作成者別アーカイブ: heiseiblog

力を合わせて乗り越えること

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

5月の中旬になりますが、日差しが強い日が多くなって参りました。いかがお過ごしでしょうか。20150519
当院では、新入職員の顔ぶれも見慣れてきました。私は今年で2年目を迎えます。昨年のこの時期は、
慣れない通常業務と歓迎会の準備が重なり、毎日疲れ切って帰宅し、翌日また出勤するような日々で大変でした。
しかし、忙しい時期を乗り越えてみると、共に頑張った同期の職員達と強く結び合うことができ、
達成感を分かち合ったのを覚えています。今年の新入職員達も今を頑張って乗り越え、私たちと
同じようなことを感じてもらいたいと思っています。そのために、2年目である私たちは、新入職員達の
気持ちが一番わかると思うので、苦しいときには優しく声をかけられる存在になろうと思っています。
これから1年間は新入職員達が勉強会準備や研修などで忙しくなりますが、同期の職員達と
力を合わせてほしいと思っています。

リハビリテーション部 S・A

5月31日は『世界禁煙デー』

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

kinen_iraira皆さんは「世界禁煙デー」をご存じですか?これはWHO(世界保健機関)が制定した禁煙を推進するための記念日です。今年のスローガンは『受動喫煙防止を!-タバコ製品の不正貿易を止めよう-(Stop illicit trade of tobacco products)』です。この日にちなんで、日本各地で様々なイベントなど取り組みが行われています。
倉敷平成病院は全敷地内禁煙となっており、禁煙外来も行っています。そして、生活習慣病センターでは6月1日から1か月間禁煙推進月間として、生活習慣病センターかかりつけの方に禁煙をおすすめすることにしています。今回は季刊紙“ニュースレター”でも禁煙を取り上げた内容を掲載しています。タバコを止められないのは自分の意志が弱いからと思っている方も多いと思いますが、意志が弱いからではなく、ニコチン依存症のためであることを理解していただき、禁煙外来による禁煙補助剤の治療をぜひおすすめします。

糖尿病療養指導士 K

たくさんの出会いの中で

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

相談員ケアマネジャーの仕事に携わるようになり、たくさんのご利用の方やご家族の方との出会いがありました。その中で感動した、あるご夫婦の話をさせて頂きます。
軽い認知症があるAさん(男性)は、趣味の畑仕事や庭いじりをしながらデイケアに通われ、3世代同居で仲良く暮らされていました。ある日、風邪症状で病院受診をしたAさん家族に、Aさんが末期癌であることが告げられました。Aさんには告知せず、Aさんが希望していた在宅での生活が出来るよう、往診や訪問看護・介護保険でのサービス等を利用し、Aさんが手入れをした自慢の庭が見える部屋のベッドで、お孫さんが遊ぶ姿を見ながら家族に囲まれ笑顔で過ごされ、最後の数日のみ病院に入院し息を引き取られました。 Aさんの他界後、奥さんが涙を流しながら私に話して下さったお話です。Aさんがデイケアに通っていた時、理事長講話(現在の代表講話)の中でAさんが壇上で、昔ご夫婦で行った国内外の旅行の話をするという企画がありました。家族で見学に行っていた奥さんの前で、理事長(現 高尾代表)からの質問に嬉しそうに答えられていたAさん。理事長の「Aさんが今までで一番嬉しかったことは何ですか?」との質問に、少し考えた後、「妻と出会えたことです」と笑顔で答えられたそうです。
 「その時の事を思い出すと、嬉しくて嬉しくて…。今は寂しくて仕方ないけど、頑張ろうと元気が出るんです」と奥さん。今思い出しても涙が出てしまう感動を頂きました。
介護保険でのサービス等を利用して、より良い生活が送れるよう、15名のケアマネジャーで相談、提案等をさせて頂きますので、介護でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。
相談受付:8時30分~17時15分(年末年始休業)

ケアプラン室 ケアマネジャー E.Z

リニューアル!

