新型コロナワクチン 追加接種(3回目)予約のご案内

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1月31日(月)より当院でも新型コロナワクチンの追加接種(3回目接種)の予約受付を開始いたします。

■接種対象者

1回目・2回目のワクチン接種を当院で受けられた方で各自治体より3回目の接種券が届いている方
※季節性インフルエンザ予防接種日より14日以上あいている方

■予約方法

①岡山県共通予約システムにて予約
https://v-yoyaku.jp/330001-okayama
②お電話にて予約
倉敷市コールセンター:0120-190-777
受付時間:8時30分~19時(土日・祝日含む)

予約可能日は接種希望者数やワクチン供給数等に応じて随時更新いたしますので、岡山県共通予約システムでご確認ください。

みなさん、最近、歩いてますか?

寒い日が続くと、布団からでるのも億劫になりますが、そんな時に私のおしりを叩いてくれるのはいつも、姉妹や友人や同僚です。

「散歩したよ」「山に登ったよ」と連絡をくれたり、きれいな景色の写真が届いたりすると、私も!と思い立ち、ちょっとそこまで、と、お散歩したくなるのです。
つい先日も、友人から山の写真が届いた翌日、早く目が覚めたので、総社市の福山山頂に日の出を見に行ってきました。私の2倍も歳が離れた人生の先輩方も、続々と上がってこられます。ハツラツと挨拶してくださり、とても清々しい1日のスタートになりました。

さて、超高齢社会の日本では現在、国をあげて認知症施策に取り組むなど、認知機能の低下を予防して元気に地域で暮らすことは、重要な課題となっています。世界的にみても、認知症予防の取り組みが盛んになっています。

「認知機能を維持するためには、頭の体操が大切なんでしょ」
と思われる方も多いと思いますが、加えて、適度な運動が認知機能の維持に関与すると言われています。

健康な人が認知機能を維持するために必要な運動は、負荷が高く、強度が強いものではありません。むしろ、高負荷な運動は認知機能の低下を引き起こす恐れもあることが報告されており、推奨されているのは低強度の運動です。
1日7,500~10,000歩の歩行は、脳の容量を維持することが報告されています。

運動以外には、パソコン操作や日記、買い物などの活動がある方は認知機能を維持できている傾向にあるようです。また、毎日の外出も、脳機能の活性化に繋がります。

ここで肝心なのは、運動や活動をするにあたって、その活動に「納得しているか」「満足しているか」ということです。つまり、嫌々やることでは長続きしないし、効果が下がってしまうことがあるのです。

私はスマートフォンのアプリで

歩数チェックをしており、1週間に35,000歩歩くと、スタンプが溜まります。スタンプが15個集まると、自動販売機で、ペットボトルのジュースが1本無料でもらえます!身体にいいことをして、お得感が味わえるなんで、こんな楽しいことはないですね!(1週間に35,000歩=1日5,000歩なので、推奨されている歩数には足りてはいないのですが…。笑)

認知症を発症する方の経過を見ていると、発症の10年くらい前から運動量が下がってきているということでした。

近頃はコロナウイルスの影響もあり、人との会話が減ったり、外出が減ったり…社会的な交流が減少していることも、認知機能の低下を加速させます。

お天気の良い日には、少し近所をお散歩してみませんか?

※今日の話題は、地域理学療法学会での講演とPTジャーナルの記事を参考にしています。

※1月14日の当院のブログにも「散歩」について記載があります。ご一読下さい。

訪問リハビリ Q

 

ケアセンターショートステイ 1月壁画のご紹介

1月のケアセンターショートスティの壁紙は寅年ということで可愛らしい虎の絵を作成しました。
しかし、どこかで見たことがあるような「トラ」の絵です。まさかのプロ野球マスコットのトラ○○―??

 

1月13日(木)には「1月の誕生日お祝会」を行いました。

お誕生日の方はお二人おられ、今年の抱負を教えていただきました。
お2人とも「健康で過ごしたい」笑顔で語ってくださいました。
その後、新年ということで職員手作りの「すごろく」を楽しんで頂き、とても盛り上がりました。

倉敷在宅総合ケアセンター 介護士 H

通所リハビリ「ユニット2」のご紹介

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年も明け、新たな一年の始まりとなりました。

お正月の間、みなさんはどのようにお過ごしになられていましたか?
コロナ禍でもあり更に寒いと、ついつい外出されず部屋の中で過ごされていた方も多いと思います。家の中でもしっかり身体を動かして、寒さに負けないように頑張っていきましょう。

