「介護予防教室」生活習慣病についてまなびましょう

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

涼しい秋風に、高く澄んだ空。大きく深呼吸したくなるような気持ちのよい季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
テレビや新聞などでよく耳にする「生活習慣病」についてご存知でしょうか?
生活習慣病は昔、「成人病」と呼ばれていました。高血圧、高血糖など様々な病状は、老化にともなって起こるものと考えられていたからです。
しかし、徐々に日々の生活習慣の積み重ねが病気をつくることが分かり、名前が「生活習慣病」に改められました。

どんな生活習慣が病気をつくるのか、大きな要因に分けると①食生活の乱れ②運動不足③飲酒④喫煙⑤ストレスの5つになります。
これらの生活習慣を見直し、病気の発症・進行を予防することや、一人一人が生活習慣病予防という認識を持つことが、病気の発症を未然に防いだり、病状の進行を予防したりすることにつながり大切です。
そこで支援センターでは10月からの3回シリーズで「生活習慣病について学びましょう!」と題し、元気教室を西公民館、労働会館それぞれで開催します。
10月は運動、11月は歯の健康、12月は生活習慣病の代表ともいえる糖尿病理解の、それぞれのテーマで行います。
参加費無料・予約不要ですので、是非、お時間がある方は生活習慣について一緒に考えてみませんか。

 支援センター T

令和元年度 倉敷老健秋祭り開催報告

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

今年は残暑が厳しくなかなか秋の気配が感じられませんが皆様お変わりありませんか?
今回は、9月21日(土)倉敷老健恒例の秋祭りが開催されたのでご報告します。
老健職員で編成される「秋祭り委員」が中心となり、毎年7月から9月にかけて入所の方や、ご家族様に楽しんで頂けるように繰り返し打ち合わせを行い当日を迎えました。
迎えた当日、職員手作りの神輿を担いで会場入りし祭りの始まりました。
続いて老健職員率いる備中神楽振興会の皆さんによる本格的な神楽を鑑賞しました。笑いあり、感動あり皆さんからたくさんの拍手がありました。

余興がおわるとお待ちかねの会場回遊です。大人気綿菓子をはじめ、ヨーヨー釣り、千本釣り、サイコロ転がし、スイーツ、ジュースなど入所の方ご家族やボランティア、職員と回遊し大変な盛り上がりでした。

普段はなかなか外出するにも介助が必要な方がほとんどで、多くのボランティアの方々に協力頂かなければ「老健秋祭り」は開催することが出来ません。今年も高校生10人、大学生6人、職員16人のボランティアの皆様、ご家族74名の方々に参加いただき「老健秋祭り」が無事に開催出来たことに老健職員一同心より感謝いたします。
また、来年もご協力の程よろしくお願い致します。
老健看護師K・M

 

第54回のぞみの会だよりー12ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

皆様こんにちは♪
気が付けば今年も10月へ突入ですね。
金木犀の良い香りが漂い、秋の訪れを感じます^^

さて、『第54回 のぞみの会』まで あと40日となりました。
地域の方のご協力のもと、院外にも案内ポスターを掲示させていただいております。
ご家族の方をはじめ、ご友人、地域の方々など皆様お誘いのうえ是非ご参加ください。

参加ご希望の方は、お名前、ご住所、電話番号、来場方法(車、自転車、その他)、車椅子使用の有無(会場での貸し出しはありません)をご記入の上メールにて11月4日(月)までにお申込み下さい。なお、当院受付窓口にて、参加申し込み用紙・申し込み用紙提出箱のご用意もございますので、受付窓口でも申し込み可能です。