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

4月からの介護保険改正に伴い、倉敷老健通所リハビリテーションも様々な所がリニューアルしています。
今回は少しその紹介をさせていただこうと思います。
ブログパンフ
通所リハビリは様々な疾患や障害をお持ちの方が来られます。
1人、1人にあったフロアやプログラムを提供でき、ご自宅での生活を続けられるよう支援させていただきます。

図のように、フロアを変更し、1ヶ月ほど経ちましたが、利用者の方の笑顔や発語が増えたり、落ち着いて過ごせるようになったり、居間までは長時間座って過ごしていた方が自主トレーニングに励んでくださったりと、少しずつ変化してきているように思います。

これからもっとパワーアップできるよう、スタッフ一丸となり頑張っていきたいと思います。
皆様のご利用を心よりお待ちしています。

倉敷老健通所リハビリテーション TEL:086-427-1192
通所リハビリ PT.F

緑茶とコーヒーの摂取で死亡リスクが低減

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

普段の水分補給は何でされていますか?
先日、「緑茶とコーヒーの摂取で死亡リスクが低減する」という国立がん研究センターの発表がメディアで大きく取り上げられ、興味を持たれた方も多いと思います。

同センターによると、緑茶の摂取量が増えるにつれて全死亡リスクが下がる関係がみられました。死因別では心疾患による死亡のリスクが低くなるという結果でした。obon_ocha
緑茶に含まれるポリフェノールの一種で「カテキン」の効果によるものと推定されています。「カテキン」は渋みのもとになる成分ですが、抗酸化作用に優れています。

また、コーヒーに関する研究結果では、1日に3~4杯飲む人の死亡リスクが一番低くなっていました。死因別では心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患について、摂取による有意なリスク低下が見られました。cafe_coffee
コーヒーに含まれるポリフェノールの一種である「クロロゲン酸」や緑茶などにも含まれる「カフェイン」による効果だと推測しています。 インスタントコーヒーでも効果があるか気になるところですが、「クロロゲン酸」はインスタントにも含まれています。

早速、もっと緑茶やコーヒーを飲まなければと思っている方に少し注意があります。まず、貧血の方は緑茶やコーヒーに含まれる「タンニン」などの成分は鉄分の吸収を阻害してしまうことがありますので、食後にすぐ飲むのは控えましょう。次に、コーヒーは胃液分泌を促進しますので、胃が痛くなるような方は控えましょう。砂糖とミルクをたっぷりという方もカロリーオーバーにならないよう注意が必要です。

良いとされる食品も一長一短があります。この食品が良いと紹介されると売り切れ続出となったりしますが、その食品1つだけで痩せるとか健康になるといったものはありませんので、バランス良く適度に取るのが一番の健康食ではないでしょうか。

ドックセンター とっきぃ

おかやま看護協会だより5月号に紹介されました

カテゴリー: 看護部 | 投稿日: | 投稿者:

4月の辞令交付から1ヶ月半が過ぎました。当院でも、kango189この4月から26名の新人看護師さんと4名の新人介護士さんが仲間となってくれました。病院で患者さんのケアに関わるためには、沢山のことを覚えて、安全に確実に実施することが求められます。新しく社会人になった方々は、楽しみにしていた5月のゴールデンウイークも過ぎ、緊張の連続にも限度が‥で、少し疲れが出てきている時期ではないでしょうか。仕事は一生懸命に、家ではよく寝てよく食べて、遊ぶ時にはしっかり遊んで、ストレスを上手に吐き出しながら頑張ってもらいたいなあと思っています。
今回、当院の集合研修の様子が、5月の「おかやま看護協会だより」の表紙に掲載されました。当院の看護部では入職当初に、いろいろなケアについての集合研修を行います。実際に患者さんの立場になって学ぶことで、ケアを実践するときに大切にしないといけないこと、守らなければいけない重要なことなどを身につけるようにしています。
表紙にのった写真には、真剣にそして時には和気あいあいと、同期の仲間で研修を受けている様子が写っています。きっと半年後、1年後にはあんな時もあったなあと楽しく思い出せるよう、一緒に成長していきますので、どうぞ応援を宜しくお願いします。

看護部 T

4月13日のにこまるテレビに篠山英道医師が出演します

カテゴリー: メディア情報 | 投稿日: | 投稿者:

nikomaru0514 sasayama明日、5月14日のにこまるテレビに、副院長(脳神経外科)の篠山英道医師が「脳しんとう」で出演されます。
「脳しんとう」はスポーツや交通事故、転倒・転落などが原因でおこることが多いのですが、対処法などをしっかり理解しておくことが大切です。
写真は、先日の収録の様子です。レポーターの綿谷に「脳しんとう」のバランスチェックを行っているところです。
是非ご覧ください。

