運動で『もの忘れ予防』

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

早いもので2月4日の立春も過ぎ、暦の上では春となりました。

とはいえ・・・寒い日が続き、外に出るのが億劫になっている方も多いのではないでしょうか。
寒さの為、散歩等をする機会が減り、うとうとする時間や部屋でテレビを見る時間が増えていませんか?このような生活では、筋力が低下するだけではなく、もの忘れ症状が出現したり、もの忘れがひどくなってしまいがちです。

普通に生活していても、毎日脳内にはゴミのような物(アミロイドベータ/タンパク質が固まったもの)が溜まってしまいますが、このゴミは脳の血流循環によって押し流す事ができます。
脳の血流循環を良くするには、運動がとても大切です。5分程度の軽い筋トレ、15分程度の散歩が効果的と言われていますが、かかとの上げ下ろし、もも上げ、足ふみ等の簡単な体操でも効果はあります。
運動が難しい方は、深呼吸も効果的と言われています。鼻から3秒ほどかけて息を吸い、5~10秒かけて口から息を吐き出す深呼吸を繰り返す事で、血管が広がります。この時に良い姿勢で行うと、胸郭が広がりより多くの酸素を取り込む事ができます。

運動の他にも、水分や栄養、睡眠等にも気を付け元気に桜の咲く春を迎えましょうね。

支援センターN

画像:イラストAC