脂肪について

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

みなさん、こんにちは。 昨年から引き続き、コロナウイルスが流行し大変過ごしづらい日々を送っていると思います。 ワクチン接種も始まりましたが、気を抜かず手洗い、うがい、マスク着用を徹底し体調管理に気をつけてください。 さて、コロナウイルスが流行し早1年が経ちました。 私自身も自粛生活を続けていくうちに運動する機会も以前と比べ、減ってきました。 それが原因か分かりませんが、以前と比べるとお腹周りの脂肪が増えたように思えます。 そこで、今回は脂肪について書いていきます。

まず、脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪の2種類があります。 食事などから摂取した糖や脂質などの栄養が消費できずに余ってしまうと、それらは脂肪となって蓄積されます。 そのうち、お腹を中心とした内臓のまわりについた脂肪を「内臓脂肪」、 皮膚のすぐ下や腹筋の外側につく脂肪を「皮下脂肪」といいます。

それぞれの特徴も記しておきます。
①内臓脂肪肥満
・上半身に多く脂肪がつく。
・脂肪がつきやすく、減らしやすい。
・血圧、血糖、コレステロールなど複数の健康リスクを抱えやすい。
・男性に多い肥満タイプ。
・閉経後の女性も次第にたまりやすくなる。

②皮下脂肪肥満
・下半身に多く脂肪がつく。
・脂肪が徐々につき、減らしにくい。
・女性に多い肥満タイプ。

また、生きていくために必要な基礎代謝量が身体機能の低下とともに減少されてしまうため、 年齢とともに摂取した栄養を消費しきれなくなり、脂肪がつきやすくなってしまいます。 内臓脂肪はため込む原因になりやすい、食生活や運動などの生活習慣を改善することで 減らしていけることがわかっています。 気になる方は当院でも検査や対策ができますので、ぜひお越しください。

スーパー

 

おうち時間も職場も快適に

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは。おうち時間が増えたことで、家の掃除が捗っている方も多いのではないでしょうか。私もちょこちょこと断捨離をしています。部屋が狭いし衝動買いもしないから、手放すものはそんなにないだろう、と思いながら開けた引き出しから出てくる、記憶の引き出しにもしまい込んでいた品々・・・。思い出に浸っていると、すごい速さで時間が流れていますよね。

さて、モノの整理は職場でも大切なことです。在庫管理である『棚卸し』を、病院の薬局や調剤薬局でも定期的に行っています。当薬剤部では年に2回棚卸しを行い、病院にある全ての薬を数えて正確な在庫量を把握します。あまり処方されていない薬があれば採用を見直し、使用期限の近い薬があれば、適した患者さんへ使ってもらえるように医師へお知らせをします。

薬剤部では断捨離をするわけにはいかないので、限られたスペースでの収納力が大切になってきます。ちなみに断捨離とは、モノに限らず時間や関係性、考え方などさまざまな事柄に対する執着を捨てることを推奨する、ヨガの考え方だそうです。そういえば読むだけで実行しなかったヨガの本があった気がするので、明日は本棚の整理をしようと思います。

薬剤部 P

楽しく笑いの満ちたレクリエーション

今年は、桜の開花が早くあっという間に散ってしまいました。昨年からのコロナウイルスの影響で集まっての花見は出来ませんが、ケアセンターショートステイはホールの窓から病院駐車場の桜を見ることが出来ます。遠目ではありますが、利用者の皆さん楽しんで下さっていました。コロナウイルスが落ち着いたら、利用者の皆さんと花見が出来ればと思います。ケアセンターショートステイでは4月から、機能訓練士が替わり今まで看護師として働いていた方楽しいレクリエーションです。慣れていない担当業務に悪戦苦闘していますが、毎日元気いっぱいにを実施してくれています。又、利用者の皆さんに楽しんで頂けるよう、新しいレクリエーションを考えてくれてもいるそうです。機能訓練士としての目標は、前任者の後を引き継ぎ、新たなレクリエーションを取り入れ脳活性や体力の向上を図り楽しく笑いの満ちたレクリエーションをしたいと思います。

