カテゴリー別アーカイブ: リハビリテーション部

脳神経内科部長菱川望先生が実践する「認知症予防ヨガ」の動画ができました。是非ご覧ください。

このたび、倉敷平成病院YouTubeチャンネルに新動画「ドクターのぞみの認知症予防ヨガ」(6本シリーズ 1本2~3分)がアップされたので、ご紹介します。

1)準備体操
2)体を伸ばすポーズ
3)猫のポーズ
4)ねじりのポーズ
5)スーパーブレインヨガ
6)呼吸法


菱川先生は、数年前からヨガをご自身の健康法として実践しておられます。
このたび、ご高齢の方でも簡単に取り入れることができ、認知症予防につながるであろうヨガの紹介動画の制作依頼を受け、今回の公開となりました。

リハビリテーションスタッフの協力を得、座ったままできる姿勢のバージョンも紹介しています。

是非、生活に取り入れてみてください。

認知症疾患医療センター

質の良いリハビリテーションが行えるよう日々精進

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

皆様、こんにちは。10 月も終わりに近づき、朝晩冷え込んでくる季節となりましたがいかがお過ごしでしょうか?

私は今年度から入職した新人理学療法士の I と申します。4 月に入職して早くも半年が経ちました。この半年間を振り返ると、入職したころは不安でいっぱいで新しい環境に慣れる ことで必死でしたが、先輩方からは温かい指導をいただき、同期とも励ましあいながら過ごしてきた日々があっという間に感じます。

5月から患者さんを受け持つようになり、この半年間でも多くの患者さんのリハビリテーシ ョンに関わらせていただきました。患者さんと関わる中で、「自分にもっと出来ることはない か?」と自問自答する毎日です。そんな中、新人の症例発表があり、私が担当させていただ いている患者さんについて発表させていただく機会がありました。先輩方からは様々な視点からたくさんのアドバイスをいただき、視野を広げることができるとても貴重な経験となりました。この経験を活かし、今後も自己研鑽を怠らず少しでも質の良いリハビリテーショ ンを行っていきたいと思います。そして、一人でも多くの患者さんを笑顔にできるように日々 精進していきたいと思います。

最後になりましたが、朝晩と日中の気温差で体調も崩しやすい時期です。風邪などひかないよう体調管理には十分お気を付けてお過ごしください。

新人理学療法士 I

『とろみの付け方とポイント』の動画をYouTubeにアップしました

当院 言語聴覚士による『とろみの付け方とポイント』動画をYouTubeにアップしました。

倉敷平成病院をはじめ、全仁会グループには合わせて21名の言語聴覚士が在籍しています。(2022年10月現在)
言語聴覚士の役割の1つに、嚥下障害(飲み込み能力の低下)のある方に対し、訓練や食事・水分の調整のお手伝いをすることがあります。

今回は嚥下障害により水分にとろみが必要な方と、介護をされるご家族や周囲の方に向けた『とろみの付け方とポイント』に焦点を当てた動画を作成しました。(約2分30秒)
基本の飲み物へのとろみの付け方をはじめ、とろみが付きづらい乳製品を扱う際のポイント、失敗例などを紹介しています。
ぜひご覧いただき、参考にしてみてください。

秘書・広報課

第11回日本認知症予防学会学術集会で倉敷平成病院より3名発表、涌谷センター長は浦上賞を受賞

9月23日(金)~25日(日)に行われた、第11回日本認知症予防学会学術集会(福岡国際会議場)で、当院から3名が演題発表し、「運転免許外来受診者130名の初回受診時と6カ月後の評価の特性の解析」で発表された涌谷センター長が浦上賞を受賞されました。浦上賞は、同学術集会で行われた発表のうち、学術の向上に貢献すると認められる優秀なものに授与される賞です。
また、当院 公認心理師と医療秘書がオンライン発表しました。ので各人のコメントをご紹介します。

発表した 吉川公認心理師よりコメント
今回は、「BPSD(不安)が強い入院患者への多面的評価・アプローチについて」事例発表をさせて頂きました。当院の公認心理師は、認知症疾患医療センターにおいて、BPSDの評価・アプローチを行ない、病棟では、認知症・せん妄サポートチーム(DST)とも積極的に連携を行ないながら、評価・介入を行なっています。
発表した事例は、BPSDが顕在化した入院患者に対して主治医・DST、リハビリとの連携、心理面などから多面的な視点で評価・アプローチを行うことが有効であったとの報告を行ないました。特に心理面では、回想法を通して生育歴を繰り返し語り、思いの表出が気持ちの整理につながった事例でした。
発表後の質疑応答では、病棟での心理師が介入する頻度や回想法の内容についてご意見を頂きました。
学会を通して、改めて連携を行なう大切を感じることが出来ました。今回の経験を日々の業務に活かして、精進していきたいと思います。貴重な経験をさせて頂き、ありがとうございました。

