直向きに精進

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

はじめまして。新人理学療法士のSです。

2023年になってもう1カ月、昨年の4月に入職してからは早10カ月が過ぎようとしています。時が経つのは早いですね。入職してすぐの頃は、分からないことばかりで毎日先輩方についていくのが精一杯でした。そんな中で、丁寧に指導してくださる先輩方や、休憩時間や業務後に一緒に手技の練習をしたり考えたりしてくれる同期のみんなのおかげで、楽しく充実した毎日を送っています。

私は一般病棟で働いていますが、1月からスポーツリハビリテーションにも関わらせていただいています。といっても、まだ見学させていただいているだけなので、関わるというと大げさかもしれませんが、見学の度に色々な発見があります。
特に、スポーツ外来の診察を見学した際、不安と緊張交じりに診察室へ入ってきた患者さんが、先生の説明を聞いて病状が分かり未来への希望がみえた安心と期待で笑顔に変わって診察室を後にする姿をみた時には、スポーツ障害を受傷した患者さんにとって先生からの言葉にどれほど価値があるのか、怪我や病気と闘う糧になり得るのかを感じました。
それと同時に、知識や経験から根拠に基づいたリハビリテーションで、患者さんが未来に希望を持って治療に励む手助けができる理学療法士になりたいと思いました。

まだまだ分からないことも多く、知識や技術不足を痛感する毎日ですが、病棟での業務に加えてスポーツリハビリテーションに関わることでより一層濃厚な日々を送っています。
また、オンラインでの他院との合同勉強会などにも参加し、疾患の基礎知識やリハビリテーションの進め方、注意点などについて日々理解を深める中で、スポーツリハビリテーションで感じたことや学んだことを、病棟でのリハビリテーションで生かせることも沢山あります。これからも、周りの先輩方や同期のみんなに支えてもらいながら直向きに精進していこうと思います。

最後になりますが、当院ではFacebook・Instagram・YouTubeにて自宅でできる簡単な運動などを動画とともに紹介しています。まだまだ寒い日が続きますので、よろしければ各SNSを確認していただき、元気に過ごす一助になればと思います。

倉敷平成病院YouTubeチャンネル『1日10分健康体操』再生リスト

倉敷平成病院Instagram

倉敷平成病院Facebook

今年一年が皆様にとって実りある一年になることを祈って、私も毎日頑張ります!

理学療法士S

社会医療法人全仁会倉敷平成病院創立35周年記念式典

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

当院は昭和63年1月11日に開設され、本年創立35周年を迎えました。これを記念して、1月14日(土)、感染対策に則り間隔を十分に空けた会場(倉敷アイビースクエアエメラルドホール)にて、創立35周年記念式典を執り行いました。


式典には、平素よりお世話になっている大学関係の方々や行政の長の方々、医師会関係の方々がご来賓としてご臨席下さりました。

祝辞では、多くの励ましと祝福のお言葉を頂戴し、より一層地域医療に邁進していかなければと気持ちを新たに致しました。
 また、高尾聡一郎理事長から「2023年スローガンと重点項目」が発表されました。
併せて、職員の令和5年永年勤続表彰式も執り行われました。

 新型コロナウイルス感染症への対応や、少子高齢者化社会、人生100年時代など、病院を取り巻く環境は大きく変わりつつありますが、開院当初からの「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応します」という理念を軸に、これからも地域の皆様を医療・介護の面からお支えできるよう、これからも40年、50年先と愛される病院であり続けられるよう、職員一同歩みを進めてまいります。

秘書広報課

住宅改修で自宅をリフォーム

心身の機能が低下した高齢者の住まいを安全で使い易くするために、また介護者の負担を軽減するために介護保険を利用した住宅改修というサービスがあります。
住宅改修を行う場合は、要介護状態区分などに関わらず、住民票のある住宅地につき費用の20万円を限度に、利用者の所得などに応じて、7~9割相当額が払い戻されます。

対象となるものに
①手すりの取り付け
②段差の解消
③すべりの防止及び移動の円滑化などのための床材などの変更
④引き戸などへの扉の取り替え
⑤洋式便器への便器の取り替えがあります。

なお、住宅改修は改修前に事前の手続きが必要です。
先ずは担当ケアマネージャーさんにご相談するか、お気軽にヘイセイホームヘルプステーション福祉用具担当者へご相談ください。

 

ヘイセイホームヘルプステーション  福祉用具 K

 

避難訓練

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

グランドガーデン南町・グランドガーデンでは毎年2回避難訓練を実施しています。この度も1月19日に避難訓練を実施しました。地震後の火災という想定でおこないました。地震後ということで、まずは地震による被害を確認、その後火災が発生、火元確認、初期消火、通報、避難誘導など手順どおり、しっかり参加職員は行えていました。しかしながら、実際に災害が起こると手順どおり行えないことも多いと思います。今回おこなった訓練を軸として今後起こりえる災害に対して臨機応変に対応できるようにしていければと思います。

