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理学療法士による生活習慣病対策のススメ ~超簡単!一人で出来るストレッチング~

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

動きやすい春を期に、運動を始める方が多くおられます。しかし、最初から頑張りすぎて関節や筋肉の痛みに繋がり、結果、運動を止めてしまう方が多くおられます。そこで今回は、ケガや疲労を防止するのに使える簡単なストレッチについてご紹介致します。

・首のストレッチ

①右手を腰の後ろ回しておきます。
②左手を頭の上に置いて、首を左にゆっくりと倒します。
③気持のいい所で反動を付けずに30秒キープしましょう。
④反対方向にも同様に伸ばしていきましょう。

 

・腕のストレッチ

①写真のように右腕を左の手首で抱え込むようにします。
②右腕を内側へ押し付けていきましょう。
③気持のいい所で反動を付けずに30秒キープしましょう。
④反対の腕も同様に伸ばしていきましょう。

 

・太もも裏のストレッチ

①椅子に浅く腰を掛けましょう。
②右ひざを伸ばし、つま先を反らして、かかとを床に付けましょう。
③体を少しずつ前に倒していきましょう(この時、肘を伸ばして背中が丸まらないように行うと効果的です)。
④気持のいい所で反動を付けずに20秒キープしましょう。
⑤反対の足も同様に伸ばしていきましょう。

・ふくらはぎのストレッチ

①椅子やテーブルなどを支えにして左足を後ろへ軽く引きます。
②背筋を伸ばして,両足のつま先をまっすぐ前に向けましょう。
③右ひさを曲げていきます.この時,左のかかとが床から離れないようにしましょう。
④気持のいい所で反動を付けずに20秒キープしましょう。
⑤反対の足も同様に伸ばしていきましょう。

*息をこらえないように注意しましょう。息こらえ運動は急な血圧上昇に繋がる恐れがあります。
*反動を付けず、気持ちよい程度で止めましょう。過剰なストレッチは筋肉を痛める原因になる事があります。

如何でしたでしょうか。生活習慣病に対する運動療法は継続する事がとても大切です。痛みや疲労でせっかくの『やる気』を損ねてしまうのはもったいないので、ウォーミングアップとクールダウンを工夫してみましょう。

理学療法士 H.T

春を感じるひと時

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

まだ4月は始まったばかりですが、ケアハウス近隣に並ぶ染井吉野はすでにほとんどが散り、新芽が出始めています。今年は雨や強風の影響で、あっという間に散ってしまいました。 しかし、ケアハウスの園庭には、桜だけでなく、チューリップやアネモネ、アイリスにすみれ…など、たくさんの花々が咲いていて、園庭内の散歩だけでも春を楽しむことが出来ます。

 

4月2日(金)には、園庭の大きな桜を眺めながら毎年恒例のお花見御膳をいただき、その後は桜の木の下で手浴を楽しんでいただきました♪
手浴の桶には舞い散る桜が浮かび、風情ある手浴に皆さん大喜びでした。

『出掛けられんのは残念だけど、最高だわ!』

ほんのひと時ですが、楽しい時間を過ごしていただけた様で良かったです。

デイ ドリームでは室内にも皆様の手がけてくださった桜が満開です☆

                        デイサービス ドリーム K

栄養科通信vol.164 「お酢パワーを活かした食生活へ」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

酢は日本で最初に生まれた発酵調味料であり、その歴史は深く世界にはなんと4000種類の酢があるといわれています。「酒のあるところ、必ず酢あり」という言葉があるようにどんな酒でも発酵させれば酢になるため、酒の種類だけ酢の種類があるわけです。古くからワインを飲む習慣のあるヨーロッパではワインビネガーやバルサミコ酢が一般的です。また、ビールで有名なドイツではモルトビネガーが愛用されています。酒と食文化が切り離せない関係にあれば、酢はその国の食文化を象徴する調味料ともいえるでしょう。最近ではテレビや雑誌、SNSなどで酢の健康効果が取り上げられていますね。実際に普段の食事に取り入れられている方も多いのではないでしょうか。ここでは酢の主な効果をいくつか紹介します。
①内臓脂肪の減少
酢には酢酸やクエン酸などの有機酸を含んでいます。これらは中性脂肪を燃焼させる働きがあり、運動と合わせることでさらなる効果が見込めます。
②血圧上昇を抑制
酢に含まれる酢酸が細胞内に取り組まれることで、血管を拡張させるアデノシンに働きかけ、血圧の上昇を抑える効果があります。
③腸内環境を整える
酢に含まれるグルコン酸は腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やします。善玉菌は悪玉菌の増殖を抑え、腸の運動を活発にする働きがあります。また、抗菌作用が腸内の悪玉菌を減らすのに役立ちます。
近年ではこれに加え、便秘改善、疲労回復、血糖値の抑制などの効果が研究で科学的に検証されています。

