インフルエンザに注意!

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

1月に入り寒さも一段と増していき、最近では倉敷でも雪がちらほらしてきました。

そんな中インフルエンザになる方も増えてきています。

去年よりも出てき始める時期は遅いですが、A型・B型の両方が既に出ています。

インフルエンザの潜伏期間は1~2日で、発症する1日前から発症後5~7日頃まで周囲の人にうつしてしまう可能性があります。特に発症日から3日間ほどが最も感染力が高いと考えられています。さらに、熱が下がってもインフルエンザの感染力は残っていて、他の人に感染させる可能性があります。

インフルエンザにならないためにも手洗いやうがい、外出の際にはマスクを着用するなどして予防する事が大切です。

また、空気が乾燥すると、喉の粘膜の防御機能が低くなるため、インフルエンザにかかりやすくなります。 乾燥しやすい冬場の室内では、加湿器などを使って50~60%の湿度に保つことも効果的です。

皆さんも風邪やインフルエンザにかからないようにして楽しく2018を過ごして下さい。

 

 

放射線部 MK

検査技師から採血のお話

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
当院では去年から私たち検査技師も採血業務をしているのはご存じですか??
今回は検査技師から採血について少し書こうと思います。

*なんで採血するときに採血管が何本も分かれているの?なんでこんなに何本も血を採られるの??
→検査項目によって採血管が異なり、採血管の中に入っている薬(血液が固まるのを防ぐ薬)が違うためです。
検査項目や項目数などで必要量も異なります。
当院では必要最少量で採血するためそれぞれの採血管ラベルに最小必要量が印字されており、それを見て採血しています。

*なんで朝食の時間を聞かれるの?
→食事が影響する項目があるからです。
例えば血糖、中性脂肪、インスリンは増加します。
血糖は食後約2時間たたないとほぼ空腹時と同じ状態に戻りません。

*採血した血の色が黒っぽくない?
→血液の色はヘモグロビンという赤い色素と関係しています。
ヘモグロビンは酸素と結合して各組織に酸素を運ぶ役割があります。
動脈血は酸素を各組織へ運ぶ血液なので、鮮紅色をしています。
私たちが行う採血は静脈血(酸素を運び終わった血液)なので、黒っぽい赤色(もちろん個人差はありますが・・・)をしています。

採血はまだまだ緊張してしまう業務ですが、今年はさらに採血技術を身につけるため努力していこうと思います。
採血について疑問等ございましたら、私たち検査技師にご相談ください。

臨床検査技師:Roko

自宅でも運動量を維持するために

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

寒い季節となりましたが、みなさん運動量は維持できていますでしょうか。寒くなると外に出たり、運動をするのもおっくうになりますよね。
しかし、運動量の低下が続くと腰痛や膝痛などが生じる確率が高くなります。いったんそれらの痛みが生じてしまうと、改善しにくくなってしまいます。そこで、今回は皆さんの運動習慣を確立できるよう、行動変容ステージモデルについてお話をさせて頂きます。
行動変容ステージモデルとは、1980年代前半に禁煙の研究から導かれたモデルです。その後食事や運動をはじめ、いろいろな健康に関する行動について幅広く研究と実践が進められています。人が行動(生活習慣)を変える場合は、以下の【図】のように「無関心期」→「関心期」→「準備期」→「実行期」→「維持期」の5つのステージを通ります。


このステージをひとつでも先に進むには、ご自分が今どのステージにいるかを把握し、それぞれのステージに合わせた働きかけが必要になります。下図のフローチャートでご自分が今どのステージにいるか確認してみましょう。

では、次にそれぞれのステージから次のステージに進むための働きかけを説明します。

1. 無関心期への働きかけ
意識の高揚:運動のメリットを知る
感情的経験:このままでは「まずい」と思う
環境の再評価:周りへの影響を考える

2. 関心期への働きかけ
自己の再評価:運動不足の自分をネガティブに、運動をしている自分をポジティブにイメージする

3. 準備期への働きかけ
自己の解放:運動をうまく行なえるという自信を持ち、運動を始めることを周りの人に宣言する

4. 実行期と維持期への働きかけ
行動置換:不健康な行動を健康的な行動に置き換える
(例:ストレスに対してお酒の代わりに運動で対処する)
援助関係:運動を続ける上で、周りからのサポートを活用する
強化マネジメント:運動を続けていることに対して「ごほうび」を与える
刺激の統制:運動しやすい環境作りをする

※ なお、行動変容のプロセスは常に「無関心期」から「維持期」に順調に進むとは限りません。いったん「行動期」や「維持期」に入ったのに、その後行動変容する前のステージに戻ってしまう「逆戻り」という現象も起こり得ます。その時は、一つ前段階に戻って働きかけをやり直してみましょう。