開催時間と開催場所が例年と異なり、今回初めての倉敷市民会館での開催となるめ私たちも緊張しておりますが、職員一同一致団結し盛り上げていきたいと思います。

一人でも多くの方のご来場を心よりお待ちしております♪

★第54回のぞみの会 令和元年11月10日(日)10時~12時『令和時代の地域医療 ~全仁会の取り組み~』★


★ポスターは薬剤部が作成したものです

のぞみの会実行委員会 総合美容センター Y

通所リハビリの共同作品「秋の味覚」(令和元年10月)を飾りました

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

今月の作品のテーマは「秋の味覚」です。

秋の味覚である、リンゴとキノコがデザインされています。
また、今月最後の日はハロウィンということで、かぼちゃとお化けも入っています。
リンゴは立体的にするために3~5枚ほどのカラフルな折り紙を貼り合わせています。
色の組み合わせが作った方によって異なるため、とても個性的な作品になっていますよね!
キノコはご利用の方がそれぞれでデザインしてくださり、素敵な作品になっています。
その一部しかご覧いただけないのが残念ですが…。
リンゴの木や葉っぱをメインに全体の配置は大まかに職員が伝えてご利用の方に協力して貼り付けていただきました。
その時、皆様でのり付けする方や貼り付けする方、全体を見る方などと役割分担して相談しながら取り組まれていました。
通所リハビリテーションをご利用されている皆様が協力して創作された作品は、心温まる作品に仕上がっていると思います。
いかがでしょうか?

通所リハビリテーション 介護福祉士 H

食欲の秋に嚥下運動

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

秋の訪れを感じ始める季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

秋といえば、食欲の秋と言われるくらい美味しい食材が多く、食欲が増す季節ですよね。

 

美味しく食べるためにもお口の健康は大切です!

1.よく噛んで栄養バランスのとれた食事をしましょう

2.間食は時間を決めて食べるようにしましょう。

3.毎食後、歯磨きをする習慣をつけましょう。

4.虫歯などのトラブルがある場合は早急に治療しましょう。

 

また主に、食べる前の準備体操として行う嚥下体操があります。

全身、肩甲骨、頸部など、嚥下筋のリラクゼーションおよび食べる事への意識の向上を促すことにもなります。

 

深呼吸
 鼻から息を吸い込み、ゆっくり吐く、息を吐く時に口をすぼめながらゆっくり吐くと、鼻咽腔、口唇、軟口蓋の連動が強化される。

首の運動
 左右にゆっくり回施、前後・左右に曲げ伸ばす。

肩運動
肩の挙上・回施、肩甲骨の引き寄せを行う。

口唇の運動
「あ~ん」「う~い」と声を出して、しっかり唇を動かす。

頬の運動
頬を膨らませる~すぼめる動作を行う。

舌の運動
舌を「べ~♪」と出し、前後・左右・上下運動を行う。

「パタカラ」体操
リズミカルに「パ」「タ」「カ」「ラ」の発声を行う。

などの運動がよいです。

お口の健康を保って食欲の秋を楽しみましょう。

 

※定期的な検診も大切です。

歯科衛生士 M

 

【札幌医科大学脳神経外科助教江夏先生が倉敷ニューロモデュレーションセンターを視察され、手術見学と意見交流をされました】

9月30日(月)、札幌医科大学脳神経外助教江夏怜先生が、倉敷平成病院を訪問され、上利センター長が行う手術見学と意見交流がなされました。
手術を見学された江夏先生からは、「上利先生が手術において大切に思われているポイントや、ちょっとしたコツ等を実際に視認することでよく理解できました。また、手術時間も早くて驚きました」とのお言葉をいただきました。

 

 

 

札幌医科大学脳神経外科、昭和29年に開設され日本脳神経外科の中でも最も長い歴史を持たれております。更に、「札幌医科大学脳機能センター」を開設されており、パーキンソン病・不随意運動、てんかん、脳腫瘍に対して総合的な治療、病態・機能診断に基づく包括的治療や術後リハビリを行っておられるとのことです。
このたび、手術見学のために北海道から来院されたとのこと、大変光栄に存じます。
今後も、意見交流で得られましたことを、診療充実に役立ててまいります。
江夏先生ありがとうございました。

倉敷ニューロモデュレーションスタッフ

芸術の秋 陶芸教室で備前焼作り

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:


