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平成28年度新入職員 入職前研修開催報告

カテゴリー: お知らせ, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

ブログ14月から入職する新入職員48名が参加し、3月16日(水)~18日(金)の3日間、平成28年度新入職員入職前研修が倉敷在宅総合ケアセンターとサントピア岡山総社で開催されました。
この入職前研修は、2泊3日の宿泊研修として行われ、社会人、医療人としての心構えや知識、接遇やマナーについて基礎的な事を学び、短期間ではありますが、寝食を共にすることで、チームの中での役割や行動を具体的に学ぶとともに、同期としての絆を深める事を目的としています。
初日の研修は、社会人第一歩としての研修、また同期と初顔合わせということもあり、不安と緊張の中でスタートしましたが、研修がすすむにつれ、コミュニケーションが図れ、会場の雰囲気も和み、自然と同期の絆が生まれていました。
グループワークでは、チームでの役割が自発的に決まり、活発な意見交換が行われる等、有意義な研修が行われました。ブログ2
積極的な姿勢でひたむきに研修に取り組む新入職員の姿は、私にとって実に新鮮で爽やかなもので、私自身も『初心』に立ち返る大切さを新入職員から学ばせてもらいました。
最終日には、懇親会も開催され、高尾理事長をはじめ、多くの管理職が参加し、新入職員にとって貴重な交流の場となりましたので、4月1日からの初出勤の不安も少しは和らいだのではないかと思います。
新入職員には、全仁会の一員として一日も早く職責を果たしてもらえるよう願うとともに、教育を担当される方々には『共に学ぶ』という姿勢で教育して頂きますようお願い申し上げます。

人事部 S.H

春よ来い(パート2)

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

春2年前の2月26日に『外に出て深呼吸してみませんか?』と呼びかけて以来の登場です。
昨年の秋は珍しくゆっくりと過ぎ、久々に1年の良い時期を満喫することができました。その影響もあってか、お正月を過ぎても暖かい日が続き、1月中旬以降の寒さが今まで以上に強く感じられます。インフルエンザが思い出したかのように流行し、ようやくおさまる傾向が見えてみたようです。
今年も我が部署のワコード達は、2016そうじゃ吉備路マラソンに参加し、無事完走したようです。部署内にも徐々に活気が見られてきました。ちまたでも、春の選抜高校野球やプロ野球の開幕、横綱をかけた大関琴奨菊の出場する大相撲春場所、リオオリンピックの出場権をかけた試合結果など明るい話題で溢れているようです。
リハビリに訪問しても寒さの為、まだじっとしていたい人と、もうゴソゴソと動き始めている人といるようです。
そろそろ春めいた景色を楽しみに、近くの公園に散歩に出て体を動かしてみませんか。そして大きな声で叫びましょう。
春よ来い早く来い!!

訪問看護PT T.O

総合美容センター見学

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

8406去る3月16日(水)、愛媛県四国中央市のHITO病院 美容外科チームの方々が、倉敷平成病院 総合美容センターへ見学に来られました。HITO病院は1976年の創業以来、二次救急病院として24時間体制で地域の医療を支えられ、2013年4月に石川病院から建て替え、名称変更された病院で、当法人同様の社会医療法人です。
8419当美容センターは2004年の開設から12年目を迎えました。美容外科だけでなく、婦人科、乳腺外科とも連携を図りながら、患者さんのニーズに沿った診療を心がけています。そういった美容センターの取り組みにご注目いただき、この度のご来院ご見学となりました。

8422HITO病院からは美容外科医長 大川勝正先生、美容外科看護師・スタッフ、経営企画部広報課、地域医療介護連携課の6名の方々が来られ、初めに美容センター内や設備を見学されました。プライバシーに配慮した女性目線でのセンターの造りや、患者さんに自信をもってお勧めしている機器を、日々実際に扱っている医師・看護師の目線からご紹介させていただき、深いご理解をいただいたように思います。その後、当院から華山医師、美容外科看護師、事務長、広報3名で質疑に回答させていただきましたが、当院でも普段気になっている施術やスタッフの体制、また広報活動についてなど、逆に勉強させていただくことも多く、大変有意義なお時間を頂きました。
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美容外科は自費診療の部分も多く、まだまだ受診に対する患者さんの意識に抵抗がある分野かと思われます。今回のように病院同士で連携を深め、情報を共有することで、もっと地域の方々に身近な存在、安心の医療としてご理解いただけるように、当美容センターとしても邁進してまいります。

