栄養科通信Vol.204「生活習慣病を予防しましょう」

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日本生活習慣病予防協会では、毎年2月を「全国生活習慣病予防月間」と定め、生活習慣病予防の啓発情報を集中的に発信しています。
健康標語「一無、二少、三多」とは、日常心がけたい生活習慣を表現した健康標語で、日本生活習慣病予防協会が作成し、普及啓発に努めている標語です。

一無「無煙・禁煙のすすめ」
〇〇〇禁煙:たばこは万病のもと、喫煙は単独で最大の予防可能な死因です。
二少「少食・少酒のすすめ」
〇〇〇少食:食事は腹八分目に、偏食をせず、よく噛んで三食規則正しく食べましょう。
〇〇〇少酒:アルコールは少量をたしなみ、ほどほどにしましょう。
三多「多動・多休・多接のすすめ」
〇〇〇多動:身体を活発に動かしましょう。今より10分多く体を動かしましょう。
〇〇〇多休:睡眠を多くとり、休息・休養し、心身ともにリフレッシュしましょう。
〇〇〇多接:多くの人、事、物に接していきいきした生活をしましょう。

生活習慣病は長い時間をかけて進み、病気として自覚しにくいという問題があります。それを防ぐには、日頃の体調、身体の些細な変化など、常に自分自身の健康に目を向ける必要があります。そして、中高年になってからではなく、若い頃から、適正な生活習慣を獲得し、維持することが大切です。

日本生活習慣病予防協会では2026年は、「多動」をテーマとし、「幸せは足元から 多く動いて健康を実感」のスローガンのもと、ポスターや動画などを配信し、生活習慣病予防の啓発をしていくそうです。座りすぎを避け、運動や歩行を毎日の生活に取り入れることが大切です。大きな目標よりも、今より10分多く動くことからはじめましょう。

みなさんも、「一無、二少、三多」を意識して、健康的な生活習慣を目指していって下さい。

管理栄養士 MS

参考:日本生活習慣病予防協会ホームページ

第17回 岡山県回復期リハビリテーション病棟協会研究会 開催報告

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令和8年1月31日(土)、倉敷平成病院救急棟4階において、「第17回岡山県回復期リハビリテーション病棟協会研究会」を開催いたしました。(主催:岡山県回復期リハビリテーション病棟協会、後援:岡山県病院協会、岡山県看護協会、岡山県栄養士会、岡山県理学療法士会、岡山県作業療法士会、岡山県言語聴覚士会、岡山県ソーシャルワーカー協会)。当日は151名が参加し、盛況のうちに終了いたしました。

今回は、川崎医科大学リハビリテーション医学教室 主任教授 平岡 崇 先生をお迎えし、特別講演として「社会的行動障害の神経基盤とリハビリテーション医療」をテーマにご講演いただきました。
講演ではまず、高次脳機能障害の定義をはじめとする概論について整理してお話しくださいました。

講演ではまず、高次脳機能障害の定義をはじめとする概論について整理してお話しくださいました。「高次脳機能障害」とは、「高度・複雑・抽象的処理を必要とする幅広い脳機能の障害」であること、またその用語には、概念的に二つの意味合いが存在しており、それが「高次脳機能障害」に対する理解を難しくしていることなどを示されました。また、今回制定された「高次脳機能障害者支援法」により、回リハ病棟の施設基準において、高次脳機能障害者に対する退院支援体制に関する要件が追加される旨をご紹介くださいました。

講演後半では、人間の脳の構造、脳のどの部位が損傷されると社会的行動障害が起こるのか等について詳しくご説明くださいました。
特に社会的行動障害は外見からは分かりにくく、退院後や社会復帰の場面で問題が顕在化しやすいことなどを示されました。そのうえで、環境調整や多職種による関わり、集団リハビリテーションなどを通じた「気づき」の支援を組み合わせることなどで、その人らしい社会参加につなげていくことの重要性が示されました。

会の最後には活発な質疑応答が行われ、参加者にとっても非常に有意義な時間となりました。

また、今年9月6日に開催される「第10回岡山県地域包括ケアシステム学会学術大会」についても案内がなされました。

最後に、本研究会の開催にあたりご協力いただいた関係者の皆様、ならびにご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
岡山県回復期リハビリテーション病棟協会事務局では、今後も継続的に研究会を開催し、県内の回復期リハビリテーション医療の質の向上に努めてまいります。来年度も多くの皆様のご参加をお待ちしております。

