ケアセンターショートステイのお花見

私たちは先月、ショートステイのご利用の方と一緒に笑顔と思い出作りに花見に行ってきました!
平成病院の駐車場に咲くとてもきれいな桜です。春爛漫、桜の花びらが風に舞い、まるで雪のように地面を覆っていました。

昔のお花見がどんな感じだったか尋ねると、「昔はみんなで大きな布を敷いて、おにぎりや桜もちを食べながら、一日中おしゃべりしてたわよ」と。
「楽しそうだね、今でもその伝統は変わらないね」と言うと、「桜の花は毎年変わらずに咲くけれど、私たちの人生はいつも変化しているわ。だからこそ、今を大切にしなくちゃね」と教えてくれました。

スタッフが「桜を取って帰ろうか!」と冗談交じりに話すと、ご利用の方に「そんなことしたらだめだよ~」と笑いながら窘められてしまいました。
他にもお話を伺うと、「花見は、20年前の同窓会のときに行ったな~」、「夫婦で酒津公園で見たよ」「県外の桜の下でBBQをしたなぁ」などいろいろな思い出話を聞くことができました。
皆様の大切な思い出話を聞きながら、このお花見をした日も大切な思い出の日になっていれば幸いです。

今年度もケアセンターショートステイでは、たくさんのイベントを企画しています。
職員一丸となって、盛り上げていきますのでよろしくお願い致します!

ケアセンターショートステイ 介護士 T

倉敷ニューロモデュレーションセンターパーキンソン病患者説明会 開催報告

5月11日(土)14時~倉敷ニューロモデュレーションセンターパーキンソン病患者説明会が開催されました。

倉敷平成病院救急棟4階会議室を会場にZOOMとのハイブリット開催とし、会場には66名の方が参加され、オンインでは約80名の方が視聴され、150名近い方がご参加下さりました。

医師、看護師、理学療法士、言語聴覚士より実演を含めた講演がなされました。
牟礼英生センター長は、【パーキンソン病の外科的治療について医師の立場から】というテーマでご講演されました。パーキンソン病は高齢化と共に患者さんが増加傾向になること、治療の基本は薬物療法であるがデバイス補助療法(DAT)を併用することで、日常生活を介助無しで過ごす期間を長くすることができること。DAT療法の中でも、DBS(脳深部刺激療法)について、利点やマイナス面も含めてわかりやすく講演いただきました。

 藤高副主任は、看護師の立場から日常生活の工夫について、パーキンソン病のかたが日頃から苦労されている、嚥下面の問題や便秘の問題など様々な生活場面での工夫や対処法などを、わかりやすく講演されました。
またリハビリの新免理学療法士と和田言語聴覚士主任より、歩行練習と発声練習について具体的な運動や発声方法を取り入れた講演も行われ、日常生活ですぐに取り入れることが可能な内容となっており、皆さん熱心にメモを取りながら聞かれていました。


 会の終盤の質問コーナーでは、事前に寄せられた質問に公認心理士など各専門職が回答させていただき、会場から質問が多数上がっていました。時間の関係で全ての質問にお答えできなかったこと、申し訳ございませんでした。会場から「もっとこのような勉強の場を開いてほしい」などの声も寄せられましたので、定期開催も視野に検討して参ります。


今回、初めて、地域医療連携センターで説明会運営を担わせていただきましたが、様々な職種からの支援をいただき、運営面でも倉敷平成病院のチーム力を感じました。また、たくさんの方々にご参加いただき、パーキンソン病がより身近な疾患になっていることやそれぞれの患者さんが深刻な悩みをお持ちであることに改めて気づくことができました。
牟礼センター長が閉会のあいさつで述べられたように、これからも当院のニューロモデュレーションセンター職員一同、患者さんに寄り添う診療活動ができるようにチーム一丸となって取り組んで参ります。

