日本医師事務作業補助者協会 第6回岡山地方会 参加報告

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日本医師事務作業補助者協会 第6回岡山地方会が、2023年12月2日(土)午後、倉敷中央病院 大原記念ホールにて開催され、当院秘書課より5名が参加してまいりました。

会では、「医師事務作業補助者の教育」をテーマに、まず「迫る医師の働き方改革!2024年の先にある医師事務作業補助者教育のあり方を考える」と題して、慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 訪問助教 高橋 新先生より講演がありました。
講演では、厚労省の2040年を展望した医療提供体制の改革についての概要解説がなされました。その基盤として、地域医療構想の実現、医師・医療従事者の働き方改革の推進・実効性のある医師偏在対策の着実な推進を三位一体で改革推を進めていることが開設されました。
また、2024年4月から、医師の働き方改革がスタートするにあたって、開始がスタート地点であり今後、一層変革に対応していかなければならないことや、医師事務作業補助者の業務について1)量から質へ 2)地域医療構想 3)DXによる働き方改革 4)教育 5)我々が目指す医療 の5つの視点から解説がなされました。
医療の質を保持するため、患者さんに良質な医療、安心安全な医療提供に、医師事務作業補助者は不可欠な存在である。その自覚を持ち、自院のビジョンも意識しながら日々の業務を遂行し今後更に、組織の成長に貢献していく存在であるべきと、医師事務作業補助者の存在意義についても語られ、私たち自身の学ぶ姿勢が問われているのだと感じました。また、様々な資料もご提示され、よい学びの機会となりました。

その後は、プログラムに沿って、グループディスカッションが実施されました。~ほかの病院ではどうしてる?他院の取り組みを学んだり、悩み相談してみよう!~をテーマに、第一部「教育について(新人・指導経験者・管理者)」の3部門9グループに分かれて、また、第二部「業務について(外来業務・病棟業務・診断書・秘書業務・登録業務・マネジメント)」の6部門に分かれての実施でした。北海道や福岡、京都、高知等県外からの参加者も多く、おられました。実務についてのディスカッションで様々な視点を得ることができました。ディスカッションの内容は課内でも共有し、スキルアップに活用してまいります。これからも学ぶ姿勢を大切にしていきたいと感じました。

※医師事務作業補助者協会ホームページ

秘書広報部 M

 

スクエアステップエクササイズについて

こんにちは。街路樹も葉を落とし、すっかり冬景色に変わりましたが、皆様お健やかにお過ごしでしょうか?これから日増しに寒くなってまいりますが、予防リハビリでは寒さを吹き飛ばせるようにしっかりと身体を動かす運動プログラムを毎日行っています。今回はその中でもご好評を頂いているスクエアステップエクササイズについてご紹介させて頂きます。

スクエアステップエクササイズとは
スポーツ医学などを専門とする国立大学法人の教頭が連携して開発した、科学的エビデンス(根拠)に基づくエクササイズです。スクエアステップの適用範囲は広く、高齢者の要介護化予防(転倒予防・認知機能向上)を始め、成人の生活習慣予防や子供の身体機能の発達などあらゆる年齢層の体力づくりにも適用できる将来性のある新しいエクササイズです。

どのような運動を行うの?
スクエアステップは一辺25cmの正方形が横に4列、縦に10列書かれたマットを利用し、そのマット上でステップを行いながら進んでいく運動プログラムです。動作パターンは難易度に応じて8ステージに分かれており、指示通りに前進・左右など様々なパターンで動くので「歩く脳トレ」とも呼ばれています。初めに職員の指導者が見本のステップのパターンを説明しながら実施し、そのステップを覚えてもらって参加者の方は同じように進みます。人との競争ではないので、ご自身の体調に合わせて自分のペースで実施して頂きます。

初めて体験する方は実際にやってみると難しく感じることもありますが、頭と身体を同時に使うので達成感があって楽しいとのお声を頂くことが多いです。また普段の生活でつまづいて転ぶことがあった方も、バランスを崩しそうになった時に立ち直ることができるようになったと転倒予防を実感される方も多くいらっしゃいます。実際にスクエアステップが身体機能に与える影響を検証してみるとバランス能力・下肢筋力共に身体機能に改善の傾向が見られ、継続することにより機能向上に繋がる可能性が高いことがわかっています。
予防リハビリでは座って行う座位ステップ、立って歩きながら行う立位ステップとそれぞれのお身体の状態に合わせて毎日実施しています。ご希望があれば見学の際に体験して頂くことも可能です。皆さんで楽しくワイワイと交流のきっかけにもなりますので、是非皆様のご参加をお待ちしております。