※第16回研究会開催報告はこちら

岡山県回復期リハビリテーション病棟協会 事務局

(※岡山県回復期リハビリテーション病棟協会は、回復期リハビリテーション病棟を有する県内23病院で構成されています。令和7年度は倉敷平成病院が事務局を担当しています。)

♯岡山県回復期リハビリテーション病棟協会 #回復期リハビリ #高次脳機能障害
#倉敷平成病院 #岡山県地域包括ケアシステム学会

2026年今年の目標

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

2026年もすでに一か月が過ぎました。
皆さん、今年立てた目標は、継続出来ていますでしょうか。なかなか継続するのは難しいものですね。
私の目標は「体調に気を付ける」です。
昨年ちょっとしたアクシデントがありました。全仁会の看護セミナーに参加したときのことです。
講師の先生の話を聞いている時、いつも着慣れない服を着たせいかお腹がちょっと締め付けられている感覚が有り、ウエストを伸ばしたり体勢を変えたりしながらやり過ごしていました。しかし、改善せず、それどころか時間が経つにつれてどんどんしんどさが増し、講師の先生の話が耳から全く入ってこなくなり、「これはやばいぞ」と思い、申し訳ないけど退席しようと部屋を出ました。そして部屋のドアを閉めたとたん、意識朦朧となりその場に座り込んでしまいました。

座り込んだ瞬間から、目は開かない、身体も動かせない、しゃべれない・・・そんな状態でした。けれども助けに駆け寄って下さった看護師さんたちの声掛け、対応、機敏な動きは耳から感じており、ストレッチャーに乗る頃には、朦朧としていた意識が少し鮮明になってきてストレッチャーに乗せてくれている人たちの顔を認識することが出来るくらいにはなっていました。その後は回復し元気に家に帰ることが出来ました。

看護セミナーの講師の先生の話は聞くことが出来ませんでしたが、日ごろの看護師さんのケアを直接体験することができました。一番心に残っているのは、看護師さんの優しい声掛けです。

自分が患者となり、優しい声掛けがどれだけ安心感を与えるかを実感しました。私も日々の仕事の中で、利用者さんへの優しい声かけを忘れないように気を付けていきたいと改めて感じる機会となりました。

ケアプラン室B

【研修会参加報告】

2026年1月11日に東京都で開催された第10回ハンドボールトレーナー専門委員会の総会に、当センターから小畑副センター長(PT,JSPO-AT)、小亀(PT)が参加しました。
日々トップ選手と関わっている医師やトレーナー、また選手自身の貴重な意見を伺うことができました。

今後もハンドボールをはじめスポーツ競技のサポートを継続して行っていきます。

スポーツリハビリテーションセンター K

退院後等の集中的なリハビリテーション「短期集中個別リハビリテーション実施加算」について

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

雪がちらつき、冬の寒さが本格化していますが、体調はお変わりないでしょうか。

さて、みなさんは病気や骨折などの怪我で入院し、リハビリをされたことはありますか。
一般的に運動機能に影響のある疾患の場合、入院して治療が落ち着くと、リハビリに力を入れていくこととなります。
ある程度、機能が回復してくると、早めに家に帰ろうか、それとももう少しリハビリをした方がいいのだろうかと、悩まれた経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
退院して外来でのリハビリ継続も一つの手段ですが、交通手段がなくて難しいという場合には、送迎バスで送り迎えができる通所リハビリテーションで、短期間集中的なリハビリを受けられるケースがあります。

短期集中リハビリテーション実施加算とは

退院日又は介護保険の認定日から起算して3ヶ月以内の期間であれば、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が、1週間に2日以上、1日のご利用につき40分間、個別にリハビリを実施することができます。
個々のご自宅や生活状況に合わせたリハビリテーション計画を作成し、歩行などの基本的動作能力や入浴、家事などの応用的動作能力の向上を目的として、機能回復のための集中的なリハビリを個別に実施していきます。

 