まずは、ご自分が今どのステージにいるのかを把握することが第一歩です。次に、そのステージから次のステージに移行するための働きかけを行い、ひとつでも先のステージを目指しましょう。最終的には、維持期のステージに到達して運動量が維持できるようになるのが理想です。この行動変容ステージモデルを参考に運動習慣を確立して頂き、みなさんがより健康で生き生きとした生活が送れることを願っています。

( 引用:厚生労働省 健康づくりのための運動指針2006より一部改変 )
予防リハビリ 理学療法士 YT
◎ お問い合わせ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション
TEL:086-427-1128 (相談員:あいやま)

栄養科通信vol.125「骨粗鬆症を予防しましょう」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

わたしたちの骨は骨吸収(骨を壊す)と骨形成(壊した骨を修復し新しくする)を繰り返すことで新陳代謝を行っています。骨粗鬆症とは加齢などによって新陳代謝のバランスが崩れ、骨の中のカルシウムなどが減少し、強度が低下することにより骨折しやすくなる病気のことをいいます。骨粗鬆症によって骨がもろくなると、転んで手をついた、くしゃみをした、などのちょっとしたことで骨折してしまうことがあります。また、転倒などが原因で大腿骨を骨折してしまうと、寝たきりの原因にもなり、介護が必要になることがあります。

骨を強くする食事
カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなどは骨を作るのに大切な栄養素です。ビタミンDは腸からのカルシウムの吸収効率を上げ、ビタミンKは骨へのカルシウムの沈着を助けます。

●カルシウムを多く含む食品
牛乳、乳製品、小魚、モロヘイヤ、小松菜、大豆製品など

●ビタミンDを多く含む食品
きくらげ、干ししいたけ、鮭、さんまなど

●ビタミンKを多く含む食品
納豆、クロレラ、モロヘイヤ、ほうれん草、ブロッコリーなど

カルシウムの吸収を助けるビタミンDは日光を浴びることで体内でも作られます。時刻や気候にもよりますが、体内でビタミンDを生成するには、1日10~30分日光にあたることがよいと言われています。

骨を強くする運動
骨は負荷が加わると骨を作る細胞の働きが良くなり、強くなると言われています。宇宙の無重力空間では骨に負荷が加わらないため、骨の中のカルシウムが尿に溶けだし骨がもろくなってしまいます。そのため宇宙飛行士は骨密度が低下しないよう、宇宙空間でもトレーニングを欠かさないそうです。骨を強くするための運動は、散歩やゲートボールなどの軽い運動でも効果があります。買い物や家事などで毎日歩くことでも骨に刺激が加えられ、強度を増すことに繋がります。

タバコの影響について
タバコに含まれるニコチンは全身の血流を悪くし、カルシウムの吸収を妨げます。また、女性ホルモンの分泌を妨げることで骨量の減少を招きます。骨折後も喫煙により骨折部位への血流が悪くなり、骨折してから治るまでの期間が長くなる恐れがあります。

このように食事や運動、禁煙などを実行することで、骨粗鬆症のリスクを減らすことができます。上記で挙げた栄養素を意識して摂取し、毎日の運動や家事で骨を強くしましょう。

 

出典:公益財団法人 骨粗鬆症財団
公益財団法人 日本整形外科学会
骨粗鬆症ホームページ iihone.jp

管理栄養士 A.T

倉敷ニューロモデュレーションセンターでの医療秘書の役割

今回は、ニューロモデュレーションセンターでの医療秘書課が担当している仕事を紹介させて頂きます。
私たちの正式名称は「医師事務作業補助者」といいます。字の如く、医師の事務作業軽減の為の役割を担っています。私たちは医師の指示があれば医師に代わって患者さんの記録を代行入力する権限があります。

そこで、倉敷ニューロモデュレーションセンターでの私たちの仕事ですが、医師の病棟回診へ同行し回診記録の代行入力、情報提供書・紹介返事・退院サマリーの代行作成、医師のスケジュール管理等を行っています。

私たちはニューロモデュレーションセンターの患者さんと直接接することはありませんが、医師の負担軽減をめざし、医師が患者さんに接する機会が増えることを望んでいます。
病棟回診時、上利先生の傍でメモをとっている私たちを見かけましたら、頑張っているんだなと微笑みをかけてください。

