継ぐまでの間に行う応急処置のことです。専門的な器具や薬品などを用いずに行う処置であり、胸骨圧迫と人工呼吸からなる心肺蘇生法(CPR)、そしてAEDの使用を主な内容としています。正しい知識と適切な処置の仕方さえ知っていれば、誰でも行うことが出来ます。
具体的には、
意識のない人に対して、呼びかけを行い、①応答がない、②脈がない、③自発呼吸がないまたは正常な呼吸をしていない、ことを確認後、近くの人に緊急事態であることを伝え、AEDと救急車の要請を行い、救急車到着までの間、胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸を30:2の回数で繰り返す。
途中2分ごとにAEDで心臓の動きを解析、必要であれば電気ショックを行う。
となっています。
今回放射線部では、BLS研修用の人形を使用して、「CT検査後に気分不良を訴えた患者さんが、そのまま意識不明になり心停止」という想定で研修を行いました。BLS研修自体は毎年全職員が受けているので、方法や手段は熟知しているのですが、今回のように実際の現場を想定した流れでというのは初めてだったため、例年よりも緊迫感がありました。
もし自分の目の前で緊急事態が発生した場合には、即座に行動に移れるよう、日頃からの訓練は必要だと再認識しました。
BLSに関してもう少し詳しく知りたい方は、インターネットで検索すればたくさん出てきますので、興味のある方一度のぞいてみてはいかがでしょうか。
放射線部 千