『喫茶おれんじ』のご案内

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

皆さんこんにちは!!

梅雨に入り蒸し暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。

支援センターの職員がご自宅訪問に伺うと、エアコンや扇風機を付けず暑い室内で過ごしている方が多くいらっしゃいます。高齢者の方は温度に対する感覚が鈍くなるため、室内でも熱中症にかかりやすいと言われています。日頃から熱中症予防のために、こまめな水分補給、エアコンや扇風機使用による室温管理、通気性の良い服装で過ごす、屋外では帽子・日傘の利用など、日頃より熱中症の予防や対策をおこない暑い時期を乗り越えましょう。

老松・中洲高齢者支援センターでは、地域の皆さんに『元気!!』で過ごして頂くために介護予防・健康に関する教室やサロンを開催しています。
毎月第3木曜日13:30~15:30 中洲いこいの家で『喫茶おれんじ』を開催しています。倉敷にお住まいの方で「認知症の方やその家族」「認知症の方を支えたいと思っている地域の皆様」が集まって、お茶をしながら交流出来る場所です。
7月19日(木) 『喫茶おれんじ』は、倉敷平成病院 認知症疾患医療センター長 涌谷陽介先生より『認知症とは?』をテーマにご講演頂きます。皆さまお誘い合わせの上、お気軽にご参加下さい。

老松・中洲高齢者支援センター Y.S

15)より良いかかわり(生活習慣・体調管理)について

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

前回は、よりよいかかわり(心理・コミュニケーション)編という視点でお話ししました。
今回は、よりよいかかわり(生活習慣・体調管理)とはという視点でお話ししたいと思います。

上の図は認知症に合併する身体症状です。一見すると、認知症とはあまり関係のなさそうな症状が多いように思えます。しかし実は、上の症状の多くは普段の健康・体調管理、生活習慣に大きくかかわっています。このような、自身の健康・体調管理のことをセルフケアといいます。セルフケアと認知症についての話題に入るまえに、ここでもういちど認知症(アルツハイマー型認知症)の記憶障害の特徴についておさらいしましょう。

認知症(特にアルツハイマー型認知症)では特に上の図の出来事の記憶(エピソード記憶)が失われやすくなっています。この出来事の記憶が失われやすくなるという事を、より具体的に日常生活のセルフケアという側面から考えてみると下記の図の例のようになります。

私たちがセルフケアをする際には、最近の出来事をふまえる必要があります。たとえば、「今すごく暑くて食欲もわかないから、ここ最近そうめんばかり食べているけど、このままでは栄養がかたよるので、今夜は焼き肉とサラダをたべよう!」とか「最近便秘(下痢)が続いているなぁ、病院いかなきゃ」「朝ご飯のあと薬を飲み忘れた!まだ9時だから朝の薬飲もう」など、過去の出来事から判断して現在のセルフケアを調節しています。認知症では出来事の記憶が失われやすくなるので、セルフケアにおいての判断材料が通常よりも乏しくなりやすいと言えます。セルフケアに支障をきたした状態(望ましくない生活習慣)が続くと、最初の図で説明した合併症状を引き起こしやすくなることは想像に難しくないでしょう。
そして、とても重要なことは、脳も体の一部であるということです。認知症のあるなしにかかわらず、好ましくない生活習慣や、高血圧・高脂血症・糖尿病などの生活習慣病のコントロールが不良な状態は、脳にも悪影響を及ぼします。下の図では認知症の危険因子および増悪因子の一部を紹介しています。脳を守るには、適切な治療(医療)と予防的活動(生活習慣の改善)が必要です。

