ヘイセイ訪問入浴より

桜の花も見頃を迎え、いよいよ新年度がスタートしました。
訪問入浴は現在7名のスタッフがいますが、変わる事なく同メンバーでスタートをきることが出来ました。今後の目標は、若返りを図る事でしょうか・・・。

さて訪問入浴って何?と思われる方が沢山おられると思います。
時間待機中などに、入浴車を見てよく聞かれるのは「車の中で風呂に入るの?」「軽自動車に荷物が入るの?」という疑問が一番多いように思います。

ヘイセイ訪問入浴では看護師1名、介護福祉士2名の計3名でご自宅に訪問します。
専用の浴槽を居室等に設置し入浴していただきます。
訪問入浴車の中は、お湯を沸かすボイラーとその燃料の灯油。分割式の浴槽、浴槽にお湯を貯める為のホース類などがギッシリと積まれています。
4人乗れる軽自動車のヘイセイ入浴車の中はパズルのように無駄な空間はありません。


ヘイセイ訪問入浴車を見かけたら、是非声を掛けてみてください。入浴車の中を見て興味を持っていただけると幸いです。

ヘイセイ Yちゃん

 

【令和7年4月1日倉敷平成病院常勤医師7名が着任しました】

カテゴリー: 医師, お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

令和7年4月1日、外来診療への影響を考慮し、医師の辞令交付式が一般職員の辞令交付式に先立って執り行われました。今年度は7名の常勤医師が新たに着任し、診療体制がより一層充実いたします。
【常勤医師のご紹介】
・脳ドックセンター:黒田 昌宏(くろだ まさひろ) 医師
・脳神経外科   :佐々田 晋(ささだ すすむ) 医師
・整形外科    :三好 信也( みよし しんや) 医師
・整形外科    :赤木 俊亮(あかぎ しゅんすけ) 医師
・整形外科    :中川 央彰(なかがわ えいしょう) 医師
・脳神経内科   :角田 慶一郎(つのだ けいいちろう)医師
・歯科      :中村 吉秀(なかむら よしひで) 歯科医師

外来診療担当表も併せてご覧ください。
この度、整形外科の常勤医が3名増員となり、午前外来は今まで2診体制でしたが3診体制で診療を行うことになりました。月曜午後には「骨粗しょう症外来」も専門外来として開設いたしました。

佐々田晋先生は、今年3月まで岡山大学脳神経外科助教として従事されておられました。脊椎脊髄、正常圧水頭症、脳神経外科一般を専門とされています。

角田慶一郎先生は、以前当院でご勤務されておられました。

中村吉秀先生は、2月から当院で非常勤で勤務してくださっており、歯科衛生士とのチームワークも良好です。

新年度、専門性を高め、地域医療に一層貢献してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

広報課

#倉敷平成病院 #令和7年度 #新年度スタート #救急から在宅まで #地域医療 #躍進

【令和7年度 全仁会グループ辞令交付式を執り行いました】

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

令和7年4月1日(火)、令和7年度 全仁会グループ辞令交付式が執り行われました。

今年度は、新入職員66名(うち新卒54名)が入職しました。また昇格者への辞令交付も行われました。新入職員の職種としては、医師7名、看護師21名、理学療法士10名、作業療法士7名等となっています。

高尾理事長から「大変なことや壁にぶつかることもあるかと思いますが、その時は先輩職員が全力でサポートします。上司や先輩、そして同期の仲間と支え合いながら、全仁会に慣れ、それぞれの力を存分に発揮してください。令和7年度を素晴らしい一年にしてまいりましょう。」と挨拶がなされました。

新卒新入職員は、約1週間の研修を経て各部門へ配属されます。

皆さんが安心して業務に取り組み、患者さんに安定した医療・介護を提供できるよう、各部署でしっかりとサポートしてまいります。
全仁会グループでは、倉敷平成病院の理念である「救急から在宅まで、何時いかなる時でも対応します」 を大切にしながら、本年度も地域の皆さまの健康と福祉の向上に尽力してまいります。

