セルフケアをしながら、楽しく日々を過ごす!

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

梅雨の時期に入り、過ごしにくい日が続いていますね。水分もこまめに摂取するように心がけましょう。

さて、コロナウイルスが落ち着き、外出する機会も増えてきました。一方で、長い距離を歩いていると徐々に膝が痛くなって動きたくなくなる、、、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は痛みを予防・改善し、楽しく日々を過ごすための「膝関節のセルフケア」についてご紹介したいと思います。

ある研究では50歳以上になると膝関節に痛みがなくても2~3人に1人は半月板損傷があったという報告があります。関節の変形は筋肉の活動に影響をきたし、筋力の低下、筋肉や皮膚・脂肪の柔軟性低下を引き起こします。このような状態に対し、関節への負担を和らげるために膝周りの筋肉の強化やマッサージで筋力や柔軟性を維持していく必要があります。その方法についていくつかご紹介をさせて頂きたいと思います。

右図①の場所のお皿の下回りは特に痛みが出現しやすい部位になります。この痛みは膝蓋下脂肪体という脂肪の硬さが原因である事が多いです。この脂肪が固くなると膝が伸びにくくなり、力が入れにくくなったり、痛みを発生させる原因にもなります。この脂肪体の硬さを改善させるために以下の運動を試してみてください。

脂肪体の硬さの改善:左下写真Aの様に膝を伸ばした状態で2本の指でお皿の下側をなぞるように内側へ外側へとマッサージしてあげてください。
膝の筋力強化:右下写真Bのように膝下に丸めたタオルを置き、タオルを押しつぶすよう に膝を伸ばしてください。

膝関節の痛みにより、歩く機会が減った、運動に対して消極的になったと感じている方は、ぜひ今回ご紹介したセルフケアを実践して頂けたらと思います。
自分の身体は自分で守る!そんな意識で取り組んでいただけたら幸いです。
予防リハビリでは、このように生活の中で気になる症状に対して一人一人に合った運動をアドバイスしながら皆さんに取り組んで頂いています。
もう少し筋力をつけたい!痛みを減らしたい!そんな悩みも是非お聞かせください。
少しでもご興味がある方はお問い合わせください。

予防リハビリ 理学療法士 M

◎お問い合わせ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
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