※会の様子は5月20日(月)の山陽新聞メディカに掲載される予定です。是非ご覧ください。

地域医療連携センター Y

2年目を迎えて

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは。新年度を迎えて、いかがお過ごしでしょうか。

私は今年で入職2年目を迎えました。新しく後輩も入職してきて、先輩になりました。先輩方から教えていただくだけではなく、教える立場にもなったため、より一層責任感を持って仕事に取り組もうと2年目のスタートを切りました。

2年目がスタートし、1ヶ月が経過しましたが、時間の流れがとても早く感じます。
病棟内での部署異動もあったため、なんとなく落ち着きのない1ヶ月でした。モチベーションが上がらない日もありましたが、一生懸命頑張っている後輩や親身になって寄り添ってくださる先輩方のおかげで今も現在進行形で頑張れています!自分の知識、技術不足を日々感じていますが、少しずつでも成長できるよう努力していきたいと考えています。

話は変わりますが、ゴールデンウィークは充実した時間を過ごすことができましたか。
家でゆっくり過ごされた方や家族や友人とお出かけした方、ゴールデンウィークの休みは関係なくお仕事をされていた方など、様々だと思います。休み明けはなかなか仕事に対するモチベーションを上げていくことは難しいかもしれませんが、みんなで協力し合って、今年度も充実した1年にしていきましょう!!

リハビリテーション部 T.H

ヘイセイ訪問看護ステーションに新入職員が入職しました

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

皆さんこんにちわ。5月の連休も終わり春からフレッシュマンの方は気を引き締めて頑張っておられる事と思います。フレッシュマンと言えば当ステーションでも今年は新卒の看護師を迎える事ができました。次世代を担う大切な人材です。訪問看護のスタートに、当ステーションを選んでくれ本当に嬉しく思います。

岡山県看護協会では訪問看護師の高齢化に伴い、若い世代の訪問看護師の人材確保と質の向上の為に、新卒訪問看護師育成プログラムを実施しています。これは働きながら、看護協会での育成プログラムで学べるシステムです。

この支援制度を利用して、新卒等の未経験者でも、岡山県下の訪問看護ステーションへ安心して入職いただけます。

もちろん、当訪問看護ステーションでも同行訪問や記録の仕方等、実践面でしっかりとサポートしています。

これから2年程かけてゆっくりと段階を追って自立した素敵な訪問看護師へと成長していかれる様になります。

その過程に私達も関わらせてもらえることは、自分たちの学びにもつながります。スタッフ一同活気づいています。当ステーション全体で温かく成長をサポートし、見守っていきたいと思います。

※看護協会での過去の開校式の様子はこちらです。

訪問看護ステーション K・M

救急や災害に備えて『安心ボトル』

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

5月ですね。
新年度を迎え、新しい職場、新しい仕事、新しい人間関係にもやっと慣れてきたと思います。皆さん心身の疲れは出ていませんか?

今年は元旦から能登半島で大きな災害にみまわれ、被災された方々には心からのお見舞い申し上げます。先日も豊後水道で震度6 マグニチュード6.6の地震がおき、倉敷市内もかなり揺れましたよね。
私は、3月、第19回糖尿病看護研修会 in 岡山 「糖尿病患者さんの災害への備えを考えよう」という研修会に参加しました。
真備の水害について、DiaMAT(糖尿病医療支援チーム)、糖尿病看護についてなど、災害への備えについて多くのことを学ぶことができました。
グループワークで特に興味深い情報があり、参考になればと思いご紹介します。
100円ショップに売られている透明の水筒に似た「安心ボトル」というものです。過疎地域のケアマネジャーさんからの情報ですが、高齢独居の訪問が多く、本人から情報収集することが困難だそうです。救急搬送する場合も同様に困ることが多いと聞きました。
そこで100円ショップにある水筒に似ている「安心ボトル」が登場!!
この「安心ボトル」というものは岡山市の取り組みで、中には本人の氏名、生年月日、緊急連絡先、かかりつけ医、既往歴、お薬情報を入れて、冷蔵庫に入れておくそうです。
どこの家でも冷蔵庫は必ずありますよね、だから冷蔵庫に入れておく。
「安心ボトルあり!」というシールを玄関ドアの内側に貼っておきます。それを見た救急隊は引き返して冷蔵庫を開ける、一緒に運ぶということになるわけです。

