【山陽新聞メディカ295号 当院脳神経外科 山下圭一医師の記事が掲載されました】

令和6年7月22日(月)付けの山陽新聞朝刊 岡山医療ガイドメディカVol.295「地域の健康を支える医療を提供⑦」に当院脳神経外科部長 山下圭一医師の「三叉神経痛」についての記事が掲載されました。

山下先生は、2024年5月に当院 脳神経外科に着任され、脳神経外科一般を幅広く診療されています。

今回は“最も激しい痛み”の一つと言われている「三叉神経痛」について執筆されました。
治療法の一つである微小血管減圧術について、図と一緒に紹介されています。

是非ご一読下さい。

https://medica.sanyonews.jp/article/31877

#倉敷平成病院#病院#倉敷#脳神経外科#三叉神経痛#三叉神経

広報課

回復期等口腔機能管理について

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

皆さんこんにちは。毎日暑い日が続いていますね。
歯科では、2024年6月から回復期リハビリ病棟の患者さんに対し回復期等口腔機能管理を実施しています。本日は回復期等口腔機能管理について、皆さんにご紹介させていただきます。

回復期リハビリ病棟とは、病気やけがなどで入院や手術を受け、急性期を脱した後に医学的・社会的・心理的なサポートが必要な患者さんに対して、多くの専門職がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施し、心身ともに回復した状態で自宅や社会へ戻っていただくことを目的とした病棟です。この中で、歯科として口腔(口の中)の健康を保つために口腔ケアや歯科治療を実施することを回復期等口腔機能管理といいます。

回復期等口腔機能管理の具体的な実施内容
1)口腔ケア: 歯や舌、口の中全体をきれいにし、菌の増殖を防ぎます。
2)口腔体操: 口の中や顔の筋力が低下している方には筋肉を動かす体操を行います。これにより、飲み込みやすさや発音が改善されます。
3)口腔内の観察と評価: 定期的に口の中をチェックし、問題がないか確認します。
必要に応じてむし歯や歯周病の治療、義歯作製などを行います。

回復期等口腔機能管理を受けることで期待できること
・食事の安全性の向上: 病気やけがの後、口の中やのどの機能が低下すると、食べ物をうまく飲み込めなくなることがあります。これを改善することで、食事を安全に楽しむことができます。
・感染予防:口の中が不衛生だと、菌が増えて誤嚥性肺炎などの感染のリスクが高まります。定期的な口腔ケアでこれを防ぎます。
・生活の質の向上: 口腔機能が回復すると、食べることや話すことが楽になります。これにより、日常生活の質が向上します。

回復期等口腔機能管理は、医師や歯科医師、看護師などの専門家と一緒に行うものです。私たちと一緒に口腔ケアを続けることで、より早く元気を取り戻し、安心して食事や会話を楽しむことができるようになります。
何か不安なことや質問があれば、いつでも相談してくださいね。

歯科医師F

イラスト:イラストAC

倉敷地区サロン交流会に参加しました

7月9日、倉敷健康福祉プラザで行われた「倉敷地区サロン交流会」に参加してきました。この会は、各サロンの主催者同士の交流や、主催者と事業所間の交流を目的として毎年開催されています。
地域サロンを長年運営されていると、内容のマンネリ化やモチベーション低下など、様々な課題があるそうですが、地域サロンと事業所の交流(マッチング)により問題解決に繋がっているそうです。
今回は全仁会グループのサービスや、過去に実施したリハビリ専門職の講師派遣を紹介できるよう資料を準備し、専用のブースで多くの参加者と交流することができました。
あるサロン主催者の方は「ぜひ講師に来てもらいたい。みんな喜ぶわ。」と興味を持ってくださりました。また別のサロンを主催している民生委員の方は、「先日近所の方が認知症で平成病院にお世話になった。こういった病院があってくれて助かる。参加者に紹介したい。」とパンフレットをお持ち帰りくださりました。

私たちの提供しているサービスが地域に必要とされていること、そして地域に根差したものであるということを感じた貴重な経験となりました。

ふれあいサロンとは(倉敷市ホームページより)
ふれあいサロン活動は、介護予防の観点から、地域内で社会から孤立した状態で生活している閉じこもりがちな高齢者等を対象に、社会参加・健康づくり・仲間づくりなどを目的とした活動です。
また、ふれあいサロン活動を活発化させることにより、これらの人々の介護予防を進めるともに、地域福祉意識の高揚を図り、地域内に要援護高齢者等を支える福祉ネットワークを構築することを目的とします。

倉敷老健通所リハビリ PT S

「災害時への備え」してますか?

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

元旦に起きた能登半島地震から半年が経ちましたが、未だ復興が進んでいないとの情報もあり、被害に遭われた地域の一日も早い復興をお祈りしております。

ここで皆さんへ「災害時への備え」・・・何かしてますか?

