早期発見、早期治療 ~腹部エコー~

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

当院臨床検査技師の仕事の1つに腹部エコー検査があります。これはエコー(超音波)を通してお腹の中の臓器(肝臓、胆嚢、腎臓、脾臓、膵臓、大動脈など)に異常はないかどうかを調べます。15分~20分程で行える非侵襲的な検査です。
さてこの検査、学生の時に実習はするものの、実際に検査を一通り行うことができるのは仕事を行うようになってからです。もちろん最初から患者さんに検査を行うわけではなく、職員のお腹を借りて、練習を十分に行い、上司のOKをもらってから患者さんの検査を行うようになります。患者さんの検査を行うようになってからも最初は上司の確認のもと検査を行います。
他の検査も同様で、その検査の難易度に合わせ、職員を練習台として経験を重ねていきます。

2年前のこと。私もお腹を出して、練習台になっていました。検査をしていた技師の後ろで指導していた技師が「あれっ!?」と何かを発見。「何????」まさかの多数の胆嚢ポリープでした。私としては症状もないし、まあまあ若いし何もないはず!と思い込んでいましたが、予想外の発見にショックを受けてしまいました。でもそれがきっかけで、半年に1回、病院に受診して腹部エコーをして経過観察をするようになりました。胆嚢のみならず、他の臓器も異常がないかチェックできることはありがたいことだなと思っています。

血液検査でひっかかって腹部エコーをしましょうと言われた方もおられると思います。面倒だなと思わず、ぜひ腹部エコーを受けてみて下さい。若くても何か潜んでいる場合もあります。絶食した上での検査ですが、痛くもなく手軽に受けられる検査ですよ。
1年に1回の人間ドックで腹部エコーを受けられるのもいいと思います。になるためにも、腹部エコー、ぜひ受けてみて下さい。

臨床検査技師 NY

全仁会バスケットボール部活動のご案内

カテゴリー: 部活動 | 投稿日: | 投稿者:

平成29年11月より本格的に活動を開始しました、全仁会バスケットボール部です。
所属部署や職種、経験に関係なくバスケットが好きなメンバーが集まって、水島ふれあいセンターで毎週木曜日19時~21時で練習しています。ウォーミングアップやシューティング練習の後、ゲーム形式での練習を行っています。
今回2月18日(日)に岡山市のジップアリーナで開催される「第5回ホスピタルカップ」に出場が決まりました。創部初の対外試合という事で、自分たちの力がどれだけ通用するか未知数ですが、練習時の早いパスワークや鋭いドライブ等、個々の力を出せればいい結果が出ると思います。
当日は、高松日赤・倉敷中央・綾部市立・福山医療との対戦が組まれています。
興味のある方は、ぜひ応援にお越しください。

バスケットボール部事務局 K

 

寒い日もリラックスして元気な身体づくりを!

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

皆様こんにちは。2月になりましたが、まだまだ寒い日が続きますね。わたしはそんな中、フロアの中を半袖で過ごしています。外は寒いですがフロアの中は暖かいので、のびのびと身体を動かせます!
さて寒い日が続いていますが、皆様は身体を動かす機会はありますか?寒くなると外出機会が減ったり、身体を動かす時間が減ったりして、体力や身体機能が衰える傾向にあります。
予防リハビリでは、エアロビやロコトレといった、しっかりと身体を動かせるプログラムがあります!ですがそればかりではありません。今回は予防リハビリで行っている、リラックスできるプログラムについてご紹介致します。

まずは昼食前にゆったりとした音楽を聴きながら行う体操・ストレッチです。
午前中にしっかり動かした身体を休めることができます!
中には気持ち良くて眠くなってしまう方もいます。

 

 

 

 

次に昼食後に行われているリラクゼーションです。
床に体操用のマットレスを敷いて、寝転びながら身体をゆっくりと動かしていきます。
体力に自信のない方や、痛みのある方なども行えるプログラムです!