岡山・備前の伝統工芸品として名高い『備前焼』。
「日本六古窯」の一つに数えられ、千年の歴史を持つ炻器(せっき)。絵付けや釉薬はせず、1200~1300度の高温で焼いたもので、土味の素朴な良さが表れている焼き物です。

そんな由緒ある備前焼が作れたら良いな~という願いが叶うのがここ♪
ケアハウスドリームガーデン倉敷では、9月12日(木)に陶芸教室を開催しました。
備前焼の一つ、緋だすき焼きに挑戦します。

今回初めて参加する方も3名いらっしゃり、やや緊張した面持ち。
「上手くできるかな」「作りやすいのがいいわ」と最初は皆さん控えめ。
湯呑、茶碗、花入れ、一輪挿し、と作るものを決めて、陶土をこねていきます。
陶芸家の先生のご指導を受けながら、皆さん真剣な表情で作っています。

思い通りの形になってくると、「だいぶ出来てきた」と表情が和らぎ、笑顔がこぼれます。
試行錯誤すること約1時間、ついに完成!
手作りの味わいが出ている素敵な作品ができました。

焼き上がりは約1か月後。
緋だすき焼きは、薄茶色の素地に、赤や茶、朱色などの線が「たすき」の様にかかった模様となり、一つとして同じ模様にはならないとのこと。
どんな焼き色に仕上がっているのかは、届いてからのお楽しみ。
世界にたった一つのオリジナル備前焼、待ち遠しいです。

介護福祉士 Fd

令和元年度JA岡山西「吉備路農業祭」 参加報告

9月14日(土)秋晴れの下、JA岡山西主催の吉備路農業祭が開催されました。
陳列棚には、新鮮な果物(たくさんの品種のブドウ・梨・桃)や野菜、特産品。
催し物も踊りや銭太鼓、備中神楽と見どころ満載。

当院では血圧測定、健康チェック等の相談ブースを設けさせていただきました。
来て下さった方はご高齢でお元気な方が多く、そのほとんどの方が農業に携わる仕事をされているとのことでした。自分が健康でなければ農業を続けられないとお考えの方が多く、健康志向の高さを感じました。

血圧計測し、その際に少し高めの数値だったからとのことで「平成さん!ただいま。また来たでー。少し休んだから落ち着いたかのぉ」と3回目の測定に訪れる方もいらっしゃいました。

また、ご質問いただく内容も様々でした。診療科目、脳ドックの料金、リハビリについて、施設入居に関することなど。多職種の職員が参加しており、それぞれの分野でお答えすることができたのではないかと感じております。それと共に自分自身がもっと自部署以外のことも勉強しなくてはと反省した場面でもありました。

そして、倉敷平成病院に感謝していると教えてくださる方も。「わしゃ、平成さんにはお世話になった。篠山先生に頭を治してもろうたんじゃ。その後はリハビリでお世話になった。今では杖がなくても何とか自分で歩けるようになったんじゃ。ほんまでぇ」日焼けした笑顔で元気に語ってくださいました。生きがいの畑仕事も出来ているとのことでした。

あっという間に閉会の時間になり、「おかげがありますように!」と願いを込めながら、JAの方による『福の種まき』で餅やお菓子がまかれ終了となりました。

JA関係者の方に伺ったところ、参加者は1200~1300人。その中で、平成病院のブースに立ち寄ってくださった方154名でした。
暑い中多くの方にお越しいただき、ありがとうございました。

JA農業祭は今後も浅口・井原・玉島本部・倉敷マスカットスタジアムと予定されております。
平成病院の幟を見たらぜひお立ち寄りください。多職種連携にてお待ちしております。

グランドガーデン南町 よくなるデイ南町 S

 

半年経って

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

みなさまこんにちは。
秋らしく涼しくなってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

今年の4月に入職し、もう少しで半年が経とうとしています。日々の生活リズムも定着し、業務にも少しずつ慣れ、自分の職場での役割を自覚し、責任感をもって行動できるようになってきたかなと思います。しかし、まだ未熟な面が多く、先輩方にアドバイスをもらいながら毎日を過ごしています。