秘書・広報室 なか

薬による眠気に注意しましょう

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

3月に入り、春の陽気が感じられる日も増えてきました。横になるとすぐに眠気に誘われてしまいます。最近は年をとったせいか、食後に眠気に誘われることが多くなりました。先日、大阪市街地で起こった自動車事故のニュースを見ました。この事故の原因は「心タンポナーデ」という、大動脈解離で染み出した血液により心臓の機能が損なわれたことが原因とされたようです。ただ最近は、このような自動車事故が起こったときは、必ず最初に薬物による影響が疑われます。

平成25年に、厚生労働省から「添付文書の使用上の注意に自動車運転等の禁止等の記載がある医薬品を処方又は調剤する際は、医師又は薬剤師からの患者に対する注意喚起の説明を徹底させること」との通知が出されました。当院でも、自動車運転の注意が記載されている薬剤を服用される場合には説明をしています。眠気や意識障害を引き起こすものが該当しますが、大別すると、①「運転させない」ように説明する薬と、②「注意して運転する」ように説明する薬があります。

特に、①「運転させない」ように説明する代表的な薬、を挙げてみます。睡眠薬、抗不安薬、抗ヒスタミン薬、総合感冒薬、麻薬などの多くが該当します。薬を飲んだ後に眠くなるという経験をされた方は多いかと思います。また、病気そのものに対しても自動車運転に制限が必要ですが、脳神経系疾患の治療に使われる薬(抗てんかん薬、抗うつ薬、抗精神病薬、パーキンソン病治療薬、認知症治療薬、偏頭痛治療薬)の多くも該当します。それ以外では、痛み止めの「ボルタレン」「トラムセット」「トラマール」「モービック」「リリカ」「テルネリン」、消化器症状を治療する「ブスコパン」「プリンペラン」、咳止めの「メジコン」、抗生剤の「ミノマイシン」、禁煙治療薬の「チャンピックス」、頻尿治療薬「バップフォー」、心臓薬「アーチスト」「ニトロール」「アイトロール」「シベノール」などがあります。また、緑内障点眼薬でも、点眼後の一時的な霧視(ものが見えにくい症状)が治まってから運転するように注意するものがあります。抗ヒスタミン剤では「ザジテン」「リボスチン」など「点鼻薬」でも注意喚起があります。

また、②「注意して運転する」ように説明する薬の中には、血圧を下げる薬、糖尿病治療薬なども含まれます。自分の薬は大丈夫なのか心配な方は、薬剤師さんに尋ねてみてください。もちろん、自動車は生活に欠かせない必需品で、運転をしないようにと言われても、、、という方も多いことと思います。

ただし、薬物による意識障害で自動車が集団登校の列に突っ込むなど、悲惨な事故が起こっているのも事実です。薬を服用されている一人ひとりの裁量に委ねられるものですが、薬物治療の充実してきた現代では、気をつけなければならない社会問題です。

薬剤部 いっちー

倉敷在宅総合ケアセンターショートステイ「ひな祭り会」開催

IMG_3873寒い季節も過ぎ去り、温かな春の日差しが差し込む季節となりました。 3月といえば「ひな祭り」ですね。当ショートステイでも「ひな祭り会」を開催いたしました。

まず、3月の誕生日者様のご紹介を行い誕生会を開催し、誕生日者の方は前で紹介される事に 少し照れた様子がありましたが、職員から誕生日カードをもらうととても嬉しそうに 「ありがとう」と受け取られていました。 その後、ひな祭りの歌をみんなで歌い、「ひな祭り会」の開始となりました。 職員よりひな人形の由来や豆知識の話の中に「3月3日が終わったら、早くひな人形を片付けないと 嫁に行くのが遅くなるとのいわれがある。」と話をすると、「そんな事も聞いたことがあるなぁ」 や「そんなのただの迷信よ」等の意見が飛び交っていました。

