今年度より毎月第一日曜日、在宅総合ケアセンター1階で『おいまつカフェ』を定期開催しています。令和元年6月にスタートし、毎回多くの方にご参加いただいています。
気が付けば誰とも喋らないで一日が終わったようなことはありませんか・・・?
『おいまつカフェ』は誰もが参加できる通いの場です。お茶をしながらおしゃべりを楽しみませんか。途中から参加しても、途中で帰っても大丈夫!!
おひとり暮らしの方など、皆様お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。
支援センター Y.S
11月14日(木)、倉敷在宅総合ケアセンター4階多目的ホールにて褥瘡対策委員会・フットケア委員会による下半期合同勉強会を開催し、77名の方がご参加くださいました。
前半は倉敷生活習慣病センター診療部長の青山先生より、「糖尿病入院患者さんの治療の実際」についての講義が行われました。糖尿病治療は3本柱の食事療法・運動療法・薬物療法だけでなく、まずは飲水や点滴・経管栄養による水分量を確保すること、食事開始1時間後の運動が大切であるということを教えて頂きました。
後半は、褥瘡認定管理栄養士でもある栄養科の小野主任より、「褥瘡と栄養の関係、退院後の効果的な栄養摂取方法」についての講義が行われました。褥瘡の段階によって必要な栄養素が異なるため、今の状態をよく観察し、何をどれだけ食べたかまで把握した上で栄養強化を行う事が大切であると学びました。
退院後も継続した栄養補給が必要であり、患者や家族へ知識・情報提供を行い、多職種と連携してチームで対応していく事の重要さを再確認しました。日々のケアの中で観察する力を持ち、今後の看護に活かしていきたいと思います。
褥瘡対策委員会委員(訪問看護ステーション) 看護師 O
いよいよ今年も一ヶ月となりました。
寒さもいよいよ本格的になり冬の到来を感じます。
寒さが厳しくなると空気も乾燥し、体調も崩しやすく女性は肌荒れも気になると思います。
また、暖房などで口の中も乾いて水分を欲する事も多いと思いますが、そんなお口の中の唾液に種類がある事をご存じですか??
唾液は、耳下腺、顎下腺、舌下腺という3つの唾液腺から分泌されます。
唾液には、サラサラした唾液とネバネバした唾液の2種類があり、サラサラ唾液は「漿液性唾液」と言い、体がリラックスしている時に働く副交感神経によってコントロ-ルされ、リラックス状態の時に分泌されやすいのが特徴です。
一方、ネバネバ唾液は「粘液性唾液」と言い、緊張している時に働く交感神経によってコントロ-ルされているため、緊張している時やイライラしている時に分泌されるのが特徴です。
これから年末に向け、忙しくなる方で唾液がネバネバだと感じましたら、イライラやお疲れのサインかもしれません。
そんな時にはぜひ休養を!!
歯科 こば子
ケアハウス ドリームガーデン倉敷では、毎月ボランティアの方々によるお芝居やダンスなどの公演を開催しています。
今回11月16日(土)13時30分~劇団『くるま座』公演を開催しました。
『くるま座』は、三菱自動車工業(株)水島製作所の社員の方達によるボランティア劇団です。社員さん達がお休みの日に活動されているため、公演回数も少なく、今回の公演まで予約から1年以上経過して、待ちに待った順番がやって来ました。
所長さんも加わった総勢50名の社員さん達が来て下さり、お芝居に、歌に、踊りに…といろいろな演目がありました。そして、観覧だけでなく、ご入居の方も歌ったり体を動かしたり、社員さん達と一緒に参加できるような演目もありました。この日は、普段以上に参加者が多く、70名ほどのご入居の方が参加されました。
普段あまり観ることのない本格的なお芝居は、馴染みのある『銭形平次』と『水戸黄門』で、涙あり(?)笑いありで、ご入居の方は懐かしそうにされたり、楽しそうにされたりしていました。
そして、社交ダンスやファゴットの演奏もあり、見とれたり聴き惚れたり、あっという間の1時間半でした。
終わったあとは、「いろいろあって楽しかったよ」「前回見た時より上手になっていた(笑)」など興奮気味に楽しそうに話されていました。
余談ですが、ケアハウスにも、夏祭りに登場する… 施設長を座長とする「ドリーム座」があります。今回、施設長や職員がくるま座にスカウトされたかどうかは定かではありませんが・・・(笑)
これからもご入居の方に楽しんでいただけるよう、ボランティアの方達による公演を開催していきたいと思います。
最後に、くるま座の皆様、楽しい公演をありがとうございました。
ケアハウス 看護師
11月16日(土)・17日(日)に倉敷平成病院で「第19回 成人中枢神経系研修会」が行われました。講師には大阪人間科学大学の弓岡光徳先生をお招きしました。