予防リハビリ 介護福祉士S

◎お問合せ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(相談担当 大段) ※営業時間 9:00~17:00

12月ですね

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一年の締めくくりでもある12月。
新年を迎える準備や、年内に終わらせてしまいたい仕事などで忙しい日々を送られている方も多い事と思います。忙しさのあまり、気が付けば年末・・という事もあるかもしれませんね。
12月にまつわる行事や風物詩って、意外と多いのをご存じでしょうか?
針供養(12月8日)・・折れたり曲がったりして使えなくなった針を、労いの意味を込めて柔らかい豆腐や蒟蒻に刺して供養し、裁縫の上達を祈るそうです。
正月事始め(12月13日)・・その名の通りお正月の準備を始める日で、「煤払い」や「松迎え」をする習慣で、現在でもお寺や神社では「煤払い」を行っています。

炭や薪で火を起こす事が無くなったので一般の家庭では「煤払い」が「大掃除」に変化し、習慣として残ったようです。
その他、冬至やクリスマス、大晦日や年越しそばに除夜の鐘・・と、12月にはイベントや行事がたくさんあります。
忙しい中でも、イベントや行事を楽しむ余裕を持ち、一年を締めくくりたいですね。

倉敷在宅総合ケアセンターには、現在13名のケアマネジャーが在籍しており、ご利用者様が住み慣れたご自宅で、安心して生活出来るようお手伝いさせて頂いています。お気軽にご相談ください。

ケアプラン室 I

栄養科通信vol.191「食品表示の豆知識」

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買い物をする際、食品表示を気にしていますか?
食品の表示には法律に基づいて明確なルールがあります。

●原材料名は「先頭」をチェックしましょう。
店頭で販売されている食品には、パッケージの原材料名はたくさん使用している順に記載するよう決められています。そのため先頭に「砂糖」と記載されているものは何よりも砂糖が多く入っているということになります。

●賞味期限と消費期限を確認しましょう。
・賞味期限=「品質が変わらずにおいしく食べられる」期限
比較的品質が劣化しにくい商品(スナック菓子、カップ麺、チーズ、缶詰、ペットボトル飲料など)に表示
・消費期限=「安全に食べられる」期限
品質の劣化が急速にすすむ商品(弁当、サンドイッチ、生麺、ケーキなど)に表示

●カロリーゼロは本当にゼロキロカロリー?
カロリーにも表示基準があります。
100mlあたり20kcal未満で「カロリーオフ」や「低カロリー」などの表示ができ、100mlあたり5kcal未満で「ノンカロリー」や「カロリーゼロ」の表示ができます。
カロリーオフという言葉に安心して500mlのペットボトル1本を飲んだら、実は100kcal近く摂取していたということにもなりかねません。
言葉の影響に惑わされず、栄養成分表示を確認する習慣をつけましょう。

参考
厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/09/s0929-7a.html
農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/syouan/syoku_anzen/bimi/r0212/limit.html
消費者庁 https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/nutrient_declearation/

管理栄養士 Y.N

イラスト:イラストAC

にぎわいが戻ってきました~倉敷老健より~

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早いもので2023年も残すところあとわずかとなりました。
今年は新型コロナウイルス感染症が5類感染症に位置づけられ、それに伴い、各地でイベントや行楽も賑わうようになりました。皆さんも少しづつコロナ前の日常を取り戻しつつあるのではないでしょうか。
倉敷老健では、コロナウイルス流行前は、11月に学生さんや職員ボランティアの協力を得ながら、ご家族も招待して当施設の最大イベントである『秋祭り』を開催していました。
おでんの屋台にヨーヨー釣り、1,000本くじなどの縁日もあり、我々職員も本当に楽しみにしていた行事でしたが、コロナ禍で何年も寂しい思いをしていました。残念ながら元の規模とはいきませんが、今年はやっと10月25日にフロア毎に会場を分けて『秋祭り』が開催できました。参加された入所者様はマスクをしていてもわかるほど笑顔が溢れており、それを見ている職員もとても嬉しい時間となりました。また、11月5日に開催された『のぞみの会』では、当施設の紹介コーナーで、入所者様が一生懸命作ってくれたアクリルたわしをプレゼントして、久しぶりに施設外の方とも交流することができました。今後は、感染対策の工夫は必要ですが、ご家族も参加できる行事会が再開出来る様にしていきたいと思っています。
まだまだ油断できない状況ではありますが、ご入所者の方の健康を第一に基本的な感染対策を継続しつつ2024年はさらに良い年になるようより一層努めていきたいと思います。

来年もどうぞ宜しくお願い致します。

【2/18(日)】福祉の就職フェア岡山冬に参加します!

