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チームワークの賜物

201503173月15日先輩の結婚式に出席してきました!!
このご夫婦は職種は異なりますが、同じ法人内の職員のため、招待客も当院の医師・看護師・事務職・相談員など、見かけたことのある顔ぶれがずらり!でした。いつもは白衣の先生方がビシッとスーツで決められていたり、師長さんの艶やかな着物姿が見られたり…もちろん主役のお2人の晴れ姿もとても素敵でした!
なかでも、職員有志の余興(関係する職員で、AKB48の『恋のフォーチュンクッキー』を踊り、繋げていくムービーを作りました☆)が、面白いやら感動するやら…とても印象的でした。私も踊りに参加しましたが、それぞれの部署で少しずつ撮影したものが1つの立派な作品になっていて、まさにチームワークの賜物だなと思いました。
相談員として、情報量も技術もピカイチの尊敬できる先輩ですが、これからは一家の大黒柱としても、頑張ってほしいと思います。末永くお幸せに!!!

医療福祉相談室 ペーパードライバー

一年を振り返って

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

sakura_kaika こんにちは。まだまだ寒い日が続きますね。店先に並ぶ薄手の服を見ると、春が近づいて入ることを感じます。買い物が好きな私は、さっそく春服を購入し、春が待ち遠しくなりました。

 さて、3月は年度の区切りの月です。今日はこの一年を振り返ってみようと思います。昨年の4月に、新入職員として倉敷平成病院に入職しました。不安だらけの毎日でしたが、患者様からたくさんのことを学ぶことができました。親身になって相談に乗ってくださる先輩や、何でも言い合える同期の仲間は私の心の支えになってくれました。つい先日、退院された患者様に会いに行く機会がありました。はじめは私のことがわからなかった様子でした。話をしていくと「一緒にリハビリをしてくれた先生か!そういえば、手足の運動や、立つ練習やいろいろしたね!」と思い出してくださったようでした。退院してからの生活を聞くと、「先生とトイレの練習をしたから、きちんとできているよ」と言ってくださり、とてもうれしい気持ちになりました。

 4月からは入職して2年目となります。患者様の笑顔と能力を引き出せるよう、さらにパワーアップしたセラピストとなりたいです。

リハビリテーション部 N

第54回院内コンサート開催のご案内

カテゴリー: 院内コンサート, お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

54kai第54回院内コンサートが3月30日(月)に開催されます。是非ご来場下さい。今回は、「アンサンブルくらしき」のメンバーより、佐々木綾さん(ヴァイオリン)、土肥隆弘さん(ピアノ)のお二人が演奏して下さいます。
参加費は無料で、どなたでもご来場いただけます。時間も30分程度ですので、お気軽にお立ち寄り下さい。
このコンサートの頃には、岡山でも桜がちらほら咲いているかしらと思いをめぐらしています。皆さまと会場でお会いできるのを楽しみにしています。
コンサートについては TEL086-427-1111 倉敷平成病院院内コンサート事務局までお問い合わせ下さい。

秘書広報室

ハンディキャップとは

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

春らしさが日増しに感じられるようになりました。 平成病院の玄関にもチューリップが芽生え、一日一日おお20150314きくなっています。 出勤時、愛でながら「今日も頑張ろう!」の気持ちをスイッチ、ONです!

プロ囲碁棋士の木部夏生さん(1型糖尿病)が寄稿されていた文章を読んで感動 しました。(月刊糖尿病ライフさかえ2014Vol.54)

「小児期に1型糖尿病を発症した子どもに対して、“将来何にでもなれる”と伝えてしまっていいのか?」との問いから「1型糖尿病はハンディキャップになる、ならない?」の話に発展。

木部さんは「わたしは、今まで「1型糖尿病はハンディキャップだとは思わない」と言っていました。でも、ご飯の前や囲碁の対局中に血糖値を測ること、注射を打つこと、低血糖になり補食をとることは、やはり他の人よりもひと手間余計にかかります。注射を打つのも、血糖自己測定をするのも苦ではないというだけで、1型糖尿病はハンディキャップだと思います。そのハンディキャップが あるからこそ、「負けたくない!」と頑張れた部分は、とても多い気がします。 1型糖尿病にならなかったら、囲碁棋士のプロになることも諦めていたかもしれません。1型糖尿病になって得られたことは大きいことばかりで、私を成長させてくれました。「1型糖尿病でも、何にでもなれる。その代わり目標や夢をかなえるには、1型糖尿病であろうがなかろうが努力は必要で、1型糖尿病の場合は普通の努力では足りないかもしれない」と。