講義の内容としては、「基本動作における体幹機能評価と基礎ハンドリング」をテーマに起き上がりや立ち上がり、歩行、上肢機能に対しての基礎知識、評価法、ハンドリングを丁寧に指導していただきました。そして、患者様にもご協力していただき、弓岡先生による治療デモンストレーションを見学させていただきました。目の前で患者様の歩行の様子が徐々に変化していく様子を見てとても感動しました。患者様本人も感激しており、涙を流す様子もありました。
また、県内外からたくさんの先生方が参加されており、一緒に実技の練習をさせていただきました。直接、弓岡先生に質問をさせていただいたり、アドバイスをもらうことのできる大変有意義な勉強会になりました。
今回、先生方から学んだ知識や技術を患者様の治療の中で活かしていけるよう、自己研鑽に励みたいと思います。
弓岡先生を始めアシスタントの先生方、本当にありがとうございました。
リハビリテーション部 A
葉の色づきが見られ始め紅葉を感じるとともに、木枯らしが吹き、冬の訪れを感じ始める季節となりました。
グランドガーデン南町では、11月の誕生会が行われ誕生者6名全員が参加されました。
誕生者の中には、いつもより清楚な服装で、ジャケットを着て来られている方もいらっしゃいました。誕生者の挨拶では、「本日は皆様お忙しい中ご参加いただきありがとうございます。また、職員の皆様におかれましてもお忙しい中準備をしていただきありがとうございます」と、とても丁寧におっしゃっていました。
食事のメニューは海鮮親子ちらし、炊き合わせ、湯葉と蟹のとろみ汁、カボチャプリンでした。
誕生会のメニューには、お祝い事なのでよくばら寿司を提供することがあります。その上に、夏には鰹のお刺身をのせるなど季節にあったお刺身がのっているため、普段食事をあまり食べられていない方でもほぼ完食されます。
今回初めて参加された方は「みんなで食べるとおいしく感じられるからいいねと」話されていました。
また、以前ご利用の方とちらし寿司の話をしていた時に「私の家ではお祝いの時にままかりの酢漬けをよく入れていたわ」と楽しそうに話されていました。岡山では、ばら寿司が有名なため、お祝いの時に作る事が多かったそうです。それぞれの家庭によって具材や味付けが違うそうで、よく作っていたと話をされることがあります。
2部の歌声広場では、毎回参加人数は多いですが、今月は70名の方が参加され、いつもより10名ほど多く参加されていたためか、男性の歌声もよく聞こえました。「小さい秋みつけた」「紅葉」を歌い、誕生者からのリクエスト曲では、「黒田節」「瀬戸の花嫁」を歌いました。低い音がでる曲では、男性の声が聞こえると歌がまとまるように感じました。
今回もたくさんのご参加ありがとうございました。だんだんとお店などでクリスマスの飾り付けやイルミネーションを見かける機会が増えてきます。グランドガーデンでも、クリスマスの飾り付けをします。次回からは冬の歌に変わります。来月も皆様に楽しんでいただけるようにしていきたいと思います。
グランドガーデン南町 H
11月も残りわずかとなり、いよいよ師走。慌ただしい時期を迎え、楽しい年末年始を過ごせるように、今から少しずつ準備をしていきましょう。今回は体力作りのポイントをご紹介します。
1)30分間昼寝をする。長くもなく、短くもなく、適度な睡眠は、身体(血管)のリフレッシュを促すのみならず、気持ちも落ち着けます。
2)15分間の日光浴、散歩、ラジオ・テレビ体操(椅子に座ってできる簡単なもの)をする。軽く汗をかく程度に。運動や身体活動は自然なストレス解消法になります。
3)朝食をしっかり摂る。特にタンパク質(たまご料理、納豆、とうふ料理、脂肪を少なめに調理された肉類等)は、筋肉をつくる材料となります。できれば毎日摂ることが望ましいでしょう。
4)日常生活に必要な身体活動で筋トレをする。買い物袋の持ち運び、階段の昇り降り、椅子に座ったり足ったりの繰り返しなど、家庭でも職場でもキッチンでもトイレでもできます。
5)余裕があれば全身運動、バランス訓練も筋持久力を高める意味で重要です。例えば、バランスボールに両手をしっかり床につけて座り、前後左右にテレビを見ながら動かす。手すりを持ち背伸び運動、片足立ち、片足立ちで足を前後、左右に上げるなど。
6)気持ちを落ち着ける為に歌を口ずさむ。童謡や演歌、歌謡曲など昔よく歌ったものが色んな情景を思い出させてくれ、望ましい。長い晩秋から初冬の夜長、是非、楽しみながら唄ってください。訪問リハの場面でも、♪しずかなしずかな里の秋
♪秋の夕日に照る山紅葉 『もみじ』
♪りんごの花びらが 『リンゴ追分』
♪赤いリンゴにくちびる寄せて 『リンゴの唄』
♪赤いドレスがよく似合う、君と初めて会ったのは 『ダンスパーティーの夜』
♪瀬戸は日暮れて 『瀬戸の花嫁』~等 懐かしそうな表情で歌詞を思い出しながらご家族の方と、楽しく口ずさみます。
自然と笑顔も出てその場の雰囲気も和みます。その後リハビリをすると効果バツグンです。
少し早いですが、元気な顔でまたお会いしましょう。良い年をお迎えください。
訪問看護 PT TO
令和元年11月20日(水)13時30分~15時 倉敷在宅総合ケアセンター4階にて、第5回いきいき健康タイムを開催しました。