 

 

 

 

 

そして最後に、夕方頃に行われるメンテナンスです。
アロマオイルを入れたお湯に手を浸け、オイルで手をマッサージしていきます。
落ち着いた音楽を聴きながら、手を温める空間はリラックスできること間違いなしです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか。予防リハビリの利用者様には、寒い日でも他利用者様と一緒に身体を動かし、リラックスできるプログラムで身体を休めながら健康増進に努めていただいています。運動の機会を維持したい方、少しでもプログラムを体験してみたい方など、いつでも見学を受け付けております!興味のある方はいつでもお問い合わせ下さい。

社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション
TEL:070-6690-2763 (相談員:あいやま)
MAIL:genki2reha@heisei.or.jp 

倉敷平成病院通所リハビリ(予防リハビリ) 介護福祉士 S

※写真掲載については撮影時に同意を得ております

倉敷ニューロモデュレーションセンターにおける言語聴覚士の関わりについて

倉敷ニューロモデュレーションセンターでは、多職種が連携し1人1人の患者様に対してよりよい治療、訓練を提供させていただいています。

言語聴覚士は、DBS(脳深部刺激療法)を受けられる患者様や、すでにDBSを受けられている患者様を中心に、認知機能や飲み込み、話すことに関する検査・訓練を行っています。
DBSの適応となった患者様の発話や嚥下機能の詳細な検査は、術後、治療効果を見る上で大変重要となってきます。また検査に加え食事、会話などの生活場面においてもチームで情報共有し、より適した治療につなげています。

パーキンソン病の患者様の中には話にくさ(構音障害)や、飲み込みにくさ(嚥下障害)を訴えられる方が多くおられます。パーキンソン病の患者様の発話特徴としては声量の低下や発話の短いとぎれ、発話速度の異常、声の高さや大きさの単調化などがみられます。また嚥下機能としては、口腔機能の運動低下により口から流延が出る、食べ物が口の中に残ってうまく飲み込めない、食事中に咽るなどの症状がみられます。このような症状を認める患者様に対して検査以外に、積極的なリハビリ介入をさせていただいています。

入院中のリハビリも重要ですが、退院後も機能を維持していくためには継続したトレーニングが必要です。口腔運動機能や呼吸発声などその方にあった自主トレーニングの方法を退院時にお伝えさせていただいています。お伝えしたトレーニング内容を術後のフォローアップの入院の際にも積極的に実践していただいている方々の姿をみると大変嬉しく思います。

今後も治療が発展していく中で、新しい情報を取り入れチームで共有しながら患者様に適した言語療法が提供できるよう取り組んでいきたいと思います。

倉敷ニューロモデュレーションセンター 言語聴覚士

ある日の一日

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

今日は節分。

「鬼は外、福は内、パラパラパラパラ豆の音、鬼はこっそり逃げていく。」

昔は豆まきを実際にしていましたが、最近は後の掃除も大変だし、小袋入りの豆をまくか、まきもせずに口の中に放りこむかのどちらかです。

どういうわけか、昔はしなかった巻き寿司をその年の恵方に向いて黙々としゃべらず食べるというのはCM等で始まってから毎年しています。時代と共に行事の主流が変わってきています。

介護保険サービスも少しずつ変化してきています。平成30年の医療介護改正でまた変化が有りそうです。そんな中ケアマネのある1日のことをつらつらと文章にしてみました。

休み明けの月末、今日は1件午前中に契約があるだけ。後は事務処理をしようと思いながら出勤。すると机の上に張り紙が。

1枚目、Aさん、ショートステイから帰宅したが発熱有り。
救急受診し、尿路感染で入院になった。

2枚目、Bさん、昨日受診し、腰椎圧迫骨折との診断。病院に空き室無く、空きが出来るまでショートステイ利用となった。

3枚目、Cさん、昨日ショートから帰ったが、体調悪く嘔吐有り。これから受診に行く。

優先順位は?と考えている内に電話あり。訪問看護からで、Dさんのストーマの管が破れている。交換したいから材料があるかどうか、家族と連絡とってほしい。

ゆっくり事務処理のはずが、、、まずはストーマの件で各事業所から情報収集。その答え待つ間に、2枚目Bさんの家族に電話で詳細を聞く。ショートステイに電話し、当居宅では新規のためパソコンに事業所登録が必要。加算系等確認、サービス担当者会議の打ち合わせ。今日14時から。各事業所に連絡。

