第15回くらしきみなみ文化祭 参加報告

10月29日(日)、倉敷南小学校体育館にて「第15回くらしきみなみ文化祭」が開催され、当院からはリハビリスタッフ5名、事務1名が参加しました。

昨年度は感染対策のためリハビリスタッフは不参加でしたが、今回は数年ぶりに地域の方々のバランスチェックを行うことができました。
前方リーチテスト、片足立ちテスト、5回立ち上がりテスト、握力といったバランス能力・筋力を評価するテストを実施し、その結果を転倒リスクが高まる水準の値や、年齢別の平均値と一緒にお伝えして、必要な方にはご自宅で行える運動を個別にアドバイスしました。

就学前のお子さんからご年配の方まで100名以上の皆さんに参加していただき、特に親子で楽しみながらも真剣に取り組まれる姿が印象的でした。
私は今回が初参加でしたが、改めて地域の方々の健康や身体機能に対する関心の高さを肌で感じることができました。
近年は高齢者だけでなく子供の運動不足も懸念されており、年齢に関係なく今回の体験をきっかけに、運動への興味を持たれた方がいらっしゃれば嬉しいです。

理学療法士 H

寒暖差アレルギーをご存じですか?

朝晩とめっきり冷え込むようになり、日中との気温差の変化に体調を崩されていませんか?こうした寒暖差によっておきるくしゃみや鼻水、鼻詰まりなどの症状を「寒暖差アレルギー」といいます。
寒暖差アレルギーの症状は、朝方、日中、夜間の温度差が7℃以上になると出やすいと言われています。寒暖差アレルギーの原因はまだ明らかにされていませんが、一因として自律神経のバランスが関係していると考えられます。自律神経のバランスを乱さない為にも普段の生活から3食バランスの良い食事や、軽い運動を取り入れるなどして、温度差による刺激に負けない体作りを目指していきましょう。私も季節の変わり目は、鼻詰まりの症状があるので子供と一緒にサッカーをしたりして、体力作りに努めていきたいです。

地域医療連携センター A

子宮がん、乳がん検診を受けられていますか??

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

年に1度は健診を受けられていますか??
女性は子宮がん、乳がん検診も受けられていますか??
日本では現在、子宮がん検診受診率43.6%、乳がん検診受診率47.4%で、海外と比較しても低い状況です。
脳ドックセンターでは、毎年冬になると職員健診を行っていますが、子宮がん、乳がん検診は任意となっています。年齢等の制限もありますが、2年に1度は自己負担なしで受けられるにもかかわらず、職員においても受診率の低さが目立ちます。
そこで、まずは子宮がん検診の受診率を上げる取り組みとして、奨励のリーフレットを作成して職員に配布しました。
子宮がん検診を受診しない理由の一つに、子宮がん検診の内容をきちんと把握していないことがあります。当院の子宮がん検診は子宮頸部の細胞診だけでなく、子宮や卵巣に関する病気も内診や超音波で調べてくれます。実際、当院で子宮がん検診を受診された女性のうち、2~3人に1人の割合で異常所見がついています。その多くが婦人科系疾患です。女性は女性特有の不調があるため、我慢をする方も多いと思います。しかし、その不調はもしかしたら病気のサインかもしれません。
女性の方は、自分の体の状態を「知る」ためにも、少なくとも2年に1度は通常の健診にプラスして、子宮がん、乳がん検診を是非受診しましょう。

脳ドックセンター I

第58回のぞみの会だよりー10-

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

秋も深まり木々も少しずつ紅色に染まりつつあります。
風が吹くと葉が舞い上がっていく様子も見受けられます。

のぞみの会当日までに1週間を切ってきました。
当日は前回のブログでご紹介したポスターを展示コーナーにて掲載しております。
又、手術室見学会では改築後の新しい平成病院として初の試みとして感染対策を慎重に慎重を重ねて実施出来る事となりました。
先着30名様までとはなりますが、当日受付にて手術室見学予約して頂いた方からのご案内となります。この機会に是非、見学にいらして下さい。
5年ぶりの開催で、改築後初の「のぞみの会」という事でスタッフ一同皆様とお会いできる事を楽しみにしています。