木部さんも諦めないで、大変な努力をされて夢を自分のものにされたのだと思います。感動し、そして敬服します。 その前向きな強い心を育み、支え、励まして一緒に歩んでこられたご両親や、医療者、お友達、仲間などのサポートもあったのでしょうか。

私自身、患者さんの人生に充実感や満足感など感じてもらえるサポートが出来るように知識・技術そして豊かな心を磨きたいとおもいました。

看護部 R.M

ケアマネジャーの仕事

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

ブログ3月になり、少しずつ春の気配が感じられますね。
と、思っていた矢先・・先日は雪が舞う寒さでした!その日は風も強く、私は向かい風にも負けず自転車で訪問に出かけました。
この訪問も、ケアマネジャーの仕事のひとつであり、「モニタリング」を行うという意味があります。

モニタリングとは、ケアマネジャーによって作成されるケアプランに基づいて開始された介護サービスが、どのような状況になっているか、把握・評価を行うものです。
最低でも月に1回は、ご利用の方の自宅に訪問し、このモニタリングを行うことが決められています。

・サービスはしっかり提供され、利用者に合っているか
 ・利用者の状態に変化はないか
 ・利用者ご本人やご家族はサービスに満足しているか
などを確認し、必要に応じてケアプランの変更も行います。

先日の訪問では、庭に咲く自慢の白とピンク色のしだれ梅を、ご利用の方が見せてくれました。
趣味の庭いじりが続けられるのも、デイケアでリハビリをしているおかげだとお話して下さり、とても嬉しい気持ちになりました。

 ケアプラン室は、8時30分~17時15分まで、日・祝日もあいています。
介護でお困りのことがあれば、いつでもお気軽にご相談下さい。
電話での相談もお受けしています。
086-427-0110(倉敷在宅総合ケアセンター)

ケアプラン室 A.N

少しずつ春が…

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

3月になり、少しずつ暖かくなったり、寒くなったり。日が長くなってきたりと少しずつ春の訪れを感じられることが増えてきました。花粉も増えてきたのか、今まであまり縁のなかった花粉症のために、少々不調な私です。。。さて、通所リハビリでも少しずつ春の訪れを感じるものがちらほらと見られるようになってきたのでご紹介していこうと思います!

1.今月の壁画
色とりどりのお花から楽しそうなさまざまなお顔が!!
髪型もいろいろ、表情も豊かです。折り紙を使っていたり、フェルトでお花を作っていたりと素材もさまざま。

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鮮やかな色使いは春を思わせてくれ、とても明るい気持ちにさせてくれます。
お花や顔だけでなく、後ろの水色も利用者さまが塗ってくださっています!

2.雛飾り
 通所リハビリには本物の雛飾りも飾られています。
 image003本物の雛飾りに負けず劣らずのすてきなすてきな雛飾りがこちらです。
 image002もちろん段飾りも壁掛けもすべて利用者さまの手作りです!
創作室を利用されている利用者さん、スタッフがアイディアを出しながら作ってくださっています。たとえば、ぼんぼりの柱や5人ば囃子の持っている笛は鉛筆だったり、壁飾りの顔は紙皿だったり。身の回りにあるものをうまく使って作られています。

創作のほかにも次々と春がきたなぁ~。と感じることも多いこの頃。
通所のリハスタッフにも春は訪れているようで、結婚ラッシュ!!!
私は結婚してあっという間に4年目になろうとしていて、新婚ではなくなりました。
みんなのおめでたい話を聞いて新婚気分を思いだそうと思います(笑)

4月はどんな創作の作品ができるか今から楽しみです!
通所リハビリ PT F

脳の健康の勧め

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

当センターでは、人間ドックと併せ皆様の健康を願い脳ドックもおすすめしています。
脳の衰えは、自分では見ることは出来ませんし、なかなか感じにくい部分でもあります。しかし体と共に脳も一緒に年を重ねていっていることを忘れてはいけません。生活習慣やストレス、嗜好品などによって少しずつ蝕まれていく脳は異常や変化にも気付きにくいものです。早期に病気の原因を発見出きれば、すぐに治療に取り掛かる事が出来ます。
《脳検診の目的》
1)正常であることの確認
2)脳卒中の予防
3)脳腫瘍の早期発見及び早期治療
4)早期認知症(認知症前段階)診断、治療
5)発病しなければわからないような脳血管障害、またその危険因子を早期発見
〈次の項目に該当する方は脳検診をお勧めします〉
高血圧・動脈硬化・糖尿病・心臓病・高脂血症・肥満・高尿酸血症・ストレス・喫煙・慢性的運動不足・家族歴・加齢
ストレスの多い現代社会で休むことなく心と体をコントロールしているかけがえのない脳を守る為にも、「転ばぬ先の杖」として脳ドックをお勧めします。