自分でも気をつけて取り組むことができる、もしくは誰かのサポートがあればできるような、脳を守る活動をさらにまとめたものが下の図です。


脳を守る3つの要素は「栄養」「運動」「交流」です。まず、栄養に関しては、バランスの良い、規則正しい食生活を日々の生活に取り入れることです。これに関しては、医師や栄養士に相談なさるか、持病がなければ書籍やインターネットを参考にしてみるのも良いでしょう。「運動」に関して、たとえば有酸素運動を日課とすることなどは、脳と体の健康増進に非常に良い影響を及ぼします。最後は人、社会との交流です。「家に閉じこもり、いつもの座席(ベッド)で座って(横になって)テレビを一日中」という生活は、精神的にも肉体的にも良くなさそうなのは想像に難しくないでしょう。地域の公民館での催しや、地域のグランドゴルフなどの集まりを通じて、人と交流することは生活のハリにつながります。
いずれにしても、これらの「栄養」「運動」「交流」に取り組む際にいちばん重要なことは「習慣として楽しんで行う」ということです。楽しくないことは習慣化しませんし、やればやるほどストレスをため込んでいくのは精神衛生上良くありません。楽しくない活動の、どの部分をどういうふうに変えれば楽しくできそうか?と考えるのが建設的でしょう。
今日の主題である、より良いかかわり(生活習慣・体調管理)に話を戻しましょう。認知症を有する方とのより良いかかわり方としては、この「栄養」「運動」「交流」の活動を一緒に楽しむということです。一緒に楽しむことが時間的・物理的に難しければ、福祉サービス(訪問サービス、デイケアやデイサービスなど)をうまく利用してみるのも良い方法です。福祉サービスや介護保険(その他高齢者にまつわるいろいろな相談)についての相談窓口は各地区にある高齢者支援センターがになっていますので、なにか良い方法がないか問い合わせてみるのも良い方法でしょう。
次回は支援する人のストレスについてお話したいと思います。

「もの忘れ」は早期発見・早期治療が重要であり、診断・治療のためには、地域のかかりつけ医師との情報共有が非常に重要です。ご家族や身近な方、またはご自身のもの忘れが気になるという方は、まずはかかりつけ医師にご相談下さい。
認知症疾患医療センター相談室 直通電話番号:086-427-3535

認知症疾患医療センター CP阿部

第53回のぞみの会だより-1-

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

7月になり、段々暑さが増して参りました。熱中症にはお気をつけ下さいね。
さて、今年の「のぞみの会」は10月28日に開催致します。今年のテーマも決まり、毎年恒例の院内に掲示するポスターの作成も終わりました。
毎年ですが、どれも力作ばかりです!!7月中旬より院内の至る所に掲示して参ります!!来院された際は、是非ご覧頂ければと思います。
また、毎週水曜日には、のぞみの会実行委員よりブログの更新をして参ります!!様々な、情報を発信して参りますので楽しみにして頂ければと思います。
1人での多くに方に楽しんで頂けるよう、職員一丸となって盛り上げて参りますので、たくさんの方のご参加お待ちしております。

★第53回のぞみの会 平成30年10月28日(日) 9時30分~14時『地域へ、そして未来へ ~これからも共に生きる全仁会~』★
★ポスターは総合美容センターが作成したものです

第53回のぞみの会実行委員 医事課 S

知覚過敏

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

いよいよ夏到来ですね!
冷たい飲み物やアイスクリームを食べて歯がしみることはありませんか?

むし歯ではないのに歯がしみる場合は、知覚過敏(正式名:象牙質知覚過敏症)かもしれません。
キーンとする一過性の痛みが特徴で、歯を磨いたり、息を吸い込んだだけでもしみることがあります。

原因は、歯磨きの力が強すぎる、歯ぎしりや喰いしばりで歯がすり減る、歯周病や歯肉炎によるものなどが考えられ、エナメル質が削れて象牙質が露出することで誘発されます。

心当たりのある方、歯磨きの仕方を見直したり、知覚過敏用の歯磨き粉を使用するなどしてみて下さい。
1週間以上経っても改善がなければ、是非歯科にご相談ください!知覚過敏用のお薬を塗ったり、痛みのある部分を詰め物でカバーするなど対応させて頂きます。