だそうです。現在ケアセンターショートステイを利用中の方も、今後、利用を検討されている方も楽しみにしてもらえたらと思います。

写真は、レクリエーションの一部を撮影したものです。参加した利用者の方皆で声を出し楽しそうに歌っていました。

 

 

 

 

 

ケアセンターショートステイ H

江原英樹先生が脳ドックセンター長に就任致しました

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:


このたび、倉敷平成病院 平成脳ドックセンター長を拝命しました江原英樹と申します。

大橋勝彦 前センター長が築いてこられた平成脳ドックセンターの運営に関して、センターの舵取りを引き継ぐことの任の重さに身の引き締まる思いでおります。与えられた使命に対して、私の持てる力の限り、情熱を持って尽くす所存です。

これからも平成脳ドックセンターが、その力を十分に発揮して、皆様に必要とされるセンターであり続けることができるよう努めてまいります。
皆様のご理解とご協力を改めてお願い申し上げて、平成脳ドックセンター長就任のご挨拶とさせていただきます。

※長年、予防医療に多大なご貢献をいただきました 大橋勝彦前センター長は3月末に退職されました。

理学療法士による生活習慣病対策のススメ ~超簡単!一人で出来るストレッチング~

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

動きやすい春を期に、運動を始める方が多くおられます。しかし、最初から頑張りすぎて関節や筋肉の痛みに繋がり、結果、運動を止めてしまう方が多くおられます。そこで今回は、ケガや疲労を防止するのに使える簡単なストレッチについてご紹介致します。

・首のストレッチ

①右手を腰の後ろ回しておきます。
②左手を頭の上に置いて、首を左にゆっくりと倒します。
③気持のいい所で反動を付けずに30秒キープしましょう。
④反対方向にも同様に伸ばしていきましょう。

 

・腕のストレッチ

①写真のように右腕を左の手首で抱え込むようにします。
②右腕を内側へ押し付けていきましょう。
③気持のいい所で反動を付けずに30秒キープしましょう。
④反対の腕も同様に伸ばしていきましょう。

 

・太もも裏のストレッチ

①椅子に浅く腰を掛けましょう。
②右ひざを伸ばし、つま先を反らして、かかとを床に付けましょう。
③体を少しずつ前に倒していきましょう(この時、肘を伸ばして背中が丸まらないように行うと効果的です)。
④気持のいい所で反動を付けずに20秒キープしましょう。
⑤反対の足も同様に伸ばしていきましょう。

・ふくらはぎのストレッチ

①椅子やテーブルなどを支えにして左足を後ろへ軽く引きます。
②背筋を伸ばして,両足のつま先をまっすぐ前に向けましょう。
③右ひさを曲げていきます.この時,左のかかとが床から離れないようにしましょう。
④気持のいい所で反動を付けずに20秒キープしましょう。
⑤反対の足も同様に伸ばしていきましょう。

*息をこらえないように注意しましょう。息こらえ運動は急な血圧上昇に繋がる恐れがあります。
*反動を付けず、気持ちよい程度で止めましょう。過剰なストレッチは筋肉を痛める原因になる事があります。

如何でしたでしょうか。生活習慣病に対する運動療法は継続する事がとても大切です。痛みや疲労でせっかくの『やる気』を損ねてしまうのはもったいないので、ウォーミングアップとクールダウンを工夫してみましょう。

理学療法士 H.T

春を感じるひと時

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

まだ4月は始まったばかりですが、ケアハウス近隣に並ぶ染井吉野はすでにほとんどが散り、新芽が出始めています。今年は雨や強風の影響で、あっという間に散ってしまいました。 しかし、ケアハウスの園庭には、桜だけでなく、チューリップやアネモネ、アイリスにすみれ…など、たくさんの花々が咲いていて、園庭内の散歩だけでも春を楽しむことが出来ます。

 

