2月19日(土)、9時10分~12時で、第9回ホスピタルデザイン研究会「変化から進化へ病院広報の展開―先進事例に学ぶ、マーケティングと広報戦略―」に、当院 広報課3名がWEBで参加しました。
ホスピタルデザイン研究会は、川崎医療福祉大学医療福祉デザイン学科に事務局がおかれています。
ホスピタルデザイン(病院環境における様々な問題を発見あるいは予想し、それを解決するためにデザインを応用する行為全般)に関する包括的研究の発展と知識の交流を図り、その成果を普及すること等を目的として設立運営されています(ホスピタルデザイン研究会会則より一部抜粋)。
年に一度、研究会が開催されています。昨年はオンライン開催、今年はハイブリッド開催でした。会場となった岡山博愛会病院は、院内をリニューアル後、回復期リハビリテーション病棟を新規で運営される等、変革を遂げておられる病院です。
今回のプログラムは以下の通りです
演題発表
1) 健康でエンジョイなまちづくり新しい病院広報~患者様向け病院スマホアプリ開発~ ネットクリエイツ株式会社
2) 病院の変革に伴う地域へのインフルエンサー~デザインを活用した入退院サポートセンターの挑戦~ 岡山博愛会病院
3) 地域連携室との集患活動で紹介患者増に貢献 調布東山病院
4) 広報をRethink して病院全体を変える~日下部記念病院リブランディングプロジェクト~ 日下部記念病院
特別講演
病院の未来をデザインする~「デザイン」は誰を幸せにするためのものでしょうか?~
岡山博愛会病院 事務局長 三宅 謙太郎氏
最初の演題では、岡山旭東病院で導入されたアプリ「旭東SUN」の導入についての内容でした。院内マップや待ち時間がリアルタイムで表示されるもので、患者さんの満足度向上にも一役かっているようでした。
他にもコロナ禍だからこそできることと前向きにとらえて、写真展やあえてアナログな紙媒体の充実等の取り組みが紹介され、患者さんの益への取り組みが、職員のモチベーションアップにもつながり、よい循環ができていることに気づきました。
私たちも、現場の声をしっかり取り入れ、多職種と協力して今後の活動を実践していきたいと気持ちを新たにした機会となりました。
秘書広報課 M