グランドガーデン南町 M

今までの当たり前が戻ってくるまで

 1月20日の大寒を過ぎ、1年で最も寒くなる時期を迎えました。今週は10年に1度とされる「最強寒波」襲来と言われて、岡山の平地部でも氷点下と言われるほどの寒さが予測されています。急な寒さで体調を崩さないように注意していただければと思います。

大寒と同じ日である20日に政府は、新型コロナウイルスについて感染症法上の分類を原則として今春、現在の「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げる方針を出しました。新型コロナウイルス発生から3年、今まで当たり前であったことが当たり前ではなくなり、生活の面でも色々なことが制限される場面が多々あったと思います。
感染症法上の分類が引き下げられることで、どこまで生活場面での変化が出てくるかはまだはっきりとしていませんが、少しでも今までの当たり前の生活が戻ってくれば嬉しいなと思います。

院内でもこの3年間なかなか思うように患者さんとご家族の面会が叶わず、それを解消するためにオンライン面会ができるようにしましたが、やはり直接会って話をしたいと言われる患者さんやご家族からの声は多く聞かれました。私たち相談員も患者さんやご家族の想いがどうすれば伝わるのか不安を解消してもらうにはどうするば良いのかと試行錯誤する期間となりました。以前のように面会ができるまでは、まだ時間がかかるようになるとは思います。
入院中、何か不安なことがあれば、お気軽に病棟の相談員にご相談下さい。不安が軽減できるようにお手伝いができればと思います。

地域医療連携センター pooh

健康とゴルフ

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

新型コロナ感染拡大をきっかけに、テレワークやオンライン会議という会社が多いのではないでしょうか。

通勤や出張など移動も減り、運動不足を感じる人も増えていることでしょう。

「平日はテレワークでほとんど家から出ない」という方が増えてきました。 「肩こり」 「腰が痛い」、そして一番は「太った」というカラダの不調を訴える声です。

月曜日から金曜日まで、自宅からほとんど動かずに働いている人は、ぜひ休日にはゴルフを楽しんでみて下さい。

ゴルフには人間を健康にする要素がたくさんあります。
ゴルフが健康の保持増進に役立つ5つの要素について、次のようなものがあるといわれています。

1:歩く 

2:紫外線を浴びる 

3:脳を活性化する 

4:緑の中でプレーする 

5:交友を広げる(孤独と健康

◆歩く・紫外線を浴びる
ゴルフの特徴の1つにながい距離を”歩く”ことが挙げられます。1ラウンド約7~8㎞くらいです。 歩数では約8,000歩~1万歩ぐらいになります。厚生労働省は、身体活動の基準を1日合計60分、元気に体を動かすこと、 この基準を歩数換算すると8,000~1万歩/日です。 歩くことは健康の保持増進になり、太陽の下でプレーすることで骨を丈夫にしますから、骨粗鬆症の予防にも効果的です。 そしてビタミンDの活性化に欠かせないことが”紫外線を浴びる”ことです。

◆脳を活性化する
ゴルフを練習したりプレイするだけで、脳が活性化されます。特に前頭連合野に、いい刺激を与えます。 前頭連合野は実践に移すための計画を考えるなど重要な役目をする機能として働いています。 前頭連合野を活発に動かせると、さらに脳は活性化されます。 ゴルフをプレイしながら活性化するには、スイングがすごく良いと言われています。 ゴルフコースを歩く、何ヤードの距離が必要何番のクラブを選ぶか考えるなど頭を使う場面も、脳の活性化に役立っています。 そのことで、物事に対する考え方に、柔軟性が生まれ、色々な場面で 今までとは違い力を抜いたゆったりスイングや、的確な状況判断に対応することが出来ます。

◆緑の中でプレーする・交友を広げる(孤独と健康)
「自然」と「人」との触れ合いが健康につながる。 自然とのふれ合いにより、確実に人体の副交感神経は活性化するとの事です。 副交感神経は気持ちが穏やかなときに働き出す自律神経で、回復系神経とも呼ばれ呼吸や血液の循環、胃や腸の消化を促進し 日中にたまった疲れやダメージを回復させる働きを持っています。ゴルフのように緑に囲まれて自然に触れ合うことが健康に良いと 言うことが分かります。

「孤独と健康」に関する研究で、人間の寿命を延ばす効果が高い要素があるといわれていて 孤独だった人に友達が出来た場合最大で15年も寿命が延びる傾向があったそうです。
私たちの体を健康にし、心を幸福にしてくれるのは「良い人間関係」と「良い友達」です。 「ゴルフ」を通じて得られた健康的な生活や仲間との出会いを通じて人生の豊かさを実感することでしょう。
「ゴルフ」は上達することだけにとらわれず、心からゴルフを楽しむ気持ちを忘れないようにしましょう。

 

ドックセンター H・S

ピースショートの新年会

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

先月くらいから新型コロナウイルスやインフルエンザの流行時期に入り、より一層気を付けなければいけない時期になりました。
集団での体操やレクリエーションを控えて、12月に予定していた行事は中止しました。

