医師紹介会社ご担当者見学会の実施報告

カテゴリー: 事務部, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

当院では、増加する外来患者数や救急受入件数に対応するために、医師の求人活動を行っています。近年は転職医師紹介会社を利用しての入職も増えており、今回、その転職エージェントの方たち対象の見学説明会を実施いたしました。

開催日は3月5日(月)の午後でした。理事長、院長の挨拶、事務長より病院概要の説明を行った後は、外来、病棟、ドックなど短時間ではありましたが、院内見学をしていただきました。特に医局をご見学の際には、実際に医療秘書とのやり取りをご覧いただき、理解を深めていただくことができたようでした。
その後、理事長・院長・看護部長・事務長との座談会の時間を持ちました。

座談会では最新医療の情報交換や勉強についてや時短勤務などフレキシブルな働き方等について質問をいただきました。
当院では、神経内科を中心に日曜日以外の毎朝モーニングカンファレンスを実施していることや、医局がワンフロア一室なので、気軽に会話できる雰囲気であること、医師同士はもちろん、他職種とのコミュニケーションを取りやすい環境にあることなどが説明されました。

また、様々な医師の事情や年代によってフレキシブルな働き方が求められており、個別の事情に沿った対応をすることができる点等もご紹介いたしました。

他にも、一番遠くから通勤されている医師について、院内保育についてや社会保険の適応条件等について等、活発な質疑応答がなされました。初めての試みでしたが、大変有意義な時間を持てたのではないかと感じています。

ご参加くださった皆様ありがとうございました。随時、病院見学等も対応しておりますのでご希望の方はお気軽に人事課までお問合せ下さい。

「救急から在宅まで一貫した患者さん本位の医療」を共に実践して下さる方をお待ちしております!

(許可を得て画像の掲載をしています)
秘書広報課

パーキンソン病と睡眠障害について

パーキンソン病では、運動障害の他にもいろいろな症状がみられます。
たとえば、意欲低下、認知機能の障害、幻視、幻覚、妄想、嗅覚の低下、痛み、しびれ、浮腫(むくみ)などです。
(表:パーキンソン病の症状)

これらは「非運動性症状」と呼ばれます。
睡眠障害は、非運動性症状の中で最もよく見られるものの1つで、患者さんの約8割が悩んでいる症状です。
睡眠障害を放っておくと、その後の生活の質(QOL)が悪くなってしまいます。
そのため、睡眠障害にはきちんと対応しなければなりません。

睡眠障害には「不眠症」「日中の強い眠気」「レム睡眠行動障害」「むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)」などがあります。
レム睡眠行動障害とは、身体は休んでいて、脳が覚醒している「レム睡眠」時に大声で叫んだり、暴れたり、動き回ってしまうなどの異常行動のことです。
むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)とは、脚に虫が這っているような違和感や、電流が流れているような不快感をともなうものです。
パーキンソン病の患者さんは身体が硬く、睡眠中も思うように動けません。
うまく寝返りができないので、身体の違和感が強くなり目が覚めてしまうのです。
また、神経や筋肉が過敏になっているため、こむら返りがよく起こります。
悪夢を見ることも多く、これも不眠の原因になります。
さらに、トイレが近いため夜中に何度も起きなければなりません。

当院では、終夜睡眠ポリグラフィ検査(PSG)という検査を行っています。
1泊入院していただくものと自宅にて行うものと2種類あります。
なるべく普段の睡眠状況を調べるため、自宅で簡単に行える検査をおすすめしています。
睡眠障害の対策の基本は、ストレスを溜めないこと・規則正しい食生活・定期的な運動・適正な睡眠リズムを保つなどの生活習慣の見直しですが、ニューロモデュレーションセンターではPSG検査を行っていただくことでパーキンソン病の方の治療の指標とさせていただいてます。

倉敷ニューロモデュレーションセンターでは、これからも専門職がチーム医療で患者さんの治療にあたってまいります。

倉敷ニューロモデュレーションセンター 外来看護師M

倉敷平成病院「そうじゃ吉備路マラソン」に出場!~フルマラソンを走り終えて~】

カテゴリー: 部活動 | 投稿日: | 投稿者:

2月25日(日)に、第10回記念「2018 そうじゃ 吉備路マラソン」が開催されました。
当日はフルマラソンなど全7種過去最多の2万1457人のランナーが吉備路を走り抜けました。全仁会グループからは10キロ4名、ハーフ8名、フル4名が参加しました。
私はフルマラソンに出場しました。学生の頃に比べると運動量も減っているので走りきれるのかとても不安でしたが、「先輩が走るのに自分が走らないでどうする。」と出場を決意し、仕事終わりに時間をつくり練習しました。迎えた当日、雨も心配される中で沿道にはたくさんの方が応援に来て下さり、「あ、倉敷平成病院さんだ。頑張れ!」と声援を頂きとても力になりました。最後の1㎞に差し掛かった所で職員からの「Uくん、頑張れ!」という声援に、嬉しさのあまり涙を堪えながら走りました。たくさんの声援に背中を押されなんとか完走することができました。応援ありがとうございました。来年は、今回のタイムを超えられるようもっと練習をして挑みたいと思います。皆さんも一緒に「そうじゃ吉備路マラソン」に参加しませんか?きっと大きな達成感を身体で感じることができると思います。これからも皆さんで全仁会を盛り上げていきましょう。

マラソン部(事務部) U

心臓超音波検査で何が分かるの?

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

「心臓の超音波検査をしましょう」と言われても、どのように行われるのか?痛くないのか?
何が分かるのかなど気になりませんか?
そこで、少し心臓超音波検査について説明したいと思います。

◎検査方法   
服を上にまくり上げて上半身が見えるようにします。そして手足に心電図の電極を装着します。
心臓は胸の中心から左側にあるので、その部分にゼリーを塗って
超音波を発信するプローブ(探触子)というものをあてて心臓を見ていきます。
レントゲン撮影と異なり被爆することがないため安心して検査が受けられます。

◎検査時間
大体20分前後です。

超音波で分かる主な病気 

〇心筋梗塞

心臓の壁の動きを見ていきます。
心筋梗塞を起こした部位は他の部位と比べて動き が悪くなっています。
心筋梗塞を発症してから時間がたつと壁が薄くなっていること があります。

〇弁膜症

心臓には4つの部屋(右心房・右心室・左心房・左心室)があり、 それぞれに血液が逆流しないように弁が付いています。
この弁がうまく機能しないと弁膜症と呼ばれる病気になります。
弁膜症には逆流するもの(弁逆流)と弁が開きにくくなるもの(弁狭窄)があります。
 

 

 

 

〇心不全

心臓のポンプ機能が落ちている状態です。また血液を送り出せず血液が溜まるため、心臓の大きさが大きくなります。 ポンプ機能は低下せず、心臓の拡張する力が低下する拡張不全も心不全と言われています。
 

 

 

 

 

〇心筋症

心筋の異常により心筋の働きに障害を起こす病気のことで、代表的なものに肥大型心筋症、 拡張型心筋症などがあり、突然死を起こしやすい病気です。

 

 

 

 

これらは一部ですがこのようにいろいろな心臓の疾患を見つけることが出来ます。
また心電図や血液データなども見ながら検査を進めていき、総合的に判断していきます。
もし心臓に違和感があったり、気になるなと思われる方は是非受診をおすすめします。

臨床検査部  T.I

人生の先輩から教わること

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

平成30年も幕を開け、気がつけば早3月。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去る という言葉通り、あっという間に1日1日が過ぎていきます。