広報課

4月1日(火)からの【面会について】ご案内

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

4/1(火)より面会について変更があります。

変更前)・ご家族の方2人以内(※就学中の方は、ご遠慮ください。)
・10分程度(1日1回のみ)

変更後)・時間・対象・人数の制限なし
ご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 

2025.4.1面会について

ICチップ付きクレジットカードご利用時の暗証番号入力の必須化について

カテゴリー: お知らせ, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷平成病院では、外来診療費・入院診療費のお支払い(自動精算機、会計窓口)や売店等でクレジットカードをご利用いただけます。

この度、日本クレジット協会が定める「クレジットカード・セキュリティガイドライン」に基づき、ICチップ付きカード決済時に暗証番号入力をスキップし、手書きサインにて本人認証を行う「PINバイパス」は2025年3月末をもって原則廃止となります。
不正利用防止のため、2025年4月1日(火)より、ICチップ付きカードをご利用の際には、4桁の暗証番号入力が原則必須となりますのでご理解、ご協力の程よろしくお願い申しあげます。

暗証番号をお忘れの場合は、お持ちのクレジットカードの発行会社へお問い合わせいただきますようお願いいたします。
※決済金額等によって暗証番号を求められない場合もございます。

広報課

※ポスターPDF

【倉敷在宅総合ケアセンター 令和6年度 消防訓練 実施報告】

令和7年3月24日(月)、消防法に基づき倉敷在宅総合ケアセンターにて消防訓練を実施しました。
今回は、ご利用の方に見立てたカラーコーンを防火区画外に避難させるという、通常とは異なる形式での訓練を行いました。
訓練では、非常放送とともにスタッフが迅速に持ち場へ移動し、消火器を使用した初期消火、119番通報訓練 、避難誘導訓練を実施しました。
カラーコーンを用いた避難誘導は比較的スムーズでしたが、実際のご利用者は体格やADL(日常生活動作)に個人差があるため、安全に避難させる難しさを改めて実感しました。特に、動けない方や介助が必要な方を迅速かつ確実に避難させるには、的確な判断とチームワークが不可欠であることを再認識しました。

訓練終了後には、消防局の隊員の方から反省点や改善点についての指導をいただきました。この貴重な経験を活かし、より効果的な避難方法を検討し、定期的な訓練を実施することで、どのような状況にも対応できる体制を整えていきたいと考えております。
今後も、ご利用の皆様と職員の安全を第一に考え、火災発生時に冷静かつ迅速に対応できるよう努めてまいります。

倉敷在宅総合ケアセンター 防火管理者 K

#倉敷在宅総合ケアセンター #倉敷平成病院 #消防訓練 #避難誘導訓練 #もしもの時への備え

お薬の管理について~グループホームのぞみ~

こんにちは、グループホームのぞみです。穏やかな日差しに春の訪れを感じる季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今回は、グループホームでの「お薬の管理」についてご紹介します。
皆さまが受診され処方されたお薬は、「薬チェック」としてスタッフが処方内容を確認し、日付・時間ごとに仕分けを行います。その後、別のスタッフとダブルチェックを実施し、紛失を防ぐため鍵の付いた場所で保管します。
内服時には、お名前と服用時間を確認し、落下防止のためスタッフが一人ずつ手渡しし、飲み込まれるまで見守りを行っています。

お薬の管理は、皆さまの健康を守るためにとても重要な役割を担っています。そのため、スタッフ一同、責任を持って対応させていただきます。

ピースガーデン倉敷 4階 グループホームのぞみ M

「動的ストレッチ」の講習会にて講師を務めました

2025年3月10日(月)に、しらうめスポーツクラブ主催の「動的ストレッチ」をテーマにした講習会が開催されました。当センターの川元(理学療法士、JSPO-AT)が講師を務め、講演補助として小亀(理学療法士)が参加しました。