秘書広報室

より良いかかわり(生活習慣・体調管理)について

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

前回はよりよいかかわり(心理・コミュニケーション)編という視点でお話ししました。今回は、よりよいかかわり(生活習慣・体調管理)とはという視点でお話ししたいと思います。

20150512-1
上の図は認知症に合併する身体症状です。一見すると、認知症とはあまり関係のなさそうな症状が多いように思えます。しかし実は、上の症状の多くは普段の健康・体調管理、生活習慣に大きくかかわっています。このような、自身の健康・体調管理のことをセルフケアといいます。セルフケアと認知症についての話題に入るまえに、ここでもういちど認知症(アルツハイマー型認知症)の記憶障害の特徴についておさらいしましょう。

20150512-2
認知症(特にアルツハイマー型認知症)では特に上の図の出来事の記憶(エピソード記憶)が失われやすくなっています。この出来事の記憶が失われやすくなるという事を、より具体的に日常生活のセルフケアという側面から考えてみると下記の図の例のようになります。
20150512-3
私たちがセルフケアをする際には、最近の出来事をふまえる必要があります。たとえば、「今すごく暑くて食欲もわかないから、ここ最近そうめんばかり食べているけど、このままでは栄養がかたよるので、今夜は焼き肉とサラダをたべよう!」とか「最近便秘(下痢)が続いているなぁ、病院いかなきゃ」「朝ご飯のあと薬を飲み忘れた!まだ9時だから朝の薬飲もう」など、過去の出来事から判断して現在のセルフケアを調節しています。認知症では出来事の記憶が失われやすくなるので、セルフケアにおいての判断材料が通常よりも乏しくなりやすいと言えます。セルフケアに支障をきたした状態(望ましくない生活習慣)が続くと、最初の図で説明した合併症状を引き起こしやすくなることは想像に難しくないでしょう。
そして、とても重要なことは、脳も体の一部であるということです。認知症のあるなしにかかわらず、好ましくない生活習慣や、高血圧・高脂血症・糖尿病などの生活習慣病のコントロールが不良な状態は、脳にも悪影響を及ぼします。下の図では認知症の危険因子および増悪因子の一部を紹介しています。脳を守るには、適切な治療(医療)と予防的活動(生活習慣の改善)が必要です。
20150512-4

自分でも気をつけて取り組むことができる、もしくは誰かのサポートがあればできるような、脳を守る活動をさらにまとめたものが下の図です。

20150512-5
脳を守る3つの要素は「栄養」「運動」「交流」です。まず、栄養に関しては、バランスの良い、規則正しい食生活を日々の生活に取り入れることです。これに関しては、医師や栄養士に相談なさるか、持病がなければ書籍やインターネットを参考にしてみるのも良いでしょう。「運動」に関して、たとえば有酸素運動を日課とすることなどは、脳と体の健康増進に非常に良い影響を及ぼします。最後は人、社会との交流です。「家に閉じこもり、いつもの座席(ベッド)で座って(横になって)テレビを一日中」という生活は、精神的にも肉体的にも良くなさそうなのは想像に難しくないでしょう。地域の公民館での催しや、地域のグランドゴルフなどの集まりを通じて、人と交流することは生活のハリにつながります。
いずれにしても、これらの「栄養」「運動」「交流」に取り組む際にいちばん重要なことは「習慣として楽しんで行う」ということです。楽しくないことは習慣化しませんし、やればやるほどストレスをため込んでいくのは精神衛生上良くありません。楽しくない活動の、どの部分をどういうふうに変えれば楽しくできそうか?と考えるのが建設的でしょう。
今日の主題である、より良いかかわり(生活習慣・体調管理)に話を戻しましょう。認知症を有する方とのより良いかかわり方としては、この「栄養」「運動」「交流」の活動を一緒に楽しむということです。一緒に楽しむことが時間的・物理的に難しければ、福祉サービス(訪問サービス、デイケアやデイサービスなど)をうまく利用してみるのも良い方法です。福祉サービスや介護保険(その他高齢者にまつわるいろいろな相談)についての相談窓口は各地区にある高齢者支援センターがになっていますので、なにか良い方法がないか問い合わせてみるのも良い方法でしょう。
次回は支援する人のストレスについてお話したいと思います。

