当院ドックセンターのオプションの中に、『推定一日食塩摂取量』の検査があります。
一日の食塩をいくら摂取しているのかわかる検査です。
料金も500円(税別)とお手頃です。
検診の当日の朝に採取する尿で、調べることができます。
私は高血圧の治療をしているので、毎回検診の時に追加しています。
日本高血圧学会では、一日の食塩摂取を6g未満と推奨しています。(ちなみに私は昨年、倍近くありました)
塩分をとり過ぎると、高血圧は元より動脈硬化がすすみ、心疾患・脳血管障害・認知症のリスクとなります。また腎臓への負担もかかるそうです。
対策としては
◆味付けを工夫する。
◆調味料などを減塩のものに変える。
◆『排塩』を意識して〈カリウム〉野菜や芋類など、〈マグネシウム〉のり・ワカメ・ゴマなど、〈カルシウム〉小魚・牛乳・豆腐など3大ミネラルをとり入れる。
このような「減塩」「排塩」をとり入れて、バランスのとれた食生活を目指していきたいものです。
ドックセンター k.Y

◆報告
ウォーキングは気軽にできてダイエットや生活習慣病の予防・改善、自律神経を整えるなど健康維持になります。
脳ドックセンターでは、対象の健診を受けられた方で希望された方に、看護師または保健師による生活指導を実施しています。今日はその内容について少しお伝えしようと思います。
食べ物がおいしい季節になりました。私はダイエットをしたいと年中思っていますがなかなか続きません。お菓子や炭水化物が大好きです。運動は苦手なのでどうにか食生活だけでも見直しダイエットにつながればと思い、当センター管理栄養士にアドバイスをもらいました。
つ和らぎ、徐々に実りの秋、食欲の秋を迎える季節となります。ついつい食べ過ぎてはいませんか?私もその一人ですが、その分、健康管理のためには継続的な運動も必要となりますよね。
当院の場合「倉敷市生活習慣病予防健診」「がん検診」「歯周病検診」は外来にて予約を承っており、複数の項目を希望される場合は複数の科を受診したり、日程を分けてのご予約となったりすることもあります。
例にあげると主食の中では「白米」はGI値が高く、食物繊維を多く含む「大麦」や「玄米」などはGI値が低いとされています。主食をGI値が低い食べものに換えることや、GI値が低い食品から食べ始めるなどの工夫をすることで、急激な血糖値の上昇を防ぐことにつながるそうです。
当院脳ドックセンターでは、生活習慣の見直しを行い、10年後も20年後も心身共に健康でいられる為のお手伝いが出来ればと思っています。