令和7年度倫理事例研修会 開催報告

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10月17日(金)、日本倫理学会副理事長の稲葉一人先生をお招きし「令和7年度倫理事例研修会」が開催され、78名の職員が参加しました。

まず稲葉先生より「医療安全と臨床倫理の関係を考える-身体拘束の最小化を素材にして」についてご講演いただきました。

講演の後、「介護サービスの導入についての理解が得られなかった事例(外来)」と、「本人が望む生活状況ではなく、不適切介護とも捉えられる事例(ケアプラン室)」の2事例について、多職種で構成された8グループで検討会を行いました。

どのグループも活発な意見交換が出来ていて、多くの意見や提案が発表されました。
事例提供者、参加者の視野の拡大に繋がり、稲葉先生がおっしゃっていた、“一人で考えるのではなく複数で議論することの大切さ”を実感する事が出来た研修会となりました。

倫理的感性を高めるためにも、他職種で話し合うことは重要であり、患者本位のケアの提供にも繋がります。
今後も倫理コンサルテーションチームとしてアプローチを続けていき、日頃皆さんが感じている倫理的ジレンマの解消にも繋がればと思います。

医療倫理コンサルテーションチーム ケアサポート科 K

鍼灸院ののぞみの会

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

暑さが過ぎ去り、冬の気配がしてきており体調管理が難しくなってきてますが、鍼灸院スタッフは元気に過ごすことができております。
さて、今回はとても最近の出来事をお届けします。

10月26日(日)に第60回のぞみの会が開催されました。
天気が心配されましたが、多くの方に倉敷平成病院に来ていただき、のぞみの会がとても楽しい会になったことが嬉しく、職員や患者さんの笑顔が印象的でした。


我々鍼灸院も相談コーナーで参加しのぞみの会に関わらせて頂きました。
鍼灸分野は未知の部分や不安に思われる方が多く、患者さんのお話が聞け、説明する時間が取れ、鍼灸院スタッフとっても良い時間が過ごすことが出来ました。

鍼灸に興味はあるけれど鍼が刺さるのが不安だという方や、こういった機会がないと話を聞くチャンスが無いといった方、のぞみの会に来て初めて鍼灸院がある事を知ったといった方もおられました。
不安や不明な所があるからしっかりとした説明が必要である事を再確認できました。

相談や説明など必要なことがあれば是非、ヘイセイ鍼灸院を頼って頂けたらと思います。

ヘイセイ鍼灸治療院
086-427-6688

ヘイセイ鍼灸治療院 鍼灸師 shima

【倉敷工業高校機械科の皆さんが 車いす整備ボランティアに来てくれました】

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

今年度も、倉敷工業高等学校機械科の皆さんが車いす整備ボランティアに来院してくださいました。

10月20日(月)、先生をはじめ生徒10名が倉敷老健を訪問され、施設で使用している車いすを丁寧に点検・整備してくださいました。

当日は不具合のある車いすが多くありましたが、一台一台の状態を確かめながら、真剣な表情で修理に取り組む姿が印象的でした。部品交換が必要なものについてはメーカーへの依頼にも対応してくださり、すべての車いすが安心して使える状態へと生まれ変わりました。

高校生の皆さんのやさしさと確かな技術に、日々車いすを利用される患者さんも大変助けられています。

心のこもったご支援に感謝いたします。ありがとうございました。

 倉敷平成病院 施設搬送管理課 O

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倉敷工業高校の生徒さんが車いす整備ボランティアにご来所くださいました

 

のぞみの会ご参加ありがとうございました

昨日は『第60回のぞみの会』にご参加いただきありがとうございました。また、『地域連携ブース』・『介護相談ブース』にご来訪いただいた皆さま、重ねて感謝申し上げます。
気候も涼しくなり、各所で様々なイベントが開催される中、全仁会ののぞみの会に足を運んでいただいたこと、大変ありがたく嬉しく思っております。

『地域連携ブース』では、「地域連携とは何か」「地域における当院の役割」「情報発信の紹介」などをテーマに、『地域医療連携センター』が皆さまとどう関わっているかを展示を用いご案内しました。部署内で展示内容・展示方法を検討し、全員で協力し作成しました。
会当日はお立ち寄りいただいた方に、地域連携をもっと身近に感じていただけたかと思います。