3枚目のCさんの件、主治医に連絡。事情を話す。

元々の10時の契約に通所リハ相談員と慌ただしく訪問に出かける。

契約から帰ると張り紙。3枚目の件、CさんK病院に救急搬送。主治医から連絡あり。各事業所に連絡。「医療情報連携シート」作成に取りかかる。昼食をかき込み、新規ショートステイの計画書、利用票作成、アセスメント等準備し、担当者会議に出かける。本人とも会い、内容を確認し、帰る。2枚目のBさんの情報を相談員に電話。自宅の家族情報を伝える。各事業所に連絡。
Dさんのストーマの件の連絡、情報収集し各事業所に連絡。
3枚目の「医療情報連携シート」作成。

あっという間に一日が終わりました。明日はK病院に「医療情報連携シート」を持って行き、今後について確認にしようと思います。

ケアマネは「連絡調整」が仕事ですが介護保険改訂の度にその範囲が広くなってきています。気楽に相談して下さい。

 

ケアプラン室 K

ドライマウスについて

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

 

こんにちは。

乾燥する日が続いていますが、お口の中も乾いていませんか?

もしかしたら、ドライマウスかもしれません。

ドライマウスとはさまざまな要因で唾液の分泌量が低下し、お口の中が乾燥する病気です。加齢に伴い唾液腺が萎縮するなど唾液腺自体に問題がある場合や、糖尿病や腎不全などの病気に関連して起こる場合、シェーグレン症候群、ストレス、薬剤の副作用で起こることもあります。

ドライマウスはお口の中が粘つく、舌が痛い、口臭がある、食べ物が飲み込みにくい、乾いた食品を食べられないといった症状があります。お口の中が乾くと、唾液の持っている自浄作用が失われ、むし歯や歯周病だけでなく、誤嚥下性肺炎などの全身疾患になる可能性があります。

対処法としては、こまめに水分を取る、飲酒・喫煙を控える、水分の多い野菜や果物を摂取するほか、唾液の有効成分が含まれたジェルやクリームなども市販されていますので、是非お試しください。

 

歯科O

 

 

 

“おむつ検定・おむつフィッター”って知ってますか?

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

高齢者の方が増え、排泄に問題を抱えていらっしゃる方も多くなってきています。以前はおむつと言えば小さな子供をイメージしていましたが、老健ではおむつを利用されている方も少なくありません。おむつを適切に使用しなければ、不快感やスキントラブル、また下に漏れてしまったりと問題が生じてきます。そのため、入職時の看護師や介護士の研修には、必ずおむつ着用の実技を取入れています。

昨年参加したセミナーで、京都市内にあるはいせつ総合研究所むつき庵でおむつ検定やおむつフィッター研修を行っていることを知りました。さっそく申し込みをして2日間の研修を受けてきました。

研修内容は解剖・生理、おむつの特徴など座学から始まり、おむつの交換方法や実技、またおむつだけでなく他の排泄器具の紹介や体験・見学など非常に豊富でした。最後に試験もあり、あらためておむつの奥深さを知りました。

そして、おむつ検定認定書とおむつフィッター3級資格認定書が届きほっとしています。
現在申し込みが多く、2級を受けるにも来年分の申し込みになるみたいです。
おむつの重要性を多くの医療・介護者が認識し、知識やスキルがどんどん高まることを期待したいと思います。

倉敷老健k

通所リハの共同作品2月「梅とウグイス」を飾りました

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

おはようございます。通所リハビリです。気が付けば早2月、「行く・逃げる・去る」ように早く感じるとは、まったくその通りです。
さて、今月のタイトルは「梅とウグイス」です。今回は花びらをフェルトで作りました。一枚一枚の花びらを形作り、ボンドでとめますが、その成形が難しかったとのことです。
つぼみの花も雰囲気が出てますよね。
また、花びらの中の黄色いがくの部分は、12月の作品を作ってくださった、仲良しご夫婦が作ってくださいました。

