作成者別アーカイブ: heiseiblog

倉敷老健 車椅子贈呈式

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

今日は2月27日に倉敷市立西小学校で行われた車椅子贈呈式に入所者様と参加した様子をレポートします!!毎年倉敷西小学校や地域の皆さんが、一生懸命集めたアルミ缶を換金したお金で、車椅子を購入して施設に寄付をされています。なんと、この活動は今年で21年目だそうです(゜o゜)倉敷老健でも毎年新しい車椅子を1台贈呈して頂いています。その際に学校行事として「車椅子贈呈式」が企画され、この度も招待して頂きました。学校に訪問し、子供達と触れ合うという貴重なチャンスです。今年は、いつも明るく周囲の人とお話しをされる、笑顔の素敵な増田和美さんにお願いしました(^o^) 増田さんは、1週間前から「ちゃんと出来るやろうかー?」と心配そうに、何度も「挨拶」の練習をしてきました。
image001

いよいよ当日。さすがは大人の女性!!当日は朝からお化粧をするなど身だしなみを整えておられました。少し緊張している様子はありますが、表情はいつも通りにこやかで子供達に会えることを楽しみにしている様子でした。さあ、「挨拶」の最終確認をして準備完了です!! 倉敷西小学校に着くと早速、児童達が元気良く挨拶をして出迎えてくれました。校長室へと案内して頂き、お茶を頂きながら開式を待ちました。その間も、お話上手な増田さんは校長先生と楽しく会話されていました。
image003

image005時間になり、児童達に案内されて体育館に入場すると、全校生徒の皆さんが大きな拍手で出迎えてくれました!!増田さんは児童達の姿が、ご自身の曾孫と重なり、すでに涙目になっていました(^^)児童代表の方の元気な挨拶が終わり、車椅子を贈呈して頂きました。いよいよ、増田さんの「挨拶」の出番となりました。感動のあまり声が震える場面もありましたが、気持ちのこもった素晴らしい挨拶をされました! その後は児童の皆さんが用意した○×クイズや合唱を披露してくれました。全校生徒での合唱は迫力があり、きれいな歌声で本当に心に響きました♪一部の児童達は踊りながら歌ってくれていてとても上手で可愛かったです!最後に校長先生のお話があり、式は終了しました。

image009その後、校長室でコーヒーを頂いた後、記念撮影をして帰りました。増田さんは終始楽しそうにされていました。私は去年に引き続き2回目の付添いをさせて頂き、去年の感動を思い出しました。これからも地域の方に倉敷老健を知って頂き、交流を深めていけるよう頑張ります!! 倉敷西小学校の皆さん本当にありがとうございました!頂いた車椅子は大事に使わせて頂きます。
image007

(※写真の掲載はご本人から許可を頂いています)
倉敷老健リハビリY

血小板減少症の鍼灸治療

カテゴリー: 医師, ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

24歳の女性、血小板減少症で当鍼灸治療に来られました。患者さんは3か月前にかぜを引いた後、皮下出血点や月経出血量が多いなどの症状が現れ、病院で検査を受けたら、血小板4万あまりしかなかった(通常の血液中には10万~40万個/mm³含まれている)。特発性血小板減少性紫斑病と診断され、経過観察することにしました。
鍼灸鍼灸院に来られた時、血小板は6万ぐらいで、この2か月この数値で続いてきました。血小板の問題以外に、頭痛、めまい、倦怠感、慢性下痢や腹痛、冷え症、頻尿などの症状もあります。更に花粉症、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などの病歴もあり、季節の変わり目に症状が現れます。顔色が黄色っぽくて艶はない。舌質は淡暗、舌苔は薄白、皮膚は乾燥、艶はない。手足は冷たい。脈は細緩弱。患者さんは長年冷たい飲食が好んで、冬でも冷たい飲み物を飲んでいました。
血小板という言葉は漢方医学の概念の中に存在しておらず、もちろん血小板減少症という病名もありません。現れた症状から分析すれば、「脾気不足、中焦寒滞」という「証」だと考えられます。しかも、この証の中で現れたすべての症状を理解、解釈できます。
漢方医学の理論では、脾は消化器の機能を主る器官であり、同時に「統血」の機能もあります。脾の機能が弱ければ、消化吸収はうまくできなくなり、血液の成分を生成するための栄養が足りなくて、血小板の生成に影響を与えるとともに、「統血」の機能が弱ければ、血液は血管から漏れて出血症状も現れやすくなります。その他に頭痛や腹痛、冷え症、頻尿は「中焦寒滞」、つまり腹部の冷えによる症状であり、めまい、倦怠感、慢性下痢などの症状は「脾気虚」から由来した症状だと理解することができます。
これに対して、脾経の血海、陰陵泉、三陰交、公孫などのツボを中心に、陰交、天枢、足三里、脾兪、腎兪などのツボを合わせて鍼と灸の治療を施しました。1回目の治療をしてから、2週間後再度治療に来られた時、血小板は6万から4.7万まで下がりました。2回目の治療をしてから、更に2週間後に来られた時、血小板は8万台に回復しました。更に2週間後に治療に来たとき、血小板は9万台に増加しました。それとともに頭痛、めまい、倦怠感、慢性下痢や腹痛、頻尿などの症状もほとんど無くなり、冷え症も改善されました。
日常生活に冷たい飲食を控えるように指導して、体質を改善するために、暫く治療を続けるようにしています。
ヘイセイ鍼灸治療院 甄 立学