4月2日(金)には、園庭の大きな桜を眺めながら毎年恒例のお花見御膳をいただき、その後は桜の木の下で手浴を楽しんでいただきました♪
手浴の桶には舞い散る桜が浮かび、風情ある手浴に皆さん大喜びでした。

『出掛けられんのは残念だけど、最高だわ!』

ほんのひと時ですが、楽しい時間を過ごしていただけた様で良かったです。

デイ ドリームでは室内にも皆様の手がけてくださった桜が満開です☆

                        デイサービス ドリーム K

栄養科通信vol.164 「お酢パワーを活かした食生活へ」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

酢は日本で最初に生まれた発酵調味料であり、その歴史は深く世界にはなんと4000種類の酢があるといわれています。「酒のあるところ、必ず酢あり」という言葉があるようにどんな酒でも発酵させれば酢になるため、酒の種類だけ酢の種類があるわけです。古くからワインを飲む習慣のあるヨーロッパではワインビネガーやバルサミコ酢が一般的です。また、ビールで有名なドイツではモルトビネガーが愛用されています。酒と食文化が切り離せない関係にあれば、酢はその国の食文化を象徴する調味料ともいえるでしょう。最近ではテレビや雑誌、SNSなどで酢の健康効果が取り上げられていますね。実際に普段の食事に取り入れられている方も多いのではないでしょうか。ここでは酢の主な効果をいくつか紹介します。
①内臓脂肪の減少
酢には酢酸やクエン酸などの有機酸を含んでいます。これらは中性脂肪を燃焼させる働きがあり、運動と合わせることでさらなる効果が見込めます。
②血圧上昇を抑制
酢に含まれる酢酸が細胞内に取り組まれることで、血管を拡張させるアデノシンに働きかけ、血圧の上昇を抑える効果があります。
③腸内環境を整える
酢に含まれるグルコン酸は腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やします。善玉菌は悪玉菌の増殖を抑え、腸の運動を活発にする働きがあります。また、抗菌作用が腸内の悪玉菌を減らすのに役立ちます。
近年ではこれに加え、便秘改善、疲労回復、血糖値の抑制などの効果が研究で科学的に検証されています。

健康効果を得るためには1日あたり15mL(大さじ1杯)程度を継続して摂取すると効果があるといわれています。空腹時にそのまま飲むと胃に負担をかけてしまうため、毎食ごとのメニューに酢を取り入れてみましょう。さっぱりした料理には穀物酢、こってりした料理には黒酢、洋風料理には果実酢がおすすめです。酢の効果は上記にもあったように酢酸によるものです。酢酸は穀物酢と果実酢どちらにも含まれており、作用の違いはありません。

しかし、糖質が添加されたお酢ドリンクには注意をしましょう。ご家庭にある商品の原材料名の欄に「果汁」「果糖ぶどう糖液糖」「はちみつ」の文字はありませんか?これらは血糖値を上昇させる糖質にあたります。血糖値が高めの方はこのような糖質が添加されたお酢ドリンクには注意が必要です。酢には、他の食品の栄養素の破壊を防止、消化吸収上昇などの働きがあり、相乗効果も期待できますが、バランスのとれた食生活と正しい情報により摂取することで酢の効果が最大限に発揮されます。健康にも役立つ酢を無理なく食生活に活用していきましょう。

管理栄養士 MA

新年度スタート!

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

暖かい春の風が心地よい季節になってきましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか?

先月のブログでもご紹介しましたが、2月より新たなプログラムが始まりました。
今月はエアロビクス(以下、エアロビ)とロコモーショントレーニング(以下、ロコトレ)についてご紹介したいと思います。以前からもこの2つは行っていますが、今回のリニューアルでしっかり運動量が得られる内容となっています。

エアロビは去年の6月頃にも変更していますが、さらに有酸素運動や筋力トレーニング、バランス練習の要素を加え、耐久性の向上や転倒予防が図れる内容にバージョンアップしました。1種類3分~3分半程度のエアロビを4種類行っています。しっかり身体を動かすことで軽く息が弾む程度の運動達成感を感じることができます。