歯科 O

『介護サービス博覧会(中四国)マッチングプラザ2018』に参加してきました。

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

平成30年6月20日・21日にコンベックス岡山で開催された『介護サービス博覧会(中四国)マッチングプラザ2018』に参加してきました。この博覧会は単なる展示会ではなく、ケアサービス事業所と利用者、また事業所同士をつなぐマッチングサポートを目的としており、交流を通して新しいヒントを見つけられる場になっています。今回もケアサービス事業所や一般企業から約130事業所の出展がありました。
倉敷平成病院からは、平成29年4月に開設した『倉敷ニューロモデュレーションセンター』で行われる治療の紹介と、『倉敷老健』のリハビリで使用している歩行練習器『ホンダ歩行アシスト』の体験会を実施しました。
2日間で600名以上の方が話を聞いて下さり、約50名の方に『ホンダ歩行アシスト』を体験して頂きました。また看護・介護・リハビリなど医療関係の学生の参加も多く、レポート課題でもあるのでしょうか、メモを取りながら積極的に体験してくれました。当施設では平成29年2月から『ホンダ歩行アシスト』を導入しています。高齢になり歩行に自信がなくなった方、パーキンソン病や脳血管障害による軽度の歩行障害がある方に対し、歩行フォーム改善の目的で活用しています。付属のタブレットにより、歩行動画の撮影や足の振りの左右バランスが簡単にグラフで確認できます。休憩しながらフィードバックする事も可能で、ご本人にも課題や改善していることが分かりモチベーションUPにもつながっています。今回体験して頂いた方のほとんどが、健康であり日常の歩行に支障のない方々でした。しかし、若い方でも生活習慣やスポーツ経験の影響で左右の重心バランスが崩れている方も多く、現在の歩行パターンや将来的に気を付けるポイントなどを話すと皆さん熱心に耳を傾けて下さいました。
今回『介護老人施設』は、特養入所待機施設という消極的なイメージではなく、在宅復帰または在宅生活支援施設として大きな役割を担い積極的にリハビリを提供していること、また、『歩行アシスト』を始めとしたマシントレーニングや自主トレーニングなど、たくさんの内容を皆様に知って頂きました。本当に貴重で楽しい体験となりました。

倉敷老健 D

通所リハビリの共同作品「ひまわり」(平成30年7月)を飾りました

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは!通所リハビリです。7月になりました。関東甲信地方は例年よりも22日早い、6月29日の梅雨明け宣言がなされました。今月の通所リハビリの作品も、夏を感じさせる1枚となりました。
真っ青な青空に満開のひまわりす。
立体的にひまわりを折るのがとても難しかったのですが、皆さん「あーでもないこーでもない(笑)」と頑張ってくださいました。
外来にご来院の際は、是非ご覧ください。

通所リハビリ 介護福祉士 K

倉敷ニューロモデュレーションセンターより~医療秘書の立場から~

平成29年4月に倉敷ニューロモデュレーションセンターが開設されて1年が過ぎました。この1年は慣れないことが多々ありながらも周りの方に助けていただきあっと言う間に過ぎました。2年目に入りまだ3か月しか経っていませんが、テレビ取材や日本定位・機能神経外科学会から技術認定施設を受けました。
また上利センター長を始め看護師・臨床工学技士・理学療法士・臨床心理士のスタッフは倉敷ニューロモデュレーションセンターでの取り組みを発表するためにそれぞれ学会や研究会、患者様を対象とした講演会へ参加をしています。こういった活動の影響もあり、他の病院の先生方が意見交換や見学に来てくださったり、治療法に関心を持って下さる方が増えているように感じます。
倉敷ニューロモデュレーションセンターの中で医師事務作業補助者は医師と他職種との連携がスムーズにいくよう働きかけたり、医師の負担軽減の為に回診記録の代行入力、各種書類の代行作成等を行っています。7月にはこういった倉敷ニューロモデュレーションセンターでの取り組みを学会発表します。医師事務作業補助者が学会参加することは多くないので他の病院での取り組み等も拝聴し、今後の活動に生かしていきたいと思います。また学会での発表経験を踏まえ微力ながら倉敷ニューロモデュレーションセンターを支えて行きたいとも思います。
ニューロモデュレーション療法はまだまだその名前が知られていない治療法ですが、倉敷ニューロモデュレーションセンターでの取り組みを周知していき、これからニューロモデュレーション療法を多くの方に知っていただければと思います。

医療秘書 M

第66回院内コンサート開催報告

カテゴリー: 院内コンサート | 投稿日: | 投稿者:

平成30年6月25日(月)10時30分~ 第66回院内コンサートが開催されました。
今回は、折井ユミコさん(オカリナ)と、原巧一さん(コントラバス)のお二人の演奏でした。日本の唱歌や洋画のテーマ曲等、様々なジャンルの曲目でしたが、どれも聞いたことのある曲でした。
コントラバスの低音とオカリナの高音のハーモニーに感激しました。聴衆の方々も熱心に耳を傾けておられました。
演奏曲目
・Love
・浜辺の歌
・砂山
・みかんの花咲く丘
・糸
・スカボローフェアー
・海の見える街
・涙そうそう

次回院内コンサートは、平成30年10月29日(月)を予定しております。また、夏恒例の、倉敷ジュニアフィルの演奏会は、8月16日(木)を予定しておりますので、こちらも是非ご来場ください。

秘書・広報課

 

学会報告~第20回日本医療マネジメント学会学術総会~

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

 平成30年6月8日~9日に札幌にて、「第20回日本医療マネジメント学会学術総会」が開催され、参加・発表させていただきました。日本医療マネジメント学会は、クリティカルパス、医療安全、医療と介護における医療連携等について活動している学会で、さまざまな視点からの発表を聴くことができました。
一般口演にて私は、「DPC公開データを使用した効率性指数の検証」について発表を行いました。効率性指数をよくする(平均在院日数を短縮する)ためにはどうしたらよいか、厚生労働省のホームページに公開されている各医療機関のDPCデータを分析し、当院において効率性に影響を与えている疾患構成を調査した上で、他院と比べどのような傾向にあるのか、今後どうあるべきかを伝えました。
日本医療マネジメント学会は、活動内容からも看護部や事務系(特にMSW)の参加が多い学会ですが、他にも薬剤師、臨床検査技師、臨床工学技士など幅広い職種が参加しいろいろなテーマで発表されています。他職種を交え意見交換を行うことで、物事を俯瞰的にみることができ、さまざまな知見を得ることができます。
今回参加することで、事務系だけではなく他職種からの視点での発表を聴くことができ大変刺激を受けたのと同時に、これらの知見をいろいろな方に伝えていきたいと感じました。今後も、各部署とより発展した協力関係を築き積極的に経営参画を行うことで、横断的に病院の機能向上に寄与していけるよう頑張っていきたいです。

診療情報管理課 S

グランドガーデン南町の6月お誕生日会

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

梅雨に入り蒸し暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

平成30年6月12日に6月生まれの方の誕生会を開催致しました。70名を超える参加者で盛大な会になりました。
誕生者プレゼントは、ひまわりやカーネーションなど色彩も鮮やかなかわいらしいブーケでした。

誕生者代表より「私たちのため に誕生会を開いて頂きありがとうございます。これからもよろしくお願いします」とあいさつがありました。普段、朗らかでよくお話しされるKさんですが、大勢の方の前で少し緊張されたご様子でした。ポっと顔を赤らめ恥ずかしそうに着席される姿に皆様から温かい拍手が。

和やかな雰囲気の中、会食がはじまりました。『鯛そぼろごはん、鰆の木の芽焼き、卵豆腐の旬菜あんかけ、すまし汁、びわゼリー』といった豪華なメニューでした。いずれも大変おいしかったのですが、特に『旬菜あんかけ』は人気でした。「ふんわりと柔らかくとてもおいしい」「自分じゃ作れないものね」と会話も弾んでおられました。私も美味しく頂きました。ごちそうさまでした!

第2部は多田先生のアコーディオン演奏による歌声広場でした。夏は来ぬ、あめふりなど季節を感じる曲で始まりました。

その後も、リクエストが途切れることなく大合唱!東京音頭では踊り出す方も。「昔はなぁ、よう踊りよったんよフフフ」と良い表情で昔の事を語って下さいました。歌の力ってすごいなぁ・・・としみじみ思った次第です。今回も楽しい会になりました。

これからも皆様に楽しんで頂けるように努めて参ります。次回のご参加をお待ちしております。

グランドガーデン南町 s