青空は和紙の薄い青、そして梅は真紅の赤、ウグイスの色味も相まって、和のテイストに仕上がっています。
外は雪が舞っていますが、春が待ち遠しくなりました。立春はもうすぐですね。

是非、倉敷平成病院にご来院の際には、ご覧いただければ幸いです。

通所リハ 介護福祉士 K&S

ケアハウスドリームガーデン倉敷にて平成30年新年会開催しました

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

1月11日(木)12時から、ドリームガーデン、デイサービスドリームの新年会及び誕生会を開催しました。ご入居者様、ご来賓の方々、全仁会他部署からの参加総勢125名。たくさんのご参加を頂き、賑やかに催す事ができ有難うございました。

新年早々の寒波がありましたが、皆様元気に新年会へ参加して下さいました。美味しいおせち料理とお赤飯に舌鼓。昨年、入居者の皆さんと作った干し柿も、お店で売ってもいいくらいの出来栄え、柔らかく甘く食べやすかったとのお褒めの言葉にちょっとホッコリした気分でした。

1月1日生まれの方が2名、1月生まれの方は合わせて10名おられます。元気に一年過ごせた、これからも元気でとの思いでドリームガーデン倉敷の歌「夢の園(その)」を会場の皆様と一緒に歌いました。

この度は、厚年百世会(こうねんひゃくよかい)様の新春民謡披露でした。唄、お囃子、三味線が新年会にぴったりでした。定期的にボランテイア訪問して下さっている事もあり、黒田節と武田節を皆さんで唄う時もすぐに合わせて唄う事ができ、声もよく出ていました。
新年の演奏にうっとりした後は、毎年恒例の開運祈願です。

ミニの袴姿でドキッとする綺麗な巫女さんと今年の干支である戌のポチが登場。戌のポチが傘回し芸をステージ上で披露すると、皆さんから手拍子や笑い声で応援して頂けました。巫女さんが皆さんの今年一年の開運を祈願してくれました。
開運祈願の後は、早速の運試し。

新春大抽選会。景品は7個でゲーム機が出した番号の一発勝負。当たった方は勢いよく手を挙げて下さいました。中にはスイッチを押した方が自分の番号を当てるミラクルも起こり、会場は盛り上がったり、ああ~という残念そうな声が出たり。
今年、最初のイベントで皆様に楽しんで頂けたとすれば新しい年もきっと良い年になるでしょう。

お陰様でご入居の方も100名となりました。
皆様の生活を一番近くの家族のように今年一年も支えて行きたいと思います。

今年も宜しくお願い致します。

ケアハウスドリームガーデン倉敷 生活相談員 N

グランドガーデン南町新年会開催報告

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

日ざしの明るさに春の気配を感じるようになりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
1月9日グランドガーデン南町にて新年会を開催しました。野上社長の新年の挨拶で幕を開け、1月の誕生月を迎えられた16名の方への祝辞、お花のプレゼント、食事と華やかに会が進行します。おせち料理の説明を管理栄養士の瀧川より行いましたが皆様改めて縁起物の料理であること、様々な祈りや願いが込められていること、感じられたようです。お互いの健康を気遣う言葉や、今日の目標を教え合うなど、おせちを通して会話も弾んでおられました。食後は筝曲やよい会様、匠山会様、に素晴らしい演奏を披露して頂きました。琴と尺八の音色にうっとりしながら新春の雰囲気を楽しむことが出来ました。『祝いの曲』に始まり『黒田節』『さくら舞曲』『荒城の月』等、演奏に合わせ手拍子しながら皆様大きな声で歌われていました。『梅にも春』では『一絃琴』という大変珍しいお琴が登場。木製の細長い胴の上に何と絃が一本。入居者によく見えるようにと持ち上げて、『一絃琴』の説明をして下さり会場のあちこちから「ほーう」と感嘆の声が上がっていました。
そして最後に匠山先生が立ち上がって元気に『ボケない小唄』の音頭をとって下さいました。
笑って楽しく一年の始まりを迎える事が出来ました。先生方ありがとうございました。本年もグランドガーデン南町での生活を楽しんで頂けるよう職員一同より一層頑張っていきます。

 

介護福祉士S・H