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令和6年2月18日(日)に開催される岡山県社会福祉協議会主催の「福祉の就職フェア岡山 冬」に全仁会グループとして参加します!
(場所:岡山コンベンションセンター3階 ブース出展時間:13時00分~16時00分)

チラシはこちら ↓↓
20240218福祉の就職フェア

・介護職や生活相談員を目指している学生の方

・介護職としてご経験があり新しい職場を検討している方

・当グループの関連施設にご興味をお持ちの方 など

ぜひお気軽にご来場ください!事前の申し込みも不要です。

当日は60法人の採用担当者がブースを設け、個別面談会を実施します!
ご友人などをお誘いの上、ご来場いただけると幸いです。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

人事部 日笠・米村

倉敷老健 通所リハビリテーション『介護予防を目的とした運動プログラム 転倒予防体操』のご紹介

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今年も残りひと月を切り、寒さも本格的になってまいりましたが、皆さま体調はいかがでしょうか?
倉敷老健通所リハビリテーションでは、換気や手洗い、手指消毒など感染予防に努めています。

今回は、倉敷老健通所リハビリテーションにある『介護予防を目的とした運動プログラム 転倒予防体操』についてご紹介させていただきます。
ここでは、毎日60名程度のご利用者が活動されています。
対象のご利用者は、介護保険の認定を受けた方で自立度の高い方が介護予防を目的とした基礎体力の向上や転倒を予防したい方、家庭での活動、地域社会へ参加を不安なく行いたい方等にご利用いただいています。
職員は、理学療法士2名、言語聴覚士1名介護福祉士2名が担当しています。

活動内容は、
午前に、転倒予防を中心とした体操や健康講座などを行っています。
午後に、日常生活動作を中心とした太極拳、ゆったりとした体操・セラバンド体操などを行っています。
加えて、個別リハビリテーションでは、リハビリ専門職が個々のご自宅での状況を踏まえ、身体状況の確認や運動指導を行っています。
上下肢筋や体幹筋の筋力強化練習は、身体機能の向上や動作の安定性の向上を図るためにも大切です。
今回は座ったり、立ったりなどの筋力強化訓練やバランス訓練を中心に行っている転倒予防体操の中のスクワットという下肢の筋力を鍛えるのに効果的な運動についての方法や注意点等をご紹介します。

・正面では、膝を曲げる際に、膝が足部に向かうように、曲げていきます。
膝が内側に入らないようにします。
・側面では、股関節と膝関節を曲げながら体幹と下腿が平行になるように前に倒します。その際に、膝は足先の上に位置するようにします。膝が足先を大きく超えないようにします。

 

スクワットは、お一人で実施が出来、大殿筋(お尻周りの筋肉)や大腿四頭筋(お膝周りの筋肉)を鍛えることが出来ます。それらの筋肉を鍛えることで、立ち座りや歩行の安定性の向上を図ることができます。回数に関しては、少ない回数から無理ない範囲で徐々に回数を増やしていきます。正しい方法で運動を行わないと、目的の筋肉を鍛えることができなかったり、痛みを生じたりする可能性があるため、正しい方法で行うことが大切です。運動をしっかり行いたい、しかし、どのような運動を行えば分からないなどのお悩みをお持ちの際は、ぜひとも当施設へご相談ください。
倉敷老健通所 リハビリテーションスタッフ

スクワットは、お一人で実施が出来、大殿筋(お尻周りの筋肉)や大腿四頭筋(お膝周りの筋肉)を鍛えることが出来ます。それらの筋肉を鍛えることで、立ち座りや歩行の安定性の向上を図ることができます。回数に関しては、少ない回数から無理ない範囲で徐々に回数を増やしていきます。正しい方法で運動を行わないと、目的の筋肉を鍛えることができなかったり、痛みを生じたりする可能性があるため、正しい方法で行うことが大切です。運動をしっかり行いたい、しかし、どのような運動を行えば分からないなどのお悩みをお持ちの際は、ぜひとも当施設へご相談ください。