通所リハビリにはご利用者さまの身体機能や認知機能に合わせて、たくさんの部屋があります。今回は身体的にお手伝いが必要な方が過ごされている、1フロア内にある「ユニット2」のご紹介をしたいと思います。

ユニット2で行なっている体操は、片麻痺の方や車椅子の方でも座ったまま身体を動かせるように工夫されています。
その中に棒を使った体操があります。動かしにくい手にも棒をしっかり握って頂き、自分の動かせる範囲内で体操を取り組まれています。簡単な動きを中心に、そしてしっかり動かす事が出来るよう反復動作が多いです。
みなさんご自分のペースで麻痺側もじんわり動かされ、回数を重ねるごとに動かす幅が広がるように声かけを行っています。

プログラム担当につくと、ご利用の方から、「棒体操をしてるから腕が前より上がるようになった」とうかがうこともあり、日々継続することが大切だと実感しました。

コロナ感染の事もあり、しばらく創作活動を中止していましたが、感染対策をしっかり行い片麻痺の方でも参加できるようスタッフが下準備を行ったり、貼り付けしやすいようにサポートさせてもらっています。

壁画の作品の中の、塗る作業も、ただ塗るだけ~?と思われるかもしれませんが、色鉛筆を使って繊細なタッチで塗られていたり、絵の具で塗ることでダイナミックな作品が出来ていたりと、その方その方の個性豊かな作品が出来上がっており、驚くことが多いです。私自身いつも、皆さんの作品が出来上がるのを楽しみに心待ちにしています。

ご利用の方々にとって、創作活動とは「楽しみ」だと思っていましたが、細かく手を動かしたり、何色にしようかと考えたりとリハビリに繋がるなぁ~を実感することがたくさんあります

今後もご利用の方々に「楽しみながら、こんなことができるようになった!」と、そんな風に思っていただけることをたくさん増やせるようにユニット2は今年も頑張っていきます。

通所リハビリ 介護士 N

コロナ禍の中の臨床検査部

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

2022年 皆様のご健康をお祈りします。
年明け約2週間の新型コロナウイルス陽性者数は爆発しました。
しかし、陽性者数に惑わされず、もしインフルエンザ並みの致死率になったとしたなら(ワクチンの効果であったとしても)、5類感染症扱いが妥当という意見があります。
日本ではコロナがパンデミックになる以前は、インフルエンザは60-100人に1人の罹患率、~200万人/年もの罹患数がありました。

仮にそうなったとしても、身に着けた感染対策は年中怠らないことは言うまでもありません!よもやワクチンを3回接種するとは思ってもいませんでした。高い獲得免疫がある一方で持続力がなく、コロナは季節性が薄いことが要因だと思います。
日本のワクチン開発に時間がかかるのは様々な背景がありますので、期待し過ぎずに静観しておこうと思います。経口薬などコロナに特化した超有効治療薬もやはりまだまだ時間がかかりそうです。

日本は陽性者や重症者を比較的良く抑え込んでいますが、桁違いに多い国があります。国民性や対策、人種の違いによる影響が大きいのでしょう。腸内細菌の関連性も報告されています。
何れにしても、ウイルスも変異を繰り返しながら生きながらえていく訳ですから、この世から根絶させることはまず困難(唯一、天然痘は撲滅したとされている)だと思います。
私たち人類も進化して今の姿に落ち着いており、世界には各々の地形や気候に順応した異なる人種が存在しています。これも変異の一種なのです。

さて、当院臨床検査部では積極的に関連学会への発表形式等による参加を続けています。コロナ禍による未開催があり、暫く停滞気味でしたが復活しています。
我々は研究のための研究に終わらないことをコンセプトにしています。すなわち、遠い未来のための基礎的研究ではなく、既に臨床上実用化されているものを使用して業務へ応用化し、また知見を増やすことを目的とした臨床的研究です。

