先日、録画していた映画を見ました。
少女が、なりたいものに変身できる鏡を手に入れるお話でした。少女は大人になって、慣れないヒールを履いて、躓いて、大きく飛んで転んでしまいました。映画だったので、「いたーい!」で済みましたが、現実はそうはいきません。捻挫や骨折をしていたかもしれません。
このような痛みに対して、内服薬としては、主に以下のような鎮痛薬が使用されます。
・非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)…ロキソニン、セレコックスなど
末梢で、シクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害して、発痛増強物質のプロスタグランジンの生合成を抑制したり、発痛物質のブラジキニンの感受性を低下させたりして、鎮痛効果をもたらします。ただし、プロスタグランジンには胃粘膜保護作用もあるため、胃腸障害などの副作用に注意が必要です。
・アセトアミノフェン製剤…カロナールなど
中枢へ働きかけて鎮痛効果をもたらすと考えられています。NSAIDsよりも胃腸障害や腎障害の副作用が少なく、NSAIDsが使用しにくい患者さんへも適しています。
・オピオイド鎮痛薬…トラマール、ワントラムなど
中枢神経内に広く分布しているオピオイド受容体に結合して、痛みの刺激が伝わるのを抑制します。慢性疼痛などに使用します。吐き気、眠気、便秘などが起こる可能性があるため注意が必要です。吐き気や便秘を予防する薬を一緒に使用することもあります。
映画の中で、少女はなりたい大人について考えます。自分はあの頃どんな大人になりたかったのか。そんなことを考えながら、今日も働いてきます!
薬剤部 P

4月になり、日中は半袖で過ごせるくらい暖かくなりました。季節の変わり目真っ只中ですが、みなさん体調は崩されていないでしょうか?
さて今回は、改めてですが“ショートステイ”について紹介させて頂こうと思います。
春はお出かけの時、紫外線も気になってくる季節。女性はしみを気にして紫外線にあたらないようにする方は多いですよね。でも、紫外線、悪い面ばかりではありません。ビタミンD合成に重要となり、紫外線にあたることにより皮膚で合成、体内へ吸収されます。その他、ビタミンDは魚やきのこなどの食べ物の摂取によっても合成されます。体内に取り込まれたビタミンDは肝臓で25水酸化ビタミンDに変換されて、血液中を循環します。腎臓で活性型の1,25(OH)2Dへ代謝され、小腸、骨、副甲状腺などの標的臓器に作用することで血中カルシウム濃度の調整を行います。
多くの医師が登録している日本最大級の医療従事者専用サイト【m3.com】のコラム・ニュース『DoctorsLIFESTYLE』におきまして、「医師が「働きたい病院」 “人気急上昇”ランキング」内で倉敷平成病院がランクインしました。
血糖値をコントロールすることは糖尿病の進行を予防する上でとても重要です。今回は血糖を上手にコントロールするために運動の観点からお話しさせていただきます。
このたび、山陽新聞プレミアム倶楽部のホームページにもインタビュー内容が掲載されました。是非ご一読ください。
毎月作っている手作りカレンダーの4月は、これです! 何に見えますか?
カレンダーのヒヤシンスは、リボンテープで作った小さい輪っかを花びらに見立てて形を作ることでヒヤシンスを表現しました。
「骨粗鬆症を持つ大腿骨頸部骨折患者では再び骨折するリスクが高いことから、専門的な治療・指導管理による骨折予防が重要」という考えから、今回2022年4月から継続的な二次性骨折予防に係る管理料が新設されました。
ユニットで過ごされる利用者様には、マシンを使用した上肢と下肢の筋力強化や可動域訓練、全身耐久性の向上を図る運動を実施していただきます。また、個別リハビリとして応用動作訓練や日常生活動作訓練、歩行訓練なども行っています。