創作活動のご紹介~通所リハビリより~

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

通所リハビリテーションで行っている創作活動をご紹介します。


生け花ですが、毎月第2第4木曜日で行っています。金額は660円です。
生け花の花材は、花屋さんが枝もの、葉物と2種類の花を季節に合わせて選んでくれています。池坊の先生が、花材や花器に合わせてアドバイスをくださり、毎回季節の色々な花等を使って作品作りを楽しまれています。
お花は見た目の彩や、素敵な香りで良い刺激を与え、リラックス効果もあります。

また、一つの作品を作る一連の作業によって身体機能のリハビリ効果を期待でき、意思決定などの思考力の維持につながると言われています。
以前生け花を習われていた頃の思い出話を他利用者と楽しく話され、活き活きとされている姿を見ると、私たちスタッフもいつも元気をもらっています。「日々の、リハビリや体操は大変だけどこの生け花の時間のお陰で頑張れるわ」と笑顔で話されていました。

陶芸ですが、毎月第3金曜日に行っています。金額は1500円です。毎回、季節を感じるような作品、お皿・花瓶・置物等の中からご自分で選ぶことができ、「今回は何にしようかな」と楽しそうに選ばれています。

土を触ることにより、気分転換になり、ストレス解消に繋がり、誰かの為に作っている方も多く、日々の活力・生きがいとなっているようです


指先を使う陶芸は、機能回復に繋がり、脳の活性化に効果があるとされています。
創作活動を通して、少しでも、日々の活力や、ストレス解消でき、落ち着いた時間を過ごせる事へ繋がっていると嬉しいです。

 

 

介護福祉士 I

第54回のぞみの会だよりー17ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

ゆく秋の感慨も深い今日この頃、趣き深い季節になってきました。 お変わりなく、お過ごしでしょうか。

いよいよ、のぞみの会も今週の日曜日になりました。 プログラムも決まり、松尾先生による「腰痛と骨粗しょう症について」の講演と 理事長による「令和時代に全仁会が目指す地域医療」の特別講演や、 リラックス体操、アトラクション「全仁会ムービー」と様々な企画が盛りだくさんです!

アトラクション「全仁会ムービー」ではプロのカメラマンさんに撮影してもらいました。
Drや職員の動画や写真が詰まっているムービーになりますので、楽しみにして頂ければと思います。

日一日と寒さが募って参りますが、お元気でお過ごしください。

11月10日(日)倉敷市民会館で皆様にお会い出来る事を日々、職員一同心から楽しみにしております。

★第54回のぞみの会 令和元年11月10日(日)10時~12時『令和時代の地域医療 ~全仁会の取り組み~』★


★ポスターは脳ドックセンターが作成したものです

のぞみの会実行委員会 医事課 K

倉敷老健家族支援会 ―成年後見制度について―

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

10月26日(火)倉敷老健で家族会を開催致しました。

今回は「成年後見制度」に関する勉強会ということで、例年よりもやや多いご家族の方が参加してくださりこの制度の関心の高さが伺えます。

「成年後見人制度」とは判断能力が不十分な為に、財産侵害を受けたり人間としての尊厳が損なわれたりしないように法律面や生活面で支援をする制度です。

始めに30分、制度についての説明をし、その後質疑応答の時間をとらせて頂きました。

「周りにも後見人をつけている人がいるんだけど、うちも両親ともに施設に入ってい後見人をつけないといけないのかなぁ・・」等、具体的な内容で他参加者も交えてなごやかに話をすることができました。終わった後には、参加者より「今まで、もやもや思っていた事が今日参加して、スッキしました。」というお言葉も頂き、こちらも嬉しくなりました。

ご利用の方が今後の生活を安心して送られる為にも、成年後見制度をうまく活用していただきたいと思います。

倉敷老健 介護支援専門員 T

インフルエンザについて

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

11月に突入し、本格的に冬が近づきますます肌寒くなってきました。みなさん体調管理はしっかりできているでしょうか。今回は、毎年秋から冬にかけて流行を迎えるインフルエンザについてお話します。