2021年度の中国四国支部医学検査学会はオンデマンド開催になりましたが、4演題も提出しています。
一つ目は赤血球や白血球や血小板などの数を調べる血液検査に使用する抗凝固剤によって、血小板数が見かけ上減少してしまう場合がある時の解決方法、二つ目は心筋梗塞など虚血性心臓疾患の補助的診断マーカーである心臓由来脂肪酸結合蛋白(H-FABP)と心筋トロポニンの検査の定量法が定性法よりも優れていること、三つ目は敗血症(感染症によって全身の重要な臓器が重い障害を受けてショック状態になる)の補助的診断マーカーであるプレセプシンの当院独自の基準値を検討、四つ目はこのプレセプシンの検査材料(検体)が汎用性のあるものに変更出来ないかというものです。
全て良い結果が得られ、補助診断の有益な情報となっていますし、また、応用化もされています。スタッフの頑張りが成果に繋がっています。
次に考えているのは新型コロナウイルス検査に関することです。現在使用している方法が、判定までに掛かる時間を半分にできないかという大胆な試みです。実効性を得るためには時間が必要ですが、実現したいと考えています。

このように臨床検査部は当院の他部門にも引けを取らず、患者さんの利益に繋がるように『日々是努力』をしていますのでご期待とご応援をお願いします。

臨床検査部 光源頭

日々の散歩にひと工夫

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

朝晩の冷え込みも厳しくなっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。中には外出を億劫に感じている方もおられるのではないでしょうか。
今回は日頃の散歩にひと工夫をして、万歩計を活用した自主トレーニングを紹介したいと思います。皆様の日々の運動量が少しでも増えるきっかけとなれば幸いです。

さて、皆様は一日にどのくらいの歩数を歩いているでしょうか。日本人の歩数の現状は、1日平均で、男性8,202歩、女性7,282歩となっています(厚生労働省ホームページより)。
理想としては1日1万歩とも言われていますので、体力に自信のある方はこれを目標にしていただきたいと思います。また、65歳以上の方の目標値は、男性で7,000歩、女性で6,000歩と言われています(健康日本21:厚生労働省より)。

まずはご自身が一日にどのくらい歩いているかを、万歩計でチェックしてみてください。実際に万歩計でご自身の歩数を測定し、歩数が目標値(1万歩や健康日本21の歩数目標)に達していない方は、少しずつ歩数を増やしていただきたいと思います。
しかし、急激に歩数を増やす(運動量を増やす)ことは体に負担もかかりますので、目安としては現在の歩数の1割を増やしてみてください。例えば、1日5,000歩の方は5,500歩を目標に、歩くコースを変えたり、外に出る機会を増やしたりすることをオススメします。
そして、段階的な目標のクリアを目指しましょう。すでに健康日本21の目標をクリアしている方は、是非ともそれを維持していただきたいと思います。
最近ではスマートウォッチやスマートフォンにも万歩計機能が付いており、実際に予防リハビリご利用の方の中には、それらを活用して運動に励んでいる方もおられます。日頃の運動量を『見える化』することは、運動継続のモチベーションアップにも繋がりますし、目標設定を明確にできるというメリットがあります。

「散歩」は特別な道具無しでできる身近な運動ですので、万歩計も活用し、日々の健康増進に取り組んでみはいかがでしょうか。

理学療法士S

◎お問合せ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(相談担当 大段) ※営業時間9:00 ~ 17:00

整理整頓 ~部屋も心も糖尿病療養生活もスッキリと~

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の流行に伴い、自宅で過ごす時間が多くなりました。以前なら、子供たちと旅行やレジャーランド、キャンプや外食を気兼ねなくできていましたが、いまだに自粛する日々です。

そんな中、我が家で取り組んだことは、自宅の片付けや大掃除でした。普段何気なく使っているものや置いているものも、本当に要るものなのか考え直したり、同じようなものがいくつもあるものは、きれいさっぱり処分しました。そうすると、物を探すことが減ったり、物の管理がしやすくなり、以前より生活しやすくなりました。お部屋も心もスッキリです!

整理整頓をすると時間の使い方がうまくなる、ゆとりを持った生活ができる、決断力がつくなどいろいろな効果があるといわれています。

これは糖尿病の方の療養生活にも生かすことができるのではないでしょうか。

糖尿病の治療は生活習慣を改善することなので、長い療養生活を必要とします。

整理整頓は、①出す⇒②分ける⇒③収納する、という手順で行っていきます。療養生活に置き換えると、①うまくいっていないことを挙げてみる⇒②すぐにできそうなこと、少し頑張ればできそうなこと、頑張らないとできないことを分ける⇒③できたことから生活習慣に組み込む、という流れになります。整理整頓は一人で行うよりだれかに手伝ってもらうことで、新しい方法や工夫が得られ、はかどることもあるかと思われます

当院には糖尿病療養指導士が18名いますので、きっと参考になるアドバイスができると思います。

療養生活が何だかうまくいかない時、整理整頓でスッキリしてみてはいかがでしょうか。

 