IMG_3856次に、ひな祭りに食べる「菱餅」「ひなあられ」などの絵合わせゲームとして 「見合わせゲーム」を行いました。皆さん、絵を合わせる事に必死になり「ほら、あっちにあったが。」 「こっちこっち。」と声をかけ盛り上がっていました。 「菱餅」の絵を見ると、「昔は自宅で手作りしていたけど、今はプラスチックなんよね。」 と今と昔の「ひな祭り」の違いを教えてもらえ、職員も良い勉強になった様です。(笑) 今年度、最後の行事会となりましたが、大盛況で無事に終える事ができました。

また、来年度も皆さんに楽しんでもらえるプログラムを職員一同一所懸命に考えています。 来月は、「花見」を予定しています楽しみにしていて下さい。

ショートステイ I

認知症疾患医療センターの役割について⑤

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

認知症疾患医療センターには5つの役割があります。①各種検査データや事前相談など多くの情報を元に診断を行い、②診断にもとづく適切な治療方針を決定し、③内科的異常の早期発見・治療し、④かかりつけ病院との情報共有を行い、連携して治療にあたります。また、地域や行政など、関連機関などの部門とも連携し、よりよいケアの方法を患者様、ご家族の方々と共に考えていきます。また、⑤認知症に関する教育・啓発機関として機能することも、患者様と患者様の援助に携る方々を総合的にフォローしていくために、とても重要な役割となります。
今回は役割⑤:認知症に関する教育・啓発機関についてご説明します。
認知症に関する教育・啓発機関
厚生労働省が定める、認知症施策推進5ヶ年計画(オレンジプラン) では、認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域の良い環境で暮らし続けることができる社会の実現を目指す、となっています。自助・互助の観念のもと、認知症疾患医療センター、かかりつけ医、介護施設、地域包括支援センター、家族会、地域自治体、行政など多くの機関が連携し、「その人がその人らしく生きていく」を支援していく社会がだんだんと整備されつつあることを前回ご説明しました。シームレスな連携を実現するためには、今回のブログテーマである認知症に関する教育、啓発活動が極めて重要になってきます。
認知症疾患センターでは医療の専門職だけでなく、一般の方々に対して、公開講座、セミナーや講演を行っています。倉敷平成病院では、一般の方々を対象に(専門職も含む)認知症セミナー、認知症公開講座、のぞみの会、神経セミナー、もの忘れ予防カフェや、もの忘れフォーラム(川崎医科大学付属病院と合同開催)等々認知症に関する教育・啓発・支援活動を実施しています。
また専門職向けとして、岡山県西部認知症懇話会や、川崎医科大学附属病院認知症疾患医療センター及び倉敷市高齢者支援センター(地域包括支援センター)と合同で、認知症事例検討会を実施しています。
家族や介護者だけでなく地域全体を含めた多くの人々が認知症に関する理解を深めることは、介護を行う方だけでなく地域全体の、認知症を患う方を支える力の向上につながり、認知症を患う方々の日々の生きにくさを軽減することにつながります。

「もの忘れ」は早期発見・早期治療が重要であり、診断・治療のためには地域のかかりつけの医師との情報共有が非常に重要です。ご家族や身近な方、またはご自身のもの忘れが気になるという方は、まずはかかりつけの医師にご相談下さい。

認知症疾患医療センター相談室 直通電話番号:086-427-3535

認知症疾患医療センター C P 阿部

新規3T(テスラ)MR装置が稼働開始しました

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

昨年末より行っていました新規3T(テスラ)MR装置の設置作業が終了し3月より稼働開始しました。

今回のMR装置は開口部が70㎝と大きくなったことにより検査中の圧迫感が少なくなり、検査室内にモニターが設置された事から画像や音楽を鑑賞しながら検査が出来るようになりました。