倉敷老健通所 リハビリテーションスタッフ

認知症サポーター養成講座開催報告

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11月28日(火)10時~玉島信用金庫倉敷支店3階会場にて、認知症サポーター養成講座を倉敷市老松・中洲高齢者支援センター主催で開催しました。当日は天気も良く38名の方にご参加いただきました。認知症サポーター養成講座を初めて受けられる方がほとんどであり、認知症支援についての関心が伺えました。

90分間と長い時間でしたが、85歳以上の2人に1人は認知症になることや認知症は脳の病気であり、誰もがかかるかもしれない身近な病気であり、地域で認知症の方を支えていき共に生きていく必要性など伝えさせていただきました。また、対応の方法では、実体験を元に認知症介護のことについて話を行い、皆様最後まで真剣に聞いてくださっていました。

今後も住民の皆様に有益な情報をお伝えできるように活動していきたいと思っています。日常の生活や地域のことでお困りのことがありましたら、高齢者支援センターまでご相談ください。

倉敷市老松・中洲高齢者支援センター H

※参加案内の記事はこちらです。

中学生が職場体験に来られました

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

中学生が職場体験に来てくれました。

【チャレンジワークとは】
学生が職場体験を行う事により就労感や職業観の育成を図り、今後の進路設計を考え、参考とする事。

①受入れ期間:11月7日~9日(3日間)
体験場所:倉敷在宅総合ケアセンター 通所リハビリ(デイサービス)
学校名:倉敷市立船穂中学校の学生2名

2名の学生さんが通所リハビリで職場体験を行いました。
現場スタッフに教わりながら、ご利用の方のお話し相手やレクリエーション、リハビリの観察など普段行っている業務を体験してもらいました。

▲ご利用の方と一緒にテレビ画面を見ながら体操をしている様子

コミュニケーションをとりながら楽しく取り組んでいました。

②受入れ期間:11月14日~16日(3日間)
体験場所:薬剤部・リハビリテーション部・倉敷老健(介護老人保健施設) 計3部署
学校名:岡山県立岡山大安寺中等教育学校の学生4名

4名の学生さんが計3部署で職場体験を行いました。
現場スタッフに教わりながら部署ごとの特性を理解してもらい、どんな仕事をしているのかなど理解を深めてもらった後に実際に現場スタッフに教わりながら業務を体験してもらいました。

▲薬剤スタッフより業務内容の説明

一生懸命聞いてくれ、メモもたくさん取っていました。

▲調剤業務の体験

▲リハビリスタッフによる業務内容の説明

▲患者さんの疾患に対し、どの様なリハビリが実施されているのかを理解し観察してもらいました

▲感染対策の一つでもある、ガウンの着脱を教わる様子

▲ご利用の方と楽しく塗り絵をしている様子

3日間という短い期間ではありましたが、患者さんやご利用の皆さんも若い中学生の方とコミュニケーションを取ることができ、大変喜ばれておりました。
中学生の皆さまは、この体験を通して仕事をするという事のイメージを膨らます事ができたのではないかと思います。ぜひ将来に役立てていただけたらと思います。
学生さん大変お疲れ様でした。ありがとうございました。

※写真は許可を得て掲載しております。

人事部Y

口臭が気になった経験はありませんか?

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口臭が気になったことはありませんか?
実は口臭の原因の9割は口腔疾患にあります。

最大の原因の一つが歯周病です。歯肉からの出血による血液成分が歯周病細菌を増殖させて、口臭の元である揮発性硫黄化合物(卵が腐ったような臭い)を生み出します。

そして、もう一つ口臭の最大の発生源と考えられるのが舌苔(ぜったい)です。舌苔とは、舌に付着している白や黄色っぽい苔状のものです。
舌の表面には舌乳頭という突起があり、舌乳頭の隙間に食べかすや、剥がれ落ちた細胞などが溜まると舌苔が形成されます。

口臭予防の対策として、まず虫歯や歯周病の治療をしましょう。そして、歯磨きなどのセルフケアの行程に舌苔のお掃除(舌磨き)も加えましょう。
舌磨きには歯ブラシではなく舌専用ブラシを使うようにしましょう。やり方は、舌ブラシを舌の奥に優しく当て、奥から手前に3〜4回程度軽く掻き出すように動かしましょう。舌表面は傷つきやすいので強くゴシゴシ磨かないように注意してください。
1日に何度も舌磨きをすると舌の表面を傷つけてしまいます。舌磨きはやりすぎず、1日1回を目安に行うようにしましょう。

歯科衛生士 T