短期集中個別リハビリテーション実施加算の対象と実施できる期間

・要介護1~5の認定を持たれている方
・週2回以上利用予定のある方
・医療機関を退院日、又は介護保険認定日から起算して3ヶ月以内の期間
以上すべてに該当する方が対象となります。

 

対象となるケースは

骨折や脳卒中で入院し、治療等行いながら退院後のご自宅での生活に向けリハビリテーションを受けられている方などは対象となる場合があります。
その他、疾病により急激な状態の悪化がある場合等。
対象については、ケアマネジャーや相談員、通所リハビリテーションへお気軽にご相談ください。

 

退院後は、久しぶりのご自宅でゆっくり過ごしたいという思いもあるかと思いますが、活動量の低下による筋力低下や柔軟性の低下、環境の変化による転倒や状態の悪化などが起こりやすい時期でもあります。
そこで、ご自宅に帰ってからの生活状況を確認しながら、必要な訓練を実施することで、そういったリスクを軽減し、安心して生活を行えるようにしていきます。
また、リハビリによって活動の場を広げていく事もできます。
リハビリ専門職が集中して個別にリハビリテーションを実施できる期間は退院後3ヶ月と定められています。入院中からご相談いただけると退院後に切れ目なくリハビリを続けることができます。ぜひお早めにご相談ください。

介護福祉士 K

【スポーツリハビリテーションセンター主催 院内勉強会 開催報告】

2026年1月29日(木)に倉敷平成病院スポーツリハビリテーションセンター主催で今年度2回目となる院内勉強会を開催しました。
講師は当センターの江口主任が務め、「肩関節の評価・治療」について講義しました。
業務後の遅い時間にも関わらず若手からベテランまで50名以上のリハビリスタッフが参加しました。
勉強会の中では実技も多く盛り込まれており、活気に溢れた雰囲気の中での学びの時間となりました。
当センターでは不定期ではありますが、勉強会を開催し臨床力の向上に努めて参ります。

 

スポーツリハビリテーションセンター 副主任 H

血糖値と上手につきあうための「カーボカウント」

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

「糖尿病」と聞くと、まず思い浮かぶのが食事制限。
「これは食べていいの?」「量はどれくらい?」と、毎日の食事が不安になる人も多いかもしれません。
そんなときに役立つ考え方のひとつが、カーボカウントです。

カーボカウントとは、食事に含まれる炭水化物(カーボハイドレート)の量に注目して、血糖値をコントロールする方法です。
炭水化物は、体の中でブドウ糖に変わり、血糖値を直接上げる栄養素。だからこそ、「何をどれだけ食べたか」よりも、「炭水化物がどれくらい含まれているか」を知ることが大切になってきます。

例えば、ごはんやパン、麺類、いも類、果物やお菓子。これらは炭水化物が多く、血糖値に影響しやすい食品です。
一方で、肉や魚、卵、油などは炭水化物がほとんど含まれていません。同じ「食事」でも、血糖値への影響はずいぶん違うのです。

カーボカウントでは、1食あたりの炭水化物量の目安を決めて食事を組み立てます。
例えば1食50~60gと決めれば、「今日はごはんを少なめにして、その分デザートを楽しもう」といった調整も可能になります。
食べてはいけないものを増やすのではなく、選び方を知るという感覚に近いかもしれません。

もちろん、最初は慣れが必要です。
食品表示を見たり、だいたいの量を覚えたりと、少し手間に感じることもあるかもしれません。でも続けていくうちに、「このくらい食べると血糖値があがりやすいな」と。自分の体の反応が見えてきます。

カーボカウントは、厳しい制限のための方法ではありません。

血糖値を安定させながら、自分らしい食事を続けるための道具です。無理なく、上手に取り入れていくことが、長く続けるコツなのかもしれません。

薬剤師 K

「唾液腺マッサージ」のすすめ

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは。最近、「お口の中が乾きやすい」「食事が飲み込みにくい」「話しづらい」と感じることはありませんか?
実は、年齢とともに唾液の分泌量は減少して、お口の乾燥が起こりやすくなります。
今回は、そんなお悩みを解消する「唾液腺マッサージ」をご紹介します。