予防リハビリに配属になり丸2年が過ぎようとしています。長く来所頂いている利用者様は2年間、健康増進のお手伝いをさせていただいています。
利用者様の年齢は幅広いですが、70歳代から80歳代の方が多く、私にとっては人生の大先輩ばかりです。人として、職業人として、親として、皆様歩んでこられて今があり、教えていただくことも多々あります。
来所された利用者様は一番に昨日の脳トレプリントを確認し、健康チェックの後に取り組まれます。これはこちらからお願いしていることではなく、自主的に、です。その後1日のプログラムが始まりますが、どのプログラムにも熱心に取り組まれます。
個別リハビリは5~6人のグループでそれぞれの疾患、体調に合わせた運動を指導、提供させていただいています。運動時間も40分程度としっかり取り組んでいただきます。冬場は厚着で来所されている利用者様も多く、運動が進むにつれ、1枚、もう1枚と上着を脱ぎながら取り組まれます。運動後には汗ばむこともしばしばです。また、御自宅でできる運動指導もさせていただくため、運動の目的、方法の確認などをご質問いただくことがあり、意欲の高さも見習わなければいけない点です。
予防リハビリは個別リハの他にも、一日を通して集団プログラムがあります。プログラムの内容によっては、その時できなかった運動方法を後で他の利用者様に確認されたり、ご自宅で練習されたり、脳トレプリントも分からない問題をお互いに知恵を出し合いながら取り組まれています。
利用者様は御自身で、いつまでも元気で過ごそうという意欲がとても高いのです。
各プログラム間の空き時間には笑い声が聞こえます。近況をお話されたり、前回お休みされた利用者様には体調のことを心配されたり、久しぶりの来所の方には再会を喜ばれます。利用者様の中には「入院生活の間も、また予防リハビリに来ることを目標に頑張ったのよ。」と嬉しいお言葉を下さった方もおられます。皆様目的はそれぞれに通い始めた場所ですが、仲間意識があり、暖かい場所となっています。
そのお心遣いはスタッフにも同じように向けていただきます。利用者様からいただくお言葉でパワーを頂き、更に頑張ろうと言う気持ちにさせていただいています。
人生の大先輩でもあり、目標でもある利用者様にパワーをいただき、それを還元し、利用者様の目標が達成できるようなサービスを提供できるように頑張りたいと思います。
最近、足腰が弱ってきた、怪我や病気で入院中はリハビリをして元気になっていたけど、自宅では運動が継続できないという方がおられましたら、見学を受け付けておりますので、是非お問い合わせ下さい。

作業療法士 K

社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション
TEL 070-6690-2763 (相談員 あいやま)

通所リハビリの共同作品「菜の花畑の風景」(平成30年3月)を飾りました

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

3月といえば菜の花ですね。今回の作品は、自立度の高い方と中度の方とで協力して制作していただきました。自立の方には、折り紙とペーパーフラワーで菜の花を作っていただき、中度の方にはちぎり絵で作っていただきました。
「これが菜の花!?うまくできんなぁ。(笑)」と会話が弾みながらの制作時間でした。
皆さん一生懸命に制作して下さり、どの菜の花もきれいな仕上りとなりました。
一面が菜の花畑で黄色に染まった野原をイメージして遠近感が出るようにレイアウトしてみましたが、いかがでしょうか。


ご来院の際には、是非外来の「菜の花畑」をご覧ください。

通所リハ 介護福祉士 K

ケアセンターのアイドル?!

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

日中は少し暖かい日もあり、春の訪れがもうすぐだなと感じられるようになりました。

私が所属している倉敷在宅総合ケアセンター ケアプラン室には、窓口に金魚とメダカの水槽を置いています。数年前から飼い始めて以降、数の増減がありましたが現在は金魚が7匹、メダカが11匹、元気に泳いでいます。

当センターには通所リハビリ、ショートステイなどがありますが、ご利用の方の多くが魚たちを眺めては「大きくなったなあ」「卵は孵った?」などと声をかけて下さいます。

朝来所されたとき、お風呂に行くとき、夕方帰るとき、と1日に何度もたくさんの目で眺められる魚たちは、ケアセンターのアイドル的存在とでも言えるでしょうか。

魚たちのおかげで、私たちケアマネジャーもご利用の方々と言葉を交わす機会が増えました。また、言葉でのコミュニケーションが難しい方でも穏やかな表情で魚を見つめている姿は、気ぜわしく仕事をしている私たちをふと安らぐ気持ちにさせてもらえるな、と感じています。

いつも水槽の掃除をして下さっている通所リハビリの運転手さんにも感謝しつつ、ケアセンターのアイドルたちがご利用の方の癒しとなり続けるよう願っています。

 

倉敷在宅総合ケアセンター
ケアプラン室  Y.H

乳歯(生え変わり)