脳ドック ももっこ

ある日の看護部1年目研修

カテゴリー: 看護部 | 投稿日: | 投稿者:

先日、看護師1年目の研修を覗いてみた。
早春の日差しの眩しい午後。
場所はケアセンター4階、多目的ホールで一人ずつ30分の時間を使い、
看護多重課題に挑む。(注1)
日常の看護場面の設定。
病室からのナースコールを合図に研修スタート!
ビデオカメラは看護師の動きを追う。
患者さんに扮した師長さんたちは1年目の看護師に訴えを次々と重ねていく。20150310
患者さんは危険行動も起こす。
1年目の看護師は、緊張の面持ちながらやさしく、明るく声をかけて動きを制す。
目配りしながら隣の患者さんへ、訴えを聞きながら症状を把握する。
さらにコールは続き、把握した情報と看護判断を先輩に伝え応援を依頼しながら
次々と出てくる課題を切り抜けていく・・・。

日常の業務の中で、看護の仕事が自分に向いているのだろうかと悩んだりする
彼女たち13名はこの1年で目を見張るほどの成長をみせている。

患者さんはあなたの明るい笑顔と優しい声と暖かな手を待っていますよ!
さあ!2年目の春へ、 更なる成長を目指してスタートしましょう!!

看護部 R.M
注1 看護多重課題とは
臨床の現場で怒る様々な出来事を題材として、その題材が重なったシナリオを
実際に体験し多重課題がおき、時間切迫の状況での対応を学習する。

認知症の症状を理解する②

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

前回は記憶以外の面から、認知症を有する人が、どのような不自由さを感じやすいか、ということについてお話しをしました。今回はこの不自由さに対して、周囲の人がどのように対応したらよいか、ということについてお話したいと思います。
まず重要な点をおさらいしましょう。以前ブログで下の図を紹介しました。
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認知症において、それぞれの認知機能(見る、聞く、話す、わかる、判断する、按配する)の障害のされかたのパターンや強弱は、人それぞれによって異なります。つまり、人によって不自由さが異なるということは、その不自由さを補う援助の方法もそれぞれ異なります(さらに、これまでの生活歴や人格も関係してきます)。「書籍やインターネットなどで紹介されている対処法を試してみたが、どうもうまくいかなかった」という声をよく聞きますが(もちろんうまくいくケースもあります)やはり個人差という大きな変数が関わっているのです。

不自由さを補うための重要な視点として・・・
どのようなことが、どのような状況で出来にくくなっているのか。同様に、どのようなことが、どのような状況であればできるのか。
 周りの人が、(本人には)出来る・出来ないととらえていることが本当に正しく本人の不自由さをとらえているとは限りません。さらに、認知症は進行性疾患ですので、数年前と現在のご本人の不自由さが、現在の不自由さと同じであるとも限りません。今、ここ、でのご本人の不自由さを観察して、その情報を元に、ご本人の不自由さを補うなにか良い方法がないかどうかを医師や看護師、ケアマネジャー、または各地域の高齢者支援センターや県・市の相談機関(電話相談など)にどんどん相談してみることはとても重要なことです。
すぐには解決へのヒントは得られないかもしれません。しかし、「一緒になって粘り強く支えてくれる、考えてくれるという人がたくさんいる」という実感は、ご本人を支え続ける人(援助者)やご本人にとって、安心感につながるものではないでしょうか。
個人ごとの不自由さに沿った援助法という視点とはまた別に、一般性を含む、よりよいかかわり方という視点からのお話も、次回に向けて少ししましょう。
認知症の人と接するときのこころがまえとして・・・。
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次回は、よりよいかかわりとは、という視点でより詳しくお話をしたいと思います。
「もの忘れ」は早期発見・早期治療が重要であり、診断・治療のためには、地域のかかりつけ医師との情報共有が非常に重要です。ご家族や身近な方、またはご自身のもの忘れが気になるという方は、まずはかかりつけ医師にご相談下さい。
認知症疾患医療センター相談室 直通電話番号:086-427-3535

(執筆者;CP阿部)