※今回の「のぞみの会」は事前にお申込みいただいている方に参加券を発送しています。参加券をご持参ください。
定員200名で開催いたします。

第58回のぞみの会実行委員 A

グループホームのぞみ 家庭菜園はじめました

こんにちは グループホームのぞみです。
秋が深まり木々が紅葉する頃となりましたが、
皆様お元気にお過ごしのことと思います。

このたび、グループホームのぞみでは、小さな家庭菜園を始めました。
ブログでは、ご長寿のY様(96歳)が、ブロッコリースプラウトを育ててくださったのをご紹介します。

種を蒔いて2日目には芽が出て約2週間後には収穫することができました。
Y様は毎日水やりをしてくださり、ブロッコリースプラウトの成長を楽しみにされていました。
思ったよりも発芽の数が少なく、少し残念でしたが、きっと育て方にもコツがあるのだと思います。

現在は、「はつか大根」の栽培に挑戦しています。またの機会にご紹介できればと思っています。

ピースガーデン倉敷 のぞみ 介護福祉士K

第58回のぞみの会だよりー9-

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

10月28日(土)、今年度入職の職員対象に「入職後6カ月フォローアップ研修」が倉敷平成病院救急棟4階で開催されました。その中で、篠山副院長(のぞみの会実行委員長)より、のぞみの会の歴史や成り立ち、その意義や絆について講義がなされました。スライドの作成やサポート等を私たちのぞみの会実行委員会教育・広報チームが担当しました。

と1週間にせまった「第58回のぞみの会」、病院で開催されるのは2018年以来5年ぶりとなります。今年は、午前中のみ定員200名という形式での開催となりますが、来年以降は、通常開催を予定しています。
のぞみの会スピリットは全仁会職員にとってとても大切なものです。新入職員さん達とも共有していきたいと感じました。

第58回のぞみの会実行委員 地域医療連携室 B

作業療法士が関わるモンテッソーリケア

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

朝夕めっきり冷えこんできておりますが、皆様体調はお変わりございませんでしょうか。気候の変化により、体調管理が難しい時期でもありますので、感染対策も含め、十分注意してお過ごしください。

さて、リハビリステーションピースでは、「モンテッソーリケア」と呼ばれる認知症ケアを取り入れています。モンテッソーリケアは“その人らしく”を大切にし、ご利用の方の“自立”と“自律”をサポートしています。
当施設では、様々な創作活動や脳活性課題が出来るよう物品を揃えています。
また、それらの活動をご利用の方自身が自主的にやりたいことを選択して取り組めるよう環境を整えています。自身で選択した活動だと、多くの方が長時間集中して取り組まれていたり、1人で行うだけでなく、他のご利用の方と会話をしながら活動を行う方もおられます。
繰り返しの積み重ねによって、楽しみやモチベーションに繋がり、デイサービスが生きがいだと話して下さる方々が増えてきている状況にあります。

平和記念公園に贈呈し、社会と繋がる目的で、千羽鶴を作成している場面

花火をテーマに昔のエピソードを回想する目的で、一緒にパズルを行っている場面

また、当施設では、常勤の理学療法士2名、作業療法士1名が、その日のお体の状態を確認し、全身のリラクゼーション・関節を動かす練習・バランス練習・歩行練習・身の回りの動作練習・集団体操等を行っています。

さらに、作業療法士は、ご利用の方々の健康と幸福を促進する為に、治療、指導、援助をさせて頂く立場にあります。ご利用の方が行うすべての営み(例えば、食事や排泄といった身の回りのこと、趣味、仕事、休息、睡眠等)が可能な限り安全に自力で行えるよう全力でサポートさせて頂いております。

モンテッソーリケアで導入した活動が行いづらいご利用の方がおられた場合、作業療法士として、その活動がなぜ出来ないのかを一緒に考えて、一生懸命、ご利用の方々にとって行いやすい環境を調整したり、馴染みのある活動を提供させて頂いています。また、デイサービス利用中の役割を持って頂いたり、その方の身体機能だけでなく、過去の生活で大切にされていたことも含めて、他職種と共にケアの充実を図っています。