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

先日知り合いのお子さんの乳歯が初めて抜けたと嬉しそうに報告がありました。

今では、抜けた乳歯を大切に保管するケ-スもたくさん売られていて、最近のお母さんはそのケ-スの中に抜けた乳歯を保管しているそうです。

私達の子供の頃は、「ネズミの歯と変えとくれ~」と言いながら、上の歯は床下に、下の歯は屋根上に投げたものです。これは、ネズミの歯が後ろから後ろから伸び続けることにあやかったことだそうです。

欧米では抜けた乳歯を袋に入れ、枕の下において眠ると「Tooth Fairy(歯の妖精)」が抜けた歯を集めに来てくれるという言い伝えがあるそうです。この集めた歯の代わりにコインを置き、このTooth Fairyは、健康な白い歯だけを集めにくるので、歯を磨かない子や、抜けた歯が虫歯の場合はTooth Fairyはやってきません。
欧米では「歯を磨かないと妖精がこないわよ。」と親が子供に言い聞かせながら歯を磨く動機づけをしているそうです。

また、メキシコヤフランス・スペインなどでは、枕の下に置いた乳歯はちびネズミが持ってかえり、代わりにプレゼントを置いていってくれるそうです。慣習は国によって大きく変わりますが、子供の健やかな成長を願う気持ちはどの国も共通しています。

歯科 コバ子

平成30年3月24日(土)16時30分~17時、RSK山陽放送で上利センター長取材協力のテレビ番組放送決定。是非ご覧ください。

このたび、慢性疼痛に対する様々な治療法を紹介する内容の番組に、倉敷ニューロモデュレーションセンター上利崇センター長が取材協力致しました。
脊髄刺激療法(SCS)のトライアル手術の様子や、実際にSCSを埋め込まれた患者さんの声、リハビリテーションの様子等の場面を取材協力いたしました。
是非この機会にご覧ください。

放送日時:平成30年3月24日(土)16時30分~17時
放送局:RSK山陽放送 6チャンネル
タイトル:痛みと向き合う~笑顔で暮らせる毎日を~(仮題)

秘書広報課

グランドガーデン南町2月誕生会開催のご報告

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

陽ざしの明るさに春の気配を感じるようになりました。我が家の庭に植えた球根の芽も、ここ数日でぐんと伸びました。春先ならではの出勤前の楽しみです。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。
2月13日(火)グランドガーデン南町にて2月の誕生会が開催されました。野上社長のあいさつではオリンピックの話題で盛り上がりました。スピードスケート、スキージャンプ、フィギアスケート、スノーボード、カーリング等、皆さん好きな選手の名前、応援しているチームなどを挙げて、お話に花が咲いていました。楽しい笑い声の中、お食事も始まります。

2月のお品書きは『海鮮寿司・炊き合わせ・お吸い物・抹茶ミルクゼリー』でした。彩りも良く食欲をそそります。
管理栄養士より今回は『食事に注意が必要な人』についてのお話がありました。
①食べ物の好き嫌いが多い人。
②太るのを気にして油や卵などを極端に控えている人。
③お腹の調子が悪い、風邪等を引いた後の人。
④楽しみを持たない人、人とあまり話さない人。
「そうだねー」「あー、思い当たるわ」など口にされ、しっかりと感心を持って聞かれていたご様子でした。
最後に、
※しっかり食事を取りましょう!
※しっかり身体を動かしましょう!
と例を挙げ、説明がありました。下膳時、ほとんどの方が完食されており、「美味しいだけでなく、食事の大切さを感じたよ。ありがたいね」との声も聞かれました。
2部の歌声広場は職員Fさんのピアノ伴奏にて始まりました。

皆さん、次々とリクエストされ、司会者が順番を決めるのが大変な程でした。グランドガーデンの皆さんは本当に歌が好きなんです。

Fさんのピアノの伴奏も素晴らしく、『青い山脈』の間奏などは驚くほど美しい音色であることに改めて気付かされました。滑らかな指の動きにもうっとりしてしまいました。
そして、ピアノに負けない位の大きな声で皆さん歌われ、大盛況に終わりました。
今回もとても楽しかったです。また、次回もお楽しみに!!

グランドガーデン南町 介護福祉士 H・S