医療秘書 R

100歳のお誕生日おめでとうございます。

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷老健にご入所中のIさんが、平成29年12月25日(火)に満100歳を迎えられました。
派手にせずにご家族とゆっくりお祝いしたいとのご希望で、自室でお祝いの会を行いました。
倉敷市から表彰状と記念品を贈呈され、老健からも細やかなプレゼントを行い、喜んで頂きました。
市職員の方も「100歳になってしっかりお話して下さると嬉しい。」と言って下さり、短い時間でしたが、温かくほんわりとした時間が過ぎました。
Iさんこれからも素敵な笑顔でみんなを癒して下さいね。おめでとうございます。

倉敷老健 K

倉敷ニューロモデュレーションセンターを岸和田徳州会病院循環器内科医師御二人が来訪されました

 昨年の12月11日(月)に大阪府岸和田市の医療法人徳州会岸和田徳州会病院循環器内科部長藤原昌彦先生と森下優先生が倉敷ニューロモデュレーションセンターをご来訪くださいました。当日は、手術を見学され、その後上利センター長の講義とシュミレーターを使用してのSCS手術模擬が行われました。
今回のご来訪の目的は、重症下肢虚血(CLI)対するSCSの治療についてです。
CLIとは、末梢動脈疾患が重症化したことを指します。末梢動脈疾患は主に足の動脈に動脈硬化が起こり、狭くなるか詰まるかして足に流れる血液が不足することよって、痛みを伴う歩行障害がおこる病気です。CLI患者さんは足を切断しなければならないこともあります。SCSにて刺激を行うことにより血流を増加させ痛みを低減し、足の切断を回避することも可能となります。「CLIに対して有効な治療の一つとして循環器内科領域の治療と併用して行っていきたい」とお言葉をいただきました。
 SCSは痛みに対して行われますが、下肢虚血の治療としても有効です。今回、SCS治療が多くの現場にて活かされることになると感じました。このような交流の場を今後も活用していきたいと思います。

また、当院のフットケア外来等との連携も将来的には可能と考えられます。倉敷ニューロモデュレーションセンターでの治療がより多くの患者さんの助けとなるよう、我々も研鑽を積んでまいりたいと思います。

倉敷ニューロモデュレーションセンター ME

2月10日(土) 福祉の就職総合フェアに参加します!

カテゴリー: お知らせ, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

 

岡山県社会福祉協議会主催の「福祉の就職総合フェア 岡山・冬」に全仁会グループとして参加いたします。

日時:平成30年2月10日(土)12:00~16:00
場所:岡山ロイヤルホテル

介護職としてこれから働きたいと考えている学生の方、介護職としてご経験があり新しい職場を検討している方、当グループの関連施設にご興味をお持ちの方はお気軽にご来場ください。
事前の申し込みは不要です。

当日は実際に介護系施設で勤務する介護職員も参加予定です。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 

※全仁会グループでは、平成30年4月入職の介護職員募集(新卒)を現在も行っております。詳細はお気軽に人事課までお問い合わせ下さい。募集要項はこちらをご確認ください。

介護福祉士 http://www.heisei.or.jp/recruit/care-worker

介護士   http://www.heisei.or.jp/recruit/kaigo

 

人事課 日笠

喫茶 おれんじ

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

新年あけましておめでとうございます。
三が日、良い天気で皆さん楽しい年末年始を迎えられたと思います。

早いもので、平成になり30年。

月日の経つのは早いですね。
今回は、「喫茶 おれんじ」についてお知らせします。

日時  毎月第三木曜日13:30~15:30
場所  中洲憩の家
参加費 100円
地域の調剤薬局の薬剤師さん 民生委員さんの協力を得て開催しています。

昨年12月はクリスマスも近かったので 薬剤師さんのオカリナ演奏と合唱、倉敷平成病院予防リハビリの介護福祉士さんによるアロマハンドマッサージ等を行いました。

今年度最初の「喫茶 おれんじ」では新年会をしようと思っています。
ボランティアさんによる琴演奏とぜんざいを予定しています。

時間があればぜひお越しください。 お待ちしています。

老松・中洲高齢者支援センター 看護師 もも

新年明けましておめでとうございます。

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

寒さが一段と厳しくなってきました。皆さん体調管理気をつけてください。

新年の季語に【歯固め】があります。
これは、平安時代における正月の宮中行事の一つ【歯固めの儀】に由来するもので、正月初めに堅いものを食べて歯をじょうぶにし、長寿を願う風習です。
堅いものとして、いただくものは餅だけに限らず、飴、豆などいろいろあるようです。

健康な歯でいつまでも長生きでという思いは古来から続くものなのですね。

今は、歯の定期検診があります。定期的にチェックすることで虫歯や歯周病の予防につながります。
皆さんのお口の健康のために、定期検診をおすすめしています。

歯科衛生士 I