 ロコトレはいつまでも元気な足腰でいるために、骨や筋肉、関節、神経など加齢と共に弱くなっていく機能を鍛えることを目的としています。
そこで推奨されている運動は「片脚立ち」と「スクワット」の2つです。
下肢の筋力やバランス機能の向上が期待できます。この2つをベースにしながら応用動作も取り入れて約20分身体を動かしています。
下記にご紹介していますので、ちょっとした時間に皆さんも行ってみてください

*あくまでも回数やセット数は目安であるため、ご自身の体調などに合わせて無理のない範囲で行ってください。
プログラムの中には難易度の高い内容もあり、苦戦したり疲労を感じられる方もおられますが、皆さん頑張って挑戦されています。また新年度を迎え、新たなスタッフも加わりました。これからも皆さんと一緒に健康作りに取り組んでいければと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

この他にも様々なプログラムを行っています。興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら見学を随時受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。

◎問い合わせ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(直通)   営業時間:9:00~17:00
相談担当:大段(おおだん)
理学療法士 F

視覚から得られる脳活性化

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

記憶の重要な役割の一つに、五感から得た外界の情報と頭の中の情報を照合することがあります。特に情報のかなりの部分が目で見ることによって人間の脳に伝えられるため、「視覚」は大事な情報源です。

暖かくなって、桜や菜の花や多種多様のお花の色彩を見ることも、視覚の刺激により脳活性化を図れると思います。是非、ゆっくりとご家族で春の散歩をしながら、脳活性化につなげて下さい。また、お花の花びらで、組色作品など作ってみると、更に、言語力、洞察力、理解力、想像力、コミュニケーション力等も活性化されると思います。

季節を利用しながら、この春の時間を楽しく過ごしてリフレッシュし脳活性化を図って下さい。

医療秘書 U

アレルギー性結膜炎にご用心

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

4月になり新年度が始まりましたね。入職して5年目に突入しましたが、時の流れの早さに驚いています。気持ち新たに新年度も頑張っていきます。

春になると花粉症に悩まされる方も多いのではないでしょうか?私自身も春になると目のかゆみが現れ、普段はコンタクトレンズを装用しているので余計につらい季節です。花粉症のようなアレルギー性疾患にかかるとくしゃみや鼻水などの症状のほか、目にもかゆみや充血が現れることがよくあり、これをアレルギー性結膜炎と呼びます。

アレルギー性結膜炎にはある季節に限定して症状がみられる季節性のものと、季節に関係なく症状がみられる通年性の2タイプがあります。

季節性アレルギー性結膜炎は1年の特定の時期だけに、ある決まった植物の花粉が原因となって発症します。2月~5月に多く飛散するスギやヒノキの花粉が主な原因です。日常生活での注意点としては、花粉情報を有効に活用し、マスクや花粉防止用のメガネなどでしっかり防御して出かけましょう。衣類は花粉が付着しにくいナイロン地のコートなどがおすすめです。またコンタクトレンズを使用していると花粉症の症状がひどくなる傾向がありますが、その原因はレンズの汚れにあります。涙液の中にはたんぱく質や脂質が含まれており、それらは吸着性があるため空気中に浮遊している花粉や微生物を目に引き付けやすくしてしまいます。さらに花粉症によりかゆみで目をこすってしまうことにより、目の粘膜が傷つき、細菌による感染症を引き起こしてしまう危険性が高まります。よって花粉が飛ぶ季節にはいつも以上にレンズを清潔に保つことが大切です。

通年性アレルギー性結膜炎は1年を通して、ほこりなどの中にあるハウスダストやダニが主な要因となって発症します。ペットの抜け毛やフケ、カビも原因となる場合があります。日常生活での注意点としてはアレルギーの原因を寄せ付けないようにするための室内環境の整備が重要です。また免疫機能が低下すると症状を増悪させる恐れがあるため、生活習慣を見直し、ストレスをためない生活をするなどして免疫機能を正常に維持するように努めることが大切です。

参考:アルコン 花粉症とコンタクトレンズQ&A

臨床検査部 NK