健康効果を得るためには1日あたり15mL(大さじ1杯)程度を継続して摂取すると効果があるといわれています。空腹時にそのまま飲むと胃に負担をかけてしまうため、毎食ごとのメニューに酢を取り入れてみましょう。さっぱりした料理には穀物酢、こってりした料理には黒酢、洋風料理には果実酢がおすすめです。酢の効果は上記にもあったように酢酸によるものです。酢酸は穀物酢と果実酢どちらにも含まれており、作用の違いはありません。

しかし、糖質が添加されたお酢ドリンクには注意をしましょう。ご家庭にある商品の原材料名の欄に「果汁」「果糖ぶどう糖液糖」「はちみつ」の文字はありませんか?これらは血糖値を上昇させる糖質にあたります。血糖値が高めの方はこのような糖質が添加されたお酢ドリンクには注意が必要です。酢には、他の食品の栄養素の破壊を防止、消化吸収上昇などの働きがあり、相乗効果も期待できますが、バランスのとれた食生活と正しい情報により摂取することで酢の効果が最大限に発揮されます。健康にも役立つ酢を無理なく食生活に活用していきましょう。

管理栄養士 MA

新年度スタート!

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

暖かい春の風が心地よい季節になってきましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか?

先月のブログでもご紹介しましたが、2月より新たなプログラムが始まりました。
今月はエアロビクス(以下、エアロビ)とロコモーショントレーニング(以下、ロコトレ)についてご紹介したいと思います。以前からもこの2つは行っていますが、今回のリニューアルでしっかり運動量が得られる内容となっています。

エアロビは去年の6月頃にも変更していますが、さらに有酸素運動や筋力トレーニング、バランス練習の要素を加え、耐久性の向上や転倒予防が図れる内容にバージョンアップしました。1種類3分~3分半程度のエアロビを4種類行っています。しっかり身体を動かすことで軽く息が弾む程度の運動達成感を感じることができます。

 ロコトレはいつまでも元気な足腰でいるために、骨や筋肉、関節、神経など加齢と共に弱くなっていく機能を鍛えることを目的としています。
そこで推奨されている運動は「片脚立ち」と「スクワット」の2つです。
下肢の筋力やバランス機能の向上が期待できます。この2つをベースにしながら応用動作も取り入れて約20分身体を動かしています。
下記にご紹介していますので、ちょっとした時間に皆さんも行ってみてください

*あくまでも回数やセット数は目安であるため、ご自身の体調などに合わせて無理のない範囲で行ってください。
プログラムの中には難易度の高い内容もあり、苦戦したり疲労を感じられる方もおられますが、皆さん頑張って挑戦されています。また新年度を迎え、新たなスタッフも加わりました。これからも皆さんと一緒に健康作りに取り組んでいければと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

この他にも様々なプログラムを行っています。興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら見学を随時受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。

◎問い合わせ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(直通)   営業時間:9:00~17:00
相談担当:大段(おおだん)
理学療法士 F

視覚から得られる脳活性化

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

記憶の重要な役割の一つに、五感から得た外界の情報と頭の中の情報を照合することがあります。特に情報のかなりの部分が目で見ることによって人間の脳に伝えられるため、「視覚」は大事な情報源です。

暖かくなって、桜や菜の花や多種多様のお花の色彩を見ることも、視覚の刺激により脳活性化を図れると思います。是非、ゆっくりとご家族で春の散歩をしながら、脳活性化につなげて下さい。また、お花の花びらで、組色作品など作ってみると、更に、言語力、洞察力、理解力、想像力、コミュニケーション力等も活性化されると思います。

季節を利用しながら、この春の時間を楽しく過ごしてリフレッシュし脳活性化を図って下さい。

医療秘書 U

アレルギー性結膜炎にご用心

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

4月になり新年度が始まりましたね。入職して5年目に突入しましたが、時の流れの早さに驚いています。気持ち新たに新年度も頑張っていきます。

春になると花粉症に悩まされる方も多いのではないでしょうか?私自身も春になると目のかゆみが現れ、普段はコンタクトレンズを装用しているので余計につらい季節です。花粉症のようなアレルギー性疾患にかかるとくしゃみや鼻水などの症状のほか、目にもかゆみや充血が現れることがよくあり、これをアレルギー性結膜炎と呼びます。

アレルギー性結膜炎にはある季節に限定して症状がみられる季節性のものと、季節に関係なく症状がみられる通年性の2タイプがあります。

季節性アレルギー性結膜炎は1年の特定の時期だけに、ある決まった植物の花粉が原因となって発症します。2月~5月に多く飛散するスギやヒノキの花粉が主な原因です。日常生活での注意点としては、花粉情報を有効に活用し、マスクや花粉防止用のメガネなどでしっかり防御して出かけましょう。衣類は花粉が付着しにくいナイロン地のコートなどがおすすめです。またコンタクトレンズを使用していると花粉症の症状がひどくなる傾向がありますが、その原因はレンズの汚れにあります。涙液の中にはたんぱく質や脂質が含まれており、それらは吸着性があるため空気中に浮遊している花粉や微生物を目に引き付けやすくしてしまいます。さらに花粉症によりかゆみで目をこすってしまうことにより、目の粘膜が傷つき、細菌による感染症を引き起こしてしまう危険性が高まります。よって花粉が飛ぶ季節にはいつも以上にレンズを清潔に保つことが大切です。