一般的な風邪は1年を通してみられますが、インフルエンザは季節性を示し、日本では例年11~12月頃に流行が始まり、1~3月にピークを迎えます。一般的な風邪は様々なウイルスによって起こり、その多くはのどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳などの症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。一方、インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することによって起こり、高熱を伴って急激に発症し、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感、食欲不振など全身症状が現れます。併せて一般的な風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。お子様ではまれに急性脳症を発症し、ご高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴うなど、重症化することがあります。

2018年、インフルエンザ治療薬として8年ぶりに「ゾフルーザ」という薬が新しく発売されました。従来の「タミフル」、「イナビル」、「ラピアクタ」といったインフルエンザ治療薬は、細胞内で増殖したウイルスが細胞外に広がるのを防ぐことで効果を示します。一方、「ゾフルーザ」は細胞内でウイルス自体の増殖を抑制することで効果を示し、1回服用するだけで治療が完了するなど、これまでのインフルエンザ治療薬とは異なる作用を有しているのが特徴です。

当院では、10月上旬からインフルエンザの予防接種が開始となりました。ワクチンを接種して抗体ができるまでは2週間ほどかかり、一度できた抗体による免疫の持続期間は5ヶ月ほどです。インフルエンザは、咳やくしゃみによる飛沫や接触によってウイルスが体内に侵入することで起こります。ワクチンによる抗体でウイルスの侵入そのものを阻止できるわけではないため、感染を完全に防ぐことは出来ません。しかし、重症化を抑え、比較的軽症で回復することが期待できるため、ワクチンを接種しておくことは大いに意味のあることです。 特にご高齢の方や基礎疾患をお持ちの方は、流行する前に毎年受けることを推奨します。

今年もあと2ヶ月となり今後ますます寒い季節となりますが、普段から十分な栄養、睡眠をとり免疫力を高めておくことが大切です。手洗い・マスク着用を基本とし、しっかりと予防を心がけましょう。

薬剤部 KF

倉敷工業高校機械科3年生の生徒さんが倉敷老健で車椅子整備ボランティアを実施してくださいました

カテゴリー: 倉敷老健, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

10月28日(月)午後、倉敷工業高校機械科3年生の生徒さん7名が引率の山﨑先生と共に、車いすの整備ボランティアのため、倉敷老健を訪問してくださいました。
このボランティア活動は平成16年(2004年)から継続開催されています。

生徒のみなさんは2名1組となり、手際よく且つ丁寧に車いすの修理にあたっておられました。
また、当施設では使用しなくなった車いすを修理の練習用にお譲りすると、喜んでくださり、日ごろからの熱心な取り組みをうかがうことができました。

倉敷工業高校の皆さん、整備していただいた車いす、大切に使います。
本当にありがとうございました。

※許可を得て掲載しています。

秘書広報課

 

※2018年度の様子

※2017年度の様子

継続は力なり

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

来年2020年は、東京オリンピックの開催年ですね。
あと1000日でオリンピック開催という日から毎日100円貯金をすると開催日に10万円になるとテレビで言っていました。
そこで、1000日前から職場のスタッフ数名が100円貯金はじめました。私も張り切って始めましたが、1万円ちょっと溜まったところで、やめてしまいました。
継続しているスタッフもおり、当初用意した貯金箱がいっぱいになっているそうです。毎日何かを続けることは、難しいですね。
さて、介護保険で、身体のリハビリや脳活性化リハビリを受けるために通所リハビリテーションというサービスがあります。
通所リハビリテーションの利用時間は、人によって違いますが、朝10時頃から15時くらいまで利用する人が多いです。
その中で、リハビリのセラピストと一対一でリハビリを受けられる時間は15分~20分程度です。そのため、通所リハビリに通うだけでなく、自宅で自主トレーニングをすることが大切になります。
しかし、自宅で出来るトレーニングを教えてもらって帰っても、ほとんどの方が、「家ではなかなかできない」と言われます。
そんな中でも、自宅でも頑張って自主トレ―ニングを続けている方もおられます。やはり、頑張っている方は、状態が良くなったり、悪化することなく過ごせているように思います。
介護保険では、色々なサービスがあります。その中で、ご本人さんに合ったサービスを一緒に考え利用できるようにするのがケアマネージャーの役割です。介護保険について相談があれば、お気軽に相談して下さい。