検査に使用される撮影用コイルもデジタル化され、より鮮明な画像が撮影できるようになっています。

検査室前室においても以前は床を掘り下げてMR装置を設置していた為検査室までの廊下が下り坂になり患者様には危険な箇所となっていましたが、今回の工事で下り坂を撤去し安全になりました。

MR検査は時間も長く狭い空間での検査なので苦手な患者様もいらっしゃいますが、今回の新規MR装置設置により、以前より負担少なく検査できるようになるのではないかと期待をしています。
Ingenia2016.02.22_Zoom
Ingenia2016.02.22
放射線部 くー

第57回院内コンサート開催のご案内

カテゴリー: 院内コンサート, お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

57次回の院内コンサートの開催日程が決まりました。

日時:平成28年3月28日(月)10時30分~11時
場所:外来待合
演奏:倉敷ヤングプレーヤーズ
小野碧子さん・松本悠子さん(ヴァイオリン)、山下陽子さん(ピアノ)

今回は、ヴァイオリンとピアノの演奏を予定しております。無料でどなたでもご来場いただけます。
是非ご来場ください。
秘書広報室

市民公開講座 第14回もの忘れフォーラム@くらしき健康福祉プラザ

もの忘れフォーラム全体晴れ渡る青空と心地よい気候に包まれた3月5日(土)。『市民公開講座 第14回もの忘れフォーラム~今日からできる認知症予防~発症予防と進行予防~』が、くらしき健康福祉プラザで開催されました。
1部の講演は金沢大学大学院 脳老化・神経病態学(神経内科学)教授 山田正仁先生による『地域における認知症の現状と予防法開発の新展開』。
2部のシンポジウムは『地域で目指せ認知症予防』と題し、川崎医科大学付属病院 認知症疾患医療センター 久徳弓子先生がコーディネーターとなり、シンポジストとして総社市役所長寿介護課より野瀬先生、真庭市地域包括支援センターより山崎先生、倉敷市健康長寿課地域包括ケア推進室より赤木先生をお招きしました。
山田先生による講演では、どこから認知症なのかというお話から山田先生の研究チームが実際に行っている『なかじまプロジェクト』の紹介や、プロジェクトで得られた結果等について幅広くご丁寧にお話をして下さいました。もの忘れフォーラム体操
シンポジウムでは、各地域で取り組まれている介護予防について体操から認知症カフェ、認知症予防教室について紹介して頂きました。また、その各取り組みにおいて得られた効果や自宅に閉じこもりがちになっている方への促しの方法について討議が行われました。
今回は当院 認知症疾患医療センターが中心となり開催に向けて準備を進めてきました。今後も認知症医療に関する情報発信を随時行っていきます。
最後になりましたが、今回のもの忘れフォーラムに携わってくれた全ての方々に御礼申し上げます。

認知症疾患医療センター 精神保健福祉士 M.K

水虫はしっかり治そう!

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

ブログ只今、倉敷生活習慣病センターでは、足チェック強化月間となっております。実際に患者さんの足を診せてもらうと、水虫に気付いていなかったり、水虫の治療を中断、または放置したままになっている方もおられます。糖尿病の患者さんは高血糖により免疫力が低下し、水虫に感染しやすいと言われています。

◎水虫の3つのタイプ◎
●『趾間型』・・・足の指の間に出来る水虫で皮が白くふやけ、ただれてジュクジュクします。趾間型は水虫の中で最も多い症状です。
●『小水疱型』・・・足の裏や側面、指の腹などにたくさんの小さな水ぶくれができます。水ぶくれが出来た時にかゆみがあり、かくとかゆみが強くなります。
●『角質増殖型』・・・足の裏全体の角質が厚くなってカサカサします。かゆみはありません。乾燥する冬にかかとがひび割れしたり、あかぎれのようになることもあります。

また、爪の水虫が合併していることもあります。感染すると爪が白く濁ったり、厚みが出たりします。
たかが水虫と侮っていると水虫による亀裂やびらんから細菌感染を起こす危険もあるので、早期に発見し、しっかり治療することが大切です。あやしいかなと思ったら、皮膚科を受診しましょう。

糖尿病療養指導士 看護師 たー