10月から地域活動が順次再始動しております

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

岡山県では、10月からまん延防止措置が解除され、当支援センターでも順次地域活動が再開しています。地域のサロンなど自粛期間中は集まれなかった活動も感染対策を行いながら活気を取り戻しつつあります。

今回のブログでは、10月6日に行われた中洲学区小地域ケア会議にて取り上げられた「特殊詐欺の現状と対策について」倉敷警察署署員に講義していただいた内容についてお伝えしたいと思います。コロナ禍においても特殊詐欺被害件数は増加しており、新たな手口が次々と現れています。

講義は、通常の各メンバーに加え、今回はサロン長にも参加していただき広く周知する機会となりました。
以下、啓発チラシから抜粋したものをご紹介します。

県内では、7月から百貨店従業員を名乗る者からの電話から始まる、コロナ情勢に便乗したキャッシュカードを狙う詐欺を多数認知しています。
具体的な手口は、百貨店従業員を名乗る者が被害者方に「クレジットカードが不正に使われている。」などと電話をかけた後、警察官や銀行協会職員等を名乗る者が被害者方にかわるがわる電話をかけ、あたかもカードが不正に使われているかのように装い、最後には「キャッシュカードを新しく作る必要がある。」「コロナ対策で手渡しで受け取ることができないため、自宅の郵便受けにキャッシュカードを入れておいて欲しい。」などと言って、被害者自身に自宅の郵便受けにキャッシュカードを入れさせ、被害者と対面することなくだまし取る手口です。

被害を防ぐためには、
<留守番電話機能を活用しよう!>
犯人からの最初の接触の多くは、自宅の固定電話にかかってきた電話です。犯人からの電話に出てしまわないために、在宅中でも留守番電話機能を活用し、相手を確認してから電話に出るようにしましょう。

<キャッシュカードは誰にも渡さない!>
キャシュカードを郵便受けに入れさせて持ち帰る手口が流行っています。キャッシュカードは誰にも渡さないでください。

<必ず誰かに相談しよう!>
電話の相手からお金やキャッシュカードの話が出たら、すぐに電話を切り、家族や警察など必ず誰かに相談しましょう。

自分は大丈夫と思っている人に限って騙されたりするものです。普段と違う電話など慌てず冷静に対応できるといいですね。地域の高齢者の方の中にはすでに固定電話は常に留守番電話設定にするなどして対策されている方も多くいらっしゃいます。
12月は気忙しくバタバタとする時期でもありますので皆様も引き続きお気を付けください。

支援センター M