まだまだ冷える日々が続いていますが、皆様はいかがお過ごしですか?
体調管理には特に気を付けないといけない時期ですが、インフルエンザが少し落ち着いてきたと思えば、新型コロナウイルスの発見により、外出するのがとても不安な毎日です。
そんな中、新型コロナウイルスの存在であまり目立たなかったのですが、マダニが媒介するとみられる新たなウイルスが検出されたことを今年1月に国立感染症研究所が発表したそうです。
去年5月、山菜採りにいった40代の男性が、マダニにお腹をかまれていたことに気がついて、その4日後から39度台の熱が出たほか、両足に痛みが出て歩けなくなり、入院したそうです。
血液などを調べたところ、これまで報告されたことがない新たなウイルスで、マダニが媒介する感染症、SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」を引き起こすウイルスに近いということです。
感染者がまだ1人だけで詳しいことが分かっていませんが、マダニは春から活動が活発化するので、野外に出かける際には、腕・足・首など、肌の露出を少なくし、マダニ対策をして気を付けましょう。
参照:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200131/k10012266111000.html
「マダニ対策、今できること」
参照:イラスト イラストAC
臨床検査部 H.M