いきいき健康タイムは、倉敷平成病院の介護系施設が共同で開催している健康教室です。過去の開催は非常にご好評を頂き、今回で第5回目を開催することが出来ました。
今回は、講義・体操・特別企画の3本立てで行いました。初めは、「インフルエンザの基礎知識」について講義がありました。インフルエンザとは呼吸器感染症で、日本では毎年1000万人(10人に1人)が感染しています。インフルエンザの主な症状は突然、38度~40度の高熱がでます。特別な治療がなくとも健康な成人では自然治癒しますが免疫力の低下した高齢者では合併症に注意が必要です。気管支炎や肺炎を併発しやすく、重症化すると脳炎や心不全を起こす事もあり、高齢者や乳幼児では命にかかわることもあります。この講義ではインフルエンザを予防するために必要なこと、インフルエンザに罹った後の対応などが分かり易く説明され、みなさん頷きながら熱心に聞かれていました。
講義の後は、運動プログラムとしてスクエアステップを行いました。スクエアステップとは、マス目に合わせて、内、内、外、外など様々なパターンでステップを踏んでいく、転倒予防、認知機能活性化になると言われているエクササイズです。手で順にグー、チョキ、パーをしながらのステップなど、難易度の高いものにも挑戦していただきました。初めて実践する方がほとんどでしたが、楽しく頭を使いながら笑顔で運動をしていただくことができました。
また、今回は最後に特別企画として2つのブースを用意させていただきました。1つ目は広島国際大学の先生をお招きし、歩行年齢測定を行いました。特別なカメラで歩行を分析し短時間で現在の歩行状態や歩行年齢が分かるという優れものです。参加いただいた方も熱心に結果に耳を傾け聞いていました。もうひとつのブースでは腰HALという装着することによって運動効果を高めるロボットスーツをつけ運動を行なっていただきました。歩行年齢測定も腰HALのどちらも最先端の器械を使用したリハビリになり、参加された方からは、「時代は進んでいるね」と大変興味をお持ちになられたようでした。
今回は22名の方にご参加頂き、アンケートでも、「楽しかった」「色々なことが知れて良かった」と有り難いお言葉を頂くことができました。
次回のいきいき健康タイムは令和2年2月12日(水)の開催を予定しています。第6回は「栄養と動ける体つくり」についての講義と昨年も実施し好評を頂いた「笑いヨガ」の体験となっています。後日ホームページ等でもご案内をさせていただきますので、参加ご希望の方がおられましたら、【いきいき健康タイム事務局(ローズガーデン倉敷内)TEL:086-435-2111】までご連絡お待ちしております。
倉敷老健通所リハビリ 作業療法士 S
秋も深まり朝夕はめっきり冷え込むようになりました。体調管理が難しい時期ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
11月10日にのぞみの会が開催されました。令和初、また例年とは違う倉敷市民会館での開催ということで、不安も大きかったのですが、たくさんの方にお越しいただき感謝の気持ちでいっぱいです。
松尾Dr.による「腰痛と骨粗鬆症について」の講演はアラフォー女性の私にとっても、他人事ではなく、とても有意義なお話でした。牛乳に混ぜて飲む某栄養機能食品を子供達だけでなく私も一緒に取り入れるようになったり、体重を計る際、体組織計の骨量も気にしたり、、と、私自身も骨を意識するようになりました。骨量は「骨密度」とは異なり、骨の硬さ、強さ、骨折の危険性を直接推定するものではないので、1度骨密度検査を受けてみたいと考えています。骨粗鬆症が気になる方は、ぜひ骨密度検査をご検討ください。
来年ののぞみの会も平成病院での開催ではありませんが、皆様にとって価値ある会となるよう次回に向けて取り組んで参ります。
第54回のぞみの会実行委員 ピースガーデン倉敷 グループホームのぞみ ちぃ
このたび、11月24日(日)、水島ゴルフリンクスにて県内病院関係の親睦を深める目的でゴルフコンペを開催致しました。
競技方法は、18ホールストロークプレイ、ダブルぺリア方式による団体戦で、1チーム4名参加。上位3名のネットの合計で順位を競います。自チーム2名と他チーム2名でラウンドしました。
参加チームは、玉島中央病院・倉敷第一病院・万成病院・水島中央病院・倉敷成人病センター・倉敷平成病院の6病院5チーム、20名でした。他の病院の方々と日頃の色々な話をしながら大変有意義な時間を過ごしました。勝敗はともかく、今後も色々な場面で社内・他病院との関係・絆を太く長く継続していけるようお互い協力していければと考えています。
来年度も継続的に開催予定です。多くの方のご参加お待ちしております。
結果
団体優勝:水島中央・成人病合同チーム
準優勝 : 倉敷平成病院
3位 :万成病院
4位 :玉島中央病院
5位 :倉敷第一病院
ドックセンター・渉外課 S