また隣接する『介護相談ブース』では、社会福祉士やケアマネジャーが、ご来場の方々の医療・介護・福祉に関するご相談に対応いたしました。ご相談希望の方が混み合い、急遽別室をご案内する時もありました。気になることはあっても、どこに相談したらよいか分からない方や、相談を迷われている方へのきっかけとして立ち寄っていただけたのではないかと感じました。

当院の地域医療連携センターには社会福祉士8名が在籍しており、患者さん・ご家族の方々のいかなる相談にも対応いたします。
医療・介護に関わるお悩み・お困りごとがありましたら、ご来院もしくはお電話で何でもお気軽にご相談ください。

地域医療連携センター N

(のぞみの会 準備中の様子)

 

 

ケアハウスドリームガーデン倉敷開設30周年記念式典 開催報告

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

ケアハウスドリームガーデン倉敷は、令和7年10月1日に開設30周年を迎えることができました。

10月7日に開催した記念式典では、多くのご来賓やご入居の皆様に参列していただき、盛大に執り行うことができました。
皆様の温かい拍手と笑顔に包まれて節目の年を迎えられたこと、心より感謝申し上げます。これもひとえに、地域の皆様、関係機関の皆様の長年にわたるご支援の賜物と深く感じております。

当日は、理事長の挨拶に続き、ご来賓の方々から温かいお言葉を頂戴し、100歳を超えるご入居の方と一緒にくす玉を開くセレモニー、長年生け花教室の講師を務めてくださった先生への感謝状贈呈、施設の歩みを振り返るスライドショー上映、ボランティアによるマジックショーなど、笑顔あふれる時間となりました。

これからも「安心、信頼、つながり」を大切に、ご入居者様に寄り添う施設であり続けられるよう、職員一同心を込めて務めてまいります。

今後とも変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

ケアハウス ドリームガーデン倉敷 Y

新入職員フォローアップ研修(6ヵ月目)実施報告

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

令和7年10月4日(土)、今年4月に入職をした新入職員対象の新人研修を実施しました。

この研修は、「仲間意識を持ち、1年目の目標達成のためのエネルギーを蓄えるため」、「自分の部署・職種の役割を認識することで、組織の一員としての自覚を持ち成長していくため」という2つの目的のもと実施しました。

グループ対抗戦のゲームにてリラックスしてもらいながら職種を超えた横のつながりを深めてもらったり、グループワークにて「入職前」「3ヵ月目」「6ヵ月目」の振り返りと「半年後の課題・目標」を同期内で共有し、紙芝居形式で発表することで、自身の現在の立ち位置を確認してもらいました。

当日は52名の新人さんが参加し、久しぶりに同期全体での集まりという事もあり、終始楽しそうに研修を受けているのがとても印象的でした。

1年目という事で職場の雰囲気に慣れること、仕事を覚えること、最初はうまくいかない事など多々あるとは思います。
しかし、先輩や上司を頼り、同期内で鼓舞し合い、皆で協力し一緒に全仁会グループを盛り上げていきたいと考えていますので今後ともよろしくお願いします。
参加された皆様大変お疲れ様でした。

人事部・Y

グループホームのぞみ2025秋祭り開催

10月7日(火)、グループホームのぞみ秋祭りを開催しました。

全員で法被を着て、職員が担ぐおみこしに手拍子を合わせながら「わっしょい、わっしょい!」と元気な声を響かせ、会場は大いに盛り上がりました。

特設の屋台では、ヨーヨー釣りやフランクフルト、焼きそばを用意。準備段階からリビングまでおいしそうな香りが漂い、「いい匂いがする」「何ができるん?」と皆さんそわそわ。
屋台を目にすると「すごくおいしそう!」笑顔がひろがりました。
ヨーヨー釣りでは色とりどりのヨーヨーに「懐かしいね」と声があがり、皆さん童心に帰ったかのように楽しまれていました。

              ピースガーデン倉敷4階 グループホームのぞみ  Y

第60回のぞみの会だよりー9ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

朝晩はだいぶ過ごしやすい季節になりました。

けれど、日中は少し動くと暑いなぁと思い中々衣替えが進みません。

体調管理が難しい時期ではありますが体調崩さない様お過ごし下さい。

さて、のぞみの会当日まで2日となりました!