ここ近年、災害のニュースをよく耳にするようになり、西日本豪雨のように岡山でも身近に感じることと思います。

前回の糖尿病療養指導士のブログ(5月)で、災害の研修に参加した中で「安心ボトル」という取り組みの話題がでていました。私もその研修に一緒に参加しており、改めて災害の備えについて学ぶ機会をいただきました。

「JADEC 日本糖尿病協会」のHPには、「災害時ハンドブック~災害を無事に乗り切るために~」「(インスリンが必要な糖尿病患者さんのための)災害時サポートマニュアル」「災害時1.2.3シート」「糖尿病連携手帳挟み込み型 防災リーフレット」の冊子が載っています。他にも「災害地での栄養管理や運動について」「インスリンの製剤一覧」についてもあり、すべてPDFでのダウンロードが可能です。
災害時の備えや対応について分かりやすくポイントがまとめられていて携帯もできるようになっています。(こちらからご覧ください

ここで簡単に《 災害に備えての準備 》をご紹介します。
①自分を守る情報を準備しておく
例えば
・今回紹介した冊子に載っている災害用DMカード(私の連絡票)への記入
・災害時に最低限持ち出すものの準備
(インスリン自己注射セット、経口薬、血糖自己測定器、糖尿病連携手帳、保険証/コピー可、お薬手帳/コピー可、携帯で撮った写真の記録でもよい)

②防災訓練に参加する
実際の災害が起きた際に、どのような行動をとったらよいかのイメージトレーニングにもなり、気持ちの面や具体的な点での準備にもなる。

それでも備えの準備は分かっていてもなかなかできないですよね。

例えば、災害時の冊子を見たり、実際に自分の情報を記入したり、携帯で薬情や保険証の写真を撮る等、なにかすぐにできそうなことからはじめてみてもいいと思います。
起こってからでは遅いです!

「自分を守るためにも、最低限の準備」・・・これを機会にしてみませんか?

                    糖尿病療養指導士:K・I

イラスト:イラストAC

第59回のぞみの会だよりー1ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

第59回のぞみの会が5年ぶり1000人規模での病院開催できまりました。
コロナ禍前と同様、午前は勉強会や体験発表などの内容、午後は美味しく体に良い昼食を食べたら、作品展示やふれあい広場で楽しんでいただける様スタッフ一丸となって準備を進めています。ご来場の皆様には勿論ですがスタッフも一緒に楽しい時間を過ごせる事を期待しています。
10月27日(日)気候も良い時期だと思いますので皆様でお越し頂ければと思います。

第59回のぞみの会実行委員 ケアサポート科 I

※ポスターはピースガーデン倉敷ショートステイが作成したものです。

ケアショートのレクリエーション紹介

こんにちは、倉敷在宅総合ケアセンターショートステイです。

ショートステイでは、毎日脳トレやレクリエーションを行っています。ご利用の皆様に楽しみながら参加していただけるよう、日々内容を考えたり、工夫を凝らしたりしながら行っております。


写真は先日行った紙コップタワーの様子です。
ご利用の方に1段ずつ積み重ねていただきました。ぐらぐらしたり一段乗せきったりする度に歓声が上がり、応援し応援され、何度も崩れながらも、広間に集まったご利用の方全員が一つとなってタワーを積み上げていきました。

思っていた以上に高く積み上がり、手が届かない高さとなった為、最後の方は職員が椅子に上がったりしながら乗せました。
そこまでのご利用の方の頑張りを見ていたので、職員もここで倒すわけにはいかないと、プレッシャーに押しつぶされそうになりながら乗せました。

私も最後の一段を乗せましたが、乗せようとするとご利用の方から悲鳴交じりの歓声があがり、何度も手が止まってしまいました。なんとか無事に最後の一つを乗せ、拍手で喜びを分かち合いました。

職員もご利用の方と一体となり、ドキドキ楽しいプログラムとなりました。
今後もより楽しく、参加しがいのあるプログラムを提供していけるよう取り組んでいきます。

ケアセンターショート  K.T

診療費支払機 新紙幣未対応のご案内

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

7月3日に新紙幣が発行されて早1週間ですね。当院では現在、自動精算機での支払いにおいて、新紙幣に対応できておりません。ご迷惑をおかけしており、大変申し訳ありません。旧紙幣のご利用をお願いいたします。
尚、会計窓口にて旧紙幣へ両替いたしますので、必要な場合はお声掛けください。
速やかに、新紙幣へ対応できるよう作業を進めております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

#倉敷平成病院 #自動精算機 #新紙幣未対応 #旧紙幣ご利用いただけます

半夏生(はんげしょう)ご存じですか?

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

半夏生(はんげしょう)ご存じですか?
6月21日は夏至でした。夏至から数えて11日目(今年は7月1日)から5日間は、季節の移り変わりとなる 雑説’の一つ「半夏生(はんげしょう)」です。
※雑説(季節の変化の目安とする特定日の総称) 雑説に決まった食べ物を口にする慣習や習慣も多く、節分には恵方巻、土用の丑の日には鰻を食べる と良いとされています。 半月生はどうでしょうか。 近畿地方では、半夏生に「タコ」を食べる風習があります。地域にもよりますが、 一説によると、八本足で吸盤もあるタコにあやかって「植えた稲の苗がしっかりと根付くように」と 神に供えたことにゆらいしているのだとか。 タコに多く含まれている成分「タウリン」には疲労回復効果があるとされています。 暑い夏を健やかに過ごすため、この時期にタコを食べるのは理にかなっているのです。 「土用の丑の日」の鰻を食べる、うなぎはその栄養価の高さから夏バテ防止効果高く江戸時代から習慣が広まりました。 今年の夏も猛暑が予想されています。厳しい熱さへの備えとして英気を養うべくタコ・鰻を食べて乗り切りましょう。

脳ドックセンター  H/S