先日、半年ぶりに大学の友達に会う機会がありました。職場でのこと、悩み事など様々な話題が上がりましたが、その中でみんな共通して思っていたことは「まだまだ学んでいかんといけん」ということでした。それぞれ入職してから半年が経ち、業務にも慣れてきた頃でした。入職した頃は、目の前のことに一生懸命でしたが、少しずつ余裕がでてきて、改めて自分に足りないものが見えてくると思います。今回、友達と様々な話をして、これから今まで以上に気を引き締めていこうと思いました。

リハビリテーション部では、多くの勉強会が開催されています。先輩方が講師をしてくださり、様々な知識を学ぶことができます。これからも学ぶことを忘れず、患者様に良いリハビリテーションを提供できるように頑張っていきたいと思います。

さて、話は変わりますが、私は先日、先輩のセラピストの方に高校の部活のトレーナー業務に連れて行っていただきました。その日は気温が高く、立っているだけで汗が出るほどの猛暑日でしたが、目標に向かって熱心に練習に励む選手たちを見て、私も高校時代の部活動を思い出していました。

高校時代、私は怪我をしてしまい、部活に出られない時期がありました。チームの一員として力になれず、とても悔しかったのを覚えています。もちろん、悔しい思いだけでなく、チームで支え合い、切磋琢磨しながら1つの目標に向かって日々練習をしていた頃のことは、大切な思い出の1つになっています。私はその時に、理学療法士という職業に出会い、私も自分と同じように怪我をして悔しい思いをしている人を支えたいと思い、理学療法士を目指しました。
これから多くのことを学び、私も将来はセラピストとして、部活に励む選手たちをサポートしていきたいと思います。

入職して半年がたち、改めて自分の知識、技術の足りなさを痛感しています。今回、見学させていただいた部活動は新チームとしてスタートしたばかりでした。練習の1つ1つに目標を設定し、練習に励んでいました。私も新人職員として、選手に負けないように目標を決めて、それに向かって日々、業務に励んでいきたいと思います。

                     リハビリテーション部 理学療法士 K

ACP(アドバンス・ケア・プランニング)をご存じですか?

暑さも和らぎ過ごしやすい時候になりましたね。
日中は30度近い日もあり朝夕の寒暖差で毎日何を着ようか悩ましいところです。

さて、医療福祉相談室では、先日ACPの研修会に参加した同僚による部署内勉強会がありました。みなさんはACPをご存じですか?
ACPとは、アドバンス・ケア・プランニングのことで、「人生の最終段階の医療・ケアについて、本人が家族等や医療・ケアチームと事前に話し合うプロセス」のことを指します。終末期を迎えた患者や家族に対し、医学的な側面だけで無く、本人の価値観や死生観、家族の思いやそれらを取り巻く様々な環境などを踏まえ「本人にとって何が最善かを共に考えること」の重要性について、改めて考えるよい機会となりました。

最近では入院時の状態や治療経過において、必要に応じて急変時の対応をどこまで希望するかを書面にて確認を取る医療機関も多いです。何が良いか価値観は人それぞれですが、人工呼吸器や挿管を希望せず「自然に」と希望する方も多いように感じます。

よく「ピンピンコロリ(病気に苦しむことなく元気に長生きし、最期は寝付かずコロリと亡くなること)」が理想と言われますが、みなさんは自身やご家族の終末期についてどう考えますか??
元気な時はなかなか意識することも無いと思いますが、入院や介護が必要になったタイミング、病状的に終末期を意識する段階などがあれば、少し今後の人生について考えてみるのもいいかもしれません。

私も医療・ケアチームの一員として患者の価値観を理解し、意向が変わることも許容しながら、継続して「どう生きたいか」の意思決定過程に伴走していけるように努めたいと思います。

 医療福祉相談室 N