ご利用の方々が、出来なかった活動が出来るようになったり、役割があることで自身の存在意義が明確になったりすることで、達成感・有能感・モチベーション向上に繋がり、デイサービスを継続してご利用いただくことにも繋がっています。利用することが日課で定着すれば、生活リズムが安定したり、社会的な繋がりも保ちながら有意義に過ごせたりすることにも繋がります。

これからもたくさんの方々が健康で幸せで、心豊かに過ごせるよう作業療法士として人と環境に関わる広い分野からその人をサポートしていきます。

リハビリステーションピース
作業療法士 T

第36回神経セミナー開催報告

カテゴリー: 秘書・広報課, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

10月21日(土)第36回神経セミナーが開催され、職員100名が参加しました。

岡山大学脳神経内科 教授 石浦浩之先生を講師にお迎えし、「神経疾患の最新治療 片頭痛から難病、アルツハイマー病まで」をご講演いただきました。

講演では、脳神経内科で診る多様な疾患について分かりやすくお話しくださいました。まず、アルツハイマー病やレビー小体型を始めとする認知症の臨床的な特徴・病理学的変化、そして9月に承認されたばかりのアルツハイマー病の抗体療法を含めた治療法についてお話しくださいました。
次に、多発性硬化症、重症筋無力症などの神経免疫疾患の抗体療法など、難病とされている疾患でも治療法に様々な選択肢があることをご教示下さいました。最後に、先生ご自身が脳神経内科を専門にされるきっかけとなった遺伝性疾患について具体例をご提示され、分かりやすくご説明くださいました。講演を通し、医療に携わる者として先生の医学に対する熱意に刺激を受けました。

 

セミナーの様子は、後日当院YouTubeにて動画配信いたします。
動画がアップされましたら改めてご案内いたします。
ぜひご視聴ください。

秘書・広報部

超音波装置の更新

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

最近、当院、臨床検査部の超音波装置の更新がありました。
前の装置からの久々の更新で、最近の装置は画質がとてもよくなっていて、プローブを握るのが楽しみになるくらいです。
画質の他に変わった点と言えば、今まで肝硬度・肝線維化と言った肝の硬さを見る機能は備わっていませんでしたが、新しい装置から搭載されており、肝硬変の患者さんなどの評価に役立っています。
肝硬変はB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、アルコール、自己免疫性などの原因により肝の線維化が進む病気で、肝癌のリスクが高まります。
今までの装置ですと、撮った画像を医師や臨床検査技師が主観的に評価していました。しかし、肝硬度測定を行うことでより肝の線維化の状態を数値化して客観的な評価が可能となります。
正常な肝で肝硬度測定したものがこれです。患者さんには軽い息止めをしていただきます。

数値にばらつきが出やすいので、数回繰り返して撮り、平均した値を報告するようにしています。
ただし先ほども言いましたが、ばらつきが出やすく、テクニックが必要な検査となり、私たちも日々努力して正確な検査データを提供していきたいと思っております。

臨床検査部 検査技師 NY

第58回のぞみの会だよりー8-

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

秋も深まり、朝夕が冷え込んでまいりましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
体調をくずされませんようお気をつけ下さい。

さて、のぞみの会当日まであと13日となりました。
全仁会の職員が一丸となって取り組み、準備もいよいよ大詰めとなってきました。

現在院内ではのぞみの会に向けて、病院・施設の各部署が作成した35枚のポスターを掲示しております。
中には理事長賞、院長賞、実行委員長賞、アイデア賞といった受賞作品もありますので、ぜひ探してみて下さい!
そして、のぞみの会当日には35枚のポスターを一堂に集め、ポスター展示を行います。
どの作品も創意工夫がこらされており、とても見応えがあります。
お気に入りの作品を探してみたり、じっくり見比べてみるのも楽しいかもしれませんね。
のぞみの会当日は受付近くに展示しておりますので、ぜひ見にいらして下さい。
皆様のご参加を心からお待ちしております。

 

第58回のぞみの会実行委員会 地域医療連携センター MSW K