グループホームのぞみ~96歳でもお裁縫!~

こんにちは グループホームのぞみです。
暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

グループホームのぞみでは、ご入居の皆様がそれぞれ日常をすごされています。今回はその一つをご紹介させていただきます。

裁縫が得意なY様、職員が破れたズボンを発見し困っていると、「私が直してあげようか?」と救いの声が!
お願いをするとものの5分程で「出来たよ、縫うのは得意だからいつでも言ってね」と
いつも裁縫事や洗濯物などさまざまな事を手伝っていただいています。

Y様、ご年齢はなんと96歳、グループホームのぞみで過ごされて9年。今でも1日1回、4階から1階へ1往復されるのを日課にされています!

Y様、これからもお健やかに、また「お裁縫」では頼りにしています♪

ピースガーデン倉敷4階 グループホームのぞみ R.T

新型コロナウイルス検査について

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

新型コロナウイルスが5類感染症に移行し、報道なども以前ほどされなくなりましたが、新型コロナウイルスの感染者は少しずつ増加してきているように感じます。

新型コロナウイルスは、発熱や咳などで始まることが多く、初期症状が一般的な風邪やインフルエンザと似ています。症状だけでは判断が難しいので、新型コロナウイルスに感染しているかどうかを確かめるための検査(迅速診断法という方法)を実施します。

市販のものもあり簡単に出来る検査ですが、発症直後(12時間以内)の場合、体内のウイルスの数がまだ多くないため、感染していても結果が陰性になってしまい、正しく判断することが難しい場合もあります。
発熱などの症状が出たらすぐに検査を実施して、新型コロナウイルスかどうか調べたくなってしまいますが、発症後半日~1日は経って検査することをおすすめします。

とても暑い日が続いているので、マスクをするのも息苦しさを感じることもあると思いますが、状況に応じてマスクの着用、室内の換気、手洗い・手指消毒などを実施して感染予防をしていただけたらと思います。

臨床検査部 R.A

脳トレで楽しみながら脳を活性化

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

皆様、こんにちは!猛暑の毎日でございますが、いかがお過ごしでしょうか。
私は、暑いのが苦手で家の中でゆっくりして過ごす事が多くなっています。そういった時間が増えると、頭がぼんやりしてしまい、考える力が落ちている様に感じてしまいます。日頃、脳の機能を使う機会が減少してしまうと、物忘れのリスクにも繋がると言われています。そこで今回は、予防リハビリで行われている脳トレーニングについてご紹介します。

①脳トレーニングの効果
脳トレーニングを行うことで脳の部位の一つである前頭葉を活性化させると言われています。前頭葉は記憶や学習、感情のコントロールを担う部位です。前頭葉を活性化させることでそれらの機能の向上が期待できると言われています。

②予防リハビリでの脳トレーニングの取り組み
予防リハビリでは午前と午後に一回ずつ計二回、脳トレーニングの時間があります。プリントを使用して自分のペースで行う物や、スクリーンを使用して集団で行う物もあります。プリントで行う漢字クイズや計算問題などは一人で黙々と行うことができますが、スクリーンを使用して行うフラッシュ暗算、県産物から県名を当てるクイズ、パズル問題などは、集団で行うためクイズ大会のように楽しみながら取り組むことができます。お一人暮らしで会話の機会が少ない方も、脳トレーニングを通してコミュニケーション取るきっかけにもなります。

写真:予防リハビリの脳トレーニング実施風景

脳トレーニングは苦手だなと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、脳トレーニングは正解を出すことが目的ではありません。楽しみながら脳を使い、トレーニングすることが目的です。当施設の利用者様にも気軽に楽しんで参加していただいています。ぜひ、皆様も楽しみながら脳活性を行ってみていただければと思います。今回の記事を読んで、脳トレーニングについて興味をお持ちの方はぜひご相談ください。

理学療法士 K

◎お問合せ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(相談担当 大段) ※営業時間 9:00~17:00

第58回のぞみの会だよりー2-

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

みなさま お元気でお過ごしでしょうか
8月も、もう半ばとなりましたが蝉がとても元気よく鳴いています。
また、夕方になると赤とんぼが飛んでいるのを見かけます。
夜には鈴虫の鳴き声も聴かれ、季節の変わり目に少しづつ入ってきているようにも感じます。
しかし、今年の残暑は厳しいとの予報で9月に入ってもまだまだ熱中症に気を付けていきたいものです。

ところで
のぞみの会開催も3ヵ月弱となってきました。
のぞみの会に向け、病院、介護施設等では各部署作成のポスターを掲示しています。
来たる8月23日には、現在掲示しているポスターの引っ越しを計画しています。

どれも個性があり目を見張るものばかりです。
ポスターの引っ越しを行うことで違う角度から、のぞみの会を楽しんでいただけるのではないかと思います。
今一度、掲示してあるポスターをゆっくり見てみるのも面白いかもしれません。

 

第58回のぞみの会実行委員 ケアハウスドリームガーデン倉敷 介護福祉士 S

100歳体操

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

先日、老松町のふれあい会館で行われている「いきいき100歳体操」に参加してきました。30名ほどの参加でした。週に1回10:00~地域の方であれば誰でも参加可能です。

椅子に座ってビデオを見ながら、みんなで「1.2.3.4…….」と声をかけ合い、ゆっくり腕を上げ下げしたり、足を曲げ伸ばししたりと、30分ほど体を動かします。

今回は、支援センターからこの時期に気を付けていただきたい「高齢者の脱水」についてのお話を体操の前にさせていただきました。皆さん熱心に聞いてくださいました。

100歳体操は、「高齢者ができるだけ長く要介護状態になることなく、健康で暮らせるように」と開発されたものだそうです。ある報告では、3ヶ月も続けると筋力が平均で2.2倍にもなったそうです。