ピースガーデン倉敷特養の毎日

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

image0022月に入り、寒い日が毎日続いています。インフルエンザなどの感染性の病気が流行ったり、入居者様となかなか散歩に出ることができなかったり、寒さのためか腰や膝が痛くなったり体が硬くなったり・・・と、寒い季節はお年寄りにimage001とってはつらい季節です。
当特養では毎日の生活にメリハリがつくように朝の体操から始まり、脳トレ・レクリエーション、リハビリ、創作活動などのプログラムを行い、体調管理に努めています。今回はどんなリハビリを特養の中で行っているかご紹介したいと思います。

朝の体操と脳トレをしているところです。1日の始まりのプログラムとしてベッドから離れて生活をされている入居者の方は積極的に参加されています。中には『今日はめんどくさいわぁ』と言われる方もおられますが、『一緒に行こうやぁ』『後ろを押していったげるわぁ』などと声を掛けあいながら参加されています。脳トレではそれぞれの状態にあった計算問題やひらがなや漢字の書き取り、季節の塗り絵などを行っています。分からないところは隣に座っておられる入居者様に聞きながら集中してされています。image004

image003次に個別リハビリです。関節の運動や寝たり起きたりなどの基本動作の練習、歩行練習など個々の入居者様ごとにプログラムを考えて行っています。中には写真の様に階段昇降を行ったりする方もおられます。

創作活動を行っている場面です。危ないということもあり、なかなか針やハサミを使う機会が施設に入るとなくなってくると思うのですが、皆様『昔取った杵柄』という言葉の通り、上手に縫ったり切ったりして下さっています。記念すべき1作目は今年の干支『未』を作りました。image006

image005おやつ作りも行っています。月に2回程度ですが、簡単な工程で作ることができるおやつを作っています。ホットプレートなどを使うと触ろうとされたりしてヒヤッとすることもありますが、事故やけがのない様に注意を払いながら行っています。

 

image008とても笑顔が増え、参加されていない入居者様も匂いにつられて(何が出来るのかなぁ)と楽しみにされています。image007
他にも施設での生活がスムーズに行える様に環境調節を行ったり、屋外歩行練習を兼ねて買い物などの外出も行っています。入居者の皆様が『楽しい』と思える生活を送ることができるようにこれからもお手伝いをさせていただきます。

ピースガーデン倉敷 地域密着型特別養護老人ホーム リハビリ M

訪問看護ステーション

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

私は、訪問看護ステーションに異動してもう少しで1年が経とうとしています。 kango2働く環境ががらりと変わり、はじめは緊張もありました。 しかし、職種関係なく和気あいあいとご利用の方の情報交換ができる環境で、 毎日、ご利用の方のご自宅や施設などにお伺いしています。
スタッフの数も多く、訪問車も色々な所で見かけて頂くこともあるかと思います。 ご利用の方が、お伺いすることで少し安心したり、体が楽になったりできればと 思いながら、今日も訪問へ行ってきます。

訪問看護ステーション OT MM

胃の病気 腸の病気

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

20150224胃の病気の多くは、暴飲暴食やアルコールの過剰摂取など、不摂生な生活の積み重ねがもたらすといってもよいでしょう。また、胃は脳のコントロールを受けているため、ストレスを溜め込むことも、胃の病気の誘引になります。言い換えれば、こういった不摂生やストレスを避け、規則正しい食生活とストレス発散を心がけることが、胃に負担をかけない大事なポイントになります。
腸の病気に関しては、便秘と下痢の有無が一つのバロメーターとなります。便秘そのものは病気ではありませんが、病気のために便の通過障害が起こり、その症状の一つとして便秘が生じることがあります。たとえば、腸閉塞、大腸がん、大腸ポリープといった病気です。急に便秘になったり、便秘が急にひどくなるなど、排便に以上が生じたときは、早めに受診しましょう。
かく言う私も最近腹痛やらなんやらで消化器科を受診しました。みなさんも体調にはお気を付け下さい。

放射線部 ろん

春の息吹

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

bird_uguisu一雨ひとあめごとに暖かくなる今日この頃、次第に春へのうつろいがとても気分をよくさせてくれます。つい先日、中国地方でも春一番が観測されていました。今まで寒い、寒いと言って何かと億劫になっていたのですが、春という季節を感じることで、心も体も前へとなっていくことが自分自身も実感することができます。