準備も大詰め仕上げの調整に入りました。

当日は、元気な皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

来場者の方もスタッフも一諸になって楽しめる事を期待しています。

どうぞ当日はお気をつけてお越し下さいませ。

第60回のぞみの会実行委員会 広報担当 ケアサポート科 I

※ポスターは保育室が作成したものです。

特定保健指導についてご存じですか?

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

2008年4月から、国民健康保険を運営する市町村や企業の健康保険組合などの医療保険者には、メタボリックシンドロームに着目した特定健康診査と特定保健指導の実施が義務づけられています。

 

<メタボリックシンドロームとは>

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積に加えて、高血糖・脂質異常症・高血圧などが2項目以上重複した状態のことです。
自覚症状はほとんどないものの、放っておくと動脈硬化が急速に進行し、心臓病や脳卒中などの生活習慣病を引き起こす危険性が高まります。

 

<特定保健指導とは>

特定健診の結果から、メタボリックシンドロームのリスクが高く、生活習慣の改善が必要な方に行われる保健指導です。
保健師、管理栄養士などの専門家が健診結果をもとに、日頃の食生活や運動についてアドバイスを行い、その方に合った生活習慣改善のサポートを行います。
※対象年齢:40歳以上75歳未満
※本人の費用の負担はありません。すでに高血圧症や糖尿病、脂質異常症で治療・服薬中の方は対象外となります。

 

<特定保健指導対象者の選定基準>

●内臓脂肪蓄積のリスク
A)腹囲:男性85cm以上・女性90cm以上
B)BMI: 25以上(腹囲が男性85cm未満・女性90cm未満の場合において)

●追加リスク
1)血圧130mmHg /85mmHg以上
2)中性脂肪150mg/dl以上 またはHDL-コレステロール値40mg/dl未満
3)空腹時血糖値100mg/dl以上 またはHbA1c5.6%以上
4)喫煙歴あり
※AまたはBに該当する場合で、追加リスク1~4のうち1つ以上該当するものがある場合に対象となります。

 

<特定保健指導の支援タイプとサポート内容>

●動機付け支援:メタボのリスクが出始めた方。健診当日に保健指導を受けて、3か月後に手紙などで最終評価を行います。
選定基準:内臓脂肪型肥満Aでリスクが1つ、または内臓脂肪型肥満Bでリスクが1〜2つの方

●積極的支援:メタボのリスクが重複している方。健診当日に保健指導を受けて、約3~6か月にわたりメールなどでのサポートを行います。
選定基準:内臓脂肪型肥満Aでリスクが2つ以上、または内臓脂肪型肥満Bでリスクが3つ以上の方
特定保健指導の対象になった場合でも、受けるかどうかは任意になりますが、保健指導を受けることによってどのようなメリットがあるのでしょうか?

 

特定保健指導を受けるメリット

● 管理栄養士や保健師などの専門家により、その方にあった食事・運動などの生活改善の方法についてのアドバイスを無料で受けることができます。

● 特定保健指導を受けた翌年の健診結果が改善するという研究結果もあり、生活習慣を見直すきっかけとなったり、自分一人だけで生活習慣の改善に取り組んだ場合よりも、挫折することなく継続がしやすいことがあげられます。

● 不健康な生活習慣を続けて健康状態を悪化させると、糖尿病などの生活習慣病になったり合併症を引き起こして、病院で支払う医療費が増えます。これらを防ぐことにより、ご自身やご家族の経済的・精神的負担を抑えることができます。

 

生活習慣の改善に取り組みたいが、自分一人ではどのように取り組んだらよいかわからないという方に特におすすめです。
特定保健指導の対象になられたら、健康長寿に近付く第一歩ととらえて受けてみてはいかかでしょうか。

脳ドックセンター 保健師 T

※イラスト:イラストAC

11月7日(金)献血にご協力ください

この度、以下の日程で、当院に献血バスがやって来ます。

職員だけでなく、近隣の方も大歓迎です!
是非この機会に献血にご協力ください。

●日時:令和7年11月7日(金) 15:15~16:30
●場所:倉敷老健(倉敷平成病院 隣接)

予約献血も行っております。
詳細はこちらよりご覧ください。

 

秘書・広報部 N