糖尿病療養指導士 管理栄養士 N.K

今年の干支

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

2022年始まりました

ご利用者様に楽しくデイサービス ドリームをご利用していただく為に、様々なプログラムを提案しています。

今回は、今年の干支「寅」の押絵を紹介します。

寅の各細かいパーツまで手作りで作ります。
そして、SDGsを心掛け、空き箱やハギレを使用します。
創作が始まると細かいパーツに「きれいにハサミで切れるかな」「私に出来るかな?」と不安そうな方や、初めて作られる方は「懐かしいわ。工作なんて子供の頃以来じゃわ」と楽しそうで童心に戻った様な表情も見られました。
そして、同じ物を作ることで一体感が生まれ会話が弾んでいました。お互いに見せ合ったり、コツを教え合ったり…
出来上がった虎の顔はどれも違っていて、それぞれに愛嬌のある素敵な作品になっていました。

創作後、「いつも色々なことを考えて提供してくれるから、毎回楽しみなんよ。ありがとうね。」と笑顔で温かい言葉をかけて頂くと、準備の大変さも報われます。

2022年も職員一同知恵を絞り、力を合わせて頑張って参ります!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

デイサービス ドリーム I

本日は倉敷平成病院 の創立記念日です

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

 2022年1月11日、倉敷平成病院は創立34周年を迎えました。
1988年に今は亡き高尾武男代表が「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応します」という理念を掲げ開院しました。
 患者本位の医療を掲げ、地域の保健・医療・福祉に取り組んでまいりました。
 一昨年からの新型コロナウイルス感染症に対しても「地域医療を守る」という矜持を持ち、対応しています。
 感染者数など予断を許さない状況ですが、職員一丸、力を合わせ尽くしてまいります。

栄養科通信vol.173「お酒の飲み方に気を付けましょう」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

年末年始はお酒を飲む機会が増えますね。コロナで外出できず、例年より飲みすぎた人はいませんか。家だから酔っぱらっても大丈夫という解放感もあると思いますが、いくつかポイントを頭に入れておきましょう。

①お酒は食事と一緒に飲みましょう
空腹のままお酒を飲むと、アルコールが急激に吸収され、酔いがまわるのが早くなります。食事と一緒にお酒を飲めば、胃の中の食べ物が粘膜の上に層を作り、アルコールの吸収を遅らせます。

②お酒は水分と交互に飲みましょう
水やウーロン茶をお酒と交互に飲めば飲み過ぎを防ぐことができます。また、胃の中のアルコール濃度を薄くし、二日酔いを軽減します。

③水分補給をしっかりしてから寝ましょう
アルコールには利尿作用があります。しっかり水分補給をすることで排出された水分を補いましょう。また睡眠不足は二日酔いを悪化させるので、早めに寝るようにしましょう。

●肝機能をサポートする栄養素とおつまみ

ビタミンB1…糖質をエネルギーに変換する働きや皮膚、粘膜の健康維持に役立ちます。お酒を飲むと、体内でのアルコールの分解にビタミンB1が消費されます。さらにアルコールによってビタミンB1の吸収が阻害されます。

ナイアシン…糖質、たんぱく質、脂質などの分解をサポートします。飲酒によって産生されるアセトアルデヒドを無毒化するのにナイアシンが消費されるため、お酒を良く飲む人ほど意識してナイアシンを摂取することが大切です。

亜鉛…たんぱく質合成に関わる酵素の材料として使われます。味覚を正常に保つ働きもあります。お酒を飲む機会が多くなると肝臓が疲れやすくなりますが、肝臓は細胞の新陳代謝が活発で、新しい細胞を作るのに亜鉛が必要となります。

【上記の栄養素を含むおつまみ】豚キムチ、レバニラ炒め、だし巻き玉子など

●アルコールの適量(純アルコール約20g程度)

ビール(度数5%)…中瓶1本(500ml)
日本酒(度数15%)…1合(180ml)
焼酎(度数25%)…0.6合(110ml)
ウイスキー(度数40%)…60ml
ワイン(度数14%)…1/4本(180ml)

適量には個人差があり、同じ人であってもその日の状態によってアルコール分解の速度が異なるため、一概にいうことはできません。厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、「節度ある適度な飲酒」は1日平均純アルコールにして約20g程度であるとされています。上記で示したポイントを守ることで体調に気をつけて楽しく新年を過ごしましょう。

管理栄養士 A.T