もの忘れ」は早期発見・早期治療が重要であり、診断・治療のためには、地域のかかりつけ医師との情報共有が非常に重要です。ご家族や身近な方、またはご自身のもの忘れが気になるという方は、まずはかかりつけ医師にご相談下さい。
認知症疾患医療センター相談室 直通電話番号:086-427-3535

(執筆者;CP阿部)

汗の対策もかっこよく

sick_takansyouこんにちはヘイセイ訪問入浴です。

連休も終わり、いよいよ暑い夏に向かってまっしぐらですね。

夏といえば、汗・・・にじむ汗、、、ひたたる汗、、、流れる、、、そして滝のような汗。

作業中、半端じゃなくかく汗。時には、利用者様の体にぽたりと落ちることも、、、
いえいえ、それはいけません。その対策として大活躍なのが、タオル。

以前、タオラーのことをお話したことがありますが、首に巻いて、落ちる前に拭く。

でも、、、吹き出す汗に間に合わないことも、、、。それで、最近出始めたのが、、、

バンダナ。タオルで巻くとハチマキ?でも細めに巻くとハチマキのようにダサくないんですよね。

普通のバンダナを付けて汗の流れ予防をしてる人もいますが、どちらにしてもまだ5月なんですよね~。真夏が思いやられます。

今年の夏は、もしかしたら、タオラーに代わってバンダナーが流行するかもしれませんよ。見かけたら声掛けてください。しっかり汗かいて、毛穴を掃除して、お風呂に入ってさっぱりしましょう。

利用者様も、暑い夏、さっぱりされて乗り切っていただけるよう、今日も入浴車は西へ、東へ、南へ、北へ 走ってま~す。

訪問入浴の うぐいすばあば より

春のデイサービスドリームバス旅行 ~井原市と美星町の旅~

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

ブログ14月30日、屋外機能訓練の一環として、デイサービスドリームの利用者24名、職員7名で岡山県井原市にある「嫁入らず観音院」と「美星町青空市」行ってきました。
「ただバスに乗ってるだけじゃつまらない!」ということでドリームが誇る美人?がバスガイドに扮し、旅行の目的や注意点を一通りジョークを交えて説明し、話が終わる頃には、最初の目的地「嫁入らず観音院」に到着しました。

最初の入り口では一本の石づくりの仏像では国内最大級とされる、高さブログ27.7m、重さ38tの聖観音大菩薩が出迎えています。皆様この日は元気いっぱい!ゆるやかな坂をグイグイと登って行き菩薩様の前に全員到着。手を合わせ深々とお願いをする方や、記念に携帯電話で写真を撮る方、お守りを購入される方など、皆様思い思いに散策をされていました。
嫁入らず観音院にお参りすることで嫁の手をわずらわせることなく余生が送れるという言い伝えはご存知でしょうか?お参りの証に下着に朱印を押してくれます。
数名の利用者の方は、新しい下着を持参し、「真ん中にドン!と押してください」「私もね!」と笑顔いっぱいで押印をしてもらっていました。(ちなみに無料でした)

ブログ3再び車中でイケメンバスボーイのトークで盛り上がったころ、次の目的地の美星町青空市に到着しました。ここでは美星町でとれたばかりの新鮮お野菜や果物、それらを使ったグルメやスイーツのお店が並んでいます。家族へのお土産用に、そして自分へのご褒美に、両手いっぱいの買い物を楽しまれ、多くの方が冷たくておいしいジェラートを満面の笑みで食べておられました。ブログ4
皆様お疲れかと思いましたが、帰りのバスでも元気全開!「疲れた」なんて声は聴かれませんでした。「外出することが不安だったけど、自信がついた」「明日からも訓練を頑張ろう」など帰りの車中前向きな会話が多く聞かれました。
今回、参加者の皆様が体調を崩されることもなく、外出する楽しさを感じていただけたことが一番良かったと思います。これからも小規模だからこそ体験できる日帰り旅行や買い物ツアー、プログラムを提供し、多くの方々に笑顔になっていただけるよう、取り組んでいきたいと思います。

デイサービスドリーム 介護職 H.T