会場の岡山県真庭市の白梅総合体育館には、50名を超えるスポーツ指導者、選手、スポーツ愛好家の方が参加され講義・実技指導を行いました。動的ストレッチは大きくダイナミックストレッチとバリスティックストレッチの二つに分けられます。ダイナミックストレッチとは、静的なストレッチとは異なり、身体を動かしながら筋の柔軟性を改善し、パフォーマンス向上や怪我の予防に効果があると言われています。講習会に参加された方からは「スポーツ現場での指導に役立てたい」、「運動の前だけでなく、仕事前の運動としても取り入れたい」などの前向きな言葉をいただきました。今後も地域スポーツに少しでも役立つ知識・情報を発信していきたいと思います。

※ダイナミックストレッチ
   例:腕を大きく振る・足を前後に振る・軽いランジをする などの動作。
※バリスティックストレッチ
反動や弾みを使って筋肉を素早く伸ばすストレッチ方法。
例:前屈をして体をバウンドさせながら徐々に可動域を広げるような動作。

スポーツリハビリテーションセンター K

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ACP(アドバンスケアプランニング)を考えましょう

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

ACPとは?
人生の最終段階で医療、ケアについて本人、家族(家族と認める人)と医療、ケアーチームとが事前に話し合うプロセスです。わかりやすく言うともしもの時にどこまでの医療を望みますか?あなたはどう考えますか?という事です。人生の最終段階と聞くとその言葉通りいよいよ・・・、と思われがちですが、日ごろから周囲の人たちとしっかり話し合っておく事で“もしも”の時の医療やケアに自分の意向が反映されやすくなります。

訪問看護で私が感じた印象深いACPに関するエピソードについてお話したいと思います。

ケース1:ご利用者の方は独居で若いころから事故で障害を持っていましたが一通りは自身で対応して過ごしていました。サービスも何年も利用していた方で年々体力も落ちては来ていましたが、変化を嫌い口癖が「施設には入らん、(私達には)いつも通り対応してほしい、最後まで自宅で過ごすんだ」と。癌の末期でありましたが告知はうけておらず。往診を受けながら過ごしていました。独居という事もあり体調が徐々に悪化し終末期後期になった頃は訪問時にもかなり不安を訴えることが多くみられました。徐々に体力が落ち限界を悟ったのか、最後は本人から入院をしたいとお願いされ入院しましたが入って間もなく最期の日を迎えました。最後まで自宅で過ごすという選択肢もありつつ、ご本人から入院という言葉を聞いたのは驚きであり、自分で最期を決めたのだと悟りました。
ギリギリまで自宅で過ごした○○さんに私はエールをおくりました。

ケース2:入院中老衰で体調も落ち着いたがどうしますか?の問いに娘さんは自宅で看取りたいと希望され退院し訪問看護を利用することになりました。ご利用の方は昔から厳格な性格で家族は厳しくしつけられたそうです。ご本人との関係性も良いとは言えませんでしたが、娘さんは自分しか看取れないと決意され、在宅での終末期に選び、口では父に文句を言いながら自宅での対応はこまめにされていました。最後は自宅での看取りとなり、エンゼルケアに行かせてもらいましたがその時娘さんから「私に悔いはない、できることはやった」と充実感を得られた言葉が聞かれました。短期間での在宅でしたが私達に感謝の気持ちをくださいました。最期の看取りに携わることができた事で私達も家族がそう思ってくれたことに充実感を得られたケースでした。

何年も色々な看取りを経験する中で関わり方にこれでいいのか?とモヤモヤし、ジレンマを感じることも多くあります。答えが直ぐに出ない事も一緒に焦らずに私達は付き合っていきますし、答えが出ない事を継続して行うことで答えが出てくることもあるかもしれません。
ACPについて一緒に考えるお手伝いを当訪問看護ステーションではケアマネージャーを通じて他のサービスと協力してサポートします。
最後に、岡山県保健福祉部医療推進課よりACPパンフレットを作成しています。参考までに。

岡山県のHPリーフレット一覧でご覧いただけます。

訪問看護ST Y