日別アーカイブ: 2019年3月3日(日曜日)

思いに寄り添えるように―倉敷ニューロモデュレーションセンター―

2017年4月に倉敷ニューロモデュレーションセンターが開設されてもうすぐ2年になります。この2年間で多くの患者さんが来院されたくさんの出会いがありました。かかりつけ医からの紹介や新聞をみて「私と同じ症状が書いていた。どの病院に行ってもよくならなくて・・・」など長年続く症状に苦しみ当センターに来られます。そのなかでパーキンソン病の患者さんは脳深部刺激療法(DBS)を希望して受診されます。車椅子で来院する方や診察までの待ち時間に急にオフ(薬が効かない状態)になる方もおられました。診察時に手術についての説明を聞いた患者さんのほとんどが早めの手術を希望され手術に対する不安よりも期待の方が大きいことがよくわかりました。
手術を受けた患者さんは、ウエアリングオフ(薬の効果が短くなる状態)が改善され「オフを感じなくなって動けるようになった。できることが増えた。・・・」と手術後の変化に喜ばれています。私も当センターが開設されるまでこの治療の事を詳しく知らなかったのでDBS後の患者さんの変化に感動し患者さんと共に喜んでいます。しかし手術を受けたら治療は終わりではなく内服治療やDBS調整が必要になります。
今後も初診時の出会いを大切に患者さんやご家族の思いに寄り添っていけるように知識を深め経験を積んでいきたいと思います。

外来看護師T

2019そうじゃ吉備路マラソン参加報告

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

全仁会グループでは、2月24日に開催された、西日本豪雨災害「復興支援チャリティマラソン」、2019そうじゃ吉備路マラソンに、医師、リハビリスタッフ、MSWなど12名(10キロコース2名、ハーフマラソン5名、フルマラソン5名)が参加しました。今回の参加報告は、10キロコースを完走されたメディカルクラークのKさんにお願いしました。
【レポート】
2月24日の復興支援吉備路マラソン、私は高校生の息子と2年連続、10㎞に参加しました。スタートの合図とともに、ドキドキしながら走り出し、途中まではラップタイムも好調でした。しかし、7㎞を過ぎた頃から、急に失速し、呼吸も荒くなって足が上がらなくなってきました。そんな時、沿道から職場の皆さんからの「Kさん、頑張れ」「平成病院、頑張れ」という声援が聞こえてきました。そうすると、「あともう少し、あともう少し」と何とかゴールまで走りきることが出来ました。皆の声援が無ければ、諦めて歩いていたかもしれません。
運動が苦手な私が走る理由があります。
1)走った後のご褒美のアルコールがとても美味しい、
2)走り切った自分を誇らしく思える、
3)自分自身が抱えている悩みはほんの些細な事と気付かせてくれる、からです。
これからも、自分のペースで「挑戦‼するアラフィー、アラ還」になりたいと思います。
そして、私も声援を送れる人でありたいと思います。
医療秘書課 K