発表した 上野医療秘書よりコメント
「岡山県における運転免許返納の実態調査と返納支援に向けて」の演題で、オンライン発表をさせて頂きました。医療秘書の当院の運転免許外来での役目の一つに岡山公安委員会との渉外活動があります。岡山公安委員会のご協力のもと岡山県の運転免許の実態をデータ化し、市町村別運転免許の返納率を可視化することができました。
 各市町村の特徴が現れ、移動支援が普及している市町村は運転免許の返納率も高いことも明らかになりました。岡山県の自主返納推進の後押しができる発信ができたと思います。地域の方や当院運転免許外来に来院した患者さんの安全な暮らしを守り、自主返納を推進する役目がある医療機関のチーム医療のメンバーとして、今後も岡山公安委員会と連携し、よりよい医療提供を行う役割を図っていきたと思います。

 

今後もますます、多職種によるチーム医療でよりよい医療提供を行っていけたらと思います。

 

秘書広報課

もうすぐ半年

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

みなさまこんにちは。はじめまして、新人作業療法士のSと申します。
秋の気配も次第に濃くなり、穏やかな好季節となってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今年4月に入職してもう半年が経とうとしています。はじめは、右も左も分からず、やっていけるか不安でいっぱいでした。しかし、先輩方のご指導やアドバイスなど優しく手を差し伸べてくださったお陰で、少しずつですが業務にも慣れ、日々やりがいを感じています。
私は今、回復期リハビリテーション病棟で働いています。回復期リハビリテーション病棟は急性期治療を終えた患者さんに対して、集中的にリハビリテーションを行える病棟です。
患者さんの退院後を見据えた治療がとても必要となってきます。そのため患者さんに寄り添い、ニーズやQOL向上に向けたリハビリテーションができることや他職種の方と連携しながら支援できることはとても魅力だと思います。
しかし、まだまだ、知識・技術不足があるため、少しでも先輩方のようなセラピストになれるよう、自己研鑽を忘れず精進していこうと思います。
最後に、当院はFacebook・Instagram・YouTubeでの情報発信も行っており、屋内で簡単にできる運動なども紹介しています。コロナ禍で屋内で過ごす時間が増え運動不足になっている方など、よろしければ是非ご覧下さい。新型コロナウイルスが未だ猛威を振るっていますが、三密回避など感染対策には十分にお気をつけ下さい。
これから寒さも強くなっていきますので、体調管理も忘れずにどうぞ健やかにお過ごしください。

新人作業療法士 S

今年度入職の言語聴覚士頑張っています

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

皆様、こんにちは。厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

私は今年度から入職した新人言語聴覚士Tと申します。4月から社会人となり4ヶ月が経ち、徐々に業務や職場の雰囲気にも慣れてきた頃ですが、戸惑うことも多く先輩方や同僚に助けられながら日々言語聴覚士として仕事に励んでいます。

今回のブログでは言語聴覚士としてこの4ヶ月で私が感じたことを綴っていきたいと思います。
私は言語聴覚士として患者さんと関わるうちに、障害に目を向けるだけでなく人柄、生活、仕事、楽しみ、生きがいなど患者さんの人生を知ることが大切だとわかりました。

ただ機能改善のために尽力するだけでなく、どうすれば一人一人違う患者さんやご家族の思いに応えていけるか、患者さんのために自分に何ができるかを考え、行動することが私の役割なんだと感じています。

まだまだ未熟な言語聴覚士ですが、初心を忘れず知識や技術を磨きながらより良いリハビリテーションを提供できるよう日々成長していきたいと思います。
最後に、暑さとともにコロナ禍で落ち着かない日々が続きますが、ご自愛いただきますようお願い申し上げます。

リハビリテーション部 言語聴覚士 T・A

理学療法士として感じたこと

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

皆さんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
私は今年度から入職した新人理学療法士のHと申します。

4月に入職してから3か月が経ちました。入職から1か月は先輩の業務を見学する毎日でしたが、1か月が経った5月ごろから少しずつ患者様を受け持つようになりました。新しい環境や生活に戸惑うこともありますが、先輩方の支えもあり、少しずつ日々の業務に慣れ始めてきたと感じています。

今回のブログではそんな私が入職から4か月間を理学療法士として過ごして感じたことをご紹介したいと思います。

それはリハビリは患者様にとっては決して楽なものではないということです。
リハビリは患者様に運動を実施して頂くことも多く、努力を強いるものであると思います。時にはつらくてリハビリをしたくない日もあると思います。そのため、リハビリを実施する私は患者様のリハビリが最大限に効果を発揮できるように、日々様々な知識を蓄え、より適切な治療を考え続ける必要があると痛感しています。まだ入職して日が浅いですが、この気持ちを大切にこれからも理学療法士として成長していきたいと思います。