やはり暖かくなると、心も体も温かくなりますし、それだけで気分も何だか良くなってきます。

病は気からとも言われますが、倉敷平成病院の先生や看護師さんたちも気持ち温かく患者さんや利用者さんとともに春の息吹を感じながら頑張っていますので、これからもどうぞよろしくお願いします。

Keiki

食品添加物について

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは。突然ですが、皆さんは食品を手にしたとき原材料の記載を見ていますか?最近、食の安全性が問われるような問題が多く発生していますが、今すぐできる身近な安全対策として食品添加物があります。
食品添加物とは、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または加工・保存の目的で使用されるものです。使用することによって、保存期間が長くなり食中毒を防ぐことができたり、見栄えがよくなったりと様々なメリットがあります。デメリットとしては、糖分、塩分、油分の過剰摂取や大量に摂取することで体に悪影響を及ぼす可能性があるということです。現在、日本では約400種類ほどあり、人の健康を損なう恐れのない場合に限って使用が認められております。しかし、一度認められれば永久に安全という訳ではなく、毎年検査が行われ、危険だと判断されれば使用を禁止されたり制限されたりする可能性もあります。つまり、もしかしたら明日から「発がん性により禁止」ということになるかもしれないのです。
食品添加物はあらゆる食品に入っており、完全に摂取を避けることは難しいです。少しでも摂取を避ける手段として3つ紹介したいと思います。1つ目は「食品を選ぶ際に原材料の記載をよく見る」です。数字・~酸・アルファベット・長いカタカナなどは要注意です。2つ目は、「調理前に洗う」です。表面についた食品添加物はお湯に通すだけで落とすことができます。3つ目は、「解毒する」です。よく噛むことで、唾液中の成分が毒性を消してくれます。また、ビタミンや食物繊維を摂り、よく水を飲むことも効果的です。
このように、少し意識を変えてみるだけで健康を守ることにつながるので、ぜひ実践してみてください。

臨床検査部 A.M

第4回くもん学習療法発表会のご案内

カテゴリー: お知らせ, 学習療法 | 投稿日: | 投稿者:

このたび、第4回くもん学習療法発表会を開催することとなりました。

くもん学習療法は認知症の予防や改善を目的とし、効果が期待されています。また最近では非薬物療法の一つとして、マスコミや雑誌でも多く取り上げられ注目されています。

昨年もご利用者様やそのご家族様、一般地域の方や、ケアマネージャー様など多くの方々にお集まりいただきました。

参加無料で、楽しいイベントや企画をご用意していますので、お気軽にご参加お待ちしています。

デイサービスドリーム 管理者 くもん学習療法育成士 坂本晋也

くもん学習療法についてはこちらをご覧ください。

前回の発表会の様子も掲載しています。
kumon

季節湯を開催しています

まだまだ寒さが厳しいですがこのところ日が長くなったように思います。 さて、当ショートステイでは、2月より季節湯を開催しています。
冬至の日には、柚子湯に入りますがそれ以外にも毎月の季節湯があります。 ご利用の皆さまに、より楽しく入浴して頂けるように毎月2回季節湯や全国の名湯を準備しました。onsen
今月は、箱根の湯です。疲労回復・腰痛・神経痛などの効果があります。 ぜひ、ショートステイに足を運んで頂き入浴にしリラックスして頂けたらと思います。 来月は、何の湯か楽しみにして頂けたらと思います

倉敷在宅総合ケアセンター ショートステイ K

ケアマネジャーとして

暦の上では立春が過ぎましたが、まだまだ寒さが続いていますね。インフルエンザや風邪にかからないよう注意していきたいものです。

前回このブログでケアマネジャー資格取得に向けて試験勉強中!と書きましたが、無事に合格することができました。今は、資格取得に向けて次のステップとして7日間の研修を受けているまっ最中です。

この研修では、ケアマネジャーとしての姿勢、ケアプランの立て方・・・様々なことを学びます。その中でも「利用者は地域の生活者である」という言葉が心に残りました。
病院では入院中の患者・家族として利用者と出会い、相談を受けます。どんな病気で入院をしていて、どんな症状で、今どれくらいの運動機能があって・・・様々な情報収集しますが、どうしても病院での姿に目を向けてしまいがちです。care
病院にとって‘退院’はゴールですが、患者・家族にとっての‘退院’は地域で生活を続けていくことを意味します。退院後この人はどのような生活をするのだろう、どんな地域で生活するのだろう、その地域で生活をする人にとって使えるサービスがどれくらいあるだろう。病院での患者の姿を、地域で生活する一人の人として捉え、病院内の他職種またケアマネジャーと共に患者・家族の退院への不安に寄り添っていくことの大切さを学びました。

ケアマネジャーの研修ですが今の仕事に生かせる部分がとても多く、実りある研修期間になっています!

医療福祉相談室 A