■唾液のすごい役割
唾液には、ただお口を潤すだけでなく、健康を守る大切な働きがあります。
・お口を潤す:乾燥によるネバつきや不快感を防ぎます。
・お口のトラブル予防:むし歯や歯周病菌の繁殖を抑えます。
・食事のサポート:食べ物をまとめ、飲み込みやすくします。
・誤嚥(ごえん)を防ぐ:スムーズな飲み込みを助け、誤って食べ物が肺に入るリスクを減らします。

■唾液腺マッサージの効果
マッサージでお口周りを刺激すると、以下のような嬉しい効果が期待できます。
・お口の乾燥が和らぎ、潤いが戻る。
・食事や会話がスムーズに楽しめるようになる。
・お口全体の清潔と健康を保ちやすくなる。

■簡単!マッサージの方法
指の腹を使い、「優しく」「円を描くように」マッサージするのがコツです。強く押す必要はありません。

1. 耳の下(耳下腺):耳の少し前、頬のあたりを優しく押します。
2. 顎のエラの内側(顎下腺):顎のラインに沿って、数箇所に分けて押していきます。
3. 顎の真下(舌下腺):顎の先から少し内側、舌の付け根あたりを押し上げます。
おすすめのタイミング
「食事の前」や「寝る前」など、毎日の習慣にするとより効果的です!

■最後に
お口の乾燥や飲み込みに不安がある方は、無理をせず、いつでもお気軽に当院歯科までご相談ください。毎日のセルフケアで、美味しく食べて楽しく話せる毎日を守りましょう。

倉敷平成病院 歯科 歯科衛生士 F

イラスト:生成AIにて作成

メドトロニック社製の手術用ナビゲーションシステム ワークショップ開催

カテゴリー: 臨床工学科 | 投稿日: | 投稿者:

当院ではメドトロニック社製の手術用ナビゲーションシステムを導入し、2026年1月23日(木)に医師・看護師・臨床工学技士(CE)を対象としたワークショップを開催しました。

手術用ナビゲーションシステムは、手術中の器具位置を三次元的に表示し、術者の操作を支援する医療機器です。自動車のカーナビゲーションと同様の技術を応用しており、現在位置を正確に把握し、目標地点までの最適なルートを提示する役割を担います1)。
今回導入したシステムは主に脊椎領域で使用しますが、開頭手術など脳神経外科領域にも対応可能です。

CEは主にナビゲーションシステムの準備や操作を担当することとなり、新たな業務領域が加わります。
今回のワークショップでは、システムの操作方法に加え、通常では体験できない医師の手技を実際に体験する機会も得られ、手術の流れをより深く理解することができました。

当院ではニューロモデュレーション、耳鼻咽喉科、整形外科人工関節手術など、複数の診療科でナビゲーションを活用しています。ナビゲーションに触れる機会が多い施設になると考えており、高精度で安全な手術の実施に向け、今後も継続して取り組んでまいります。

臨床工学科 主任 T

参考文献

1)ナビゲーションシステム導入で手術精度向上と医療従事者負担軽減を実現https://med.myclimatejapan.com/nabigeshonshisuutankeigenwojitsugen.html (2026年1月28日参照)

 

回復期リハビリ病棟 園芸療法☆冬野菜の大収穫☆

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

大寒を迎え、凍てつくような寒さが続いていますね。

1月23日(金)、回復期リハビリテーション病棟の患者さん方が昨秋から種まきを始め、大切にお世話をしてくださった、ミズナ、ホウレンソウ、ハツカダイコンが立派に実りました!寒い中ではありますが、みなさんお元気に収穫をしてくださいました。

あまりの寒さに、土が凍っているところもあり、スコップを使って工夫しながら収穫してくださいました。
うまく収穫できると、「ええように育ったなぁ!」と歓声があがります。皆さんのパワーで、寒さなんてなんのその、吹っ飛んでいきました!きっと採れた野菜たちも、パワー満点☆栄養満点☆なはずです!
野菜作りには、人生の先輩である患者さん方からたくさんお知恵を拝借しながら進めてまいりました。収穫の手際も、やっぱり先輩方はコツをよくご存知で、学ばせていただくことばかりでした。
春になったら、今度は夏野菜の栽培を始めます。病院駐車場入り口付近で、患者さん方とご一緒に、プランターで大事に育てておりますので、ご興味がありましたら是非ご覧になってください!

 

公認心理師 T.M