今年は梅雨が早く明け、これから夏本番となり熱い日が続きそうですが、水分補給をこまめに行い、くれぐれも体調には気を付けてお過ごしください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

理学療法士 H

入職してから2ヶ月が経ちました

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
私が倉敷平成病院に入職して2ヶ月があっという間に経ちました。知識や技術が未熟なため自身の至らなさを痛感し、『もっと自分に出来ることはないか?』と自問自答しながら精一杯業務に取り組んでいます。ですが、不安に思うことや分からないことを相談すると親切丁寧に指導やアドバイスをしてくださる先輩方、同期のみんなと支え合い切磋琢磨しながら充実した毎日を過ごしています。

最近は倉敷平成病院にも様々な学校からリハビリの学生さんが実習に来ています。学生さんを見ると自分が実習をした昨年の夏を懐かしく感じ、そして国家試験を乗り越え今こうして言語聴覚士として働けていることを嬉しく思います。

新入職員として私の目標は『粘り強く、コツコツと』です。私が諦めてしまったら患者様の人生をより明るいものにできません。言語聴覚士という専門職として確かな知識や技術を学び続け、より良いリハビリテーションを提供できるよう成長したいです。
これから夏本番となり、より一層暑くなります。体調管理には気をつけ、元気に夏を乗り切りましょう。私も夏に負けないよう元気いっぱい頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします。

リハビリテーション部 言語聴覚士I

【当院リハビリテーション部 藤本課長(言語聴覚士)が山陽新聞に紹介されました】誰もが住みやすい社会を目指して~失語症者向け意思疎通支援者養成講座の活動を通じて~

6月4日(土)の山陽新聞朝刊 ヘルスのコーナーに 当院リハビリテーション部 藤本課長(言語聴覚士)のインタビューが掲載されましたので、お話を伺いました。
失語症者向け意思疎通支援者養成事業』とは地域生活支援事業の中の意思疎通支援サービスの中に新たに失語症者が対象になりました。失語症者が日常生活で必要な買い物・病院の診察や窓口対応・書字記入などコミュニケーションを必要とする場での意思疎通支援を行う者の養成と派遣を行う行政事業です。
この取り組みは、岡山県の委託を受け、岡山県言語聴覚士会が主管となり、令和元年から開催しており、今年が4回目の事業となります。
以前から市町村で発行される広報誌へ講座案内を掲載していましたが、このたび、山陽新聞に掲載されたことで、反響も大きく、講座はほぼ定員となりおどろいています。ただ一過性ではなく、失語症について皆さんに継続的に興味を持っていただくことが大切だと考えています。

また、「倉敷高次脳機能障害者の会~結~」の後方支援活動も、当院の言語聴覚科のスタッフで取り組んでいます。
どちらの活動もボランティアですが、今年は新たに2名が指導者養成研修を受講し、全5名で活動しています。

この講座はおそらく継続して開催されることが予想されますので、今回の参加が難しい方でも、お気軽にご相談、ご質問いただきたい」とのことでした。

「失語症は、脳が損傷してしまったことが原因で『聞く・話す・読む』といった機能が失われてしまう言語障害の一種です。脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳卒中を原因に発症される方が大半で、社会復帰を妨げる大きな要因の一つとされています。身近に問題を抱えている方がいることを知り、理解を深める一助となれば幸いです」とお話してくださいました。

指導者養成研修を受講した5名。藤本課長は写真前列右側

養成講座の申し込みは6月17日(金)まで詳細はこちら

秘書広報課

岡山ロボケアセンター創立3周年記念セレモニーに出席しました

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

令和4年5月21日(土)に、倉敷中央病院付属予防医療プラザにて開催された岡山ロボケアセンター創立3周年記念セレモニーに出席してきました。

現在、当院のリハビリテーション部では岡山ロボケアセンターよりHAL®腰タイプを2台リースし病院と通所リハ、予防リハでそれぞれ臨床導入しています。今回はHALを使用した脳卒中患者の中から、歩行能力や屋外でのADL能力の改善が得られた症例について報告させていただきました。報告した症例は、発症後数ヶ月(回復期)から数年経過(生活期)した患者さんが含まれており、幅広い病期の患者さんに対して効果が得られる可能性が考えられました。セレモニーには約150名の聴講者に加え、山海嘉之CYBERDYNE社CEOをはじめ、多数の来賓の方々も来られており、学会とは異なる独特な雰囲気や緊張感を感じました。会場内では各所で意見交換が活発に行われ、改めて対面の良さを肌で感じることができました。

リハビリテーション部 理学療法士 O