『棚機(たなばた)』から『七夕』へ

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷老健では皆さんが作ってくださった貼り絵や願いを込めた短冊を飾り、すっかり七夕ムードになっています。

七夕は、平安時代に中国から伝わった「乞巧奠(きこうでん)」という行事と日本古来から伝わる「棚機津女(たなばたつめ)」という秋の豊作を願う行事が融合した節句とされています。
当初は宮中行事として女性が手芸や裁縫、機織りなどが上達するように願いを短冊に記したり、男性が書の上達を願って星を眺めながら歌を詠んでいたそうです。
天の川で遮られた彦星と織姫の再会ストーリーも加わり江戸時代に庶民にも浸透していったようです。

今年は早い梅雨入りで七夕までには梅雨明けを期待しましたが、残念ながら7月中旬までスッキリした夜空を見るのは難しいようで、またまた天の川を眺めるのはお預けのようです。

倉敷老健 リハビリ職員D