通年性アレルギー性結膜炎は1年を通して、ほこりなどの中にあるハウスダストやダニが主な要因となって発症します。ペットの抜け毛やフケ、カビも原因となる場合があります。日常生活での注意点としてはアレルギーの原因を寄せ付けないようにするための室内環境の整備が重要です。また免疫機能が低下すると症状を増悪させる恐れがあるため、生活習慣を見直し、ストレスをためない生活をするなどして免疫機能を正常に維持するように努めることが大切です。

参考:アルコン 花粉症とコンタクトレンズQ&A

臨床検査部 NK

倉敷平成病院 看護部長交代のお知らせ

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

4月1日より岡本なおみ (前看護副部長)が 倉敷平成病院 看護部長に就任いたしました

平成24年12月より約9年、倉敷平成病院看護部長を務めた 武森三枝子は3月末をもちまして看護部長を退任、4月より倉敷老健看護部長兼倉敷在宅総合ケアセンター統括看護部長に就任致しました。
今後ともご指導の程よろしくお願い申し上げます。

【山陽新聞メディカ倉敷平成病院のページに岡本看護部長のあいさつが紹介されています】(クリックすると別ウインドウが開きます)

秘書広報課

 

介護報酬の改定による介護タクシーのご利用について

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

桜が満開の季節となりました。

この四月は、介護報酬の改定があります。
今回は、「感染症や災害への対応力強化」「地域包括ケアシステムの推進」「自立支援・重度化防止の取り組み」「介護人材の確保・介護現場の革新」「制度の安定性・持続可能性」の5本柱が、改定の内容です。
今日は、今回の改定でみなさんに少し身近な、通院に関わりのある内容を一つご紹介します。

これまでは、自宅からA病院へ行き、その後B病院に行く時は、A病院からB病院へは、介護保険での介護タクシー利用はできませんでした。しかし、今回の改定で自宅からA病院、A病院からB病院、B病院から自宅という場合、それぞれの移動に介護保険で介護タクシーを利用することが可能となりました。
また、通所サービス利用中に具合が悪くなり、自宅に帰らず、そのまま介護タクシーを利用して病院へ行った場合も、今までは、介護保険での介護タクシーは利用できませんでした。しかし、今回の改定で、通所サービスから病院を受診し、その後、自宅に帰った場合は、それぞれの移動にも、介護保険で介護タクシーを利用することが可能となりました。
ただし、どちらも、同一の事業所が行うことが条件となっています。

ご利用の方やご家族には、改定の度に書類に署名をいただいたり、料金が変わったりと、いろいろご迷惑をおかけしますが、介護タクシーの利用のように、ご利用の方の負担軽減や利便性が向上される内容もあります。

ご不明な点は、ケアマネージャーにご相談ください。

  ケアプラン室 B

おやつバイキング開催

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

3月10日、感染症対策に注意払い「おやつバイキング」を開催しました。

今回はいちご味など11種類の春を感じるスイーツから、好きなものを選んで食べていただきした。
ご入所の皆さんはバイキングが始まると、「〇〇を食べたい」「〇〇が美味しい」と美味しそうに召し上がられ、用意していたデザートがあっという間になくなっていきました。

コロナウィルス感染症対策の影響で、毎年開催していた様々な施設内イベントが中止になっていますが、無事にイベントを開催することができ、ご入所の皆さんが喜んでいる笑顔を見る事ができて本当によかったです。

倉敷老健 K

令和3年度全仁会グループ 辞令交付式

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

令和3年4月1日(木)、全仁会グループ辞令交付式が執り行われました。昨年に続き今年も感染対策のため小規模となりましたが、桜満開蒼天のもと、常勤医師2名および新入職員48名の清々しい式となりました。

高尾理事長から「新入職の方々は、普段からの医療人としての心構えや、全仁会の職員としてどのような人間であるべきかなどこれから学ばなければならないことが多く、壁に当たったり迷ったりすることもあろうかと思います。その時は先輩職員が全力でサポートしますので、コミュニケーションを築いて一人ひとりが成長していただきたいと思います。
皆さんの成長が全仁会の成長に繋がります。全仁会がもう一段高い組織となるよう共に頑張りましょう」と挨拶がありました。

新入職員は今後、医療安全や感染対策、一時救命処置(BLS)研修などの共通の研修と職種別のグループワークを受けたのち、各部門への配属となります。
新入職員の皆さんが安心して業務を行い、患者さんに安定した医療・介護を提供できるよう、それぞれの部署でしっかりとサポートしてまいります。

秘書・広報課