 

 

新年会もどうかと思われましたが感染対策を十分に行いながら、新年会(誕生会)を行いました。
今年は卯年という事で職員も含めて参加者全員にウサギのお面を被り、福笑いをウサギのモチーフで作った今年限定版で行いました。普段とは違う時間を過ごす事ができ、多くの笑顔を見る事ができました。

新型コロナウイルス等、目に見えない不安がありますが、感染対策をしっかり行い、笑顔が多く見られる環境作りに励もうと思いました。

※写真は許可を得て掲載しております。

介護福祉士 S

乳がん検診の未来

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

現在、乳がん検診では死亡率減少の科学的根拠がある方法としてマンモグラフィがスタンダードな検査になっています。が、検査では乳房を圧迫することが必須なので痛みのせいで抵抗感を持たれている方が多いと思います。

今、“痛くない乳がん検診”を目指して、色々な検査・研究が行われています。
・超音波検査:大規模な研究が行われている途中で、現段階ではマンモグラフィと併用することでの有効性が示されている。※1

・MRI検査:無痛だが装置自体が高価でありできる施設が限られている。
・血液検査:2020年12月から臨床研究が行われている。※2
・涙液検査:涙液を採取して乳がんを見つけ出す方法が発表された。※3

どの方法も現在、有効性を確かめる研究が進行中です。痛みが少なく、時間がかからない検査が検診として実施できるようになれば検診の受診率も上がり死亡率の減少にもつながると思います。今後の進展が期待されるところです。
乳がんは早期発見で10年後の生存率が9割以上のがんです。乳がんで亡くなる方を減らすには検診受診率の向上と自己検診(ブレスト・アウェアネス:乳房を時々意識して、以前と変わりないか確認する習慣)による早期発見・早期治療が必要です。新しい“痛くない乳がん検診法”が確立されるまではマンモグラフィ検診を受けていただきたいと思います。撮影者側として受診者の方の痛みに寄り添い、なおかつ質の高いマンモグラフィを提供していきたいと思います。

※1 参考 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 プレスリリース
※2 参考 日本対がん協会 ホームページ
※3 参考 乳がん検診学会誌 2022 31-2

放射線部 Y.Y

売店リニューアルのお知らせ

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

1月16日(月)、当院1階にある売店が、Yショップ倉敷平成病院店としてリニューアルオープンしました。

リニューアルを記念して、1月16日(月)~18日(水)の3日間はセールが開催され、対象のシュークリームやおにぎり、オリジナルYBSパン等を求めて早速多くの方が訪れていました。
期間中は福袋や500円以上お買い上げの方へのプレゼントも用意され、リニューアルオープンにふさわしい盛況ぶりでした。

 

また、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済といった各種キャッシュレス決裁や通信・電気・ガス等の料金の支払いも可能となりました。ぜひご利用ください。

●営業時間
月~土 8:30~17:00
日・祝 8:30~14:00

秘書・広報課

インフルエンザについて

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

今年は新型コロナウイルス感染症だけではなくインフルエンザも流行してきているようで、岡山県でも1月6日にインフルエンザ注意報(流行シーズン入り※岡山県発表)が発令されています。当院でもインフルエンザの患者さんが増えてきているように感じます。そこで、インフルエンザの治療薬、予防薬についておさらいしようと思います。(投与量は体重や腎機能等によって調節される場合があります)

・オセルタミビル(タミフル):カプセル、顆粒
治療(成人):1回75mg1日2回、5日間
予防(成人):1回75mg1日1回、7~10日間

・ラニナミビル(イナビル):吸入
治療(成人):1回40mg、単回吸入(2キット)
予防(成人):1回40mg、単回吸入または1回20mg、2日間

・ザナミビル(リレンザ):吸入
治療:1回10mg、1日2回、5日間
予防:1回10mg、1日1回、10日間

・ペラミビル(ラピアクタ):点滴
治療(成人):1回300mg、単回点滴静注

・バロキサビル(ゾフルーザ):錠剤、顆粒
治療(成人):1回40mg、単回投与
予防(成人):1回40mg、単回投与

上記のように多種の薬剤がありますが、年齢や重症度、投与経路の点を考慮して薬剤が選択されます。医療機関によって取り扱っている医薬品は異なります。予防投与は「インフルエンザウイルス感染症を発症している患者の同居家族又は共同生活者である下記の者を対象」①高齢者(65歳以上)②慢性呼吸器疾患又は慢性心疾患患者③代謝性疾患患者(糖尿病等)④腎機能障害患者となっており、費用は診察代、薬剤代含めて全部が自己負担となります。予防投与は誰にでも適応となるわけではないので、インフルエンザを予防するにはワクチン接種が推奨されています。当院でも1月中は予約なしでインフルエンザのワクチン接種が可能です。

まだまだ寒い日が続きますが、引き続き手洗い、うがい、マスク着用等の基本的な感染対策をして、新型コロナウイルス感染症、インフルエンザに感染しないよう注意しましょう!

薬剤部