  ケアプラン室 B

通所リハビリの共同作品「日本の秋」(令和元年11月)を飾りました

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

11月の作品のテーマは『日本の秋』です。
日本といえば富士山、秋といえば紅葉ということで作品は富士山と紅葉の組み合わせになっています。

モミジとイチョウのイメージカラーは赤と黄色ですが、「カラフルの方がかわいい!」という意見がご利用の方からあり、採用することになりました。
カラフルな折り紙でモミジとイチョウとを型取り、ご利用の方同士で協力しながらたくさん作ってくださいました。
富士山もちぎり絵にすることで立体的な作品に仕上がっています。
仕上げの際には、「モミジやイチョウをこんな風に重ねたら綺麗じゃない?」と言いながら
ご利用の方と職員で知恵を出し合い、最高の作品が完成しました!!
『日本の秋』、皆様はどのようなイメージをお持ちでしょうか?

通所リハビリテーション 介護福祉士H

避難生活時こそお口のケアを

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

先日、台風19号が日本に上陸し、東日本に甚大な被害をもたらしました。
近年、大規模な自然災害が多発しており、昨年は「災害が少ない」と言われてきた岡山でも豪雨災害により大きな被害が出ました。
このような災害が発生したときには、多くの方が避難所などで集団生活を強いられることとなります。

実はそういうときこそ、お口のケアが重要となってきます。
「歯ブラシや水があるとも限らないし、そもそもそんな心の余裕がない。」
と思われるかもしれませんが、口腔ケアには、ただ口の中をさっぱりさせるという気分的なことだけではなく、重要な意味があるのです。

避難生活では、
・ストレスや栄養不足による体力低下
・ストレスによる唾液量の減少
・水不足による口腔ケアの不十分
などが起こりやすく、お口の中の細菌が繁殖することで、身体の健康に様々な影響を及ぼすことがわかっています。
特に高齢の方では、誤嚥性肺炎になるリスクが高くなります。

歯ブラシや水が十分に確保できなくても、歯ブラシがないときは歯ブラシがないなりの、水が少なければ水が少ないなりのお口のケアのやり方があります。
日本歯科医師会のホームページ(http://www.jda.or.jp/disaster/r01_typhoon.html)に詳しい内容が紹介されていますので、ぜひ一度ご覧になってください。

歯科O.S

10/29・11/5 FMおかやま「フレッシュモーニングおかやま」で放送されます。

ラグビーワールドカップに看護師として参加した当院看護師・塩津沙代子さんがFMおかやま「フレッシュモーニングおかやま」に取材を受けたもようが放送予定です。
お時間のある方はぜひご視聴ください。

【FMおかやま 76.8 10月29日(火)・11月5日(火) 7:30~】

秘書・広報課

第32回神経セミナー開催報告 ー神経難病の臨床倫理についてー

カテゴリー: 秘書・広報課, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

近年医療界でも必要不可欠となっている倫理的配慮に関して学びを深めようと、「神経難病の臨床倫理について」をテーマに、10月19日(土)、第32回神経セミナーが開催され、340名が参加しました。中京大学法科大学院教授の稲葉一人先生を講師にお迎えし「臨床倫理的問題への対処法入門」と「神経難病をめぐる法と倫理」の2題をご講演いただきました。

神経難病における終末期の倫理的配慮は特に難しく、職種による価値観の相違や、医療従事者が患者さんにとって最適と考える事と、患者さんの求める事とに相違がある場合が実際の医療現場では起こりうること。そこで最適な判断を求められることの多い医師や看護師が負担や不安を一人で抱えこまないための倫理コンサルテーション・チームの必要性を提示されました。
また、平素より倫理的問題に配慮すること、気づきの重要性も述べられました。

日本では、欧米に比べてまだまだ臨床倫理に関して対策を行っている病院は少ないそうです。今回の学びをきっかけに、臨床倫理に関してしっかりと目を向け、これからの活動に活かしていきたいと思います。

秘書・広報課