このような取り組みが地域のサロンなどで行われています。
支援センターにお問い合わせいただければお住まい近くの集まりの場などを紹介させていただきます。
「体を動かす」+「人と交流する」と心も明るくなれます。
皆さん、元気に過ごすため、介護予防に取り組みましょう。

                      支援センター m.m

高齢者および認知症の方の熱中症対策

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

高齢者は体内の水分量が多少喪失しても、その影響が大きく、脱水症や熱中症につながります。体内の水分が足りなくなると、高温で体温が上昇した身体を冷やすための汗が出なくなり、さらに体温が上昇し、脳細胞が障害され死に至ることもあります。特に認知症の方は季節の感覚も低下することもあり、夏の暑い時間帯にもセーターを着ようとしたり、クーラーをつけずに過ごす方もおられます。
水分摂取と室内温度調節は本人任せにしないこともポイントです。

また、水分摂取でお勧めの一つをご紹介します。

「レモンバーム」というハーブをご存じでしょうか。このレモンバームで作った、ハーブ水を摂取することもお勧めです。レモンバームは認知症の原因となる、アミロイドβを取り除く効果があるとされているロスマリン酸多く含まれています。

今年は例年に比べて猛暑でもありますので、夏は爽やかなレモンバームの香りを楽しみながら、熱中症対策の一つとして取り入れてみてください。

認知症疾患医療センター 秘書課 U

※参考記事
金沢大学 ロスマリン酸含有レモンバーム抽出物の 認知機能低下抑制効果を報告

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通所リハビリテーション 『 認知症専門ユニット 』のご紹介

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私たちは倉敷在宅総合ケアセンター2階の通所リハビリ 認知症専門ユニットです。暑さに負けず、元気いっぱいに過ごしております。

さて、通所リハビリテーションにある『 認知症専門ユニット 』をご存知でしょうか?ここはは、物忘れに不安をお持ちの方や集団で過ごす事が苦手な方を対象にしたユニットです。
毎日6~10名の方々が利用されています。職員は作業療法士1名と介護福祉士1名が担当しています。時にはご家族からお困りごとを伺い、専門家が対応方法を提示させて頂く等、心理的サポートも積極的に行っています。

ここからは、認知症専門ユニットの特徴をご紹介します。

○プロフィールシートの活用
その方らしい時間をお過ごし頂く為、昔からの趣味や興味がある事、得意・不得意、生活歴、職業歴等を伺いシートにまとめています(写真1)。このシートをもとに、どのようなプログラムやケアが必要かを職員で計画します。また、利用中の様子から気付いた事をシートに加え、今後の方針に活かします。写真2は,散歩が好きな方に対して屋外歩行の必要性をケアマネージャーと検討し,実行している様子です。四季折々の風は五感を刺激します。いつも笑い声でにぎやかな時間になります。

○心と体を使った創作活動
細かい作業を好まれる方の中には,色紙やシール等を使った創作活動に挑戦される方もおられます。今回は花火をイメージしたうちわを作成しました(写真3)。

夏といえば何でしょうか?と問うと、「花火かなぁ」「スイカじゃわ」と答えて下さいました。創作が苦手なご利用者や私たちと、夏の思い出をあれこれ話しながら、色を選んだり、シールをどこに貼るか考えました(写真4)。

指先の作業や、できる限り頑張られるこの時間は、リハビリテーション医学の考えからも特別です。出来上がった“うちわ”は部屋に飾らせて頂きました。作品を通して、再びご利用者同士の会話に花が咲きました。ご本人も達成感を感じて頂けたと思います。

 

〇ご家族との連絡ノート
その方にとって最適な支援を提供する為には、ご家族と日々の様子を共有する事が大切だと思っています。ここでは,情報を共有する手段の一つである連絡ノートについてご紹介します(写真5)。ご家族が希望された方に限り、その日の出来事や利用中の様子、食事、水分の摂取量、排泄、入浴の情報等、様々な事を連絡ノートに記載しています。またご自宅での情報を教えて頂く事で、支援方法の検討に活かす事ができます。このノートを通して、ご自宅と利用中の様子の違いに気付かれる事も多く、喜びや驚きの声を度々耳にしています。

いかがでしたでしょうか。私たち専門職は、ご利用の方々の小さな変化を見逃さず、その日の状態に合わせた、その方らしい1日が過ごせるよう取り組んでいます。その積み重ねが安心して任せられる通所リハビリテーションに繋がると信じています。これからも職員一丸となって、地域の健康を支援させて頂きます!

ご相談は随時承っております。
倉敷老健 通所リハビリテーションの事が少しでも気になる方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。職員一同お待ちしております。

通所リハビリテーション
介護福祉士 認知症専門ユニット担当 K.N

日中の生活状況

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

ひまわりが今が盛りだと言わんばかりに咲き誇る季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
老健の入所者の皆様は汗ばむ猛暑の気候をものともせず、一日も早い在宅生活復帰を目指し、リハビリを中心とした生活を送られています。一階リハビリ室では平行棒歩行やペダル漕ぎを行い体幹の安定や下肢筋力の維持・向上を目指した訓練をされています。このような訓練を一週間に三回以上実施していますが、皆さん意欲的に参加されています。訓練後は体の動きが良くなり、満足されているご様子です。フロアでは、午前は体操、午後は体操とレクリエーションを行っており、計算・漢字のドリルや塗り絵に取り組まれる方もいます。こちらも手指機能と認知機能の維持・向上のために実施しており、積極的に参加されています。レクリエーションでの早口言葉や歌唱は、声が揃い特に人気の内容です。これからも様々に工夫して入所者の皆様に少しでも楽しいひとときを提供していきたいと思います。

倉敷老健 T