近年、毎年日本国内で大きな災害が起こっていますよね。
これは高齢独居の方を対象とした取り組みですが、地震や津波など、どんな災害がいつやってくるかわかりません。
この安心ボトルなら中身が濡れてしまうこともないので今内服しているお薬も入れておくと、少しはお薬の心配を減らすことができます。
高齢者だけでなく、糖尿病のインスリンなど自己注射薬、高血圧の方は内服などお薬を欠かすことができない人にも応用できるかなと思いました。

5月12日(日)は母の日です。カーネーションに安心ボトル(安心ボトルは岡山市の呼び方なのでお母さんボトル♪)を添えてプレゼントしてみるのはどうでしょう?

糖尿病療養指導士 M

失語症の日 第1回岡山県サロン合同交流会を終えて

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは 4月25日は何の日かご存知でしょうか?語呂合わせで失語症の日です。

この失語症の日を受けて、岡山県では4月28日に第一回岡山県サロン合同交流会を倉敷平成病院で行いました。岡山県の各市町村で活動している失語症サロンの参加者が集まり、交流会を行いました。岡山市、倉敷市、総社市、玉野市、笠岡市の失語症当事者とその家族、失語症者向け意思疎通支援者、言語聴覚士など合計51名の参加でした。

当事者の健康上の観点から2時間までの開催とし、プログラムは当院言語聴覚士のミニ講演会、各サロンの紹介、ゲームでした。が、各サロンの紹介が予想以上に盛り上がり、ゲームは開催時間超過となり、実施できなくなりました(一説にはミニ講演会の演者のお話が超過しすぎた可能性があるとのことでした)。
開会から閉会まで参加者は終始笑顔で、毎年継続して開催して欲しいとの声をたくさん頂きました。失語症の回復には長期の言語訓練と社会参加によるコミュニケーション活動の場が必要で、そのためには退院してからの生活が長くそれを支える仕組みが必要です。

本交流会は、山陽新聞さんとテレビせとうちさんが取材に来てくれました。本ブログの文章では伝えきれないので、テレビせとうちさんがニュースをYouTubeにアップしてくれています。

是非そちらをご覧ください。

 

https://youtu.be/2cJ8UYwFINE

 

一般社団法人 日本言語聴覚士協会 (japanslht.or.jp)

リハビリテーション部 言語聴覚士 N.F.

【倉敷医師会軽音楽部、くらちゅう癒しのコンサート4/29 に倉敷平成病院都築昌之内科部長が出演しました】

カテゴリー: 医師, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

連休の晴天にめぐまれた4月29日(月)、くらちゅう癒しのコンサートが開催され、倉敷医師会軽音楽部の方々が出演しました。

倉敷医師会軽音楽部は平成26年12月に結成、ビートルズをはじめ懐かしいロック、ポップスや歌謡曲まで幅広く演奏するバンドです。

「マイホームタウン」
「ルイジアナママ」
「さくらなみき道」(オリジナル曲)
「年下の男の子」
「夜空ノムコウ」
「嘲笑」などを演奏、熱唱されました。

また途中、伊木先生と上村先生による「歯周病」の漫才もあり、大変盛り上がりました。

倉敷医師会軽音楽部メンバー
伊木 勝道先生(伊木診療所) ベース
上村 勝人先生(うえむら歯科医院) ドラム、コーラス
國末 充央先生(グリーン在宅クリニック)キーボード
倉橋 克文先生(倉橋皮フ科クリニック)ドラム、パーカッション、ドラム
中元 雅典先生(なかもと耳鼻咽喉科クリニック) ギター
安田 秀世先生(安田皮フ科クリニック) ギター、ボーカル
都築 昌之先生(倉敷平成病院) ギター、ボーカル

#倉敷中央病院 #くらちゅう癒しのコンサート #倉敷医師会バンド #倉敷平成病院

2023年演奏の様子

2019年演奏の様子

2018年演奏の様子